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2016年4月25日 (月)

「Tom Clancy's The Division」 1.1の現在

自分でも驚くほど「The Division」にハマっています。疲労を感じるレベルでプレイしてますから。

多くのゲームは疲労を感じるレベルまで遊ぶと満腹感を覚えるというか、「今日はもういいや」という
精神的な区切りが自然と出てくるものですが、「The Division」は現状それが薄いのです。
時間があるならいくらでもやりたい。ダークゾーンにこもってゴミ漁りしてるだけでも楽しいので。


Division08

オンラインゲームにここまでハマるのは「GTA Online」以来ではないかと。

「The Division」と「GTAO」はある部分では似ているかもしれません。
広大なオープンワールドで繰り返しプレイする協力タイプのミッション、それにローグ的な存在によって
一定の緊張感が保たれているという面も結構近い気がします。

加えて「The Division」にはドロップ品の良し悪しを楽しむ要素もありますし、DZにこもっているあいだは
『次に倒すべき敵』が次々と用意されるので指さびしさを感じる暇もありません。

短い時間しかプレイできないときは短いなりにできることがある、というのも魅力だと思います。
短い時間でも良いアイテムがドロップする可能性はあるし、より高い確率で良いアイテムがほしいなら
時間をかけて難しいミッションやデイリー報酬獲得に挑戦すればいい。

プレイヤー側が要求する楽しさと、ゲーム側が要求する時間が良いバランスで保たれている感じがして
現状でも「The Division」はそこそこ理想的な状態にあると自分は思っています。

"そこそこ"という低めの評価になってしまうのにはいろいろ事情があるんですよ…。


Division09

現状「The Division」には不具合がいくつもあり、しかも毎日のように新たに見つかっています。

マッチングしてもミッションが始まらない、マッチング後のプレイヤーキャラの出現位置がおかしいなんて
いうのは初歩の話で、突然地面が消えて奈落へ落ちたり壁に埋まったりすることもザラにあります。

それにバージョン1.1アップデートで実装された「ファルコンロスト」という準ハイエンドミッション。
マトモにクリアするのは困難で、グリッチを利用した攻略法が横行する事態となり問題となっています。

しかしそれ以前に、「ファルコンロスト」自体の出来に誰もが疑問を抱いていると思うのです。

本作はシステム上、同じミッションを繰り返しクリアしてドロップ品の良し悪しに一喜一憂する…というのが
楽しみであったはずなのに、クリアが困難という時点でまずおかしいんですよね。
いや…それは自分の主観的な思いが入り過ぎているので、あくまで個人の意見としておきましょう。

お世辞にも出来が良いとは言えないレベルデザイン。合計15waveもあるのに全滅したら最初からやり直し。
一度はじまってしまうと途中参加が不可能な仕様なため、回線やサーバ次第で不運な出来事もあり。
加えて敵側の上方修正に対し、アップデートのたびに繰り返される報酬の下方修正。
「ファルコンロスト」専用のウィークリー報酬がドロップしない不具合も確認されているとか(公式発表)。

マジメに取り組むメリットがほとんどないし、取り組みたいと思えるだけの楽しさも残されていません。
そのせいで、システムの穴を探るほうへとプレイヤーの研究は加速していったわけです。

次々発見される非合法な攻略法を連日の修正でひとつひとつ潰していくというみっともない状態が続き
「ファルコンロスト」に残ったのは、一部の非常に熱心な人と処罰なんてクソくらえというグリッチ使用者だけで
多くのプレイヤーはかろうじて楽しさが残っているコンテンツへと帰っていきました。


Division10

具体的に言えば、ドロップ品が上方修正気味なデイリーミッションやダークゾーン。

何度もしゃぶり尽くされた既存のコンテンツなのにデイリーミッションが一定の楽しさを維持できているのは
ほどほどの難易度とそれに見合う報酬、加えて繰り返しプレイされたことによりプレイヤーの判断や行動が
非常に洗練されているからではないかと思います。

報酬がそんなに良くなくても、多くのプレイヤーが参加していて協力して敵を倒す過程が楽しい。
究極の装備を手に入れたいなどと大それた願いをもたなければ、毎日一定の充実感が得られるわけです。

ただし、現在デイリーミッションはデイリーなのに内容が毎日変わらない(笑)という不具合を抱えています。
まあそれ自体は報酬に影響を与えないからいいんですけどね…。

 ※現在は修正されてデイリーミッションが毎日更新されるようになっています

ダークゾーンは最近追加されたサプライドロップのおかげもあり、潜る価値が高まっています。
定期的にドロップされる箱からは「ファルコンロスト」の報酬にも匹敵するセット装備が出ることもありますし
箱を守っているネームドを倒したときに得られる報酬もおいしく、やりがいがあります。

