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2022年7月27日 (水)

新型コロナウイルス感染に関するご報告

弊社所属タレント、うごーが新型コロナウイルスに感染していたことを遅ればせながらご報告申し上げます。
…ってヤツを一回書いてみたかっただけなのですが(笑)陽性反応が出たのは事実で、その事後報告となります。
重篤にはいたらず、保健所が定めた経過観察の期間も過ぎていることをまずお伝えしておきます。

ちなみにワクチンは3月に3回目の接種を終えた状態でした。おかげで症状が軽く済んだのかもしれません。


自分が濃厚接触者であることが確定したのは7月14日。実際はそれよりも前に接触していた、という意味ですね。
その日の夕方ごろから風邪の初期症状としてよくある、腕の痛みと寒気を感じていました。
なぜかいつも腕から来るんですよ。ギシギシとした筋肉の痛みと、体感温度は暖かいのに鳥肌が立つような寒気。
日付が変わるころには花粉症のような粘度の低い鼻水が出るようになりました。

15日以降は粘膜の崩壊。のどと上顎部がやられて、よくないタイプの咳が出るようになりました。
熱も多少は上がっていたのかもしれませんが、熱による苦しみはほぼなく。ダメージの中心は咳でした。

16日に鼻水が一旦停止。この日に都から抗原検査キットが到着し、即日実施。陽性であることがわかりました。
上顎部の痛みがとにかくひどかったので市販の風邪薬を飲みつつ、とにかくよく休むようにしていました。
「休む」ってのは適当じゃないな…「何もできなかった」と言うほうが正しいかもしれません。

上顎の痛みが引いたのが18日ごろ。残るはのどの痛みと、のどに張り付いたネバネバしたものの鬱陶しさ。
そして、現在まで続く味覚障害を自覚し始めたのがこのころです。
最初は甘みと旨みが消え、普段飲んでいるお茶や味噌汁などの味がわからなくなりました。
口に液体を含んでいることは感触でわかるんですけど、その液体が何であるかはわからないみたいな状態。


のどの痛みは19日になるとだいぶ治まり、この日に奇跡的に診察の予約が取れたので病院へ行ってきました。
ここであらためてPCR検査を受け、翌日に正式に感染者となり、自宅待機の期間が設定されました。

鼻の奥が鼻炎の薬を飲んだときみたいにカラカラになったのが20日のこと。これはホントに謎。
粘膜が完治したサインかとも思ったのですが、こののちに鼻腔の状態がふたたび悪化します。
いわゆる副鼻腔炎というか、顔を下に向けると鼻の内側あたりが重力を感じるような、特有の重みがありまして
下を向いた状態をしばらくキープして鼻をかむと、粘菌のような黄色い鼻水がまとめてドバッと出ました。
以前も似たようなことがあったんですよね…歯医者で治療を受けたあとに顔が重くなって。


21日以降、甘みを感じるようになったかと思えば辛みを感じなくなったり、日によって味覚は変化しています。
自分はあまり食事に執着がない、どちらかといえば食事でストレスを感じるタイプの人間です。
それでも味覚を感じることで少しは楽しめていたのだなと、味覚障害になって初めて気付きました。
空腹を満たすためだけに味のしないものをモサモサと食べ続けることの苦痛たるや。耐えがたい苦しみです。

フィジカルの苦しみよりもメンタルの苦しみのほうがはるかに大きい。これがコロナを経験した自分の感想です。

この10日間ほどで自分の精神状態はどんどん悪化し、自分を抑え込むことの難しさを感じました。
普段なら看過できることが許せなくなる、言わなくていいことをポロッと言って、あとになって後悔する。
反動による沈み込みも大きくて、「ここではないどこかへ逃げたい」ととにかく外出欲が増す。
コロナにかかった人たちがなんであんなに外に出たがるのか、抑えられないのか感染してやっと理解できました。
理解できてよかったとは思いませんけどね。こんなもん感染しないほうがいいに決まってるので。

完全に治ったと言える日はずっと先になると思います。もともと器官が強くないので、のどは特に長引きそう。
あー…人間がいないどこかへ行きたい。山でも海でも。いや、そんな贅沢は言わない。どこでもいいので。


