2015年3月7日
今月のPS+フリープレイタイトル「CounterSpy」をちょびちょびプレイしてます。
懐かしの海外ドラマを思わせるようなテーマ曲と、冷戦当時のプロパガンダの匂いが立ち込める
アートワーク満載で展開する隠密潜入スパイアクションとでも言いましょうか。
主人公は東西どちらにも属さない工作員となり、両国のミサイル発射を未然に食い止めるべく
それぞれの国に潜入して極秘資料の入手と発射コード解除を繰り返すことになります。
とにかく雰囲気が良い。音楽と映像のいかにもスパイ風な感じがワクワクさせてくれます。
操作もじつにシンプルで、慣れれば思い通りに撃ったり隠れたりできるようになります。
しかし、どうにもストレスが溜まる部分が多い。まず最初に気になるのがレスポンスの悪さ。
メニュー画面に限ったことですが、ボタンを押してから画面が切り替わるまでに少しラグがあるし
ステージのローディングがとにかく長い。きょうびこんな待たされることもないです。
肝心のアクション部分についても、どうにも調整不足な感じが否めません。
毎回ランダムで生成されるステージの都合、序盤からとてつもなく難易度が高くなることもあり
システムに不慣れなうちにそれに直面するとかなり萎えると思われます。
また、このゲームの基本ルールであるDEFCONが不快に働く場面もあります。
プレイヤーの体力が任務中に尽きた場合、強制的にDEFCONを引き上げられて再開します。
DEFCONは敵兵が無線で通報し続ける限り際限なく上昇。1を超えるとミサイルの発射秒読みが
始まってしまい、ステージ最奥の部屋のスイッチを押さないと止められなくなります。
逆にDEFCONを下げたい場合は将校クラスの敵を降伏させる必要がありますが、将校クラスの
敵がいないステージもあるし、部屋に単独でいる状態じゃないと降伏してくれません。
この上下動から考えるに、基本的にはDEFCONを上げさせないよう立ち回るべきなのです。
しかし容赦なくDEFCONが上がることもあり、完全に『詰み』の状態になることもあります。
もうゲームオーバー以外に手がないのに、発射秒読みが終わるまで終わってくれないのです。
スタートメニューにはミッション中止しかなく、リスタートという項目は存在しません。
できることがないのに待たされる時間ができてしまうわけです。
「失敗した!最初からやりなおそう!」って考えが通用しないシステムなんですよ。
これらをルールとして、「モンハン」でいうところの回復薬を飲むモーションみたいなものとして
受け入れることができればシビアなアクションゲームという評価も可能でしょう。
先述のステージ生成の問題と合わさって、アクションに不慣れな人を蹴落としかねない面もあり
初心者のトライ&エラーをシステムが阻む状態にあるのはよろしくないと思いました。
システムにある程度慣れると「この程度なら暴れてもよい」「この範囲なら見つからない」という
感覚がつかめてくるし、中盤以降は強力な武器も手に入り簡単になってきます。
場合によっては敵兵ガン無視で走り抜けてもステージクリアできてしまったり(笑)
こういうゲームの場合、強引な突撃こそ阻止すべきプレイスタイルだと思うのですが…。
このへんを実際に体験すると「おもしろいなぁ」の前に「調整不足だな」という感想が出てしまい
あまりこのゲームを褒められなくなってしまうんですよね。
通常価格1,500円のゲームなので仕方ない部分もあるでしょうが、もう一歩…という感じでした。
「スチームワールドディグ」の2時間半以内にクリア、それ自体は難しくありませんでした。
ところどころ引っ掛かるところはあったものの、深層まで1時間半で辿り着くことができました。
ただ、問題なのはクリア時に表示されるバッジ4つすべてゴールドを獲得するほう。
よほど場所を熟知していないと2時間半以内にすべてを達成するのは難しいんじゃないかと。
慌てて採掘を進めても通算キャッシュを1万にするのがやっとでした。
トロフィーはひとつを残してコンプ状態なので、とりあえずこんなとこでいいかなと思っています。
「フォトカノ KISS」の大谷先生のエピローグ回収完了。フリーフォトセッションの衣装にあったので
こういう結末になるのはわかっていたのですが…これが本当のラブラブデイズだ。
結末も含めて、大谷先生のルートはかなりファンタジックというか少女マンガ的だと思いました。
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