当然これを狙ってプレイヤーが殺到しますが、その場でパーティーを結成すれば報酬は全員得られるので
PvPを活性化させたい開発側の思惑に反して非常に友好的に楽しむこともできてしまいます。
ちなみにサプライドロップはDZ01~02の低レベル地域の箱からでもセット装備が出ます。
なので、サプライ狙いならわざわざ高レベル地域で待機する必要もありません。

最近は自分の装備が充実し自信もついてきたので、ソロでもDZ06のネームドを狩れるようになりました。

しかし1.1以降、再出現のペースが早くなったザコ敵集団に不意を突かれる恐怖につねに備えねばならず
高レベル地域を巡回する2人組以上の潜在的ローグにも気を配らなければなりません。


Division11

現在ダークゾーンでは不正な行為を利用して強化されたローグ集団が問題視されています。

先述の「ファルコンロスト」の不正攻略やダークゾーン内で確認されている別のグリッチを利用するなどで
ゲームバランスを揺るがすほどの不当なローグが跳梁跋扈している現状。
普通にプレイしていたのでは拮抗できないほど、プレイヤー間の力のバランスが崩れてしまっているため
開発側が想定していたであろう『健全なPvPやドロップ品の奪い合い』の有り方からは完全に逸脱してしまい
ただの悪意、嫌がらせ、PKを楽しむだけの人間狩り集団と化してしまっているわけです。

なぜ嫌がらせと断じれるかというと、彼らにはもう他のプレイヤーを倒してもシステム的なメリットがないから。
お金もある、装備は最強。他のプレイヤーから奪えるドロップ品なんてゴミ同然のシロモノです。
あるのは嗜虐心の充足。対する被害者側にはお金と経験値の損失、そして山盛りのストレス…。

現在では「ローグの気配を感じたら近付かないほうがいい」というのが正解となっています。

実際に撃たれてみるまで誰がローグか判別できないので、他のプレイヤーと遭遇しないようにプレイするのが
現状のダークゾーンにおいては安全かつ健全に遊べる手段となりうるわけです。
言わばMMOステルスアクションエリアですね。
他のプレイヤーに見つからないように、というルールを課して歩き回ると一味違った楽しさがあります(笑)


Division12

まとめると、現状健全に楽しめるのはデイリーの各任務。それにローグを除いたダークゾーン。
セット装備はサプライドロップのほか、デイリーやネームドの討伐でフェニックススレジットを地道に稼いで
店売りの設計図を購入してクラフトするのが無難。ローグの気配を感じたらすぐに逃げるべし。

「ファルコンロスト」は参加する必要なし…まで言うとちょっと言いすぎなので前向きに補足しておきますが
現時点では最高スコアの装備を入手できる唯一の方法と言えます。
なので、最高の装備を手に入れたいなら苦痛とつまらなさを乗り越えてでも参加するしかありません。
でも望んだ報酬が得られるという保証はないし、そこに毎回数時間かけられるかどうか…といったところ。

それに、最高の装備を手に入れた先でなにをするのか?という問題点も認識しておくべきではないかと。
装備を揃えた先がダークゾーンでのPKぐらいしか残ってないなら、やる意味がない気もしますし。


なんというか…開発側の目論見が甘かったというか、期待どおりにできていない感じは伝わってきますね。
プレイヤーは楽しいものには素直に飛びつきますし、旨みがないものからはサッと手を引きます。
ルールがどうなっているかはともかく、マジメにやっている人がバカを見るような状態ではダメなんですよ。

飽きるタイミングはプレイヤーそれぞれにあると思いますが、自分にはしばらく訪れない気がします。
しかし、なにかに目をつぶらないと楽しめないような状況は早く過ぎ去ってほしいですね。

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2016年4月17日 (日)

最近の乃木坂46は「つまらん」?

…は言いすぎなので正確に言い直すと、「最近の乃木坂の楽曲はつまらん」と感じているのです。

14thでセンターに抜擢された『まいまい』こと深川麻衣には申し訳ないけど、「ハルジオン」は個人的には
なにも響くところのない、楽曲として不完全で退屈な曲だと発表当初から思っていました。
端的に言えば無難すぎる。編曲はおもしろみに欠け、歌詞の収まりの悪さも非常に気になります。

まあ「ハルジオン」は深川麻衣の卒業記念センター曲という役割を担っているのと、発売時期のせいもあって
どうしたって無難になってしまうのは仕方ないことでしょう。

しかし、『乃木坂らしさ』というものを必要以上に意識しすぎているんじゃないかと。

「君の名は希望」で方向性が見えたそれは「何度目の青空か?」で結実し、「今、話したい誰かがいる」により
乃木坂ファンだけでなく一般聴衆にまで『乃木坂らしさ』という概念が定着したように感じます。
ある意味では安定した状態ではありますが、安定とは新しい息吹を消すことでもあり。
代わり映えもなく繰り返される『乃木坂らしさ』の押し付けにより、新鮮味が失われつつあります。

