2014年5月19日
今期、良くも悪くも話題となる注目のアニメ「メカクシティアクターズ」。
放送開始当初はTwitterのタイムラインも実況でだいぶ賑わっていたのですが、週を追うごとに
その勢いが消沈していき、土曜深夜の24時台になるとTLが静かになるように。
若い世代から多大な支持を受ける一方で、同じくらい多くの批判が集中する本作。
自分は双方の理由を知りたくて、Twitterで実況こそしないものの欠かさず見続けることを決め
最新第6話まで比較的マジメに視聴に取り組みました。
しかし、さすがにこれはどうなんだろう?と。ちょっと言いたいことが出てきまして。
一般的なアニメで第6話というと、導入編を終えてとっくにストーリー展開が見えてる頃です。
1クール12話13話という尺の短い作品ならなおさら急がなくてはなりません。
主要メンバーの紹介が終わり、メカクシ団の団員が揃っていよいよ本筋が始まるかと思いきや
第6話でまたキャラクターの紹介エピソードに戻るという謎の構成。
いつまで経ってもストーリーらしいストーリーが見えてこないことに疑問が生じてきました。
じつはこの作品には本筋など存在しないのでは…と思っていたところ、原作小説の読者から
「小説のほうもキャラクター紹介ばかりでストーリーが先に進んでない」という事実を告げられ
本作の構造や支持を集める理由がぼんやりと推測できてきました。
マンガやアニメを見るとき、ストーリーを重視する人とキャラクターを重視する人がいます。
後者のキャラクター偏重型は特に10代くらいの若い層に多く見られ、彼らと作品の話をすると
だいたいキャラクターの外見や性格、登場までの過去の生い立ちを挙げます。
「公式サイトに掲載されるキャラクターのプロフィール一覧がすべて」みたいな感じで。
「メカクシ」はそういうものの寄せ集めでできている作品なのではないかと。
団員のビジュアルやプロフィール、団員となるまでのプロローグの部分のみで構成されていて
そこに魅力を感じられる人や、そこから妄想を膨らませられる人に愛される作品。
だから、ストーリーを重視する層や世代には響かない。魅力を理解できない。
登場人物という材料が用意されているだけで、その先の展開が見えてこないのですから。
おそらくファンの方々の中では個々のキャラへの『思い入れ』は増幅してるんでしょうね。
たとえるならMMORPGや格ゲーのキャラを使い続けることで、そのキャラとともに歩んだ時間が
本人だけに理解できるストーリーとして構築されるみたいな。
実際、格ゲーなんかはプロフィール盛り込みのキャラクター偏重傾向が強い分野です。
現状用意されている材料で今後いくらでもストーリーは描いていけると思います。
それが描かれないことにはどうにも評価しがたい…というのが現段階での自分の感想です。
メカクシ団を結成した目的、結成後にみんなで何をするのか。どこを目指すのか。
団員それぞれの能力をどう使うのか。能力を駆使して切り抜けるような窮地は今後あるのか。
残りの話数でそういうものが見えてきたら自分の評価はだいぶ変わると思います。
自分の「メカクシ」に対する評価はあくまでアニメとしての範囲なので、原作はわかりませんし
わざわざ踏み込んでいって判じようという気もありません。アニメだけです。
最近…というか定期的になんですけど、アクセス解析を見るといまだに「烏合リョーマ」という
古い名義で検索して来る人がおられるようで毎度不思議に思っています。
単に「烏合リョーマ」だけならまだしも「Twitter 烏合リョーマ」で検索してる人もいるようでして
そういう検索のやり方をする目的ってなんなのかな?という疑問がふつふつと。
かなり前からブログの右上に表示している筆者欄もTwitterと同じ「うごー」名義にしていますし
古いコネクションのあるmixiなどには現在利用中のTwitterへちゃんとリンクを貼ってますから
あえて古い名義で検索する理由がよくわからないんですよね。
ただ、ひとつ気付いたのはこのブログにTwitterへのリンクを貼ってなかったということ(笑)
でも「Twitter うごー」で検索すると普通に見つかるので…新しい名義でお願いします。
「うごー」という名前もほかに使ってる人がいるようなので変更しようかなぁと思ったりしますが
現状だいぶ定着してしまっていて、変えるタイミングを逸してしまった感もあり。
元の漢字に戻すならありかな。下の名前はさすがに変えますけど。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 人生をつまらなくする合理化(2023.07.27)
- バランスボールをイス代わりに買った話(2023.02.07)
- 新型コロナウイルス感染に関するご報告(2022.07.27)
- 復讐する気は我になし(2022.07.13)
- 2021年 もっとも読まれた記事トップ10(2022.02.14)
コメント