2012年2月4日
自作アケコンの誤入力の原因となっていたアナログスティックの摘出に無事成功しました。
アケコンの乗っ取りに使用したホリパッドEX2ターボ、Amazonのレビューを見るとわかりますが
アナログスティック周辺の異常が非常に多く報告されている機種なんです。
自分がジャンク扱いで受け取ったときにはその傾向はなく、使っているうちに徐々にその症状が
出てきて、メニュー画面で勝手にカーソルが移動するなどの不具合が発生していました。
自分のようにアナログスティックが不要という場合、解決する方法はさほど難しくありませんが
アナログスティックを交換して使い続けようと思ったらかなり大変でしょうね…。
移植に必要なアナログスティックをDUAL SHOCKなどから用意する必要が出てきます。
アナログスティックのユニットは可変抵抗器ふたつとタクトスイッチひとつで構成されています。
ふたつの可変抵抗器がそれぞれX軸とY軸に対応しており、抵抗値が変わることでアナログな
入力数値としているわけです。タクトスイッチはスティック押し込みに対応します。
ただアナログスティックを取り外しただけでは誤入力の原因を増やしてしまいます。
これはニュートラルの状態(X:±0 Y:±0)に相当する抵抗値が入力されていないからであって
ニュートラルに相当する抵抗値をもつ固定抵抗器に置き換えればいいのです。
実際に置き換えた様子がこんな感じ。±それぞれの方向に10kΩの抵抗を入れてあります。
これで回路的には「入力不可能なアナログスティック」になるわけです。
ちなみに今回、左右のアナログトリガーも摘出・無効化しました。
アナログトリガーも可変抵抗器で入力を検知していますが、こちらはアナログスティックとは違い
1軸のみなので、置き換える固定抵抗器もひとつで済みます。
3つある穴のうち下のふたつを抵抗でつなげばトリガーの無効化が完了します。
この状態で、上と真ん中の穴をつなぐようにボタンを配置すればデジタルボタン化も可能です。
格ゲーでLTやRTに機能を割り振る場合にはこれで対処可能です。
これで誤入力を気にせず「スパⅣ」を楽しめるようになりました。
しかしまあ…だからといって強くなるというわけではなく。不安要素は消えましたけどね。
「Another」の世界の確率で考えると「パパのいうことを聞きなさい!」の三姉妹はおそらく1日と
もたずに全員死ぬのではないかと…それぐらいのチャンスは用意されていたと思います。
さらっと流されてしまったけど包丁とまな板の配置もピタゴラスイッチ的にヤバかったですよね。
いわゆるわかりやすい同居系萌えアニメではなく、シリアスな家族愛を描くというのがわかった
「パいこき」ですが、現状そこが魅力的に見えるほどではありません。
萌えるには悲壮感溢れる設定が邪魔をし、ドラマとして楽しむには『穴』が多いというバランスで
見る側に相当な我慢(苦痛?)を強いるアニメになっていると言わざるをえません。
もう少し視聴の邪魔にならない程度に説得力ある設定が用意されていれば違ったでしょうか。
まず、主人公が大学生であるという設定が邪魔ですよね。
ある程度資金力のある社会人という設定であれば三姉妹を引き取ることにも納得ができるし
とりあえず金銭面の不安を払拭できるだけでも違ったのではないかと。
(これはあくまで萌えを重視する際の話で、シリアスな方向に持ち込むなら別です)
長女と次女はあの遠いアパートから通学せねばならず、そのあいだ三女の面倒を誰が見るか
という問題もそのうち出てくるでしょう。預けるなら預けるでまたお金の問題が出てきます。
資金面といえば、両親の保険金や遺産の相続ってどうなってるんでしょうか?
それと三姉妹が両親と住んでいた家に住み続けられない理由ってあるんですかね?
他の親戚筋が邪魔しにくる以外の面では圧倒的にメリットが多く、主人公が保護責任者として
住み込んで多少苦労してでもそこから通学するのが妥当な線だと思います。
現状では言ってみれば、崩壊確定の生活を視聴者は見守らされているわけです。
どう考えても上手くいかないだろうに、劇中では主人公の下着と一緒に洗濯したくないだのと
いうくだらないやりとりが延々続くのです。そんなこと言える状況じゃないでしょ。
いや…その現実感の希薄さがあのぐらいの年齢のリアルなのかもしれませんが。
何かしらご都合主義的なラッキーでも起こらない限りこの同居生活は続けられないと思うので
そのへんをどうクリアするかが個人的な見どころではあります。
「Another」は「ファイナル・デスティネーション」を彷彿とさせる死の連鎖を継続中です。
おそらく視聴者側の視点は謎解きとかではなく、次に誰が死ぬかという目線に移行していて
ホラーとしてのこの作品の良い方向へと導いている気がします。
実際はもっと違うかな…なんか「メイちゃんかわいい!」な人が増殖してますし(笑)
各社が用意する関連グッズも作品の内容には不釣り合いなものが多く、ホラーだというのに
クッションやマグカップ、キャラソンCDまで企画されているというからわかりません。
来月発売される角川スニーカー文庫版の上下巻は表紙と挿絵をのいぢ絵に一新だそうな。
まあ「ひぐらし」みたいな例もあるし、本編の内容はあまり関係ないのかもしれませんね。
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