そのタイミングで登場した欅坂46の「サイレントマジョリティー」に魅力を感じてしまうのも当然な話。
いまの乃木坂にはできないことを欅坂はやれる、安定していないからこその自由度にあふれているわけです。


「サイレントマジョリティー」に魅力を感じるのは、自分が『マネキン新規』だからかもしれません。

自分にとって「制服のマネキン」は衝撃的な出会いであり、乃木坂にハマるキッカケとなりました。
「マネキン」に続いて発表された「君の名は希望」がさらなる後押しになったことで勘違いしてしまいましたが
自分が乃木坂に期待する『乃木坂らしさ』とは、きっと「マネキン」のようなものなのです。

いまの乃木坂にはもう「マネキン」のような刺々しさは期待できません。
一般聴衆が思う『乃木坂らしさ』、乃木坂ファンが望む『乃木坂らしさ』、運営が出す『乃木坂らしさ』。
「マネキン」はそのどれにも合致しません。むしろ現状ではもっとも遠い表題曲と言えるかも。
AKB48にも勝る『乃木坂らしさ』という個性を手に入れた代わりに、失われてしまったものもあるということ。
その失われた部分をカバーすることが、運営から託された欅坂の役割なのかもしれません。

「マネキン」のようなものを望むなら欅坂へ行きなさい、と運営から誘導されているような気さえします。
乃木坂を見守り続けてくれるのはうれしいけど、今後は退屈しかしないよ?と。

ではすんなり欅坂に鞍替えするのか?と言われると、それも難しいんですよね。
最低でも2ndシングルの方向性が見えてからでないと。次が「君の名は希望」のようになるかもしれないし。


話がやや脱線しましたが…乃木坂への熱が冷めるような出来事が最近続いてしまったんですよね。

「46時間テレビ」という追い続けるには苦痛すぎるコンテンツ、「乃木恋」なる需要不明なゲームアプリの配信。
加えて来月の発売が突然発表された2ndアルバムの極悪仕様。さすがに萎えもしますよ。

楽曲メインで追いかけてる自分のようなタイプに限らず、一連の出来事で「これ以上追いかけられないや」と
諦めモードに突入してしまったファンは少なからずいるのではないでしょうか。
成長しすぎてしまった。幅が広がりすぎてしまった。要求される時間や金額が限度を超えてしまった。
せめて提供される作品だけでもと思っていたのに、それすら退屈に思えてきた。

なのでこのへんで一旦休止にしようかと。乃木坂ファンみたいな素振りをしないようにする(笑)というか。

ただ、今後も楽曲と「乃木坂工事中」だけはチェックし続けるとは思います。
もともとそこにしか興味がなかったので、結局自分のスタイルは変わってないってことかもしれませんが。

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2016年4月11日 (月)

2016年第2Q 新作アニメ所感

今期もとりあえず1週目が過ぎました。しかし今期は前期ほどハッキリした『当たり』が見つかりません。

「マクロスデルタ」は毎度おなじみサテライト贔屓枠なので置いとくとして…それ以外で手応えがあったのは
「僕のヒーローアカデミア」と「ジョーカー・ゲーム」、それと「坂本ですが?」ですかね。

「僕のヒーローアカデミア」は言わずと知れた週刊少年ジャンプ連載の人気マンガのアニメ化作品。
本来なら2話ラストまでの内容を1週目にまとめて見られるのが理想だったのではないかと思うのですが
2話分に分割されてしまったこと自体はそれほどのマイナスではないでしょう。
この先を見たい、見続けたいと思わせるのにじゅうぶんな熱量と魅力を感じ取ることができました。

「ジョーカー・ゲーム」は完全にオトナ向けなアニメですよ…いや、アダルトという意味ではなく。
NHKがお金をかけて長編ドラマで描きそうな内容というか、ちょっと狙ってる視聴層が異色な感じがします。

ここに「坂本ですが?」を並べたのは半分ギャグみたいなものです。ギャグだけど。
「銀魂」などでおなじみの高松監督による独特の空気感、そして本当にありえないくらい豪華な声優陣…。
いや、おもしろいところはだいたい声のせいだと思います。ズルいですよ。

