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2015年2月28日 (土)

2015年2月28日

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「フォトカノ KISS」2周目、柚ノ木さんのHルートで無事終了しました。しかしすごい物量です…。

LルートとHルートの明確な違いはなにか、まだ双方1周しか見てないので判断はできませんが
雰囲気の違いからなんとなく察することはできました。Hルートはたしかに明るい。

Lルートはシリアスというか、ヒロインあるいはヒロインとの関係になにかしらの危機が発生して
それを解消した先にふたりだけの世界が待っている…という流れなのではないかと。
対するHルートは深刻さが薄く、そのぶん結末がふたりだけの世界という感じではないみたいで
最終的にみんなが幸せになるからH(ハッピー)ルートなのかなと、現時点では思います。

LルートとHルートで序盤の印象がガラッと変わるヒロインも何人かいますね。
室戸先輩や舞衣りゃんの親密度が低い段階でのイベントにはそこそこショックを受けました。
というか、中川と東の素行がアレ過ぎてちょっと見てられません…。

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柚ノ木さんと並行して進めていた大谷先生もなんとかクリアできました。しかしひとつ問題が。

柚ノ木さんと学園祭の約束を取り付けたあとに大谷先生の攻略を進めてしまったため、いわゆる
ダブルブッキングによってスタッフロール後のエピローグのシーンを見れませんでした。
システムの不理解による失敗です。おかげでセーブの分け方を学ぶことができたわけですが。

さいわい柚ノ木さんと約束する前のセーブデータが残っているので、一応取り返してみる予定。
結構な作業にはなりますけどね…でも、最初からやり直すことを考えれば幾分マシかと。

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メインヒロイン6人以外の隠しキャラ扱いのヒロインにはルート選択がありません。

つまり、Lルートで始めてもHルートで始めても同じストーリーで進み同じ結末にたどり着きます。
ただし隠しキャラの数がひとりやふたりじゃないんですよね…やり過ぎでしょう。

柚ノ木さんの大谷先生の二股ルートはストーリー的に正直オススメできません。
大谷先生のエピソードには随所で柚ノ木さんが関わってくるし、特に学園祭の魔女喫茶では
ふたりが並んでやりとりするシーンもあるので非常に心臓に悪いです(笑)

最後に大谷先生は学園に戻る決意をするのですが、たしか大谷先生は大学3年だったはずで
無事卒業して教員になるころには主人公も学園を卒業してると思うのですが…。

3周目に突入する前に、今回もまずはラブラブデイズを攻略しようと思ってます。



大きな声では言えませんが最近キモチがPS4に傾きつつあります。XboxOneと比較しての話。
XboxOneじゃなくてもいいかな…と思える場面が最近増えつつあるんですよね。

XboxOneじゃないとプレイできないタイトルへの興味が薄れつつある、という理由もあり。
以前はフレンドと遊ぶ機会もたくさんありましたが、共通のゲームを遊ぶ機会がほぼゼロになり
Xboxのコミュニティにこだわる理由がなくなったというのも大きいかもしれません。
皆無となったコミュニティにすがるのも、新しい土地でゼロから築くのも大差がないというか。

ただ、当面は携帯ゲーム機中心の生活が続きそうです。少なくとも上半期いっぱいは。

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2015年2月23日 (月)

2015年2月23日

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「フォトカノ KISS」現在2周目進行中です。1周目で対抗扱いだった柚ノ木さんをHルートで。

実際にプレイし始めるまで2周目の本命を誰にするか決めかねていたのですが、後ろめたさが
働いたというか(笑)校門で散々ヒドい目に遭わせてしまった柚ノ木さんをフォローすることに。
柚ノ木さんと同時にルートがひとつしかない桃ちゃん先生も攻略しています。
1周目の室戸先輩からの反動かもしれない…なにが反動かは推して知るべしですが。

1周目に比べるとステータスが補強されてるので2周目は難易度が全然違いますね。
それにノウハウも固まってるので、本命が明確であれば攻略に困ることはまずないでしょう。

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本命が決まってるとはいえ、たまにそれ以外のヒロインのエピソードも見る機会があります。
そのたびに「このキャラも掘り下げて見てみたいなぁ」と思えるのが本作の良いところ。

