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2013年4月28日 (日)

2013年4月28日

Oomori_creatoy01

DL購入してからだいぶ経ちますが、「大盛り!いきものづくり クリエイトーイ」を時々やってます。
配信されてすぐに購入したのでもう2週間ぐらい経ちますかね。

3DSでのDL購入は初めてだったのですが、画面の指示通りにクレカ情報を入力するだけで
いとも簡単に購入できたのでかなり驚きました。
あまりにも簡単すぎて怖くなったので(笑)クレカ情報は購入後すぐに消しました。

無印の前作「クリエイトーイ」の配信からだいぶ経つのでゲーム内容の詳細説明は省きますが
パーツを集めてオリジナルのキャラクターを作って遊ぶという部分のみがピックアップされていて
その先にあるゲーム内容ってあんまり説明されてないですよね…このゲーム。

基本はアクションゲームなんですが、遊びの舞台となる星を大きくするためには自分のキャラを
イヤでもたくさん作らなければならないというのが個人的にはツラいところ。
それも10や20という数ではないので、後半にいくにしたがって熱意も愛着もなくなってきますが
テキトーに量産したほうが意外性のあるヘンテコなキャラが生まれやすいです。

話を戻しますが…つまり、好きなキャラを育てて遊ぶゲームではないんです。
さらにこのゲームにはダンジョンという、もうひとつの側面があるため余計ツラいことに…。

キャラはパーツの構成、組み立てるのに使ったパーツの数などによってステータスが決定され
ダンジョンではその数値によって戦闘がおこなわれ、勝敗を決します。
なのに、育成してステータスを伸ばすという概念はこのゲームには存在しないのです。

Oomori_creatoy02

つまり、ダンジョン攻略を前提とした専用のキャラ作りが必要になるわけです。
まあ…育成要素があったらあったで別の問題が発生するのはわかるのですが、そこのところを
もう少しなんとか調整してほしかったと思います。生み出したキャラへの愛着のためにも。

いやはや…海のダンジョンがマジでキツかったです。いや、キツいの現在進行形です。
バランス型の理論上最強の数値を目指して作ったキャラで2体目のボスまでは倒しました。

そんなこんなでモチベーションを維持するのがなかなか難しいゲームです。



「カールじいさんの空飛ぶ家」で1か月分泣いたあと、「めちゃイケ」のAKB学力テストで一ヶ月分
笑わせてもらいました…テレビにセロトニンをコントロールされております。

亡くなった人との約束を果たそうとするストーリーに弱いんですよね、自分。
ただ、視聴後にあちこちのレビューを読んで評価に納得もしました。最初の10分間が終わると
いわゆるハリウッド的な冒険活劇になってしまうことに不満を覚えた人も多いようで。
明確な悪役を用意したのも、子供に見てもらうのが基本のアニメ映画だからでしょうね。

こまかい伏線をきっちり解消し、終盤にもちゃんと泣かせてくれたのが良かったです。
結局ラッセルは好きになれませんでした…断片的に触れた彼の背景への掘り下げが足りず
共感よりも不快感が勝ってしまいました。これも子供向けの仕方ない部分かな…?

「めちゃイケ」はもう純粋に、岡村さんのイジりの巧さに尽きます。
同じことをAKBの看板番組でやろうとしても、あそこまで強烈に突ける進行役が存在しないので
改めて人気芸人の手腕を見せつけられた感じがしました。
あとは危険域のネタに躊躇なく踏み込み、それを放送してくれたことも大きかったかと。

単に批判したり嘲笑したりというのではなく、そこに一定の信頼関係が見えるのも大事なので
このバランス感覚をもっている人が48Gの番組にも必要なのだと痛感しました。
レギュラー番組ではフットボールアワーの後藤さんがかなりそこに近い存在だと思います。