ほかで気になったのは「双星の陰陽師」と「ふらいんぐうぃっち」、それと「田中くんはいつもけだるげ」。
「双星」は「バトスピ」のついでで見たんですけど、夕方には似つかわしいくらい重くて衝撃を受けました。
こういうのを深夜にまわしてくれると落ち着いて見れるのになぁ…と思ったり。
「ふらいんぐうぃっち」と「田中くん」は寝る前に見るのにちょうどよいテンションですね。
続きモノとしては「境界のRINNE」「ジョジョ」「うしおととら」を。「ジョジョ」はいよいよ待望の第4部。


いつもはこのへんでキツめの感想を抱いている作品が出てくるんですけど、今期はそういうのもなく。
強いて挙げるなら「はいふり」改め「ハイスクール・フリート」かな。

よくもこのタイミングでこれを出してこれたな…と。いや、このタイミングだからなんでしょうけど。
見てる側としては新鮮さもなにもないし、初回ラストの衝撃的な仕掛けというヤツも「がっこうぐらし!」で
似たような仕掛けを体験しているとそれほど驚くことでもない感じで。
そうなるとあとは中身の勝負なのですが、初回の範囲ではなんとも…艦船好きならいけるかな。

新鮮さという観点で言うと、「甲鉄城のカバネリ」も問題を抱えているかもしれません。
一見してものすごい仕事をしているというのはわかるのですが、どうしても既視感をぬぐえないというか
アレとアレを組み合わせたようなアニメって感じがしてしまいまして…。


TwitterのTL周辺であまり評判が芳しくない「RE: ゼロから始める異世界生活」は、自分的にはそんなに
悪くはないんじゃないかな?と思いながら見続けています。

いわゆるタイムリープものと異世界転生ものを組み合わせた作品なんですけど、異世界転生という状態に
いち早く気付けたオタク系の主人公なのに、同じ時間を繰り返していることになかなか気付かないという
矛盾した描き方に(TLの)視聴者の不満が集中しているようでした。
自分も正直そこは気になってます。不必要な鈍感さによって視聴者のストレスを生んでいるという。

普通の人なら『死に戻り』という現象を認識するのに時間がかかる、という考え方もあるでしょう。
しかし、認識するまでに経過した『劇中の時間』を考えるとちょっとかかり過ぎかなぁという気もします。
そしてその認識にたどり着くまでに視聴者が付き合わされた時間も考えねばなりません。

それと前期の「灰と幻想のグリムガル」でも触れた、起承転結の『起』の部分がない構成。
『起』がないことが物語を読み進めていくうえでどのように機能するかは現時点ではわかりませんが
なんとなく不完全な印象を与えますし、敵意をもたれてしまっても仕方ないかなぁと。

ただ、そういう不満がありつつも今期の新作のなかではかなり良い作品であるとも感じています。
今後の盛り上がり次第、視聴者をどれくらい納得させられるかで評価は変わってくるのではないかと。


さて…そろそろ「マクロスデルタ」の話もしておきますか。

第2話まで見て感じるのは、こんなに「0048以降のアニメ」っぽくていいのか?という変な不安(笑)
「0048」を通過した人にとって、見たことがある描写や聞いたことがある設定があまりにも多すぎるため
嬉しくはあるものの『マクロスの新作』に期待していたものとはちょっと違うかなぁと。

一般的には、視聴者がそれぞれ思う『マクロスらしさ』に対する期待とのズレが指摘されているようですが
自分はそこはそれほど重要ではない…というか指摘自体おかしいと思っています。
というのも『マクロスらしさ』という定義が不鮮明だし、おそらく河森総監督自身はそういうカテゴライズや
レッテルが好きではない気がしますし、過去の作品との類似性を望んではいけないと思うのです。

なので、過去の作品である「0048」と類似した部分が多くていいのか?という不安が生じるわけです。
ファンとしては嬉しいけど河森さん的にはそれでいいの?っていう。複雑な心境なんですよ。

ただ、おかげで「0048」の新規視聴者がじわじわと増え、再評価の機会を得られているのも事実。
「0048」の新規ファン獲得に期待しつつ、今後は「デルタ」ならではの新たな描写やストーリー展開が
たくさん見られればなぁと「0048」ファンとして思っています。

「0048」という予備知識がない場合、「デルタ」は新鮮なものとして見える可能性が50%ほど。
残りの50%は「シンフォギア」だの「プリキュア」だのという的外れな類似性の指摘へとつながるようです。


「0048」関係では岡田麿里脚本の2作品、「キズナイーバー」と「迷家」も気になるところではありますが
どちらも初回の段階では本当になんとも言えない感じなのでちょっと保留中。

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2016年4月 9日 (土)

HP 15-af100 フルHD 価格.com限定モデル レビュー

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MSI CR500に代わる新しいノートPC、HPの15-af100が届きました。今回も安ノートです。