現在ちょっと気になっているのがののかと深角さん。ののかは異性として見ていない状態から
Lルートの後半にかけてどのような変化が起きるのか楽しみです。
深角さんは新見…さんとの対比がどのように描かれるか。純粋にお話としておもしろそう。

なんだかんだ言って結構ハマってるのかも…こういうゲームにもハマれる自分がいましたか。

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余談ですが…本作の撮影モードには被写界深度という設定があります。
オンにすると被写界深度が浅くなって背景がボケるんですけど、よく見ると座っているイスまで
ボケてしまっていて(当記事の上2点参照)被写界深度を表現できていません。
こういう不自然な表現イヤなんですよね…どうせやるなら正確に再現してもらわないと。

これは「KISS」の前身であるPSP版の描画エンジンの問題なのかも。ともかく惜しい。

現在並行してプレイしているのは2月後半のGames with Goldタイトル「スナイパーエリートV2」。
2005年に発売された第1作目をリメイクして2012年に発売したものなので、正直古臭さが否めず
プレイしていて非常にストレスが溜まるのですが、まあボチボチやっていきます。

あとは3DSで「ポケとる」を始めました。基本無料・アイテム課金スタイルのパズルゲーム。
ポケモンをコンプするためには課金必須という調整らしく、序盤以降は結構過酷みたいです。



自身がシリーズ構成と脚本を担当しているオリジナルアニメと、数話ごとに脚本を担当している
原作つきのアニメでは全然都合が違うことを理解してないアニメ視聴者がいるみたいで。
具体的に言うと、花田十輝が担当している「艦これ」と「七つの大罪」の話です。

件の輩が言うには「艦これ叩いてるクセに大罪を絶賛するのはおかしい」そうで。
この場合、比較に挙げるべきなのは「七つの大罪」ではなく「ラブライブ」だと思うんですが…。

百歩譲って「ラブライブ」の楽曲やライブシーンが評価されるのは看過できます。
個人的にはあのライブシーンの表現もどうかと思ってるんですが、その話はここでは置いといて
「艦これ」に比肩するくらい「ラブライブ」の脚本も怪しげな舵取りではなかったでしょうか。

世の中では「アイドルアニメの最高峰」のように扱われるのでなかなか反論を差し挟みにくく
現在はブログぐらいでしか言えないのですが(個人の感情を考慮するとTwitterでも難しいので)
「ラブライブ」は正直そんなに良いものじゃないと思いますよ。
でも、根本的にものの見方が違う人にはどうにも伝わらない意見になってしまいます。

「ラブライブ」のお話の部分を絶賛している人とは共通の価値観でアニメを見ることはできない。
放送以降、ネットやTwitter上の流れを見ていてそう確信しました。

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2015年2月20日 (金)

2015年2月20日

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「フォトカノ KISS」のラブラブデイズ、1時間くらいであっさり1周終わってしましました。

本編がゲーム内時間で2か月あるのに対し、ラブラブデイズは1週間だけの拡張編ですからね。
本命のヒロイン以外登場しない(隠しキャラ除く)、ヒロインの恋愛Lvが3段階しかない…などなど
あくまで本編終了後の追加エピソードというカタチなのでしょう。

ゲーム的に考えると、ラブラブデイズはヒロインの攻略よりもフォト部と写真部に提出する課題を
たった1週間でいかに効率よくクリアするかに重点が置かれます。

ヒロインの好感度は本編終了時と実質同等の状態からはじまるので、意識的に攻略しなくても
課題をクリアしようとしてたら自然と攻略できてしまうと思います。
ひとつ難点を挙げるとすれば、ヒロインの恥ずかしさの耐性があまり鍛えられていないみたいで
彼氏ヅラしてちょっと羽目をはずすとすぐにハートが爆発して会話を打ち切られてしまうこと。
交際の状態からするとかなり不自然なのですが、そこはあくまでゲームということで…。

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室戸先輩の場合、4つの課題の写真を1日目ですべて撮り切れることがわかりました。

  ①制服姿 … 校門(強制イベント撮影)
  ②体操服姿 … 休1の体育館 or 休2の校庭(Erotic系イベントで上半身だけ撮影)
  ③エプロン姿 … 昼の家庭科室(Beautiful系イベント撮影)
  ④スク水姿 … 休1 or 放課後のプール(Erotic系イベントで上半身だけ撮影)