しかしこれで入山と川栄の知名度は上がりましたよね。しかも両極端な結果で(笑)
特に川栄の名前と特徴はイヤでも覚えたはず。こんな不名誉なものが高視聴率だなんて…。



前回のファーストインプレッションでは放送タイミングの都合もあり、触れることのできなかった
作品があるので今回そのぶんを補足しておきます。

いまや存在自体が貴重なのになぜか放送時期がカブるというジンクスのあるロボットアニメ。
今期はロボットアニメが3本もあり、どれも違ったアプローチで取り組んでいることがわかりますが
そのなかでも非常にわかりやすかったのが「革命機ヴァルヴレイヴ」。
製作はロボットアニメといえばのサンライズ。前期は「ラブライブ!」を送り出しました。

「ヴァルヴレイヴ」はズバリ、SEED世代に向けたロボットアニメと言ってよいでしょう。
「ガンダムSEED」の本放送から約10年が経ち、「コードギアス」など同社の作品を通り抜けて
それらの作品が判断基準となっている世代をターゲットとした感じがします。

ただ、真新しいことができている感じはしません。リメイクと言っても差し支えなさそうな…。
中立国の新兵器を奪うため突如乗り込んでくる敵国のエースパイロット集団や、襲撃を受けて
流れ弾に巻き込まれる少女を目の当たりにする主人公、半ば巻き込まれるカタチでロボットに
乗り込んで戦火へ飛び込んでいく様子はそのまんまとしか言いようがなく。

「この銀髪おかっぱキャラはアレっぽいなぁ」から「顔面負傷した!まんまだ!」みたいなのは
実況してて楽しいところではあるんですけど、それぐらい本当にそのまんまなのです。
学園が占拠されて人権まで侵される展開や、新型機に乗り込んだことで主人公に与えられた
特殊能力なども「こういう感じにアレンジしたのか」と思えてしまうのがツラいところ。

また、見ていて素通りできないほど不自然な展開も難点です。
正副あわせてシリーズ構成が3人もいるのに、書いてて誰も気が付かなかったのかと…。

タッチパネル式のガジェットが山ほど出てくるのに、コックピットの真正面にある巨大な画面を
まったく見ることもなく、操縦桿のみ動かして反応がないことにパニくる主人公。
最近の若年層はタッチパネルに慣れ過ぎて、家庭用ゲーム機を見ても画面に触れてしまうほど
ですから、未来の世界ではなおさらその傾向が強まることは予想できます。
いや…それを差し引いても、真正面の画面を無視するというのは考えにくいですね。

襲撃を受けた学園は軍人を育成する施設でもないのに、主人公はロボットを乗りこなします。
搭乗時に植え付けられた能力がそうさせているという解釈でいいのでしょうが、それにしたって
人型のあの構造物を戦闘兵器と理解できたこともおかしいわけで。
新型兵器が人型であることの違和感については第2話の劇中でも触れられていました。
それに、自国の軍は航空機型の戦力しか出てきてないんですよね。

ストーリーが進むたびになんかおかしいと思えてくるダイソンスフィアというコロニー的な施設。
単にやってみたかっただけな感じのするTwitter的なネットワーク表現。
それを使って、同級生の個人情報を手早くネットに流してしまう恐ろしいヒロイン…(笑)

行方不明になって当分出てこないのかと思いきや、次の回であっさり再会を果たすキャラ。
妙に伏線の回収が早いというか、「そこは王道じゃないんだ…」という逆の裏切り。

非常にレベルの高いビジュアル表現のおかげで普通に見てるぶんにはよくできたアニメだなと
思えるのですが、こまかいところを気にし出すとどうにも変な作品なのです。
このへんは「ラブライブ!」にも共通するところですね。あちらも要所要所おかしかったですし。
派手目に構成された戦闘シーンをライブシーンと考えればもっと共通するのかも…。