[8/1 追記]
味覚障害は27日の晩には完治し、日常的に食しているものが以前と同じように味わえるようになりました。
口周辺の粘膜の荒れが原因となっていたものが、粘膜の回復とともに解消された感じでしょうか。
のどは痛みこそ消えたものの、気管支炎がわずかに残っている状態でときどき呼吸がつらくなります。
精神的な不調はまったくとは言いませんが、いまだ改善されていません。



今月は記事が少なめになるかもなぁなんて思ってたのに、振り返ってみれば激動の7月となりましたね。
平和のありがたみ、普通の毎日のありがたみをあらためて知る。アニメや映画を見ててもしばしばそう思います。
特に戦争の描写はいつもよりも強く刺さりまして。「アイアンマン」見てて泣くとは思わなかったな。

「ルミナスウィッチーズ」は過去のシリーズとくらべて前線での活躍は乏しいものの、戦争に脅かされる市民の
視点が盛り込まれていて、2022年に見るアニメとして思っていた以上に胸に響くものがあります。
世界ツアーと銘打って彼女たちが向かう各地にどんな惨状が待ち受けているのか。想像するとつらいです。
いや、ひょっとしたらそんな惨状は描かれないかもしれませんが。続きを見守りたいと思います。

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2022年7月19日 (火)

2022年 夏アニメ寸感

■お気に入り作品リスト(8/27 暫定)
「神クズ☆アイドル」
「ちみも」
「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」
「RWBY 氷雪帝国」
「ブッチギレ!」
「量産型リコ」(実写ドラマ)

■続編&継続作品
「メイドインアビス 烈日の黄金郷」
「邪神ちゃんドロップキックX」
「オーバーロードⅣ」
「シャドーハウス 2nd Season」
「ラブオールプレー」
「サマータイムレンダ」
「カッコウの許嫁」
「オリエント」

■迷作ピックアップ
「東京ミュウミュウにゅ~」
「シュート! Goal to the Future」
「Extreme Hearts」

 ※あくまでリストアップであり、順番が順位付けになっているわけではありません。

今期はまだちょっとわからないですね…続きモノをしっかり追っていれば間違いないとは思うのですが。
新作のなかからこれといったものをピックアップするのにちょっと困る、これは確実におもしろくなると言える
作品を自信をもって挙げることができず、見てて楽しい作品をとりあえず挙げている状態です。

ヤバそうな作品は確実に挙がるんですけど(笑)その、ヤバいにもいろいろ種類がありまして。
「シュート!」の1・2話はアニメ史に残るレベルの恐怖を体験できるので、特殊な意味でオススメです。
まさかサッカーのアニメでこんなに怖い思いするなんて誰も思わないじゃないですか…。
でも、この強烈なフックがなかったらたぶん関心はもてなかったと思います。よく言えば上手い作りですね。

「Extreme Hearts」のほうは、現代人の生活を知らない仙人が想像したかのような近未来の描写がひどすぎて
社会に関心をもたない人たちが描くとこんなに不自然になるのか…と、不憫な気持ちで見つめています。
狙ってやってる可能性もあるのかな。90年代のSF観で描いた『ネオ昭和』的な近未来として。

「東京ミュウミュウにゅ~」が代表格ですが、今期は『時代の再現』を感じる作品が多い気がします。
どういう層に向けて作るか、どういった層がお金を落としてくれるか。そのへんが明確ってことでしょうね。


あとは…お笑いを題材にしたアニメってやっぱり難しいんだなと、あらためて実感。
おもしろくできたためしがない。何かが根本的にアニメという媒体に向いていないのかもしれません。
単純にネタがつまらないだけの可能性もありますが、ネタを書いている人たちが直接舞台上で演じるお笑いとは
全然違うものだし、笑いを取る気があるなら笑いの取り方を変える必要があると思います。

お芝居の流れでどうしてもステージに上がってる絵がほしいだけなら、べつに笑えなくてもよいのですが。
でも、笑えないお笑いのアニメってなんか致命的じゃないですか。かわいくない美少女アニメみたいな。

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2022年7月13日 (水)

復讐する気は我になし

時事ネタに対し、こんな記事を書くのも珍しいことなのですが。どうしても書かずにはいられなかったので。

人間、長く生きていると「この人さえいなければ…」と思う相手がひとりやふたりいるものです。
かく言う自分もこれまでの人生で3人、この人と出会わなければもっとマシな人格を形成できていただろうと思う
相手が戸外にいるのですが、どれも10年以上前のことで、いまとなってはどうでもいい話になっています。
しかし、刻まれた傷の深さだけはそうそう忘れることはない。埋めようのない痕としていまも残り続けています。