休1の体育館のイベントは800点以上取るのが地味に難しいうえに邪魔が入ることもあります。
イベントに邪魔がはいるかどうかはマップ上でカーソルを合わせたとき確認可能です。
既出のイベントなのにtitle:『???』と表示される場合は邪魔されます。

休2の校庭のイベントで撮るほうが確実なので、狙うなら休1はスク水のほうがいいと思います。
ちなみに室戸先輩の場合、競泳水着でもスク水としてカウントされます。

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「上半身だけ」というのは当記事掲載の写真のような感じ。こんなのでも800点以上取れます。

スク水のときは普段よりもハートが爆発しやすいですが、「誘い上手」が解禁になってる場合は
テンション6割ぐらいでもアタックに成功するので早めに狙ってみましょう。

部室での課題の受注や提出も考慮してスケジュールを組めば恋愛Lv上げとも両立できます。
2日目の昼の図書室は恋愛Lvアップのイベントによって強制的に塞がれてしまうはずですから
できればここを避けてエプロン姿を撮っておきたいですね。安全に組むなら…

  1日目 … 部室(受注)→家庭科室(エプロン姿)→校庭(体操服姿)→プール(スク水姿)
  2日目 … 部室(提出&受注)→図書室(恋愛Lvアップ)→部室(提出&受注)→

…って感じでしょうか。家庭科室とプールはほぼ100%の確率で1000点出るはずです。

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あとはシークレットラブアルバムですか…6箇所埋めるのはすぐにクリアできました。
問題はすべての場所を埋めるほうですよね。出現傾向は攻略wikiであきらかにされているので
根気よく埋めていけばそんなに時間はかからないでしょう。



「フォトカノ」に不満点はないのか?と言われれば、そりゃありますよ。こまかいことを言えば。

個人的に一番気に入らないのは各フォトセッションで選択可能なポーズのつまらなさ。
立つにしても座るにしても、あまりにも絵にならないポーズが多すぎます。
また、実際に要求するまでポーズの詳細がわからないことにも不満を覚えています。

PSPで生まれたシリーズであるせいか、横長の写真しか撮れないというのもちょっと不満でして
大量に撮り続けているうちにどうしても画一的になり、退屈に感じてしまいます。
それを意識的に崩すにしても、写真の評価点数というのが容赦なく降りかかってくるんですよね。
フリーフォトセッションでは点数を隠しステータスにすべきではないかと思いました。

ヒロインとの会話が上手く進んでいるときに「話が上手い」などと言われることに違和感があって
もうちょっと上手い言い回しはできなかったのかと文芸面にも若干の不満があります。

ただ、これらはファーストインプレッションで引っ張り出すほど深刻なものではありませんでした。
全体的によく出来てるからこそ不満に感じる、ここがもう少しこうだったら…という話なので。

個人的にプレイ中一番気になったのは、帰宅前と夜間しかメニュー選択をできないこと。
ルート埋めをしていて失敗に気付いてセーブをロードしたいときや、オプションをイジりたいときに
すぐにアクセスできないのは不自由で仕方ありません。
結局、時間を優先してホーム画面に戻り再起動をかけることが何回かありました。
これは本作がアドベンチャーゲームではなく恋愛シムだから仕方ない仕様なのかもしれません。

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2015年2月17日 (火)

2015年2月17日

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「フォトカノ KISS」1周目クリアしました。発売日からはじめたのに10日もかかっているという…。

他のゲームと平行してプレイしていたせいもありますが、あまりガツガツやらなかったことに加え
こういうタイプのゲームに慣れていないので慎重にプレイしていたからでもあります。
ゲーム内時間で何日のあいだにフラグを立てるかとか全然把握していませんでしたから…。

のちのち説明書を見てその日数だったり、撮影モードの重要な操作方法がわかったりしたので
これから始めようという人はインゲームマニュアルを熟読されることをオススメします(笑)

特にこれは大事だなと思ったのが、イベント内のシャッターチャンスにおける画角の調整。
画面上には操作説明がありませんがフォトセッションと同様に△ボタンで画角の調整が可能で
標準から望遠や広角に切り替えることができます。
スコアへの影響の問題ではなく、好みの絵作りのうえで重要なポイントだと思います。

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1周目は室戸先輩のストーリーLルートでクリア。学園祭の約束は52日目に取り付けました。
正直かなり贅沢な時間の使い方をしたと思います。1周目はこんなもんですかね?