前のCR500が6年前の当時Amazonで42,500円(送料込み)だったのに対し、今回の15-af100は
価格.com限定の特別価格(+送料3,000円)で41,580円でした。
6年前に購入したモデルよりもいろんな面で優秀なのに安いっていう…時代の変化って恐ろしい。

この安さの最大の理由はCPUがIntelではなくAMDだからではないかと。
じつはAMDって初めてでして…これまで20年くらいずっとIntelで来たので少々不安だったのですが
実際に使っていてその差に気付いたり、不満を覚える場面はいまのところほとんどないですね。
むしろ快適なくらいで。省電力で低発熱、それでいて値段のわりに高性能。

ためしにYouTubeで動画などを見てみましたが、720Pの動画でも全然余裕でした。
冷却ファンが多少うなりはするものの吹き出してくる風は冷たかったです。
ニコニコ動画の場合、コメントの流れ方が異様にスムーズでなんか見慣れなくて奇妙な感じがしました。

あと、フルHDってやっぱ広いですよ。このサイズのノートPCって大抵WXGAだから違いは大きいです。
ブラウザにしても表計算ソフトにしても表示範囲がとても広く、この恩恵のためだけでも買う価値あり。


価格.comのノートPC部門で現在、売れ筋と注目ランキング堂々二冠という注目されているモデルで
購入を検討されている方も非常に多いのではないかと思います。
なので購入者目線のレビューをざっと書いていきます。また、後日書き足すかもしれません。



15af100r02

◆特徴
・同価格帯で唯一と言ってもいいフルHDノングレア液晶ディスプレイ搭載モデル
・この価格帯としては高性能で低発熱な4コアAPU「AMD E2-6110」搭載

◆GOOD
・値段のわりに安っぽく見えず、厚みが抑えられていて、しかも頑丈な本体
・独特な配置だが意外と打ちやすいアイソレーションタイプのテンキー付きキーボード
・指が直接触れる部分がどこもサラサラしていて肌触りがよく、凹凸が少なくて掃除しやすい
・小さく場所を取りにくいACアダプタ(直角に差し込むためのアタッチメント付き)
・負荷をかけてもかなりの低発熱(排気口から出る風が冷たい)


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◆BAD
・USB差込口がすべて手前側にあって取り回しが不便
・どうにも納得できない強引すぎる方向キーのデザイン
・暗いのに眩しく(?)かなり青い液晶ディスプレイ
・SDカードスロットに飛び出し機構がなく、ものによっては非常に抜き取りにくい
・back spaceキーとnum lockキーが近すぎて頻繁に押し間違える

◆その他の気になるポイント
・出荷時はボリュームや明るさ調整に割り振られているファンクションキー
・BIOS画面へ行くのが難しい(起動時のEscキーの受け付け時間がとてつもなく短い)
・右サイド手前にあってまったく視界に入らないアクセスランプ
・なぜかcaps lockキーにLEDが内蔵されていて、オンオフに合わせて点灯する(num lockにあれば…)
・電源コネクタの脇と有線LANポートにもLEDが仕込まれていて使用中に点灯する
・裏蓋はないため分解は困難(困難だが可能らしい…メモリの増設も可能とか)
・排気口はあるのに吸気口がなく、どこから吸い込んでるのかわからない(キーボードの隙間から?)
・技適マークが見当たらない(ひょっとするとLANカード自体にはある?)


◇不具合報告
・購入から5か月目、起動時に冷却ファンの軸ぶれ騒音を初めて確認。
・購入から6か月目、起動時に冷却ファンの軸ぶれ騒音ふたたび発生。
・購入から7か月目以降、起動時に軸ぶれ騒音が頻発するように。乾燥する季節になったせいもある?
→ファンが内蔵されている部分を本体底面から叩くことで軸ぶれ騒音を解消できる模様(笑)
・購入から10か月目、フタを閉じたとき高確率でWi-Fi接続がオフになる不具合を確認。
→PC起動時からつながらないこともあり。内蔵の無線LANカードの消耗が原因の可能性もある?


このなかで実用面で一番重大なのは液晶ディスプレイのクセだと思います。
とにかく青い。CR500の液晶もかなり青いことで有名でしたが、あれに匹敵するくらい青いです。
画像編集を目的に購入されるのであれば、購入後確実に対処しなければなりません。

15-af100にはWindowsの色調整機能以外にAMD独自の色調整メニューが用意されています。
Windowsのには各色の明るさやコントラストといったこまかな調整項目がないので、そっちは使わず
AMDのほうで調整するのがオススメです。
きちんと調整すれば、目が悲鳴を上げそうなほどの青さは一応解消可能ですので。



■ディスプレイのカラー設定一例

デスクトップで右クリックすると、メニューの一番上に「AMD Catalyst Control Center」という項目が
見つかると思いますが、これをクリックして設定画面を開きます。