とまぁ…そんなアレコレがあり、「ヴァルヴレイヴ」は非常に注目を集めている作品です。

他の2作品はそれぞれの路線に向かって順調に進行しているという印象。
「マジェスティックプリンス」はどこかオトナの事情のなか、ビジネスでロボットに乗ってる感じが
明るさと暗さの両面を醸し出していて独特の雰囲気があります。
「ガルガンティア」はロボットを意思をもったキャラとして描いているのが他との大きな差。
双方とも、ロボットよりも人間ドラマのほうを重視しようとしていることに好感をもてます。

今期も結局そんなに本数絞れてないんですよね…努力はしているつもりなのですが。

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2013年4月12日 (金)

2013年4月12日

3ds_tobimori52

「とびだせ どうぶつの森」の定期報告。桜の季節も終わり、一部の低木に花がつき始めました。
出会いと別れの季節でもありますので、ここでひとつ調査報告をしたいと思います。

ボルトというペンギンタイプの住人が村長宅の目の前に住んでいて、その見た目もさることながら
ほかの住人を会話で怒らせることがたびたびあり、早く引っ越してほしいと願っていました。

3ds_tobimori53

昨年一度だけ引っ越しを申し出てきたことがあったんですけど、そのときは了承を選んだのに
「やっぱりやめる」と言い出して引っ越しがなかったことになってしまいました。
(このときリセットをかけて粘っていればこんなに時間はかからなかったと思います…)

で…それをキッカケに、年始から引っ越しを申し出た住人を順々にメモしていったんですね。
ピコーン!というエフェクトとともに引っ越しを切り出してきた住人を、日付やイベントも併記して
一覧にしていき、そこに法則や偏りがあるかどうかを確認しました。
基本はランダムということになっているそうなので、あくまで参考までにご覧ください。


■引っ越しピコーンメモ

 1/14 モヘア
 1/16 ハチ
 1/17~20 ゆきみ風邪を引く
 1/19 つり大会
 1/21 キャンベラ

 1/26 ゆきみ
 1/29 ハチ
 1/31 キャンベラ

 2/3 節分 ゆきみ

 2/7 モヘア
 2/7~10 ユーカリ風邪を引く
 2/9 つり大会
 2/11 カーニバル
 2/12 スパーク

 2/16 キャンベラ了承
  ~
 2/18 キャンベラ引き留め

 2/22 チャス
 2/25 ブンジロウ
 2/27 ゆきみ

 3/3 ひなまつり
 3/4 キャンベラ

 3/10 チャス了承(写真を3枚ももらっていたので…)
  ~
 3/15 チャス引っ越し(残り9人)
 3/16 つり大会
 3/19 ブンジロウ

 3/25~28 ウズメ風邪を引く
 3/27 ハチ了承
  ~
 3/29 ハチ引き留め
 3/31 イースター
 4/1 エイプリルフール
 4/2 キャンベラ

 4/6 ボルト了承
  ~
 4/11 ボルト引っ越し(残り8人)

 ※この間に一度も引っ越しを申し出なかった住人…ウズメとユーカリ(どちらもアタシ系)

無事ボルトを追い出すのに5か月ほどかかってしまいました。長かったですねぇ…。

法則の有無はともかく、ある程度の偏りがあるのはこの調査によってハッキリしました。
したがってランダムではあるものの厳密に言えば確率に差があり、性格や活動時間によって
村内で引っ越しやすい住人とそうでない住人に分けられるということ。
うちの村では夜型生活のキャラほど引っ越しにくい傾向にあることがわかります。

ちなみに親密度ですが、どの住人に対しても平均的だったと思います。
ボルトに対してはあきらかに冷たかったですけどね…手紙や家具をまったく贈らなかったので
引っ越し直前のころは部屋に「きゃたつ」と「じっきょうテーブル」、それに「パイプイス」しかなく
さながら引き払ったあとの雑居ビルの一室のようでした。
それでも引っ越し後に写真を送ってきてくれたので心証は悪くなかったのだと思います。

