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2015年5月16日 (土)

2015年5月16日

そういえば今期まだ新作アニメについて触れてませんでしたね。2015年第2Qの話をしましょう。

今期の新作のなかでまず挙げたいのがサテライト枠の「長門有希ちゃんの消失」。
そして完成版とも言える「放課後のプレアデス」、それと意外な手応えの「山田くんと7人の魔女」。

べつに「ハルヒ」にどハマりしてたわけでもないのですが、見始めたらこの安心感がたまらなくて
しかもとびきり可愛くてキュンキュンさせてくれるうえに非常に見やすいんですよね。
言わば二次創作のアニメ化というスタンスなので、原作ファンからは「違う」と言われがちですが
それでも「これはこれで」と言わせてしまうほどの恐ろしいパワーをもっています。

唯一残念なのは「シドニア」の2期と放送枠が重なっていること。どちらもおもしろいので。
今期最大級のヒロイン(笑)つむぎちゃんの活躍から目が離せません。

「プレアデス」もある意味キュンキュン枠かな…大半は女の子同士のイチャイチャでできてますが
題材となっているスバル車や自動車関係の技術の落とし込み、それにガイナックスらしいSF感が
良い塩梅でミックスされていて様々な層に楽しんでもらえる内容になっていると思います。

「山田くん」は本当に意外な当たりでした。ベタなのにおもしろいという不思議。
誰もが思いつくような使い古された設定やキャラなのに、なぜこんなにも魅力的に見えるのか。
説明しがたい奇跡的なバランスでできているアニメなんですよね…。
具体的にどこがいいのか?と聞かれると答えに窮してしまうのですが、なんか良いのです。

目新しくもないのにおもしろいという意味では「境界のRINNE」や「えとたま」なども挙がります。
なんでしょう…今期は『懐かしさ』や『安心感』というのがひとつのカギなのかもしれません。
「トリアージX」もそこに含まれるかも。非常にわかりやすいので。

「アルスラーン戦記」と「Fate」は約束されたおもしろさがあるので特に説明しなくてもいいかと。
あとは世間で話題の「血界戦線」と「響け♪ユーフォニアム」が続く感じですかね。

完全新作とは言えませんが、「攻殻ARISE」のリブートと「Gレコ」の再放送も楽しみにしています。
「ARISE」は原作ファンとして見たときにじつに「攻殻」らしく見えるアニメ化だと思います。
個人的に「SAC」があまり好きではなかったので、このアプローチには非常に好感をもてます。
「Gレコ」は復習という意味で、ある程度わかった状態で見る2周目がおもしろい感じ。

「これはダメだな…」と思ったものは残していないのですが、枠の関係で見続けてしまっている
「プラスティック・メモリーズ」みたいなものもあります。これホントひどいですよね…。
特に「ARISE」と比較して見たときのSF設定の苦しさには閉口。

お涙頂戴展開にするためにわざと不便に、不自然にローテクにされている部分が目立っていて
本来見せたいであろうお話の部分が全然響いてこないんですよね。

SFに限らず、本来お話というのは世界設定ありきで構築されるべきものです。
それなのに書きたいお話のほうを優先して、それに沿うように世界設定を捻じ曲げているため
近未来の物語として技術的・科学的に破綻してしまっているわけです。
このような状態ではお涙頂戴しても説得力が生まれず、ツッコみどころしか出てきません。

「キャラがかわいければオッケー」みたいな人たちも最初のころほどついてこれてる感じはせず
実況がリアルタイム反省会みたいになってます。それくらい欠陥が見てわかるということ。

創作をするうえで「やってはいけない一例」として、反面教師的に見るならありかな…。

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