「The Division」 ソロ向け ダークゾーン任務達成プラン
【注意】この記事は当ブログ過去最大レベルの長さです!
今回ご紹介するのは、ソロで安全にDZ05~06西を巡回しつつダークゾーン任務を達成するプランです。
これはPTを組んで巡回できる人や、ソロでも高火力&高タフネスを発揮できる人には不要な情報です。
装備に不安があり、ダークゾーンをビビりながら巡回してるぼっちエージェントのためのものです。
・できるだけ敵の攻撃を喰らわず、死なずに指定の敵のキル数を稼ぎたい
・敵からのドロップに頼らずに指定された個数の回収用アイテムやディビジョンテックを稼ぎたい
・超絶チキンだけどデイリー任務を達成して7500DZXP(DZ経験値)を稼ぎたい
…という目的からこのプランを確立し、ちまちま続けてDZランクを60台まで伸ばしました。
ただ、デイリーの7500DZXPで順調にDZランクを伸ばせるのはランク50くらいまでです。
50から先は1ランク上げるのに3~4日かかってしまうので、追加のレベリングをおこなう必要があります。
今回はそのレベリングの方法も紹介しているので参考にしてみてください。
※この記事はv1.3当時に書かれたものです。現在では仕様変更されている可能性があります。
最初にまず、DZ05~06の西側を簡略化した地図をご覧ください。
通路上の濃いオレンジの線と枠は、敵の巡回路と定点湧きポイントです。
この地域を巡回するのはおもにクリーナーズで、南東の短い巡回路だけライカーズです。
(このライカーズはすぐ近くに定点湧きするLMB兵の集団と頻繁に交戦し、勝手に全滅します)
黄色い円はサプライドロップの投下地点。普段は敵がいないのであまり警戒する必要はありません。
西側の汚染区域と北東のミッドタウンミュージック前はネームドを含んだ敵が湧くので注意しましょう。
遠目に見て敵が湧いてるのを確認できたら、アイテムは惜しいですが通行はなるべく避けましょう。
敵の位置を確認しつつ、タイミングを計れば一度も敵と交戦せずにDZ05西の回収エリアまで行けます。
(DZ06西の検問所から東へ→右折してアイテムボックスのある通路を南下→サプライドロップ投下地点を南下)
しかもそのルート上にはアイテムボックスも配置されています。
つまり、装備に不安があってもデイリー任務に必要なアイテムを集めて回収エリアへ行けるわけですね。
どうです? 誰にも迷惑をかけないで済むチキン野郎向けの最高のプランだと思いませんか?
同様に、ディビジョンテックも回収エリア周辺で敵との交戦を避けつつ集めることが可能です。
ディビジョンテックはほかにも集めやすい場所があるので、無理にこの周辺で探す必要もありませんが。
(DZ03北東の検問所から北へ北へと移動しつつ回収するのがおそらくもっとも安全で効率が良い)
今回のプランで多用することになるのが、DZ05西の回収エリアの西隣にある屋上です。
この屋上はロープでしか行き来のできない、完全に隔離された空間になっています。
敵は一切侵入できない、ローグ以外に脅威の存在しない安全地帯なのです。
この屋上からは回収エリアに湧くLMB兵、東の路上に定点湧きする黄色クリーナーズ(ただし遠距離)
建物周囲を巡回するクリーナーズ、南北2箇所に投下されるサプライドロップを守るLMB兵を狙撃可能で
暴徒とライカーズを指定されてる日以外はだいたいここで任務を達成できてしまいます。
サプライドロップには当然ネームドも湧くので、運がよければネームド討伐も安全におこなえます。
ただ、こちらから狙撃できるということは敵側からも狙撃が可能ということ。
調子に乗って身を乗り出して狙撃していると逆に倒される場合もあるのでじゅうぶん注意しましょう。
一応それを防ぐ狙撃方法もあるので、敵のポジションに合わせて利用してみてください。
まず東隣の回収エリアですが、未発見状態であればモバイルカバーを利用した裏技が使えます。
ロープの基部がある一段高くなっている足場にモバイルカバーを設置します。
このとき、モバイルカバーの正面を敵に向けるようきちんと角度調整するのがポイントです。
このモバイルカバーに隠れて敵を狙撃すると、なぜか敵がほとんど動かず攻撃もしてきません。
ほぼ棒立ちの敵をヘッドショットし放題。超安全です。
おそらく敵が交戦状態へと移行できず、警戒状態のまま維持されてしまうせいだと思われます。
つまり、裏技というよりシステムの穴を軽く突いたものということですね。
この裏技にはいくつか注意点があります。まず、できるだけカバーの上から乗り出して撃つこと。
カバーの横から覗き込んで撃つと棒立ちの状態が解けやすいのです。
リロードする場合も、上から身を乗り出したままおこなうと棒立ちの状態を維持しやすいです。
モバイルカバーのMODはどれでもかまいませんが、攻撃力が上がる『カウンターメジャー』がオススメ。