彼らに仕返しや嫌がらせができる機会が訪れていたとしたら、どうしただろうか?と考えるときはあります。
たとえば、街中で偶然見かけてしまったとか。いまならSNSで相手のアカウントを見つけたとか。
それでもきっと何もしないだろうと思えるのは、『普通の人』でいられるだけの理性は持ち合わせているから。

腹の中でどう思っていようが、思っているだけなら罪にはなりません。
仕返しや嫌がらせの方法をいくら想像してもいい。実行に移してしまうかどうかが、正常と異常の境目なのです。


異常を目にして深く傷付いたとき、歪みが増したとき、いつも「モブサイコ100」のセリフを思い出します。
何者にもなれなくても、いいヤツにはなれる。いいヤツになれ。イヤなヤツにはなるな、と。
最悪な人生でも、最悪なことを思いついてしまったとしても、実行に移さないだけの理性があればそれでいい。
いいヤツでいれば、見放さずに話しかけてくれる人がきっといます。



時事ネタに対し『天罰』や『呪い』という言葉を用いる人がいますが、個人の宗教観を押し付けてる感じがして
好きではありません。『天罰』や『呪い』と呼んでいいのは自分自身への仕打ちだけです。

『呪い』を信じている人が『呪い』を行使すれば、その力は本人に返ってくる。
呪符を張ろうものなら、その内容が書いた本人に返ってくる。いわゆる「人を呪わば穴二つ」というヤツですね。
自身に降りかかるそれを『天罰』と認識できるとしたら、人としてまだ取り返しがつくのですが。

余談ですが、「お祓いにいったほうがいいよ」と言うのも宗教観の押し付けです。たとえ善意であっても。
無宗教のつもりが無自覚のうちに宗教に影響された考え方、言動をしている日本人はかなり多いと思われます。

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2022年7月 6日 (水)

近況:「リロメモ」サービス開始+α

次にまとまった記事を掲載できるのがいつになるかわからないので、場つなぎでゲームの近況報告でも。

沈黙と延期の果てに(笑)先月末ようやくリリースされた「魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ」
事前登録したころはまだ「白夜極光」を始めていなかったし、余裕をもってプレイしている予定だったのですが
いろいろ重なって(アニメの改変期も含めて)結構いそがしいタイミングでのプレイ開始となりました。


Relomemo01

本作は大雑把に言えばRPGで、ガチャで手に入れたキャラクターを強化して戦闘ステージを攻略。
ストーリーの続きをアンロックして読み進めてはまた次のステージ…と繰り返していく形式になっています。
過去にアニメ化された部分はおそらくすべて収録されているので、「魔法科」をまったく知らない人でも本作を
通じてストーリーの履修を、知ってる人は改めておさらいして理解を深めることができます。

…というのは建前みたいなもんで、本作をプレイしようって人はアニメ本編を2周はしてるはずです。
どちらかといえば、ファンにはおなじみのシーンが「待ってました!」とばかりに出てくる楽しさのほうが強く
それだけでファンアイテムとしてじゅうぶんな機能を持っていると言えそうです。

メインストーリーと書き下ろしのオリジナルストーリーは全編フルボイス(イベントはボイスなし)。
ただし、放っておくと画面が消灯してしまうので完全にノータッチで視聴できるようには作られていません。

 ※後日わかったことですが、『オートクエスト』モードなら消灯せずノータッチで視聴ができました。
  ストーリーステージを単体で再生後、セリフ送りを手動でオートにした場合は消灯するようです。


アニメ一話分のストーリーの合間に用意されている戦闘ステージは20前後。水増しと取られても仕方ない数…。
量産型のザコ敵(なぜか九重八雲の門弟が多い)と延々戦わされるのは正直ダルいですね。
ストーリーのこま切れっぷりも気になるといえばなりますが、変に長すぎるよりは見やすいかもしれません。


Relomemo02

戦闘システムについてまだ理解し切れていない部分もあると思いますが、3話までプレイしての感想を。
本作の戦闘は最大3対3のいわゆるアクティブタイムバトル方式で、ゲージが溜まり次第スキルを撃っていく感じ。

プレイヤー側のパーティー3人はそれぞれタンク、アタッカー、サポートと明確に役割が分かれています。
基本的には左のタンクから順にダメージを受けていくのですが、回復スキルを持ってるキャラがほぼいないので
タンクが削り切られる前に勝つしかないという…これホントに合ってるのかな?

