« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2018年8月27日 (月)

『違和感』ってなんだ?

ネット上のアニメの感想を追っていると『違和感』という言葉がしばしば見られます。特に声の演技について。

「(特定の人物の演技に)なんとなく違和感があると思ったら、声優じゃない人が演じていた」
「声優じゃない人が演じているのに違和感がない」…といった具合に。

しかし冷静に考えると『違和感がある』とか『違和感がない』ってなんなんでしょうね?
批判にしては要領を得ないし、褒めているようにも聞こえず、なんだかぼんやりした奇妙な印象があります。
なのに異口同音に使われている。あまりにも多用されていることに『違和感』を覚えてしまったのです。


辞書を引くと、『違和感』とは「うまく言い表せない妙な引っ掛かり」を表す言葉として紹介されています。
あるいは特定の集団に馴染めていない、均一化されたなかで突出しているなにかを表す言葉。

前者に関して言えば、おそらくそれはなにが良いか悪いかもよくわからない状態なんでしょうね。
だって、わかっていれば具体的に言い表すことができるはずですから。
なんか気になったから『違和感がある』、特になにも引っ掛かりを感じなかったから『違和感がない』。
しかもこれ、『違和感がない』から上手いと言ってるわけでもないんですよね。単に『違和感がない』だけ。

いや、『違和感がない』が褒め言葉として機能する現場も当然あるんですよ。たとえば補修作業であるとか。
修理跡が全然見えない。触ってもわからない。技術力の高さ、良い状態をあらわす言葉として通じます。
しかし個性を表現する場で、『違和感がない』と評されてはたして喜べるのかどうか。

そこにいてもわからない、気付かれないことを第一とした『違和感がない』演技が求められる。
これってもう演技というよりカムフラージュですよね。目立たないように、変装して溶け込むかのような。

変装という比喩は適切かもしれません。「声優じゃないのがバレないように振舞え」ということなので。


話は少し変わりますけど、自分は「声優に挑戦」というのが結構好きなんですよね。異業種からの声優起用が。
よく知るアイドルやお笑い芸人の新たな可能性が垣間見える機会であり、とても刺激的です。
声優だけでまわしているうちは、無菌の密閉された空間では絶対に起こりえない化学反応が起きる。
起用の狙いをあれこれ想像するのもおもしろいし、その狙いが当たってると感じたときの楽しさもあります。

…まあファンにしてみれば、好きなアニメを実験場にされたらたまったもんじゃないでしょうけど。
ただ、もう少し多様性が容認されてもいいと思うんですよね。個々の『違和感』が許される場であってほしい。
実験結果をみんなで見守る。それくらいのスタンスでいたほうがきっと穏やかでいられると思いますし。

あと、挑戦する演者にもファンは当然いるので。ファンの人たちの気持ちも考慮して言葉を選んでほしいです。
「『違和感がある』ものはどんなに口汚く罵っても許される」という感覚でいる人も多いので。


声優じゃないのがバレた途端、ホントにボロクソに叩かれますからね…。
異業種から挑戦する人は、自分が培ってきた演技を示すよりもカムフラージュに徹したほうがいいのかも。
自分を捨てて声優のモノマネに尽力する。そのほうが結果として評価が高くなりそうな気がします。
評価といってもあくまでネット上のですけどね。『違和感がない』を良しとするネット上の評価。



今回の記事、今期ちょっと話題になっているとある新作アニメの感想を発端として書き進めていたのですが
迷彩服に対する『違和感』を訴える苦情により自衛隊の交流イベントが中止になるという事件が発生したりで
対象を限定しない書き方にしたほうがいいかな?と思って、こんな感じにまとまりました。

ちなみにそのアニメのほうは半分過ぎたあたりで消化が滞ってます。次回を見たいと思わせる力が弱い…。


『違和感』に限らず、アニメの感想でよく使われている言葉はほかにもいろいろあります。
『シナリオ』や『テンポ』、『とっ散らかってる』、『棒(棒読み)』などなど…驚くほど同じ言葉が使われます。

あまりにも使われ過ぎていて、まるで他人の言葉を借りてきたかのような感じがして嫌悪感を覚えるようになり
次第にこれらの言葉を意識的に避けるようになりました。同族嫌悪みたいなものですかね?
ぼんやりした便利な言葉にたよらず、自分が感じたことをできるだけ具体的に、巧みに表現していきたい。
「頭悪いと思われたくない」という気持ちから来る、ある種のカムフラージュなのかも。