2人分の幅になる『拡張』は俯角が取りにくくなるので扱いは難しいと思います。
画像の位置にカバーを設置した場合、左前方の高台に敵が移動しそうなときは気を付けてください。
左側は普通に丸見えなのでカバーが遮蔽物として機能せず、敵の銃撃が普通に通ります。
カミナリマークのショットガン兵は高い確率で高台へ向かうので、いる場合は優先的に倒しましょう。
実際やってみるとわかると思いますが、右前方はほとんど見えないので敵の動き頼みになります。
また、回収エリアに湧いた敵が4人×複数セットだった場合、次の4人が階下から屋上に駆けつけて来ず
かえって処理が面倒になってしまうことを覚えておいてください。
「The Division」の敵は音では誘導できないので、階下に残られるとほぼお手上げなのです。
自分はこの場合、回収要請をして階下の敵を呼び寄せます。危険ですがそれ以外に手がないので。
東の路上に定点湧きする敵にも同様にモバイルカバーの裏技が使えます。
この場合もモバイルカバーの角度に気を付けてください。足場に平行に設置するとだいたい失敗します。
(動画では失敗する状態を再現するためにわざと平行に設置しています)
もし敵が反撃してきて、敵の攻撃力が高すぎると感じた場合はサポートステーションを置きましょう。
蘇生つきのサポートステーションの効果中であれば、万が一倒されても自己蘇生できます。
体力に自信がある場合は弾薬補充つきのサポートステーションを置くのもありです。
屋上にこもると基本的に弾薬の補充はできないので、サポートステーションを利用しない場合はタレントに
『死神の取り立て』もしくは『1はゼロ』をつけるのがオススメです。
『1はゼロ』はショットガンと組み合わせると異様に強いタレントですが、屋上からの狙撃にも向いています。
ここで『死神の取り立て』に関するおもしろい情報をひとつ。
『死神の取り立て』をセットした状態でハンドガンで攻撃を当てたあとにタレットの銃撃でとどめを刺すと
なぜかタレントの効果が発動してメイン武器の弾薬が補充されます。これは本当に裏技かも。
ドラゴンブレスやザッパーでも発動するようですが、ダメージがかなり低いので難しいです。
建物周囲を巡回している敵は行動パターンがいくつかあり、それぞれに対処法もあります。
路上のガードブロックやクレーン車周囲にいる場合は、ロープの基部を利用して敵の銃撃を防ぎます。
じつはこのロープの基部、向こう側が透けて見えるのに銃弾は通りません。
スコープで覗いたとき視界がぼやける場所は銃撃が無効になります。
逆に言えば、視界がぼやけない場所を見つけて撃てば一方的に撃ち放題ってことなんですよ。
銃の構え方をスイッチしたり(左スティック押し込み)、スコープを覗くことで狙撃可能な範囲は変わるので
敵の銃撃を無効化しつつ狙撃できるポジションや角度を模索してみましょう。
しかし、まれに敵のほうが一方的に攻撃できるポジションに留まってしまう不具合が起きます。
巡回中の敵のひとりが仲間たちから取り残され、立体駐車場の入り口から動かなくなってしまっている場合
その敵はその場から一歩も動けない、いわゆるスタックした状態なのです。
このスタックは屋上にこもっているとき以外にもわりと発生します。
スタック状態の敵は背中を向けたまま攻撃してきたり、コンテナを貫通して撃ってきたりします。
回収エリアに来る以前からスタックしてる場合もあるので、Pulseを炊きながら近付くことをオススメします。
v1.3のいまでも放置されてるこのスタック、おそらく運営は把握してないし報告もされてないのでしょうね…。
余談ですが、この位置から見える通路上に配置された四角いやぐらやクレーン車のアームの先端部分には
タレットを設置できるので、微弱ですが死角に立つ敵にも一応攻撃できたりします。
スタックした敵を安全に処理するには、回収エリアの北東側にあるロープの基部まで移動しなければならず
移動の際にスタックした敵からの攻撃されるので、屋上から降りるときは注意してください。
ロープ下に蘇生つきのサポートステーションを投げておくと保険になります。
南北2箇所に投下されるサプライドロップは、他のエージェントのおこぼれを狙うのがメインになります。
サプライドロップ周囲に湧いた敵に追尾マインを投げてダメージを与え、ドロップアイテムの獲得権を得たり
ネームドをうまく誘導して屋上から安全に狙撃し、静かになってからアイテムを確保しに行くなど。
恐ろしくチキンな方法ですが、これもダークゾーンというサバンナで死なないためのテクニックなのです。
サプライドロップ周囲に湧いた敵の一団に、巡回している他の敵の一団をぶつけるという方法もあります。
交戦寸前のタイミングで巡回する一団に粘着爆弾を当てれば、あとは自動で経験値が振り込まれます。
非常にセコい方法ですが、これを繰り返すだけで経験値をかなり稼げますからね。