ボルトは手持ちの家具を手放しやすい傾向にあった感じはしますね。
デフォルトで飾っていた家具もことごとくリサイクルに出してしまうほどの断捨離ぶりでした。

そういえば住民が絶対に手放さないと言われている家具がありますが、同じシリーズかつ
同じサイズの家具をプレゼントすると入れ替えで手放すことがあります。
ボルトだと「ドラムセット」がそれですね。「ヴィブラフォン」との入れ替えができました。



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さて…イベントを振り返ります。まず、駅舎の改築がようやく完了しました。

駅舎の改築条件は通信プレイでほかの村長が遊びに来た回数が通算100回を超えること。
同じ人が複数回来た場合もカウントされ、現在の回数は広場のシンボルツリーの前に座れば
確認することができます。普通にプレイしてるとなかなか厳しい数字ですが…。

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3月末のイースター。ぴょんたろうの指示で6種類のたまごを集めることになります。
6種類の内訳は地中・風船・木・岩・釣り・海中となっており、それぞれ定められた道具を使って
回収することができますが、地中や岩のものは個数に限度があります。

たまご6種類を渡して交換できる家具のほかに、たまごを食べて中から出てきたものによって
たまごシリーズの家具やぴょんたろうの写真と交換できます。

たまごシリーズは1週目はダブらないのでカーニバルより良心的ですが、ハズレにあたるアメが
結構な確率で出るので1週分集めるだけでもかなりの苦痛がともなうでしょう…。
ちなみにここで手に入れたアメは半年後(!)のハロウィンで利用可能です。

ぴょんたろうは見た目や言動がいちいちシリアルキラーっぽくて不安になりますよね。
本人は着ぐるみであることを否定していますが、なにやら色々と秘密を抱えていそうです。

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4月のエイプリルフール。あやしいネコが現れ、村の住人に次々と化けていきます。
足元に散らばってるアメはイースターの名残ですね…未だこの状態が続いてますが。

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住人の家を次々と移動していき、どちらがホンモノか村長に判断をゆだねてきます。
ここで判断の材料となるのが各住民のプロフィールや好きな言葉なのですが、事前にこれらを
すべて把握しておくというのは結構難しいです。クリスマスプレゼントよりも難題。
全問正解すれば後日、あやしいネコの写真が送られてきます。

3ds_tobimori58

デパートで「ひりょう」を買い続け、ようやく金のスコップもゲットしました。
金スコの効果は金のなる木を生やせるだけでなく、「ひりょう」の効果を上げることもできると
言われていますが、花に使っても翌日生えるのは1本だけなので結構残念ですね…。

今回はこんなとこで。明日のつり大会では銀のトロフィー狙いたいなぁ。



放送開始のタイミングの問題で事前にどういうものかわかってしまったため、「惡の華」をあえて
見ないことにしました。見るのをやめたのではなく初回から見ないという判断。

フタを開けてみれば業界関係者の絶賛の声だらけ。
さも「これを理解できないヤツはただのアニメファン」とでも言わんばかりの状況になっているため
この作品を褒めても貶しても、気持ち悪い立場になってしまうのが明らかなんですよね。
アニメ本編よりも周囲をとりまく環境から来る不快感が原因で忌避したという感じ。

それと、1日の終わりに「惡の華」を見て就寝したいとは思わなかったというのも理由のひとつ。
今後も見るつもりはないので、先々どうなろうと内容に触れる気もありません。

そんな自分は今期どの作品にハマっているかと言えば…いまのところ該当作品なしですかね。
「0048」みたいな作品は3年に1本あるかないかという感じなので、それを失った直後ですから
余計に敷居が上がっているというのは間違いないです。

初回を一巡して大本命と言えそうなのは「ヤマト」ですが、あれは今期と言ってよいのやら…。
1クール分以上の話数を劇場公開済みですし、なにより旧作を知っていればだいたいの内容は
わかってしまうので、今期の作品として数えるべきかはビミョーなところ。
でも、30分あたりの得られる熱量で今期これを上回るのは難しいのではないかと。