他人の言葉を借りてくる、いわゆる『定型』のような表現はネット上ではむしろ好まれるのかもしれません。
スラングを使うこと自体の気持ちよさというか。なんとなくあると思うんですよね、そういうの。
匿名掲示板発祥の文化だったりするのかも…これはこれで研究したらおもしろそうなテーマではあります。

| | コメント (0)

2018年8月17日 (金)

2018年第3Q 気になるアニメ主題歌10選

一度こういうテーマで記事を書いてみたいと思いつつ、何年も実現しないままでいたのですが今回ようやく
ちゃんとやる気になったというか(笑)紹介しておきたい曲もあったので10曲選んでみました。

今回挙げた10曲のうち半分以上はYouTubeでの視聴が可能ですので、気になったら検索してみてください。


・「悪偶 -天才人形-」エンディングテーマ 『ツギハギ』
 主演を務める芝崎典子の事実上の1stシングル。リフが印象的でカッコいい。

・「邪神ちゃんドロップキック」オープニングテーマ 『あの娘にドロップキック』
 The アニメ主題歌といった内容。必殺技のシャウトがあるアニソンなんて近年めずらしいのでは。
 歌詞を読めば本作のあらすじがおおよそ理解できるという親切設計。

・「ヤマノススメ サードシーズン」エンディングテーマ 『色違いの翼』
 ボカロ出身のアーティストたちによる、同シリーズとしては珍しく落ち着いた雰囲気のある曲。
 Bメロのかわいいラップとは対照的に、ギターがゴリゴリ来るサビも良し。

・「シンデレラガールズ劇場」3期1stエンディングテーマ 『いとしーさー♥』
 MONACAの田中秀和による沖縄風な曲。番組内ではかなり短く切られているのに強烈に耳に残る。

・「夢王国と100人の眠れる王子様」エンディングテーマ 『Secret Dreams』
 ダンガンロンパシリーズの高田雅史が劇伴とともに手掛けるエンディング曲。
 勝手なイメージだが、ジャニーズのお兄さん系グループが歌ってそうな感じがする。

・「七星のスバル」エンディングテーマ 『Starlight』
 山崎エリイの2ndシングル。往年のアイドルソングっぽいコテコテのアレンジがうれしくなる。

・「はるかなレシーブ」エンディングテーマ 『Wish me luck!!!!』
 作詞を小坂りゆ、作・編曲をNAOKI MAEDAというビートマニアでおなじみの面々が担当。
 本編劇伴はラスマス・フェイバーが担当しており、音楽的注目度が高い。

・「ぐらんぶる」エンディングテーマ 『紺碧のアル・フィーネ』
 劇中に登場する声優、水樹カヤの楽曲を主要キャラたちがカラオケで歌っているという設定の曲。
 作曲はElements Gardenが手掛けており、モロに水樹○○っぽい雰囲気を再現している。

・「ISLAND」オープニングテーマ 『永遠のひとつ』
 田村ゆかりのレーベル移籍後の2ndシングル。イントロ~Aメロのアレンジがツボに刺さりっぱなし。
 アニメ自体もそうなのだが、この曲も2000年前後のPCゲームの主題歌っぽい雰囲気があると思う。

・「プラネット・ウィズ」エンディングテーマ 『Rainbow Planet』
 声優のほうの渕上舞の1stシングル。ミュージックビデオの奇妙な身振り手振りがとても気になる。
 ストリングアレンジがカッコよく、うまく言えないがいかにもランティスっぽいアニメの主題歌。


加えて、現在アイドル界隈で注目を集めているsora tob sakanaがアニメタイアップを獲得したことも個人的には
気になっていたのですが、どちらかといえば前作収録の『Lightpool』のほうが好みかな。
音楽的に本当におもしろいことをやっているグループなので、チェックしておいて損はないと思います。


[追記]
投稿から10日ほど経ってから、そういえば「BANANA FISH」の楽曲入れなかったな…と気付きました。
劇伴をあの大沢伸一が担当していることも世代的に触れねばならなかったのに。

あと、petit miladyの『360°星のオーケストラ』もかなり気に入ってます。今期はホントに当たりが多いなぁ。



テレビアニメを評価するうえで「原作とくらべて~」というのは、個人的にはナンセンスだと思っています。

テレビ番組というのは、そのときたまたまテレビをつけていた不特定多数の人が見る可能性が高いものであり
たまたま見た人たちにとっては『テレビに映っていたもの』がすべてなわけです。
原作との比較や再現度といった観点は、テレビで見る人にとってはどうでもいい話なんですよね。

