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2017年8月23日 (水)

「FF14」 4.0実装分をクリアしたあと

Ps4ff14cap50

「紅蓮のリベレーター」メインクエスト終了後はなにをやっているかというと、おもに赤魔道士の育成ですね。

赤魔は「紅蓮」で追加された新ジョブのひとつで、ゲーム上の分類的には遠隔DPSとなります。
白魔法と黒魔法をつかって専用のゲージを溜め、強力な近接攻撃でゲージを吐く…というのが基本ルーチンで
仲間にバフをかけたりDoT攻撃を維持したりというテクニカルな要素がまったくありません。
なのに火力は高いという…簡単なのに高火力。それが赤魔というジョブの特徴です。

強いけどやることが単純すぎてつまらないと言われがちですが、メリットを考えたいですね。
たとえば普段はタンクやヒーラーをメインでやってて、サブでなにか戦闘職もやってみたいというプレイヤーには
簡単で覚えやすく忘れにくい赤魔のようなジョブがとてもありがたい存在になると思われます。

あとは自分みたく、ほかのゲームと並行してプレイしたり長期のブランクを挿む可能性のあるプレイヤーにとって
覚えやすく忘れにくいシンプルさというのは非常に助かります。詩人の復帰は大変でしたから…。


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「紅蓮」で追加された新ジョブはいきなりレベル50から始まる、というのも目新しい特徴です。
レベル50までに覚えるスキルがすべて揃った状態なので、始めていきなり50IDへの参加もできてしまうわけです。
50から始まりますが、49以下のコンテンツにも問題なく参加可能。ただしそれなりにスキルは削られます。

外見的な意味では、いきなりレベル50までのキャスター装備をすべて着られるというのも魅力ですよね。
詩人の装備は正直あんまり好みじゃなかったので(笑)赤魔でファッションを楽しんでいます。


Ps4ff14cap52

赤魔に限らずレベル50以降のレベル上げは大変ですが、効率の良い方法はある程度限られています。
みんなだいたい同じ方法でやってるので、一部のコンテンツが非常に賑わっている感じなのです。
特にディープダンジョンの地下51階~60階は待ち時間も短くてオススメ。
問題は同じ作業の繰り返しで飽きやすく、1日にやれる量に限度を感じてしまうところ。耐えてください。

ほかにはグナース族とバヌバヌ族の蛮族クエストがオススメ。簡単な内容でモブハントに匹敵する経験値。
火曜日更新の攻略手帳の報酬目当てでF.A.T.E.やギルドリーヴも結構やってました。

レベル60まではそれでいいとして、問題は60から70までですが…まあ普通にルーレット頼りかな。

マルチプレイに抵抗がないなら50-60ルレとレベルレ、討滅ルレの3種類を確実に消化していきましょう。
いまだにあまり好きではありませんが、知らない人とIDを巡るのもだいぶ慣れました。
特にアクシデントでもない限りチャットの必要もないですしね。自分のロールをきっちりこなせば大丈夫です。


Ps4ff14cap54

休止前も再開後もあまり熱心にやってなかったグラカンの小隊任務をいまごろ急にがんばったりしてます。
それにリテイナーの育成も。ここに来てようやく、1日にやるべき課題が定着してきた感じですね。

ログインして小隊とリテイナーの結果を確認したあと、ルーレットの待ち時間に蛮族クエとモブハントを消化。
攻略手帳の課題を進めて、日付が変わったらゴールドソーサーへ(笑)みたいな日々です。
レベルが上がらない日は本当にこれだけで終わりますね。これだけって言っても結構な量ですが。
ホントは真理集めもしなきゃいけないんですけど、正直そこまで手が回りません。
ってか、詩人を続けていくかもわからないし。赤魔でいくなら真理も温存しておかないといけないし。

近況としては最近ほかに採掘師も始めたのですが、これについてはまた次回。まだ始めたばかりなので。



タンクやヒーラーもそろそろやったほうがいいのでしょうが、なんとなく難しそうなイメージがあって敬遠気味。
やりたいかやりたくないかでいえば、やりたくはない。なので楽しくやれそうにないのでやりません。


ここ最近「FF14」をプレイしていてひとつ気付いたことがあります。ゲームの内容ではなく自分についてのことで。

自分はレベル上げがキライなわけではなく、レベル上げ自体は楽しめるみたいなのです。
自分が嫌っていたのは、ストーリーの続きを見るのにレベルを上げなきゃいけないという状況だったんです。