効率を重視すると前半の30日くらいでクリアできてしまうとか。
今回はすべてのヒロインのイベントを満遍なく体験しましたが、目当ての子が明確にいるなら
可能な限り浮気をせず一本に絞って行動したほうがよさそうな気がします。

というのも、学園祭の約束が発生するイベントが終盤になっても全然発生しなくて…。
八方美人なプレイをしていると目当ての子のイベントが発生する確率が下がるわけです。
なので「結果として52日もかかってしまった」というのが正直なところ。
最終週になっても室戸先輩のハートイベントが出てこなくてかなりヒヤヒヤしました。

それなのに下校イベントばかりはやたら出るんですよね…あとあと攻略wikiを見て知りましたが
下校イベントは恋愛レベルごとにほぼ1種類しかないらしく、DLCで増えるのだとか。
時間を有意義に使うためにも『うさパワー』はガンガン使っていくべきだと思います。

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このゲームの中核となる、ヒロインの写真を撮る、写真を残すというシステム。
思い出をカタチにすることの意味が学園祭からエンディングにかけて効果的に使われていて
恋愛シムというジャンルに非常に上手く合わさっているなぁと感心させられました。

日頃この手のゲームをプレイしない人にもぜひオススメしたい。1周だけでそう思えました。
というか、正直ちょっと侮っていましたね…恋愛シムとしての優れたゲームデザインを見ました。

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1周目のさらにこまかい数字を紹介。合計撮影枚数は113枚(Duck除く)。

各得点合計はBeautifulが78018、Eroticが21906、Duckが28500。Duck収集数は47/60個。
「1周目はとにかくアホ毛あっぴ~を撮れ」と経験者にしつこく言われた結果です(笑)
獲得点数によるボーナス要素は攻略のうえで結構重要っぽいですからね。

システム上スクリーンショット不許可なこのゲーム、『どこでもSS』機能をアンロックする条件も
アホ毛あっぴ~の収集数にかかっているので早めの回収をオススメします。

2周目をはじめる前にとりあえず室戸先輩のラブラブデイズを進めようと思っています。
このゲーム、ルート多すぎませんか…ヒロインごとにふたつのルートとそれらのラブラブデイズが
用意されているし、隠しキャラのルートもありますし。トロフィーコンプが大変そう。
1周目と同じペースで遊んでいたら1年くらいかかってしまいそうな気がします。

それに加えて各種DLCを利用できるフリーセッションモードもあるわけですから。
エビコレ版の値段を考えると遊べすぎるゲームですね。お得としか言いようがありません。



「フォトカノ」をプレイしてて気になったので改めてVitaの本体設定を見直したのですが、Vitaには
液晶画面のバックライト自動消灯のオンオフを設定するところがないみたいですね。
恋愛シムやアドベンチャーで自動送りにして見ているとかなり気になるところだと思います。
なんでそんなところに気が回らなかったのか…今後のアップデートで追加してくれるでしょうか。

ものよってはソフト側でバックライトを管理してる場合もあります(「Live from Playstation」など)。
つまり確実にシステム側で設定できるわけですよ。要望送るだけ送ってみます?

あと、個人的にVita関連で最近トラブルシューティングにかなり苦労した案件をひとつ紹介。

Vitaは「コンテンツ管理アシスタント」というソフトを入れたPCとWi-Fi経由でファイルのやりとりが
できるのですが、あるとき突然Wi-Fi経由での接続ができなくなってしまいました。
おそらく原因のひとつは一度VitaとPCをUSB接続してファイルのやりとりをしたこと。
DL版のゲームのバックアップを取るために接続して以降、そんな症状になってしまったのです。

Vita側およびPC側で機器登録は可能(つまり無線でお互いが見えてる)な状態でした。
USB経由では「コンテンツ管理アシスタント」との接続確立に成功。
なのに、Wi-Fi経由で接続をこころみると「接続できませんでした。」の一点張りで先に進まず。