巡回する一団の湧くペースにもよりますが、運が良いとデイリーの7500DZXPより多くなる場合もあります。
サプライドロップがここに落ちてくるかどうかもまた運次第。状況を見て利用しましょう。
ちなみにサプライドロップ周囲に湧く敵の一団はサプライドロップの制限時間が終わったあとも残りますが
次のサプライドロップの投下時間が来るとネームドだけ消滅してしまいます。
ネームド狙いでいく場合はサプライドロップの投下周期に注意してください。苦労が水の泡になるので。
この屋上を利用するうえで知っておきたい…くもない、どうでもいい情報をもうひとつお伝えします。
屋上の南東側の一角に、金網で囲われた空調設備が置かれています。
一見すると進入不可能に見えるこの一角、じつはあるルートを通ることで中に進入することができるのです。
※v1.4で障害物が配置され、このスペースへの進入はできなくなりました
屋上の南端をぐるりと囲うように設置されている、一段高くなっている部分は登れないようになっていますが
南西側の階段に接しているところの端からは登れるようになっているのです。
この端から登って、壁沿いにぐるっと歩くと金網で囲われているスペースに進入できてしまうのです。
ここの空調設備にカバーすると外部からは姿が見えず、うまくすればローグをやり過ごすことも可能ですが
大抵の場合はPulseで発見されるので意味がなく(笑)ただ、ログアウトするには便利なんですよ。
ここにこもって30秒間しのげばログアウト完了、無傷でDZ05西の検問所へワープできます。
最後に、ログアウトを利用したダークゾーンの脱出方法を紹介しておきます。
コントローラーのメニューボタンを押してメインメニューを開き、Yボタンを押すとログアウトを開始します。
ログアウト後は一番近くにある検問所もしくは隠し部屋に転送されます。
この屋上でログアウトすると必ずDZ05西の検問所へワープしますが、DZ05西はわりと不便です。
DZ06西へワープしたい場合は屋上から降りてもう少し北へ歩かなければなりません。
一旦ログアウトすると同じダークゾーンのセッションに再接続できる確率はかなり低いです。
ローグが暴れているセッションから離れられるという利点もありますが、ドロップ品の獲得権も失われるので
死亡して重要なアイテムを落としてしまったときなどは注意してください。
セッションの人数によってはまったく同じセッションに再接続できるときもあります。
暴徒とライカーズを指定されている日はダークゾーンの南のほうへ出張しなければなりません。
ライカーズの場合、DZ02の回収エリアの真北、カルケス・スポーツ用品店の西隣にあるビルの屋上から
北側の路上(隠れ家がある通り)を巡回するライカーズの一団を狙うのがオススメです。
ここから見下ろせる丁字路にはライカーズだけでなく、西からクリーナーズ、北から少数ですが暴徒たちも
巡回してくるので、勝手に交戦をはじめたところに撃ち込んでやると手軽にキル数を稼げます。
足場の木の板が欠けているところからうまく狙うと反撃を一切受けずに一方的に攻撃することができます。
クリーナーズと暴徒が指定されてる日もいけそうな感じがしますが、どうも湧くペースが遅いんですよね。
南方に見える回収エリアに湧くライカーズを狙う手もありますが、回収目的で集まるほかのエージェントの
迷惑になる、あるいはローグと思われる可能性もなくはないのでオススメできません。
実際、リリース当時はこの屋上にこもって周辺を移動するエージェントを狙うローグが多発していました。
最近は真っ向から撃ち合うローグが多く、こういうチキンな手段は使われていないようです。
ほかにはDZ02の図書館の屋上、その近くの隠し部屋の窓から出たところ(ロープの基部がある高台)が
ライカーズ用の候補として挙げられますが、敵の攻撃を喰らいやすいのでちょっと危険です。
図書館周辺はサプライドロップでも来ない限りほかのエージェントが寄り付かないので安心ではあります。
暴徒はこれといって安全地帯がないんですよね…強いて言えばDZ01東の回収エリアの北側にあるビル。
このビルの足場(画像の緑色部分)は旧ガソリンスタンド周辺に湧く暴徒を倒すのに便利です。
回収エリア(画像のオレンジの部分)に湧く暴徒も狙えますが、ローグと勘違いされないよう注意しましょう。
肝心の回収はどうするの?と思われた方もいますよね当然。じつはまだ安定した方法がありません。
毎回なにかしら不確定要素が混じるため、絶対安全なパターンに持ち込むのが難しいのです。
DZ05西の回収エリアにおいて、現時点でもっとも安定していると思われるのは以下のパターン。
①回収要請をする
②全速力で屋上のロープ基部周辺まで戻る(所要時間10~15秒)
③ヘリ到着20秒前~到着の間に敵4人が現れるので屋上からできる限り素早く殲滅する
→到着10秒前になっても敵が出現する気配がまったくない場合は回収に向かってもよい?