「ヤマト」を除くと、三大ロボットアニメの一角を成す「ガルガンティア」がやや気になりました。
あと「ムシブギョー」が何気に良い感じ。あきらかに深夜向けなお色気シーン(笑)は置いといて
未熟だけど礼儀正しくて好感のもてる主人公の成長を見守りたいと思いました。

話題作「進撃の巨人」は原作を読んだことがなかったので今回が初めての遭遇となります。
ショッキングさはあるけど、力の差があまりにも歴然としている現状では人間側がやられるのを
ただ見守るだけのホラーもしくはスプラッタムービーになってしまう感じがします。
原作がそのへんをどうクリアしているのかが気になりますが…期待してよいのでしょうか。

いわゆる続編ものは安定。あとは「ヴァルヴレイヴ」待ちですかね。

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2013年4月 3日 (水)

2013年4月3日

この記事を書いている段階では「ジョジョ」を残して、すべてのアニメが最終回を迎えていますが
「ジョジョ」は2クールですし、あえて自分がアレコレ言わずとも大成功を納めている部類ですから
「ジョジョ」が終わるのを待ってから改めて振り返る必要もないと考えました。


■2013年第1Q いわゆる冬アニメ総評

今期、個人的に気に入った作品は「兵部京介」「AMNESIA」「まおゆう」の3作品でした。
「まおゆう」はやや消化不良な感じはあったものの不満を覚えるほどでもなく。

「ジョジョ」にも触れたので2クール作品も含めると、「PSYCHO-PASS」と「絶園のテンペスト」も
毎週の楽しみになってくれる素晴らしいアニメでした。
さらに長いもので言えば、放送枠が変更になる「宇宙兄弟」も特筆すべき存在。

これらの作品に共通するのは追いかける魅力のあるストーリーと表現、それと…貴重と言うのも
変な話ですが、男性キャラの活躍が目立つ作品だったと言えるかもしれません。
女の子だけしか出てこなかったり、男性が出てきても主体性のないオマケみたいな存在だと
どうにも惹き付けられないというか「またか…」と思わされてしまいます。
これは自分の根幹にあるのが80~90年代のジャンプ漫画だからだと考えています。

昨今増加した5分アニメでは「ヤマノススメ」が出色の出来。5分にしておくのが勿体ないほど。
「まんがーる!」や「あいまいみー」も良い話題となってくれました。

周囲で「ラブライブ!」に匹敵するぐらい異様な人気を獲得していたのが「GJ部」。
癒ししかないアニメとでも言うべきか(笑)あの雰囲気に取り憑かれる人が多かったようで。
衝撃的な初回で注目を集めた「琴浦さん」はラブコメに振りつつも最後の締めには抜かりなく。
あとは休止を挟んだものの人気を維持し続けた「ガールズ&パンツァー」の存在の大きさ。

あえて話題作を省いていることについては後述。触れにくい作品だったとも言えますが…。


■「AKB0048 next stage」を見終えて

肝心の「AKB0048」はどうだったのかといえば、思ってたよりキレイに終わってくれましたね。
終盤「このままでは尺が足りないのでは…」という不安はあったものの、消化すべき要素はほぼ
消化して2期開始当初からの猛烈な勢いのまま最後まで駆け抜けていった感じでした。

未消化の要素があることについては肯定的に考えています。
智恵理パパを撃ったのは誰か?彼方の襲名は?DGTOやDES軍との決着は…などなど色々と
気になるところはありますが、あえて触れないのもひとつの選択だと思うんですよね。

これは「0048」の長い歴史の一部分でしかないわけですから。まだまだ先があるのです。
監督自身「いくらでも作れる」と言ってますし、あれこれ想像する楽しみがあります。