15af100r04

次に、[デスクトップとディスプレイ]→[デスクトップの管理]→[デスクトップの色]と進みます。
あとは三原色の各項目を以下のように設定してください。これでかなりマシな状態になると思います。

[赤]
ガンマ:1.15
明るさ:-8

[緑]
そのままでOK

[青]
ガンマ:0.90
明るさ:-32

明るさをイジらない状態が本来のバランスがとれた状態なのですが、それでもまだ赤紫っぽい感じの
色合いだったため、そこからは自分の目に頼って調整しました。
使用環境の照明などに合わせて[明るさ]の数値だけ調整すればよいと思います。

購入直後はWindows起動時にCatalyst Control Centerの設定を読み込んでくれませんでした。
後述しますが、CCCを単体でインストールし直すと起動時に自動で読み込むようになります。
購入直後に対処する場合は、インストールフォルダ内にあるMOM.exeのショートカットをスタートアップに
登録するなりして、起動時に自動で読み込むようにするとよいでしょう。

 場所: C:\Program Files (x86)\ATI Technologies\ATI.ACE\Core-Static\MOM.exe

タスクスケジューラに「任意のアカウントのログオン時」というトリガーで設定する方法でもOKです。


[重要な追記]

15af100r05

AMDのアップデートを実行したらカラー設定が消えてしまった!と、慌てた方もいらっしゃるのでは。
これはアップデートの過程でRadeon Settingという新しいプログラムをインストールしたせいです。

デスクトップで右クリックすると、メニューの一番上にあった「AMD Catalyst Control Center」がなくなり
代わりに「Radeon 設定」という項目が追加されているはずです。
Catalyst Control Centerを上書きするような感じでインストールされるわけです。

Radeon Settingにも「色の設定」という項目はあるのですが、クリックするとWindowsの色調整に飛びます。
つまりCCCのようなこまやかな設定ができず、以前の設定を読み込んでくれなくなるのです。


以前と同じ設定を読み込んでくれないものかといろいろ試してみましたが…諦めました。

Radeon Settingをアンインストールし、別途CCCのみを拾ってきて再インストールし直すことに。
Windowsのコントロールパネルから[プログラムと機能]へ進み、一覧から「AMD Software」を探します。
ここで[アンインストール]ではなく[変更]をクリックしてください。
AMDが管理する様々なドライバやソフトウェアのなかからRadeon Settingだけアンインストールできます。
(Radeon Settingのみチェックボックスを残し、ほかはオフにしてアンインストールを実行)

ちなみに自分が入れ直したのは64bit版Win10用ver.15.7.1です。
これよりも新しいものもどこかにあるかもしれませんが、当然新しいに越したことはないと思います。
CCC単体でインストールすると起動時に自動で以前のカラー設定を読み込んでくれるようにもなります。


ver.15.7.1にも含まれていますが、「Raptr」と「Gaming Evolved」はゲームをやらないなら不要です。
無駄にシステムを重くするだけなのでカスタムインストールを選択してチェックボックスをはずしておきましょう。
また、ドライバの新たなアップデートが通知されてきたときは注意してください。
うっかりしているとRadeon Settingをまたインストールしてしまいます(実際2度ほどやらかしました…)。

近年のアップデートにはゲームのストリーミング用のソフトウェアなども含まれています。
カスタムインストールをきちんと利用して、必要なもの不要なものをしっかり選別してインストールしましょう。



フルHD環境でブログを編集するようになって感じたのは、画像が非常に小さいということ。
現在当ブログの画像は480×270というフォーマットになっています。以前はもっと小さかったのですが
アクセス解析の閲覧環境などを考慮し、徐々にサイズを変更してきました。

最近はスマホでも横720ぐらいが当たり前ですし、パソコンでの閲覧ならもっと幅が広いでしょうから
もうちょっと思い切って画像を大きくしてもいいのかもしれませんね。

同じブログを10年も続けていると『いま』に合わせて変化するのも大変なんです…もう10年ですよ。

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2016年4月 5日 (火)

MSI CR500 温度が下がると電源が落ちる問題 まとめ

Cr500power

2010年の6月に購入してから約6年間、ブログの執筆や画像編集などに駆使してきたノートパソコンが
今冬にはいってから劇的に調子が悪くなっていたことを以前からお伝えしてきました。

20年近くにおよぶ自分のパソコン経験のなかでも異例…というか、検索しても同じような症状のものが
まったく見当たらず、思いつく限りの対処を試みたものの完全にお手上げ状態に。
そもそも「冷えると電源が落ちる」なんて、冷やして使う前提のパソコンではありえないことですしね。