さあ困った…同様の症例はネット上になく、公式サイトのFAQはクソの役にも立ちません。
2時間ほど悩んだ挙句、最後に試したあまりにも簡単な方法で事態は解決されました。

その方法とは「Vitaの電源を切る」というもの。スタンバイではなく完全に電源を落とすほう。
本体左上の電源ボタンを長押しするとメニューが表示されて、そこから電源を切れるのですが
この正式な再起動をおこなうことでWi-Fi経由の接続を再確立することができました。

もし同様の症例でお悩みでしたら、一度この再起動をお試しください。解決するはずです。

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2015年2月10日 (火)

2015年2月10日

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エビコレ版「フォトカノ KISS」を購入しました。自分としてはかなり珍しいジャンルの買い物です。

Vita本体購入時に先人に相談した際、Vitaの本体機能をじゅうぶん楽しめるゲームはどれか?
と尋ねると「グラビティデイズ」と「テラウェイ」、そして「フォトカノ」を挙げてくれました。
「グラビティデイズ」はPS+のフリープレイ期間内にクリア済み、「テラウェイ」は現在フリプ対象に
含まれているので今月中にPS+に再加入してダウンロードする予定です。

さて…この「フォトカノ」ですが、基本的な部分はいわゆる恋愛シムです。
ヒロインの攻略の仕方やルート分岐の選択は「アマガミ」などの系列作品ほぼそのままですが
ほかとは決定的に違うのがカメラを使用した撮影システム。ヒロインを撮るわけです。

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主人公は父親から譲ってもらったデジタル一眼でカメラデビューし、学校の光画部に入部して
巧みな会話でヒロインを口説いて(笑)撮影のチャンスを得ていくことになります。

この撮影システムがなかなかおもしろく、恋愛シム自体には興味がなくても撮影を目的にして
ゲームを進めたくなってしまうんですよね。目的と手段が入れ替わってる感じ。
撮影モードのなかにはVitaのジャイロ機能をつかった「ジャイロ撮影モード」というのがありまして
Vita本体を回したり傾けたりすると画面のなかの風景も連動して動くようになっています。
実際にカメラを持ってゲーム内の空間を歩いているような感覚を味わえるんですよ。

序盤こそ会話の長さにちょっとダレてしまいましたが、撮影たのしさにゲームを進めているうちに
それぞれのヒロインの個性や趣味、嗜好の傾向を自然と覚えてしまいました。
攻略するうえで必要な会話システムの難易度が高めなのも良いスパイスになっています。

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ただ会話を読ませてそのご褒美にイベントシーンを見せて…という既存の退屈なものではなく
プレイヤーを能動的に遊ばせてくれる優秀なゲームとして仕上がっていると思いました。

個人的には撮影システムをもっと追求してほしかったですね…現状ではほぼフルオートなので
絞りやフォーカスもマニュアルで操作できたらなぁという欲求が湧いてきます。
そこまでいくと万人向けじゃなくなっちゃうってのもわかるんです。
でも、このゲームがカメラへの入り口になってくれるのが理想でもあると思うので…。

購入前は「すぐに飽きたらどうしよう」と不安でしたが、少なくとも1周はいけちゃいそうです。



「フォトカノ」をプレイしていると「Sexyビーチ3」にハマっていたころを思い出しますね。
あれはゲーム内で女の子を撮影したい人にとっては理想的で、こちらからポーズ指定できないし
モデルが変にポーズをとらないことがむしろひとつの魅力となっていました。

最近は本体側の進化でゲームの撮影が非常に手軽になりましたが、ゲーム性に関わる方向で
撮影という遊び方をプレイヤーにもっと近付けていってくれればなぁと思います。

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2015年2月 5日 (木)

2015年2月5日

今月のGames with Gold枠1本目「Brothers: a Tale of Two Sons」クリア&実績コンプしました。

スウェーデンの映画監督Josef FaresとStarbreeze Studiosによる独特なパズルアクション。
2013年にXbox360向けに発表された本作、なぜかPS3『専用』オンラインタイトルとして2014年
日本ゲームデザイナーズ大賞に輝き、発売・販売元のスパイク・チュンソフトが表彰されるという
謎の経歴をもつ作品として日本国内では知れ渡っています。

