2015年8月7日
■Windows10 電源オフ時のUSB機器給電問題とその対策
先日Windows7からWindows10にアップグレードし、環境を再構築してさあ寝ようと思っていたら
PC周辺のUSB機器のLEDが消えていない(給電状態にある)ことに気付きました。
マザーボードの種類によっては『便利な機能』のひとつとして、電源オフ時にもUSBコネクタから
給電をおこない続けるものもあります。携帯電話の充電などに便利ですからね。
この場合はBIOSの設定を変更することで給電機能をオフにできるそうです。
しかし、今回は「OSをアップグレードしただけで勝手にそうなってしまった」状態なわけで。
この件についてアレコレ調べたのですが、どうも自分のケースに当てはまる対策法が見つからず
そのうちに「これじゃないか?」と思うものを見つけて実行したところ、解決されました。
電源オフ時にも給電される原因は「高速スタートアップ」という機能にあります。
これはWindows8から実装されたものらしいのですが、ようするにPCを半分眠った状態にしておき
通常よりも高速で起動できるようにするもの。表面上は電源オフ状態に見えるわけです。
この機能がオンになっていると、電源オフ時も給電され続けることがわかりました。
つまり「高速スタートアップ」をオフにすれば給電は止まるということ。
では、以下に「高速スタートアップ」の設定の仕方を紹介していきたいと思います。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
[コントロールパネル]から[電源オプション]を選択してください。
もしくはタスクバーの検索窓に「電源オプション」と入力してください。すぐに該当項目が出ます。
[電源ボタンの動作を選択する]もしくは[カバーを閉じたときの動作の選択]を選択してください。
どちらを選択しても同じ設定ウインドウが表示されます。
[現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックしたあと、同ウインドウの下のほうにある
シャットダウン設定の[高速スタートアップを有効にする(推奨)]のチェックをはずします。
これで作業は終了。電源オフ時の給電は止まります。
ただし「高速スタートアップ」の機能は使えなくなるので、PCの起動は遅くなります。
正直、誤差レベルの違いだと思いますけどね…どっちにしても起動はかなり早いので。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 人生をつまらなくする合理化(2023.07.27)
- バランスボールをイス代わりに買った話(2023.02.07)
- 新型コロナウイルス感染に関するご報告(2022.07.27)
- 復讐する気は我になし(2022.07.13)
- 2021年 もっとも読まれた記事トップ10(2022.02.14)
コメント