老朽化したパソコンは冬場になると起動に暖気が必要になるなんて話はしばしば見かけます。
しかしそれは起動時の問題であって、起動して何時間も経ったあとの話ではありません。
一定の温度を下回らないよう、わざと暖め続けて使うしかない。
そのような対処法を確立したのが年の瀬のころ。その対処法も最近では安定しなくなってきました。

最近は上の写真のように、キーボード上にスタイロフォームの板を置いています。
キーボード側からの放熱でも落ちるようになってしまって、このようにせざるをえない状態なのです。
むしろ熱すぎて電源が落ちるのではないかと不安なほどで…。

今回は、これまでおこなってきた対処法とその効果の有無を列記します。
もし今後同じような症状に悩む人が現れたならば、少しは参考になるかと思いまして…。


◆経歴
・2010年6月に購入
・2011年9月にメモリを増設(1GB → 3GB)
・2013年11月に内蔵HDDを交換(350GB → 500GB)
・2015年5月に内蔵無線LANカードが死亡(故障らしい故障はこれが初)
・8月に32bit版Windows7から64bit版Windows10にアップグレード
(Windows10の動作は保証されていない機種だが、症状が出るまでは特に問題なく動作してきた)
・8月に内蔵無線LANカードを交換
・10月末ごろから電源落ちの症状が発生(頻度は低め)
・11月末から電源落ちの回数が増え、あれこれと対処を試みるように
・同時期、電源ボタンを一回押しただけでは起動しない症状も確認
・2016年1月末にはキーボード側からの微弱な排熱も影響するように
・3月末にとうとう新しいノートPCを注文(近日中に到着予定)


◆確認した対処法
・BIOS画面では絶対に電源が落ちないので、暖気に利用することに
・バッテリーを取り外してACアダプタのみで起動 → 効果なし
・逆にバッテリーのみで起動 → 起動しない(OS起動中に確実に落ちる)
・HDDの交換 → 効果なし
・ネットワーク接続のオンオフや有線/無線切り替え → 効果なし
・CPU/GPU冷却ファンの排気口をふさいで使用 → 効果あり
・排気熱をノートPC下面に送り込むアタッチメントを設置 → 効果あり
・キーボード上にスタイロフォームの板を設置 → 効果あり
・マザーボードの電池交換 → 効果なし
・SDカードスロットをふさぐ → やや効果あり(ふさがないと落ちやすい)
・OSの再インストール → 効果なし(再インストールの途中で電源が落ちるという致命的な事態も)
・メーカーのリカバリディスク使用 → 効果なし(OSの再インストールと同様)
・セーフモードで起動 → 効果なし(解消されたかと思いきや落ちるときは落ちる…)


こうして列記してみて、あらためて考えるとやっぱり電源系の老朽化が原因なのかもしれませんね。
どこかのコンデンサがダメになっているとか、パソコンの不具合でよくあるパターンなのかも。
ただ、起動して数時間経ったあとでも温度が下がると電源が落ちるというのがどうにも解せません。

いづれにせよ安心して使えないし、新しいノートPCがもうじき届くのでこれ以上悩むのはやめます。
トラブルシューティングでもどうにもならないことはあるのです。

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2016年4月 1日 (金)

2016年第1Q アニメ総括

今期の個人的ベストは「僕だけがいない街」でした。次点で「昭和元禄落語心中」。

ファーストインプレッションの見立てどおりというか、第1話がおもしろいアニメにハズレはないというか
どちらも視聴者の期待を裏切ることなく、それでいて驚きを提供し続けてくれました。


「僕だけがいない街」のもっとも優秀だった点は『ウィークリーアニメとしての完成度』だと思います。

テレビアニメは放送形態の都合上、次の放送まで1週間待たされることになります。
「僕だけがいない街」は次の回へとつなぐ『引き』の効果を非常に強く発揮していて、待たされることまで
含めて視聴者を楽しませていたのが素晴らしいと感じました。
これは全話一気に視聴してしまうと味わえない、ウィークリーアニメだからこその醍醐味なんですよね。

「僕だけがいない街」の唯一の欠点は、登場人物が意外と少なく消去法で犯人がわかってしまうこと。
それとアニメ化によって、声だけで犯人を特定できてしまったのがもったいなかったです。
あと、結末を知ってもう一度見たいか?と言われるとちょっと困ってしまう気も。

そういう意味では「落語心中」のほうが繰り返し見られるアニメと言えるかも。
この記事を書いてる段階では最終回を迎えていませんが、どう終わるのやら…評価が変わってしまうか。