ちょっと物足りない、もうちょっと見続けたいと思えるぐらいの終わり方がベストではないかと。
スッパリ終わられると喪失感だけが残ってしまうので、それはそれでイヤなのです。

最終回の怒涛の展開で垣間見えたのは、2期初回でも感じた宗教戦争的な怖さ。
DES軍の艦長がマインドコントロールと称したように、対立側から見れば強度の洗脳行為であり
智恵理の強引な説得(笑)が神仏の域に達していたため平和的解決となっただけという…。
あの智恵理を見て恐怖を感じないと、逆にそれは客観的に見えてない怖さがあるのです。

DGTOが掲げるアンチ芸能もひとつの宗教であり、異なる信仰の対決において人々はどちらに
希望を感じることができるか?というのが2期の締めとなっていました。

結局、凪沙パパのように芸能の利点を論理的に説くやり方ではダメだったということですよね。
一旦どちらかの思想に寄ってしまうと、もう一方がどれだけ魅力的な事実をならべて説明しても
強烈な思い込みがそれに勝ってしまうという。これも宗教心の怖さです。

これは現実のAKB48に対する周囲の見方とまったく同じことを描いていると思います。
彼女たちの素性やそれぞれの思い、活動や歌の内容を知らずに誰かから植え込まれた知識で
AKB48に対して不自然なくらい根深い敵意を抱いている人が山ほどいます。
AKB側を宗教的だと思うのと同じぐらい、アンチ側も宗教的敵対心に染まっているわけです。

それをくつがえすには、本人のなかで変革が起きるほどの衝撃的な体験が必要です。
智恵理のようなやり方は極端だとしても、実際に彼女たちの公演を見たり触れ合うなどして
身をもって事実を知ろうとすればなにかが変わるでしょう。

このアニメにはそういった役割も期待されていたのではないでしょうか。
実際、「0048」を見て「自分のなかでなにかが変わった」という人も少なくないはずです。

2期でおもに指摘されたのは総選挙の扱い方と、後半の作画から来る不安さ。

総選挙についてはスタッフ間でもやるか否かの論争となり、放送されたあとも視聴者の間で
賛否両論続いていますが、個人的には非常に重要なエピソードだったと思っています。
ただしオンタイムで見ていることが条件であり、繰り返し見るものではないということ。

結果がどうなるかわからないからこそおもしろいというライブ感も総選挙がもつ魅力なわけですし
スポーツ中継などと同じで、結果がわかっていたらおもしろさは半減してしまいます。
それと、総選挙によって一層盛り付けが進んだキャラもいます。
そういう要素を無視して「時間かけ過ぎ」だの「絵に動きがない」という理由で総選挙回を不要と
言い切ってしまうのはどうかと思います。先に必要性を考えるべきじゃないかと。

それに、総選挙を語らずにAKBを語るというのも変な話で。
三国志を語るうえで桃園の誓いを省略するみたいな、オイオイそれでいいのか?って話ですよ。

しかし…そもそもAKBに対して嫌悪感を抱いている人にとっては、現実のAKBを連想させるような
イベントをアニメに持ち込むこと自体NGというのもあったようで。
個人的感情でしかないのでこれは却下ですね。っていうか「今更言うことか?」って感じ。

作画の不安についてはまあ…あの製作状況ではある程度仕方ないことなのかなぁと。
製作中にも絶えず事件や変化が起こり、取材先で得た感動を逐一コンテに反映していくという
河森監督の製作スタイルを受けてもなお放送できていることを褒めるべきで(笑)
感動が創作の源であり、現場の温度がダイレクトに伝わってくるという良さがありました。

「AKB0048」というアニメには新鮮さと驚きしかなかったと言っても過言ではありません。
あらゆるものが新しく、それが河森監督の芸風にぴったりハマったことが最大のポイントであり
関わるスタッフが全力を尽くして支えたからこその出来なのだと思います。