経歴はさておき、本作はたしかに評価されるだけの体験が詰まったゲームでした。
本編は5時間もあればクリアできてしまうほど短く、通常価格に見合わないボリュームでしたが
よくもこんな衝撃的な体験をさせてくれたな…という大きな感動がありました。

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「Brothers」というタイトルどおり、プレイヤーはふたりの兄弟を操作してゲームを進めます。

左スティックと左トリガーで兄を、右スティックと右トリガーで弟を、ふたりを同時に操作することで
道を切り開いていくことになるのですが、このシンプルな操作方法自体が大きな仕掛けでして。
…正直これ以上言えない(笑)これ以上話すと確実にネタバレになっちゃうから。

最近は動画サイトの普及により、他人がプレイする様子を見るだけの人も非常に増えましたが
「Brothers」は実際に操作した人でないと理解できない体験があるんですよね。
ゲームでなければできない表現。映像と音楽だけでは味わうことのできない感動があります。
しかもさらにすごいのは、本作にはセリフらしいセリフがひとつもないということ。
人種や年齢、性別や思想を問わずあらゆる人にコントローラーを通じて伝えることができる。
本当に優れたゲーム体験、ゲームデザインが本作には詰まっています。

美しく切なく、生命の存在を実感できる。そんなゲームでした。
あと、個人的に雪国を舞台にしたゲームが好きなのでチャプター6の風景が良かったですね。



ワンフェス欠場が正式に決定しました。以前に述べた理由に加えて病状の悪化のせいです。
今週末は自宅に引きこもってゲームですかね…雪が積もって足場も悪そうですし。

あっという間に今年も1か月が過ぎてしまいました。2015年第1Qのアニメの印象を記します。

この第1Qは2014年第4Qから継続、あるいはシリーズものの新作が占める割合が非常に多く
完全新作のうち支持されているのは話題作のみという感じがします。

「シンデレラガールズ」と「艦これ」はどんな内容になろうと今期の話題をキープし続けるはず。
前者は無印の「アイマス」の知識しかない人でも安心して見られる内容。
後者はまあ萌えミリの一環だと思えば…今後どういう舵取りになるのか不安ですが。

ほかは完全新作だと「幸腹グラフティ」「夜ノヤッターマン」「純潔のマリア」あたりが好印象。
個人的には「戦国無双」もそこそこ。「戦国BASARA」とどこまで違うことができるか。

続編ものとしては「デュラララ」「DOG DAYS」「少年ハリウッド」が好感触。
継続枠に関しては特にハズレはなく、順当におもしろさを維持できているのではないかと。
特に「SHIROBAKO」は扱っているネタのわりには非常に支持率が高いです。
「蒼穹のファフナー」は過去作をまったく見てこなかったのでアレですが、その圧倒的な出来で
前期の「Fate」や「神撃のバハムート」に匹敵する作品として一応見ています。

「暗殺教室」は原作が続く限り、放送中にコロ先生の暗殺が成功することはないはずですから
そういう部分での緊張感がないので普通に学園ものとして見るしかないですかね。
ただ、そうすると特筆すべき部分がない。クラスメイトの大半は無個性のまま放置されてますし。

「ユリ熊嵐」は正直わかりません…おもしろいのかもしれない、けどわからない…が率直な意見。
最新話あたりでようやく話が見えてきた感じがするので、最後まで見れば違うかも。

わからないと言えば「ローリングガールズ」もかな。話はわかるけどおもしろさがわからない。
主題歌がTHE BLUE HEARTSのカバーなのもいただけません。
というより、ほぼその一点で敵意が芽生えてしまったと言ってもいい(笑)
いかにも安直な発想でカバーしたっぽいことが自分のなかで了承を得られなかったのです。

今期のラノベ枠はどれも同じように見えてしまってダメでした。
世界観もやってることも出演してる声優もみんな同じ感じで、なにかクローンのようです。
ああいうのを楽しめる人にとってはむしろ大豊作のシーズンなのかもしれません。

自分的にはこれといった本命がないような。今後化けてくれる作品があるといいですね。

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