2015年4月21日
ガールズモードシリーズの最新作「ガールズモード3 キラキラコーデ」がリリースされました。
こともあろうにAmazonが発売当日に大阪から発送したため、手元に届いたのは発売日の2日後に
なってしまいました…数百円の差で購入店舗を選ぶべきではないですね。
さて、今回の「ガールズモード3」は前作「よくばり宣言!」からどのように変化しているのか。
起動してすぐにわかるのは最初のローディングの早さ。前作はゲーム開始まで異様に待たされる
ことがずっと気になっていましたが、「3」ではその待ち時間がなくなりました。
ローディング以外の面でもゲームの速度が全体的に向上している印象があります。
声をかけるお客様の選択→お客様とのやりとり→商品選択→決済→お見送りの流れが非常に
素早くなっていて、時間あたりの処理人数がものすごく増えます。
商品の検索もサクサクできるし、お客さんの反応の演出も短めになっている気がします。
「モンハン」が「ゴッドイーター」になったくらいの加速感がありますね(笑)
雰囲気作りに重要なスタンプカードへの捺印やショッパーの手渡しという手順が割愛されたことは
賛否両論あるとは思いますが、ゲームとしての軽快さを優先した結果なのでしょう。
展示会で仕入れする際も、各ショップの店員が現れるのはその日の初回だけ。
フロアでショップを選ぶと挨拶のシーンが省かれ、すぐに商品を選択する画面へ移動します。
何度も見るのに適していない演出はざっくり削ろうという方針が随所から覗えます。
仕入れそのものは便利にはなっていないですね。あいかわらずの手作業。
在庫切れの商品を自動で補充したり、新製品を自動で仕入れるようにはなりませんでした。
メイクやヘアスタイルの提案、ミニチュア家具集めなどプレイヤーができることが非常に増えて
なにから手を付けていいやら目移りしてしまいます。恐ろしいファッション沼。
プレイヤーが介入可能な要素の増加に合わせて街のマップは分野ごとに分断されました。
そのせいもあってか街が狭く、密度が増したような印象を受けます。
前作のスマートで洗練されたマップもカッコよかったので、これは好みが分かれるところかも。
街並みが動的に表現され、街を行く通行人や馴染みの客に話しかけられるようになったことも
「よくばり宣言!」からの大きな変化のひとつ。華やかさと賑やかさが増しています。
「3」では会話というのが非常に重要なファクターになっています。
RPGのように会話で情報を集めてフラグを立てたり、会話によってお客さんの好みを引き出したり
ゲームを攻略するうえで会話がカギとなる場面が増えました。
フラグといえば、前作ではハッピーポイントを貯めるという視覚的にわかりやすいフラグがあって
次の段階へ進むのにあとどれくらい必要なのかが一目でわかりました。
「3」ではハッピーポイント制が廃止され、次の目標が不可視化されてしまっています。
具体的な目標もわからずとにかく売上を伸ばすというのが精神的にちょっと苦しいんですよね。
一応、所持金である程度の目測はつきます。あとは街中でまめに会話すること。
余分な演出を省いた一方で、ゲームとしては古典的なスタイルに回帰した感じがします。
街中で撮影した写真から新たなカラーリングを抽出したり、「とび森」と同じようなデザイン製作が
導入されたりと、プレイヤーの想像力を刺激する様子がいくつもあります。
「ちょっと触っただけで飽きた」なんて生っちょろい感想を述べる隙も与えてくれません。
ただ、2時間も3時間もまとめてプレイするようには作られていないようです。
来店されるお客様を見ているとわかるのですが、1日に複数回来店される方もいます。
しかも前回とまったく同じ注文をしてくる場合があるのです。さすがに不自然な状況ですよね。
お客様が途切れたら、その日はもうお店に戻らないくらいの判断をしたほうが賢明かも。
前作では24時間勤務が常態化というとんでもないブラック企業でしたが(笑)「3」は本体の時計と
連動するようになったため、超絶ホワイトな労働環境になっています。
ただ、夜間しかプレイできない人はゲーム内でも夜間しか行動できないという制約ができました。
なので当ブログに掲載される写真も夜間のものがメインになると思われます。
時間そのものはゲームにそんなに影響はないのですが、季節の影響は今回大きそうですね。
一部のカラーリングの出現状況が季節に関係してるっぽいことが読み取れます。
接客、仕入れ、他店の手伝い、会話などを一巡して約1時間くらいのプレイになるでしょうか。
強制されるわけでもなくそのぐらいになっているというのが「とび森」にも似た感じ。
とりあえずできることをひとつひとつ試していきたいと思います。ファッションの世界は広大だわ。
攻略wikiの編集にやる気を出す人が現れるのはよいことなのですが、中途半端な書き込みをして
その状態に満足して立ち去ってしまうことが多く、むしろ迷惑な場合がよくあります。
たとえばゲームサーバが不調で、時間帯や環境によってつながらなかったりする場合。
誰かひとりが検証をおこない「自分は問題なく接続できたから」と、「復旧しました」と書いちゃうと
ほかの多くの『そうではない人たち』が情報に惑わされて困ってしまうわけです。
これがもし公式サイトの告知だったらどう思いますか?
公式サイトには「復旧しました」と書いてあるけど、接続が不安定で遊べない人が実際にいる。
サポートに苦情が殺到、ネットは炎上、まとめサイトは大賑わい。そうなりかねません。
なので、多くの人が見て納得できる表現で記述することが求められます。
特にマイナーなゲームで公式サイトが既に閉鎖されているような場合、攻略wikiは公式に代わる
情報発信源として非常に有力であることを編集者は自覚しなければなりません。
「俺が書きたいことは書いた、あとはよろしく」という半端な態度で編集しないでください。
まあ…編集ぐらいなら修正できるからいいですけどね。攻略wikiの建て逃げは最悪。
「設立さえしてしまえばあとは誰かが編集してくれるだろう」とか思ってるのかもしれませんが
そうやってゴーストタウン化した攻略wikiをいくつも見てきましたから。
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