なので一本のテレビアニメとして、『テレビに映っていたもの』だけで判断するのが評価としては正しい。
原作についての言及は余談程度に留めるべきであり、評価の中核にしてはいけません。

あまり褒められた話ではありませんが、自分は基本的に原作を読まないのでアニメとの比較ができません。
それが悪いほうへ作用する可能性も自覚しつつ、評価のうえでは公正で良いと考えています。
ネット上のアニメの評価は原作との比較があまりにも多いし、先にも述べたとおりそれはアニメの評価としては
不適切であると思うので、原作と比較しない評価の増加に助力していきたいです。

ネット配信が主流になれば考え方もまた変わると思いますが、現時点ではまだテレビアニメですからね。

| | コメント (0)

2018年8月 5日 (日)

「FF14」 蛮族の友好度とEL上げ

Ps4ff14cap85

前回進捗をお伝えしたのが6月の中旬。早いもので1か月半が経ち、次のアップデートが目前に迫っています。

この1~2か月のあいだは新生エリアの蛮族デイリーをひたすら繰り返していました。
ナマズオ族の友好度を最大まで上げたあと、そういえば新生エリアの蛮族ってノータッチのままだったなぁと思い
ほかに特にやることもなかったので『次にやること』に据えたのでした。

その流れを決定したのがイクサル族。ナマズオ族と同じくクラフターでクエストを進めるようになっています。
もともとイクサル族の少年マガジン的なノリ(笑)が好きだったこともあり、いつかやろうやろうと思ってたのですが
なんだかんだで後回しにしてたんですよね…やるとなると結構な手間も時間もかかるので。
実際やってみておもしろかったですね。期待どおりというか、気持ちよく遊べるストーリーになっていました。

イクサル族を終えたあとはその流れで、残りの4種族も1日各3回ずつ均等に消化。
たまたま戦士を育成していたこともあり、蛮族デイリーで得られる経験値はすべて戦士の育成に充てました。
効率で言えばそれほど良いものではないんですけど、それでも終わったころにはレベル50超え。

IDではまったく使っていないので完全にペーパータンクです。タンク用装備を着るためだけに育てているので…。
蛮族デイリーのクエストも、クエスト自体は赤魔でこなして経験値もらうときだけ戦士に変えてましたからね。

残る蛮族は蒼天エリアのモーグリだけ。しかし、ほかにやらなければいけないことができたので保留。


Ps4ff14cap86

やらなければいけないことというのはエウレカのエレメンタルレベル(EL)上げですね。
これまでずーっとサボっていたというか、フリーカンパニーの面々に誘われない限りやらない方針だったんですけど
急にやる気が出てソロでEL上げを再開しました。この時点ではパゴス編の実装はまったく意識せず。
のちにパゴス編への参加に一定のELが必要とわかり、やらなければいけないことに変わったのでした。

攻略手帳にエウレカの項目が加わったことで、以前と比べてソロでもだいぶEL上げしやすくなりました。
パーティーならなおさら。ノートリアスモンスターを沸かせる目的のパーティーに参加すると効率が良いです。
アネモス実装時から手帳の項目があればいまごろEL20になってたろうに…。

ELを上げやすくはなったものの、島内を自由に歩き回れるようになるまではつねに事故死と隣り合わせという
状況は変わっていません。マウントに乗れるようになってようやく人権を得られる感じ。
苦労して人権を得たころには終わりがもう見えているし、楽しい時期がそんなに長くない気がしました。
これから始めてEL20を目指す人は大変だろうなぁ…パゴス編が実装されたらいまより人口減るだろうし。


蛮族デイリーに代わってエレメンタルレベル上げを始めた以外では、クロの空想帳をいつもどおり進めてるだけ。
今期はアニメ視聴で忙しく、これらの日課をこなすだけでも精一杯なんですよ…。

ゲームとテレビを同時に表示できるようにモニタを1枚増やすかどうか検討するほど、時間配分が深刻です。

9月は新作ソフトのリリースで忙しくなりそうなので、「FF14」をとうとう休止するかもしれません。
Xboxのゴールドメンバーシップを10月末まで契約しているので、Games with Goldのタイトルもプレイしたいですし
情熱の炎が消えかかっているという自覚があるわりには忙しい日々が続きそうです。

| | コメント (0)

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »