2015年11月7日
Xbox Oneが届きました。まさに感動のご対面という感じ…この1か月、ずっと待ってましたから。
外箱の大きさはXbox 360とほぼ変わらず、特に大きいという印象もありません。
しかし、箱を開けるとXbox 360の発売から約10年の歳月を経た変化というものを実感できます。
まずは箱の開け方。Xbox 360は正面の一番面積が広いところを開けるようになっていましたが
Xbox Oneは上面のキャリーハンドルがついてるところが開くようになっています。
そして梱包材の違い。Xbox Oneでは角を保護するのにスチロール材が使われています。
付属品の収納に入れ子式の小箱が使われているのもちょっとした違いだと思います。
複雑な折り曲げ加工が必要なく、シンプルかつ取り出しやすい方式に変えたということでしょう。
付属品の点数もXbox 360のころに比べると簡素化されている印象があります。
Xbox 360には付属していたLANケーブルやメディアリモコンがXbox Oneには含まれていません。
専用のAVケーブルを廃止し、HDMIケーブルに一本化したこともシンプルさを助長しています。
説明書は一応付属しているのですが、本当にざっくりとした説明しか書かれていません。
家電やAV機器の配線や設置に慣れていない人だとちょっと戸惑いそうです。
1か月前から確保しておいたスペースに予定通り設置。ピッタリ過ぎて笑いが出ました。
いざ生活空間に置いてみるとやっぱり大きく感じます。
Xbox 360と比べて角が立っているデザインなせいもあるのか、まさに『箱』という雰囲気。
「Rise of the Tomb Raider」同梱版本体はマットブラック仕上げなので、ただの『箱』というより
鉱石や金属の塊のような質感があります。光をよく吸うのでステルス性が高い(笑)
いや、笑い話ではなくそのステルス性もあって大きさのわりに存在感がないんですよ。
その存在感のなさをさらに強調しているのが圧倒的な静穏性。
Xbox 360の壊滅的な騒音を経験している人にとっては不安になるレベルの静けさです。
すぐ近くで稼働しているノートパソコンの排気音や、BDレコーダーの待機時の音のほうが大きく
意識的に耳を近付けないと動いているのかわからないくらい静かです。
デスクの上に置いててこの静けさなので、離れたラックに収納したら完全に無音でしょうね。
地味な話、背面部のデザインも洗練されていてXbox 360よりも配線がしやすくなっています。
初回起動時の準備やアップデートには思っていたより時間がかかりませんでした。
無線コントローラーはXbox 360のときのように接続ボタンを押さなくてもつながってくれました。
コントローラーのデザインの違いについても触れておこうかと。
左右スティック頭部の小型化、ABXYボタンの大型化、十字キーの埋め込みとクリック感の向上
などが操作していて実感できる大きな違い。グリップ部分は細身になった感じがします。
グリップ部分だけでなく、Xbox 360のころは背面に突き出していた電池ボックスもなくなっており
全体的に小型化された印象を受けます。日本人には大きいとやたら言われましたしね…。
電池ボックスを収納したぶん厚みはやや増してますが、目立たないよう努力した跡が見えます。
こまかいところで言えば、コントローラー表面のざらつき加減もだいぶ変わっています。
Xbox 360のはしっとりしていましたが、Xbox Oneでは粒状間が高まってさらさらしている感じ。
STARTボタンとBACKボタンが廃止になり、代わりにメニューボタンとビューボタンが搭載されて
Xboxガイドボタンの役割がだいぶ変わったように思えます。
Xbox 360のころのガイドボタンの役割はメニューボタンに移り、Xbox Oneのガイドボタンの機能は
スマートフォンのホームボタンに近いものに変化したと思ったほうがよさそうです。
ただ、Xbox Oneのガイドボタンは単にホームに戻るためだけに使うわけではありません。
Xbox One独特の便利な機能を使うのにこのガイドボタンが非常に重要な役割を担っています。
スクリーンショットや動画撮影、動画配信などアプリ機能の呼び出し、画面右端にブラウザなどを
表示しながらゲームをプレイするときなど、様々な場面でこのガイドボタンを使います。
しかし、ゲームのコントローラーにしては珍しく2回押し(ダブルタップ)という操作を要求されるので
そこに違和感を覚える人も少なからずいそうです。
1回押し、2回押し、長押しの使い分けを覚えるのにはちょっと慣れが必要かも。
コントローラーの変化といえば、忘れてはいけないのが振動するトリガーと3.5mmジャックの搭載。
左右グリップ内の振動に加えて左右トリガー内にも振動機能が備わり、ゲーム内の様々な場面で
効果的に利用されることが予想されます。最初はちょっとビックリしますよ。
3.5mmジャックは今年の6月以降に販売されたモデルに搭載されています。
単に市販のヘッドセットを挿してボイスチャットができるだけではなく、ゲームの音声も全部ここから
聞けるようになっており、操作とリスニング両方の完全無線化を実現しているわけです。
単純に処理性能やグラフィック表現が向上しただけではなく、あらゆる面でXbox 360より進化した
新しい時代に向けて作られた家庭用ゲーム機。すごいぞXbox One。
Xbox One専用タイトルについてのレビューはまた後日。さすがにそこまで手が届かず…。
ただ、ちょっと見ただけでも全然違うっていうのはわかります。凄すぎて360には戻れないかも。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 人生をつまらなくする合理化(2023.07.27)
- バランスボールをイス代わりに買った話(2023.02.07)
- 新型コロナウイルス感染に関するご報告(2022.07.27)
- 復讐する気は我になし(2022.07.13)
- 2021年 もっとも読まれた記事トップ10(2022.02.14)
コメント