目的をどこに置くかが問題なわけですね。ストーリーの続きなのか、それともレベル上げ自体なのか。
ストーリーの続きを見るのが目的になっている場合、ストーリーの続きを見ないことには成果を得られないので
レベル上げしているあいだはずっと我慢を強いられます。

追うべきストーリーがなく、レベル上げそのものが目的になっている場合は行動がダイレクトに結果につながるし
数字という目に見えるカタチで成果が表れるので終始たのしいんですよ。
お金を貯めるのが好き、通帳の残高が増えるのを眺めるのが好きというのに感覚的には似ています。
ストーリーの続きを目的とする場合も数字は増えているのですが、目的が違うので心は決して満たされません。

世間で言う『レベル上げが好き』というのは、おそらくストーリーから切り離された行為を指すのではないかと。
ストーリーを追うことを一時的に忘れ、あるいはストーリーという要素を無視してレベルを上げる。
レベリングそのものをゲームと考えている。ストーリーありきのゲームではなかなか考えにくいことですが。

頭を空っぽにして作業に没頭することがときに快感をもたらすこともあります。心境の変化もあるのかも。

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2017年8月12日 (土)

「Forza Horizon 3」 未撮影車種の埋め方

非常にいまさらな話ではあるのですが、記事を作りたくなったので書くことにしました(笑)

「Forza Horizon 3」のHORIZONプロモは普通にプレイしている限りは運任せで、偶然見かけたクルマを撮影して
ボーナスを獲得していくことになりますが、この方法だと全車種の撮影は至難の業です。
既に撮影車種が500台を超えていて「残りが全然出ない!」とお嘆きの方はこの方法を試してみてください。


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①フリー走行中にメニューボタン(Ξ)を押し、[進行状況]内にあるHORIZONプロモを選択する


X1fh3cap13

②全車種一覧から未撮影の車種を確認できるので、まだ撮影していない車種をメモる

 ソート機能を使えば、所有している車種のなかから未撮影の車種のみを絞り込んだりもできます。
 未所有の車種は以降の手順で撮影可能なので、わざわざ新車を購入する必要はありません。

 メモが終わったらフリー走行に戻り、近隣の適当なレースポイントへ移動してください。


X1fh3cap14

③適当なレースポイントでエキシビションを選択し、レース設定のカーテーマからカスタムを選択する


X1fh3cap15

④さきほどメモった未撮影の車種を追加(✔)して、メニューボタン(Ξ)で設定完了

 このとき、自分が現在乗っている車種もしくは所有している車種も入れるのを忘れないこと!
 入れないとエラーメッセージが表示され、車種選択の設定が消えてしまいます。

 また、この画面で表示されている各車種のクラスは無改造状態のものです。
 プレイヤーが所有しているクルマは改造済みでクラスが上がっている可能性があります。
 レースで乗ろうと思っているクルマの現在のクラスを考慮しつつ、車種を追加していきましょう。


⑤作成したルールでレースを始めて、レース開始直後にフォトモードを起動して車列をまとめて撮影する

⑥そのまま完走してもよいが、面倒ならレースを終了してフリー走行に戻ってもよい


レースではプレイヤーが乗るクルマのクラスに合わせてCPUのクルマも改造されてきます。
クラスは初期値より上げることはできても下げることはできないので、クラスが高めな車種を撮影したいときは
それと同等、もしくは格上のクルマでレースに参加しなければなりません。

逆にDの100など、クラスが低めの車種の場合は改造の上限値に注意してください。
フル改造してもプレイヤーのクルマのクラスに合わせられない場合、レースに参加できなくなるからです。

こういうようなクラスの設定さえ間違えなければ、未購入のDLC車種だろうがユニコーンカーだろうがなんでも
レースに参加させることができますが、実際にレースに参加してくれるかは運次第です。
確実に参加させたい場合はプレイヤーのクルマと目的の車種、2車種限定のレースに設定しましょう。
目指せ全車種撮影。ちなみに「Forza Horizon 3」で撮影可能な車種は全部で539車種です。




「Forza Horizon 3」の総プレイ時間、確認してみたところ270時間くらいいってるようです。DLC含まず。
ゲーム内の走行時間は90時間ぐらいのようですが、これはおそらくレースで走行してる時間の合計でしょう。

セールでそのうちDLCも買おうと思ってるのでまだまだ伸びそうです。コスパのいいゲームですよホント。

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2017年8月10日 (木)

「FF14」 4.0実装分をプレイしてみて

「紅蓮のリベレーター」のメインクエストをすべて終了しました。長くもなく短くもなくという感じですかね。

「FF14」再開直後に申請したリターナー設定が最後のインスタンスダンジョン直前で切れたので、時間にすると
約80時間ぐらいの長さだったのではないでしょうか。RPGで80時間はそこそこ多いくらいです。
諸事情あって途中で感想を公開する余裕がなかったので、書き溜めていたことをまとめて今回掲載します。


Ps4ff14cap42

「紅蓮」を始めるまで、ドマという地域をかなり誤解していました。漠然と日本っぽい国だと思ってたんです。
実際は日本というよりは中国っぽくて、地理的には完全にユーラシア大陸側。
そこに日本の忍者や侍といった文化が若干入り混じっている、日本海周囲をミックスした農耕国家という感じ。
パブリックイメージとしての中国っぽさは一切ないというか…でも三国志なんかの風景には近いのかも。

海岸線はベトナムなどの東南アジア、陸地を進むと和風というよりは昔の中国の山村を思わせる風景が続き
いかにもな和風、海外の映画に登場するような日本風のデザインではなかったのです。
それが意外だったわけで。だってユウギリやゴウセツみたいな人がいっぱいいると思うじゃないですか。


Ps4ff14cap43

対して、非常にステレオタイプな日本風なのがクガネという都市。まんまイメージどおりのジャパン(笑)

ただ、ここまで精細に日本風の都市を作っておきながらメインクエストでは意外なくらい絡まないんですよね。
大陸への橋渡しとなる窓口、あるいは拠点として割り切られている。それがちょっともったいない感じで。

モブハントやギルドリーヴの受領など、「新生」の三大都市に準ずる設備があって利用機会は非常に多いので
無駄によく作られてるなどということは決してないのですが、もう少し使ってほしかったなぁと思います。
プレイヤーのあいだでは高層建築物を登る、通称"クガネ登山"の場として楽しまれていたようです。


Ps4ff14cap44

中盤で舞台となるアジムステップはモンゴルやチベットあたりを意識した広大な草原地帯。
同じ種族でありながら異なる文化や風習をもつ部族が描かれていて、ここだけ異様に情報量が多く感じます。

いやホント、アジムステップ周辺のストーリーだけ厚みが全然違うんですよ。
「紅蓮」のほかの部分が表面的であるのに対し、ここだけ妙に詳細な文化が盛り込まれているせいもあります。
この異様な熱量はどこから来るのか…良い意味で浮いた存在で、セリフを読むのが楽しかったです。

風景の美しさもさることながら、民族ごとに異なる衣装や住居が用意されているのも興味深いところ。
民族衣装好きの人には確実に刺さると思いますし、風葬や輪廻転生などの死生観も丁寧に描かれているので
カルチャーショックを味わいたい人には本当にオススメのパートです。
ひとつ残念なのは、お気に入りの衣装が見つかったとしてもジョブによっては着れないことですね…。


Ps4ff14cap45

終盤に訪れるアラミゴの山岳~湖畔地帯はトルコから北アフリカにかけての雰囲気に近いかと。
赤い石造りの壮麗な建物、広大な塩湖など、見栄えのする風景が続いていました。
メインクエストの設定のせいか、昼間のあかるい風景を見る機会が少なかったのがちょっと残念でしたが。

地域のほかにもコウジン族やアナンタ族、人狼族など新たな種族が登場するのも「紅蓮」の見どころのひとつ。
プレイヤーが選べる種族も増えたらいいのになぁ…なんて思っちゃいますが、難しいでしょうか。


Ps4ff14cap46

クエスト面では、退屈なおつかいや身分に見合わない雑事を任される事態は少なくなっていた気がします。
インスタンスダンジョンやイベントバトルにも新機軸が見られ、新しいものを見せようという気概が見られましたし
「紅蓮」まで付き合ってくれたプレイヤーを飽きさせないよう苦心しているのが伝わってきます。
でもレベル制限を突破するにはやっぱり使い古されたコンテンツの周回が必要なんです…残念ながら。

以前と比べてレベル制限の壁を超えやすいよう配慮しているような雰囲気はありましたけどね。
特にモブハントの恩恵は大きかったなぁと。「蒼天」以前はそれほど効率の良い要素ではないと思ってましたが
「紅蓮」のレベル60以降では、指定のモブを倒すだけで1日あたり約170万もの経験値が得られるようになってて
これを毎日こなすだけでメインクエストのレベル制限の対策になるほどでした。
モブハントはマルチプレイを利用したレベル上げが好きじゃない人への救済策としても評価できます。