「ハルチカ」は放送開始当初に期待したとおり、吹奏楽部なのに演奏シーンがほとんどない推理もので
序盤は謎解きも含めて楽しめていたのですが…やはり1話完結で推理ものは厳しかったですね。
視聴者に謎解きの一端を担わせる余裕もなくサクサクと解決されてしまいました。

推理ものとして見ようという姿勢に完全に諦めがついたのが枯葉剤の話。
あれはもう推理でもなんでもなく、悪い言い方をすれば単なる著者の知識自慢ですよ…。
諦めがついてからは推理も吹奏楽も本当にどうでもよくなって、同性同士の恋愛模様(!)を楽しむだけの
残念な視聴スタイルに落ち着きました。でも、あのようにお出しされたらそうするしかないです。

一般的に不人気と言われる緑髪・メガネのキャラがフィーチャーされた点は非常によかったと思います。
それだけで大幅に加点してしまうメガネ好きの自分を許してほしい…。


「灰と幻想のグリムガル」は当初から感じていた『着地点の不明瞭さ』が最後までずっと引っ掛かっていて
登場人物がどこへ向かっているのか、あの物語をどう楽しめばいいのか疑問のままでした。
そもそも起承転結の『起』の部分がなく『結』の部分まで欠けてしまっている本作。
同じようなシチュエーションの「SAO」はそのへんも含めてよくできていたのだなぁと改めて感じました。

『起』や『結』に関係のない、境遇のなかでの登場人物たちの変化を描くことが主題だったのでしょうか。
原作を読めばまた印象が違うのかもしれません。原作はわりと良い評判を聞きますし。

「グリムガル」のもうひとつ気になった点はBGMや挿入歌の使い方。
基本的に温度が低いアニメなのにいきなり演出過剰になるから、悲しい場面でもなんか笑えてしまって
せっかくのシーンが台無しになっている回がいくつかあり残念でした。
作風にそぐわないキャラソンとかも出ますし、オトナの事情でああなってしまったのかもしれませんが。

異世界転生ものとしては「この素晴らしい世界に祝福を!」が健闘を見せていた様子。
独特のゆるさ、しょーもなさ(笑)そして深夜アニメに期待されているシモな部分もきちんとカバーしてあり
期待していなかったぶん意外と楽しめた感じがします。


意外といえば「蒼の彼方のフォーリズム」は、外見からは想像もできないくらいのスポーツものでしたね。
どう見ても美少女ものなのに、お色気も恋愛もなくガチでスポーツしてるっていう。
グラシューのレギュレーションどうなってんだよ…と最後の試合ではさすがに思ってしまいましたが。
ここまでくると明確なルールや禁止事項がもっとあきらかであってほしかったかなぁと。

意外性があった作品はほかにも。「紅殻のパンドラ」が思っていた以上に「攻殻」でした。
一連の「攻殻」関連作品のなかでは遠い親戚の姪みたいな存在なのに、ほかの関連作品を脅かすほど
「攻殻」らしい表現やセリフ、神道要素が盛り込まれていました。
多くの関連作品では原作の中核となっている神道の描写ってわりとオミットされがちですしね。
刑事ドラマではないからこその、新しい「攻殻」への歩み寄り方が見えたような気がします。

加えてもうひとつ意外だったのが「PSO2」。正直、当初は「だがしかし」の前座のつもりで見てたんですが
オリジナルの学園ドラマの部分と、題材となったゲームのエッセンスの抽出が見事。
地味に音楽もよかったですね…特にOP曲はセガっぽさの再現も含めて強く印象に残りました。

「だがしかし」は完全にサヤ師目当てに…いや、ほたサヤが正解か。


ファーストインプレッションの悪さを払拭できないまま終わってしまったのが「ブブキ・ブランキ」。
ざっくりと表現するなら、週刊少年ジャンプで半年以内に打ち切られるマンガみたいな内容でした…。
でもTwitterで感想をチェックすると思いのほか好評なんですよね。
世代差もあるのか、それとも感性の違いなのか…良いところ探しをできなかったのがダメだったのかも。

3DCG作品としては「亜人」に軍配を上げざるをえません。評判どおりのおもしろさ。
内容の問題で原作から大幅に改変されていた部分はあったものの、原作を知らないなら知らないなりに
驚愕できる内容に差し替えてあったので、その点についてはマイナスにはならないでしょう。

今期この2作品を見ていて、まだまだ手描きに魅力を感じるなぁと個人的には思いました。
というより、全編3DCGにはそれなりの不便さもあるのだなと思わされた感じです。


余談ですが…今期の新作ではないんですけど、「ちはやふる」に特別賞を授与したい気分です。
再放送で見始めたらちょっとハマってしまいまして。いまごろになって魅力に気付くという。

アニメ版の印象からすると現在公開中の実写映画のキャスティングにはやはり違和感がありますね。

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