④敵4人の殲滅が済むころにはヘリは飛び去ってしまっているはずなので、再度回収要請をしに行く
→階下に敵の気配が残っていても回収要請をしてしまおう
⑤全速力で屋上のロープ基部周辺まで戻る
→ 階下から敵が上ってきたら順次掃討(階下の敵が全員上がってくることはまずない)
→ 敵の気配がない場合は回収成功確定?
⑥回収位置へ向かう
出現した4人の敵をいかに素早く掃討できるかで回収の成功率が変化します。
…ということに最近気付きました。低火力でだらだら掃討していると再要請時に敵が再湧きしてしまうので
再湧きが追いつかないくらい素早く殲滅して再要請するのがもっとも安全だということ。
目標は1分以内。最初に呼んだヘリが引き上げるころには殲滅し終わってるのが理想です。
4人パーティーの場合は1回目の要請時に殲滅できるからこんなこと考えなくてもいいんですよね。
今回の記事はあくまでソロ向けの方法なので、徹底した安全策が求められるのです。
敵の掃討を一切せず、敵がうしろを向いている隙にロープに結びつけてしまうという手もあります。
また、ガスチャージをつけた追尾マインを投げて敵が混乱している隙に結びつける強引な方法もあり。
これらの場合、①のあと屋上へは戻らず回収位置近くの障害物などに隠れて待機することになりますが
万が一ローグが駆けつけてきた場合、大惨事につながることもあります。
不確定要素が多く、正直オススメしにくい。確実に回収を成功させたいならやめておいたほうがよいかと。
ローグが来た場合、先程のパターンなら②から③のあいだに西側のロープを伝って逃げられます。
汚染アイテムはログアウト後も持ち越されるので、その場でログアウトしてしまうのもおもしろいですよ。
今回の記事は本当に特定の人にしか役に立たない、とあるエージェントの秘伝書的な研究報告でした。
夏休みの自由研究と言ってもいい(笑)自分でもなんでこんなに情熱を注いだのかわかりません。
すべてのエージェントが環境に恵まれているわけではないし、PvPが好きなわけではありません。
誰も傷付けず誰にも迷惑をかけず、誰の手も借りずにひっそりとプレイしたい。そう望んでいるわけではなく
仕方なくソロでプレイしている人もいると思うんですよね。そういう人に届けばいいかなぁと。
屋上からの狙撃の際にはセントリーコールかプレデターマークのセットボーナスがあると便利です。
どちらかの効果を発揮しているだけで弾の消耗を格段に減らせるし、掃討速度も上がります。
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コメント
初めまして。
今も使えるか試してないのでまだ分からないのですが、大変興味深く読ませて頂きましたー!
ありがとうございます!!
投稿: magpul7846 | 2016年10月16日 (日) 17:33
よくもまあこんな長い記事を読んでいただいて…大変ありがたく思います。
この記事はv1.3当時のものなので、次のv1.4が来るまではこれらのテクニックを使えるはずです。
v1.4ではスキルなどに大幅な変更が加えられると聞いていますし
プレイヤーと敵のパワーバランスもだいぶ変わるというニュースを見ました。
こんな消極的な方法に頼らず楽しめるゲームになってくれるといいですね…。
投稿: うごー(ブログ著者) | 2016年10月16日 (日) 21:21