あとは火曜日更新の攻略手帳の報酬も経験値不足を埋めるのによく利用していました。
フレンドに恵まれてる人は気にならないと思いますが、ソロでも結構がんばれるのって大事なんですよ。


Ps4ff14cap47

肝心のストーリーはどうだったのか?といえば、おもしろかったですね。「蒼天」には確実に匹敵します。
今回もいろいろと寄り道はさせられるのですが、すべての線がドマやアラミゴの解放につながるようになってて
無駄な寄り道をさせられたという感じはまったくなく、きちんと考えられているなぁと感じました。

個人的に特に気に入っているのが先述のアジムステップ周辺で、あの部分だけでじゅうぶん元が取れます。
魅力的なキャラたちが魅力的な立ち回りをする。それだけでどれほどおもしろいか。

アジムステップ独特の文化や死生観がドマの剣豪の価値観に影響を与え、そしてアジムステップに返すという
本当に清々しく気持ちよく、別れ際のつらさを引き出している。プレイヤーに与える価値観と喪失感。
ストーリーを追うのが楽しいからレベル制限が気になる。次は引っ掛かるまいと事前に多めに稼いでおく。
プレイヤーをそう向かわせるだけのストーリーになっていました。これってかなり褒めてますよね?

「紅蓮」で追加されたジョブクエストがメインクエストの背景をさらに掘り下げていた点も評価したいです。
といってもこれは吟遊詩人に限った話なのかもしれませんが、アラミゴ解放の気運を揺るがす重大な事件が
歴史上に存在したかもしれない…という描き方がじつにおもしろかったですね。


Ps4ff14cap48

唯一これは余分だったかな?と思ったのはクルルさんの一件でしたが、ああいうカタチで被害にでも遭わないと
クルルさんって本当にどうでもいいキャラになってしまうので(笑)必要なことだったのかなと思います。

それとエンディング後の重大なエピローグですか…あのへんは今後の追加エピソードが楽しみになりますね。

「紅蓮」で個人的にお気に入りのキャラはサドゥとマグナイですかね。次点メ・ナーゴ。
ゴウセツとコンラッドは誰が見ても魅力的だったと思うので、このランキングには入れないものとします。
グリーンワート君もそうなるかな…喜劇と悲劇の両方を担う重要なキャラでした。
活躍の場面はそんなになかったものの、「蒼天」のキャラが出張ってくるのもうれしかったです。

イダあらためリセは、仮面をはずしたときにひどくガッカリしたものの(笑)「紅蓮」の中核を担う登場人物として
正しく活躍してくれたので普通に評価できますね。リセ化が急すぎた気はしますが。
あと、OPムービーにも登場するラールガー像のてのひらの上で組手するのは必要だったのでしょうか…?

登場キャラについての余談ですが、ゼノス様の設定面は劇中でもっと掘り下げるべきだったと思います。
3本の刀を保持できる独特の鞘とか、どういう理由でああなってるのか描写でもっと説明すべきでしたね。


Ps4ff14cap49

さて…「紅蓮」はそれなりの金額を追加で支払うだけの価値はあったのか?という疑問もあると思うんですよ。
特に自分みたいに「FF14」にそれほどハマれなかったプレイヤーにとってどうなのか。

まあ、こんだけ好意的な感想を読めばじゅうぶん伝わってるかな。金額分は間違いなく取り返せます。

メインクエストが終わったあとのことはちょっとわかりません。自分もこれからなので。
クリア後に追加されるコンテンツもいくつかあるため、冒頭で述べた80時間よりもさらに遊べるのは間違いなく
興味さえ持続すればひたすら遊び倒せる内容になってはいます。
「紅蓮」で新たに追加されたジョブにハマれれば、遊び方の拡大という意味でさらに楽しめると思います。

赤魔は簡単すぎてつまらないなんて意見も聞きますが、難しいよりは全然いいはずです。
ただしレベル上げは本当に大変でしょうね…レベル50台は「蒼天」でもかなりの苦行だったので。

「紅蓮」の数少ない欠点を言えば、音楽が全体的に聞き飽きやすく退屈しやすいところ。
そしてフライングできないと不便な地域がいくつかあること。一方通行になってる箇所がちょっと厄介でした。
風脈関連のクエストは非常に良心的でしたが、そのクエストがポップするまでが大変なんですよね。



極端なネタバレを避けるために、道中で撮影した画像のなかから一応厳選しました。
「FF14」を始めてから撮影した画像の量がもうじき100MBを突破します。そろそろいくらか処分しないと。

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