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2018年4月 1日 (日)

Xperia SP カスタムROM導入備忘録

Aicp1210401

AICP 12.1(Android 7.1.2)の導入に成功しました。
ハードウェア的にスペック不足になるかと思いきや、AICP 11.0よりも非常に快調に動作しています。

AICP 12.1本体(aicp_huashan_n-12.1-NIGHTLY-20170820.zip)
7.1用gapps(open_gapps-arm-7.1-nano-20180326.zip)
基本的な作業は、このふたつをXperia SP用のTWRP(twrp-3.2.1-0-huashan.img)で焼くだけです。
11.0よりも初回の再起動にかかる時間が短く、初回の処理と熱冷ましに30分ほど待てばすぐ使えます。

11.0のように丁寧な初回チュートリアルはありませんが、日本語は収録済みなので問題ありません。
ただし日本語キーボードがないのでGoogle日本語変換などをインストールしてください。

なぜかモバイルネットワークのアクセスポイントに日本の主要なAPが大量に登録されています。
なので、よほど新しいか珍奇なSIMを使っていない限りは選択するだけで接続できると思われます。

Twitter公式アプリ、LINE、ゲームやワンタイムパスワードアプリの動作を確認。
カメラ動作確認。カメラとスクリーンショットのシャッター音は個別にオンオフできる仕様。
ロック画面およびホーム画面の壁紙変更可能(変更は『ギャラリー』アプリの各画像メニューから)。
電源メニューが非常に詳細に作られており、電源メニューから再起動 → リカバリ起動が可能。
よって、TWRPによるバックアップが非常に手軽に実行できます。

現在のところ確認できている不具合は、11.0以降の固有の不具合なのかLTEの接続が安定しません。
また、充電終わりごろに画面がブラックアウトするという謎の現象がときどき起きています。
幸い電源メニューは表示されるので、再起動で回復が可能です。



上記の状態に安定するまで本当に苦難の道だったので、もしマネされる場合は注意してください。

以下は個人的な、記事としてまとめる気のない記録なので参考にされる場合は注意してお読みください。
同じようにやっても同じ結果を得られるとは限らないので…と言っても、試す人もいないか。

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作業環境:Windows 10 Home バージョン1703

元の状態:Xperia SP(C5303/HUASHAN) Android 4.3/12.1.A.1.207
root化済みではあったけど目立った改造はなし。カスタムリカバリにCWM導入済み。いつ入れたかは不明。

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■ことのはじまり

[10/3]
aicp_huashan_mm-11.0-UNOFFICIAL-20160519.zip
open_gapps-arm-6.0-nano-20170922.zip
Android 6.0.1のカスタムROM本体とgoogleアプリの最小単位セット。
あとあとLatestバージョン(aicp_huashan_mm-11.0-NIGHTLY-20161005.zip)の存在に気付く。
つまり最新のバージョンではなかったということ。
さらに上のAndroid 7.1になるAICP 12.1(aicp_huashan_n-12.1-NIGHTLY-20170820.zip)も存在する。
今回使ったROMにはなぜか日本国内の主要APNがずらっと登録されていたので別途APNを用意する必要なし。
カスタムリカバリのメニューから焼くので、事前に両ファイルをスマホのmicroSDカードにコピーしておく。

CWMでAICPとgappsを焼いたあと、スマホが起動しなくなり真っ青になる。これが今回の騒動の発端である。
電源ボタンを押すと短くブルッとなるものの画面は暗転したままで沈黙。諦めました。

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XperiaCompanion.exe
http://www.sonymobile.co.jp/support/software/xperia-companion/
Xperiaが文鎮化したときの救いの神。
あらゆる状況から初期化できると思う。例外として、bootloaderアンロック済みの場合は初期化できない。
root化もカスタムリカバリも全部吹っ飛ぶので覚悟して使うべし。
当然カスタムリカバリで保存したバックアップも(すぐには)使えなくなる。
自分はCWMでバックアップを残していたので実際使えなくなった。
CMWは配信が終了し、現在ではTWRPがカスタムリカバリの主流となっているので切り替えを推奨。
TWRPは現在オフィシャルアプリから手軽にインストール可能(重要なので後述)。

初期化後は12.1.A.1.207のデフォルト状態に。これはこれでスッキリしていて使いやすい印象だった。


rootkitXperia_20140719.zip
http://cubeundcube.blogspot.jp/2014/07/xperiarootgx-z2a2.html
当時重宝したXperiaシリーズのroot化キット。
状況によっては必要ないかもしれないけど、ものすごく手軽なので参考までに載せておく。

