「22/7 音楽の時間」の『判定調節』機能
※6月19日掲載の記事から分割し、独立した記事として改めて編集し直しました。
「22/7 音楽の時間」をプレイされているみなさんは『判定調節』ってイジっていますか?
「ナナオン」のようなスマホ向けのリズムゲーの場合、スマホの性能がプレイヤーごとに異なるわけで。
ダウンロードしたままの設定だと、ノーツの判定が曲と微妙にズレてしまう場合があるのです。
このプレイ環境固有のズレを修正するために「ナナオン」には『判定調節』という機能が用意されています。
「ナナオン」のメイン画面右上にあるメニューから『オプション』、あるいはライブ開始直前の画面左下にある
『ライブ設定』を選択すると、ノーツの速さや大きさを調節できる設定画面に移動できます。
「ナナオン」を始めて1週間すぎたあたりで『判定調節』を3に設定したところ、PERFECT判定が出るようになり
「これで調節が済んだ」と思ったのがとんだ早合点でして…これでもまだ全然ズレてたんですよね。
3でようやくPERFECT判定の『端っこに届いた』程度で、難しい曲をプレイするとGOOD以下の判定だらけ。
その状態を「自分自身のプレイヤー性能の問題だろう」と解釈してしまったのも大きな間違いでした。
厄介なのは、『判定調節』の画面でクリック音に合わせて調節するとデフォルトの0が最適値になること。
つまり「あなたのプレイ環境では判定のズレはないですよ」とアプリ側は言ってくるわけです。
実際にライブを始めると曲とノーツがズレズレで当然ゲームになりません。つまり、アテにならないんです。
結局、スマホに負荷がかかっているライブ画面で確認する以外に確実な方法はないのです。
3に設定したまま1週間ほどプレイして、ふと「もっと増やしたらどうなるんだろう?」と興味をもちました。
で、『同じ曲を繰り返しプレイしながら1ずつ増やしていく』という方法で実験してみたのです。
当時プレイしていたNORMALからHARDあたりの譜面では5~7が最適値であると感じました。
しかし、HARDやEXPERTの譜面を日常的にプレイできる腕前になってからは感じ方に変化が起きたんですね。
まだズレがある。高難易度の譜面でようやく実感できる微妙なズレ。高負荷がかからないと実感できないズレが。
この記事を改めて掲載した8月初旬の時点では8~10あたりを。以降は11~13で具合を見ています。
ゲーム側の設定はあくまでゲーム内だけのもので、スマホ本体の処理落ちまでは計算に入っていません。
ライブ画面の演出やSE、操作音の処理などが影響して、ランダムなズレがノーツごとに発生し続けています。
できればスマホ側の設定も見直したほうがいいでしょうね。ちょっとマニアックな話になってきますが。
ちなみにスマホ側の設定はおもに『開発者向けオプション』の画面からおこなっています。
ウィンドウアニメスケール:オフ(もしくは0.5)
トランジションアニメスケール:オフ(もしくは0.5)
アニメーター再生時間スケール:オフ(もしくは1.0)
GPUレンダリングを使用:オフ
4x MSAAを適用:オフ
HWオーバーレイを無効:オフ(オンにするとノーツがあきらかにカクつく)
このへんの設定も環境によって必要かどうか、数値も違ってくるのであまり参考にしないでください。
これらの設定によってノーツの流れがカクカクして見えたりする可能性があり、その場合は調整が必要です。
いろいろ試した結果、ほぼ初期設定と同じ状態に落ち着きました…(笑)
画面の明るさを自動調節する機能がある場合はオフにしておいたほうがいいと言われています。
あとはバッテリーの残量やヘタり具合によっても影響があるかもしれません(ある気がしています)。
できるだけ満充電に近い状態で、不要なアプリは可能な限り終了した状態で「ナナオン」を起動したいところ。
最終手段は、インテリアの『カリスマアイドルの石像』を強化しまくって常設することですね(笑)
ただ、自分の環境では最大強化した『石像』を置いてもGOOD以下の判定になることがしょっちゅうあります。
噂によると『石像』の効果は判定の終端側を延長するもので、押し遅れにしか効果がないんだとか。
先に『石像』なしの状態で調節して、『石像』を置いてからさらに調節しましょう。
『判定調節』が正しくおこなわれているかどうかで「ナナオン」の楽しさは天と地ほどの違いがあります。
リズムゲー有段者は当然のこと、リズムゲーにニガテ意識がある人ほどきちんと調節したほうがいいと思います。
現行最高の難易度であるEXPERTのさらに上の"PRO"を実装、という発表に対する反応はそう多くはないものの
出演声優も含めて歓迎しているみたいで、リズムゲーに対する感覚の違いを改めて感じました。
EXPERTで全曲ALL PERFECTみたいな異次元の話をしてるのって本当にひと握りの人たちだけだと思ってたので。
現時点でも高難易度の譜面になると、デフォルトの『ノーツアイコンの速さ』では表示し切れないほどのノーツが
ギチギチの間隔で落ちてくるため、マトモにプレイするにはイヤでも設定値を上げなくてはなりません。
ノーツを「速くしたい人は速くできる」ではないんですよ。速くしないとゲームにならないんです。
運営側の姿勢などを見るに、月間ランキング1万位以内に入れないプレイヤーは切り捨てていそうですよね。
1万位以内の報酬として配布されるカードのストーリーを「見てほしい!」と言われても、見れない人もいますよ。
限定カードがほしくて必死に課金してAP出せるまで練習して、それでも1万位に届かなかった人がいたとしたら。
そう考えたらなんか…とてつもなくむごいことを強いる人たちだなと思えてきました。
ってか、他にも現状おかしなところはあるんですよね。イベントのポイントランキングとか。
報酬が50万ポイント分までしか用意されていないのに、1位が2位をぶっちぎって3000万ポイントとか稼いでる。
2位の1.5倍、3位以下の3倍以上。誰も追いつけないところへ行こうとしてるプレイヤーがいる。
マトモな遊び方でそこまでいくか?と思うのですが、BANされないってことは正規の方法なのでしょう。
運営側の想定を超えたプレイヤーに対し、運営側も答えを見せないといけない。下のほうを切り捨ててでも。
| 固定リンク
「ゲーム レビュー&コラム」カテゴリの記事
- 「Solitaire Mahjong Classic」のスコアの謎(2024.08.28)
- 「Satisfactory」石油の時代に突入(2024.08.13)
- 近況:「Satisfactory」はじめました(2024.07.22)
- ゲームレビュー 「Freshly Frosted」(2024.06.29)
- ゲームレビュー 「Jusant」(2024.05.28)
コメント