熱心に作るなんてどこの現場だって同じだと言われれるかもしれません。それはその通り。
でも、声優として参加した48Gのメンバーにとっては二度とないチャンスかもしれないわけですし
この『一所懸命』の力に勝てるものを他が有しているとは考えられません。
あと、AKBというだけでアニメファンに見てもらえないことを製作側が把握していたのも大きいかと。

現実と劇中のリンクも含め、このタイミングだからこその良さというものもたくさんありました。
あと1年早くても1年遅くても同じものは作れない、同じ感動は味わえないだろうことがわかるので
このタイミングで見なければ同じような評価は下せなかったと思います。

昨年の1期本放送から数えて約1年、追いかけ続けてきてよかったなぁと思える作品でした。


■2013年第1Q いわゆる冬アニメ総評(話題作編)

今期は放送前に大掛かりな宣伝を打ったり、前評判が高かった作品ほど落差が激しいという
傾向にあったと思います。個人的好みは当然ありますけど。

その落差がもっとも激しかったのが「ビビッドレッド・オペレーション」。
どこぞで言われていた「オトナ向けのプリキュアを目指した作った」という推測にも納得。
戦隊モノやプリキュアシリーズなどで扱われる王道イベントやバンクシーンをやりたいがために
先にそれだけ書いて、間を最低限違和感のないテキトーな文章でつないだ感じと言いましょうか。
特に露骨だったのは第3話ですが、1クール通じてそんな作りだったと思います。

苦境からの逆転、友情による勝利といった熱い展開というのはそこだけ抽出しても感じられず
前置きとなるストーリーをしっかり描かなければ感動は芽生えません。
ただ、そういった前置きを積み重ねるほどの尺もなかったので…2クールあれば違ったかなぁと。

そもそもシステムがよくなかったという意見も理解できます。赤抜きでも合体ができていたなら
緑と黄色の友情エピソードをもっと熱い内容にできたでしょうし。
これも、本来は合体が可能だったものを尺の都合で赤中心に変更したのかもしれませんが。

終盤は黒騎れいが飲み込まれる笑撃のシーン以降、カラスの言動が非常に残念でした。
絶対無比の強大な力を手に入れたにもかかわらず主人公たちの抵抗にことごとく慌てていて
しまいには発狂するという落ち着きの無さ。最後の敵がこれではちょっと…。

一般の兵力や市街地の被害に対して最後まで無関心を貫いていたことも悪印象。
正義感が芽生えることもないまま子供の遊びの延長で戦っているようにしか見えなかったのは
世界平和よりもひとりの友達を、友情を重視する作りになっていたからではないかと思いますが
それが決定的な違和感となってしまいました。

多大な期待を集める魅力的なデザインがあっただけに、それらがきちんと評価されるような話を
盛り付けられなかったことが残念でした。やり方が違えば違ったかも。

続いてアニメ版「ラブライブ!」。こちらは終盤の展開がよく槍玉に上がります。
穂乃果が暴走して本番前日に体調を崩し、ライブを中断させたことが原因でランクは急落。
ラブライブへの出場は取り止めることになったが、療養中に当初の目標だった廃校撤回は達成。
目標の喪失やメンバーの離脱などを理由に空中分解していくμ'sとアイドル部。
メンバーそれぞれが自分自身と向き合う時間が設けられ、穂乃果は己の本心に気付く。
引き留めてほしい気まんまんで待っていた留学直前のことりを瞬間移動してあっさり連れ戻し
アイドルを続けることそのものを目的とし、再結成して超満員のライブ…という流れ。

このような書き方をするととんでもないお話に思えますが、実際そうでしたからね…。
あえてこのような展開にしたのは監督の意向とのことですが、ラブライブへの不参加はともかく
最終回でライブをやったあと、気持ち良く廃校を回避してくれたほうが視聴者にはわかりやすく
納得して見終えることのできるものになっていたのではないでしょうか。

今後の可能性として、学校の事情に関係ない新たな目標を掲げて活動する様子を描けるように
再スタートというカタチをとる必要があったのかもしれません。

しかし、終盤の展開が違えば良い評価をできたかといえばそうでもなく。
自分は本作については初めから終わりまで全編通じて魅力を感じられませんでした。
自分が「AKB0048」に傾倒していたから魅力的に見えなかったという可能性も大いにありますが。

ひとつハッキリ言えるのは「ラブライブ!」のストーリーには驚きが圧倒的に足りないということ。
「こう来たら次はこうなるだろう」と、予想がそのまま的中してしまうほどありがちな展開ばかりで
過去に似たような作品を見たことがあれば退屈としか思えなかったでしょう。
厳しい言い方をすれば陳腐な内容。既存のコンテンツありきでストーリーを付け加えたことによる
弊害とでも言いましょうか…かえって貶められたキャラもいたりいなかったり。

そもそも今回のアニメ化が、本来の商品である曲(CD)とPVの宣伝のためであったと考えれば
そのあたりの到らなさも理解できないこともありません。

しかし売りとなるPV(ライブシーン)も、劇中での演出効果や心情の変化を伴わない使われ方で
ただそこに貼り付けてある、本編と切り離されたシーンという印象が否めず。
ライブのライブたるところがまったく感じられない、ストーリーのあるアニメに挿入する意味のない
曲に合わせて踊っていることに満足しているだけのただの動画という感じがしました。

効果的にライブシーンを使っているアニメがほかにあるだけに、それができてないというのは
当たり前の話ですが評価を下げざるをえません。

このように様々な理由があり、自分は「ラブライブ!」というアニメを褒めることができません。
自分がアニメ作品に求める要素がこの2作品には欠けていたというだけで、この2作品に対して
ものすごい愛情を注いでいる人も間違いなくいると思います。特に後者。
なので、そもそもターゲットから外れている自分が評価を下すべきではないですね。

今期の筆頭としてもうひとつ、「たまこまーけっと」が挙げられると思います。
世間的な評価は別として、個人的には先に触れた2作品よりも高く評価しています。
京アニが得意とするキャラクターのこまかい仕草や芝居、独特の描写力はあえて言うまでもなく
そこに実写映画的なカメラワークやいかにも昭和っぽい雰囲気の再現が盛り込まれており
やろうとしている表現には間違いなく成功していると思いました。

問題はそれが大多数の視聴者に伝わったかどうかということ。
やろうとしていたことが正しく伝わるかどうか、伝わったとしてもいまの価値観のなかでそれが
評価されるかどうかはわかりません。そのへんが判断を分かつところだったのではないかと。

本編よりも間に挿入された例のCM(水泳のヤツ)が話題になるあたり、視聴者が京アニに対し
求めるものが伝統芸能ではなく、新鮮さのあるものに推移しているのかもしれません。
「まさか京アニがイケメン男子しか出てこないアニメを作るとは!」みたいな。

驚きが足りないというのは「ラブライブ!」に限らず3作品ともに言えることなのかもしれません。
エンターテイメントにはつねに新鮮さと驚きが必要なのです。

これが自分なりの、今期の話題作に対する客観に徹したつもりの感想です。
「ラブライブ!」は極端に支持者(信者?)が多く、逆に「たまこ」は極端に支持者が少なかった
こともあって参考になる感想を見つけるのが難しかったです。



この記事をアップロードすべきか否か散々悩みましたが、どうせ反応もないだろうし上げます。

そんなに「ラブライブ!」がキライか?と思われそうですが、決してそういう意味ではなく。
正確に言えば「好きになれる部分がなかった」わけで、少しでも気に入ることができていたなら
評価は変わっていたかもしれません。アンチではなく「興味を惹かれなかった」のです。

春期はあえて視聴本数を減らし、「AKB0048」を見直す時間を設けたいと考えています。
とりあえずすべて初回は見ますけどね。どれだけ残すかは完全に気分次第だと思います。

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