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■さまざまな準備

あとあと気付いたことだけど、この部分は自分がやろうとしていたことに必要なかったかもしれない。
TWRPを手軽にインストールできることを知っていたらこんな面倒な用意を再びやる必要はなかったと思う。

jdk-9_windows-x64_bin.exe
android-studio-bundle-162.4069837-windows.exe
http://jukeizunosekkeisya0502.blogspot.jp/2017/05/20176android-sdk-sdkadvgui.html
javaとAndroidの開発環境を用意するためのセット。
参考ページではJDKではなくJREを指定しているけど、インストーラ形式のJDKを選んでみた。
後者のインストールにはやたら時間がかかるので、待ち時間にメシでも食いに行ったほうがいい。
USBドライバは別途用意しなくても後者のフォルダ内にあらかじめ用意されている。


Xperia SPのbootloaderをunlock
http://iroiro-memo.blogspot.jp/2013/06/xperia-sp-c5303-fastbootbootloaderunlock_29.html
公式サイトの専用ページにメールアドレスを入力してunlock用のキーを発行する必要がある。
その際、スマホ本体のIMEI番号の入力が必要になるので事前にチェックしておきたい。
スマホの電話アプリで『*#06#』とダイヤルするとIMEI番号が表示される。

参考ページのやり方でPCがXperia SPを認識してくれない場合、Windows 10の仕様に原因がある。
Windows 10はセーフティの問題で、デフォルトの状態では署名なしのドライバを受け付けてくれない。
署名なしのドライバを受け付けてくれるモードで再起動してから参考ページのやり方を試してみよう。
https://freesoft.tvbok.com/win10/testmode.html
Windows 10の[再起動]をShiftキーを押しながらクリックし、青画面を表示させる。
トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ設定 → [再起動]
『7)ドライバー署名の強制を無効にする』

Xperia SPの電源を切り、ボリュームキーのプラス側を押しながらPCと接続。
参考ページのやり方でドライバを通す。警告のメッセージは出るけど実行してしまおう。
コマンドプロンプトを起動。
 fastboot.exe -i 0x0fce getvar version 
バージョンが表示されれば成功。
 fastboot.exe -i 0x0fce oem unlock 0x[unlock用のキー] 
finished.と表示されれば成功。
Xperia SPは画面暗転のままで特に変化はないがunlockに成功はしている。

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■TWRPのインストール

繰り返しになるけど、現在では手軽にインストールできるのでこの手順は必要ないと思う。

twrp-3.1.1-0-huashan.img
Xperia SP用のカスタムリカバリ、TWRP本体。
Xperia SPを電源が入ったままでいいのでPCと接続。
コマンドプロンプトを起動。
 adb reboot bootloader 
Xperia SPは画面暗転 → 青色LED点灯のfastboot状態へ。
 fastboot flash boot twrp-3.1.1-0-huashan.img 
本来はrecovery領域に書き込むべきなのだろうけど、それではうまくいかなかったためboot領域へ。
焼いたあとPCとの接続を切り(そのまま抜くだけ)ボリュームボタンのマイナス側と電源ボタン同時押しで起動。
ここまで来ればあとは特に困ることもないはず。

TWRPが起動したら、本体内のメモリをワイプしてからAICPとgappsを焼く。
AICP → gappsの順番で焼く。TWRPは焼くファイルを複数指定できるのでその順番で指定すればよい。
焼き終わったらTWRPを終了してXperia SPを再起動。

LEDが赤と緑に明滅したあとAICPの起動画面へ移る。マジですごい明滅するので最初はビックリする。
最初の起動には非常に時間がかかるうえ、初期設定画面が表示されたあとも重いのでしばらく触らないこと。
ヘタに触ると初期設定中に再起動がかかる場合もある。
本体がかなり過熱した状態になっているので、冷たいテーブルの上にでもしばらく放置しておくとよい。
十数分の放置でじゅうぶんだと思うけど、自分の場合30分ぐらい放置してた気がする。

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導入後の状態:Xperia SP(C5303/HUASHAN)Android 6.0.1

AICPには日本語フォントはあるけど日本語キーボードはないので、google日本語入力などを入れておこう。
最小単位のgappsにはGmailアプリもないので必要に応じて入れておきたい。

充電時のLEDはデフォルトでは黄色、満充電が近いと緑、完了すると青明滅。

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LTEがつながらない不具合が発生。
いまのところ解決方法なし。カスタムROM自体に問題があると見ていいので、諦めよう(!)
ひょっとするとLatestでは解決されているかもしれないので、やる気が出たらLatestを試してみるつもり。

ロック画面の壁紙を変更する項目が見当たらない。Androidのバージョンの問題?
設定画面のAICP Extras → 画面左上のΞ → Lock screen → 一番下のSet new wallpaperから変更できた。
Reboot is neededと書かれているけど再起動しなくても適用された。

上記2点以外は良好。最初はハードウェア的な限界でダメかな?と思ったけど、時間が経つと軽快になる。
画面のスクロールが機敏で、ゲームのロード時間は体感できるレベルで短くなった。
ゲームをプレイするうえで注意すべきなのが音量の設定で、マナーモードにしても音声が出てしまう。
ゲームの音声を消したい場合はメディアのボリュームをミュートすること。
ゲームはAndorid 4.3とは異なり全画面表示に。ゲームによっては画面の構成も若干変わる。
終了する場合は画面下からスワイプでホームメニューを表示する。
画面下側にメニューボタンが集中しているゲームの場合、画面上からスワイプするのがオススメ。

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[10/25]
■TWRPの再インストール

TWRPが起動しなくなっていることに気付く。
AICPを焼いた際にAICPに内蔵されているCyanogen Recoveryにrecovery領域を上書きされた模様。
(Cyanogen Recoveryはボリュームボタンのマイナス側連打で起動)

アプリ欄にいつの間にかあったOfficial TWRP AppからTWRPを焼き直せることがわかった。
rootさえ取れていればPCがなくてもTWRPのインストールが可能らしい。古い記事にはないアプリだった。
アプリ単体で端末に合ったTWRPのimgファイルをダウンロードすることもできるスグレモノ。
あらかじめimgファイルをSDカードに用意してある場合、そちらを選択して焼くことも可能。

同アプリ内からREBOOT → REBOOT RECOVERYでTWRPを起動。なんとなく不安定な印象を受ける。
TWRP使用後に再起動しようとしたら半分鎮化。充電することで息を吹き返す。
その後、初めてAICPを起動したときと同じくらい時間をかけて起動。

今後AICPをLatestバージョンに切り替える場合は、先にここまで作業を終えてから使い始めようと思う。

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[2/21]
■謎の再起動の連発

以前使っていた画像加工アプリ「Prizma」をインストールしたところ、謎の再起動を連発するようになった。
アンインストールすべくホーム画面からの手動アンインストールや設定画面からのアプリ手動アンインストール
Google Playアプリからのアンインストールを試みようとしたものの、どれも途中で強制再起動。

Google Playアプリから「Prizma」を検索し、検索結果の画面からアンインストール自体は成功。
しかしその後も他のアプリや設定画面を開こうとするたびに謎の強制終了や再起動を繰り返していた。

Androidのセーフモード起動(ホーム画面で電源ボタン長押し後、「電源を切る」を長押し)を試してみたところ
セーフモードでは快調に動作したので、一応キャッシュをクリアしてから通常モードで再起動。
(その後わかったことだが、セーフモードでなくてもキャッシュのクリアは可能だった)
少なくとも充電池などのハードウェア的な故障や寿命が原因ではないことがわかって少しホッとした。

しかし設定画面でメモリの使用状況やインストール済みのアプリ一覧を見ようとするとあいかわらずクラッシュ。

… … … … … … … …

一部のアプリを起動しようとしたわかったことだが、なぜか非root化されてしまっているようだ。
root化していないと起動・閲覧できない一部のアプリで確認。
もしもっと深刻な状況になったら、カスタムROMごと入れ直すことも検討したい。
ただしそのために必要なOfficial TWRP Appがroot権限がないため起動できないというのが少々厄介ではある。

別件だが、少し前から「Trebuchet」のクラッシュを報告するメッセージが定期的に表示されていた。
「Trebuchet」はCyanogenMod標準搭載のランチャーアプリのようなもの。
クラッシュ報告は出るものの、ホーム画面にもドロワーにもまったく影響が出ないので本当に意味不明。

… … … … … … … …
[3/10]
以前root状態で必要だと聞いていた「SuperSU」と「BusyBox Free」をインストールしてなかったことに気付く。
インストールしたところ、「Official TWRP App」が起動した。
しかし設定画面からアプリ一覧を見ようとするとあいかわらずクラッシュする。解決方法ではなかった模様。

… … … … … … … …
[3/27]
■重大な発見

どうにも不具合が解消できなかったため、Androidのメニューから初期状態へのリセットをかけた。
まさに出荷状態(とはいえAICPのままだが)まですっきりリセットできるのでなかなか良い機能だと思う。

そしてCyanogen Recoveryの重要な仕様にいまさら気付く。
Cyanogen RecoveryとTWRPは別個のリカバリとして共存しており、Cyanogen Recoveryのメニュー内にある
Reboot Recoveryを選択すると、再起動後にTWRPが起動することが判明した。
これで無事TWRPの機能を利用できるようになった。

AICP 12.1をインストールするためにワイプを実行。ワイプの項目は以下の4つ。
・/data
・/system
・/cache
・dalvik cache

そしてAICP 12.1本体と7.1用gapps(open_gapps-arm-7.1-nano-20180326.zip)を焼いた。
TWRPのメインメニューからReboot → Systemで起動へ。起動デモはAICP 11.0とはだいぶ異なり軽い。
初回の起動から爆速と言っていいレベルの早さと安定性を感じる。



※この記事はエイプリルフールネタです。賢明な諸兄はきっと騙されることはないでしょう。

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