普通はサポートあたりが回復スキルを持ってて、タンクが落ちないよう回復しつつ戦闘を進めますよね?
見落としがあるのではないかと思って手持ちのキャラクターをよく調べてみたのですが、回復持ちは超貴重。
どうやら自然回復に頼るのが基本みたいで…かといって、タンク自身も特に自然回復能力が高いわけではないし。
なんかRPGの常識が通用しない(笑)全力で殴り合って最後まで立ってたほうが勝ちってこと?


各キャラクターが持つ必殺技『UA(アルティメットアーツ)』もゲージの溜まりが遅すぎる気がします。
ゲージが溜まる前に戦闘が終わるか、苦戦して戦闘が長期化しないと『UA』を撃てません。
強力なバフがけをおこなうサポートの『UA』が戦闘終了間際にようやく撃てたり。でもそれじゃ意味ないわけで。

サービス開始したばかりのゲームなのでバランス調整などにまだ未熟な部分が残っているのかもしれません。
ひょっとしたらもっと賢いパーティーの組み方とかあるのかも。現時点ではわからないことが多いです。


Relomemo03

ストーリーを目当てにすると『ながらプレイ』に向かないという、ソシャゲに求めるものと反する部分もあって
個人的にちょっと扱いに困っていたりします。あとは他のソシャゲとの兼ね合いがうまくいくかどうか。
幸い「白夜極光」がレベル上げ作業期間に突入しているので、しばらくはバランスよく遊べるかもしれません。

「リロメモ」にも育成作業は当然あるのですが、クリア済みのステージはチケットとスタミナを消費することで
戦闘シーンをスキップして報酬だけ獲得できるシステムが導入されており、負担は軽め。
チケットの配布量が異様に多く、それだけこのシステムを利用した育成を推奨してることがわかります。
序盤から育成が必要なバランス調整になってますしね。まだ3話なのにタンクがわりと落ちるのが怖い…。

余談ですが、「リロメモ」の開発は「22/7 音楽の時間」も記憶に新しいあのh.a.n.d.です。今度は大丈夫かな?


Motogp21ss02

家庭用ゲーム機のほうは「MotoGP 21」のキャリアモードを進行中。Moto3の日程を半分ほど消化しました。
だいぶ走り慣れたものの、慣れたら慣れたで次の壁にぶつかる感じで体感難易度に変化はありません。
雨が降ればまた難しくなるし、サーキットとの相性もあるし。でも、ストレスに感じるところはまったくなく。
集中力が途切れるまでの1時間半くらい、時間が経つのも忘れて無心で走り続けています。

いまの自分にとっては精神的に良い効果をもたらすゲームになっているのだと思います。
「もっと早く手に入れておけばよかったな」と思うくらい。そして、パワフルなハードへの欲求も芽生えつつ。
うちの初期型Xbox Oneでは処理能力の限界に近いみたいで…走行中のカクつきが気になり始めました。

Xbox Series X|Sとまでは言いません。Xbox One Xでいいので、誰か恵んでくれ~い!


Fortnite42

「MotoGP 21」とは別に、じつは「Fortnite」も微妙に再開してたりします。バトルパス買っちゃったので。
今期の特典のイーヴィーほしさで買って、イーヴィーはとっくに確保したのでもはや続ける必要はないのですが
デイリーとウィークリーは消化しておこうと思って続けた結果、現在レベル60を超えています。

まあ「Fortnite」は拘束時間が短いのでね…やってて楽しいし、負担になるゲームではありません。
負担が軽そうなイメージのあるソシャゲのほうがはるかに重い。時間的な負担の重さが響いてきます。



本日、7月6日は自分の誕生日なんですよね。もはや祝うような歳でもないと、これまで告知せずにいました。
でも今年は積極的に言っていこうかな?とちょっと意識を改めまして。Twitterでも異例のツイートをしたほど。
なんか、やっぱり祝われないよりは祝われるほうがうれしいというか。ないよりあったほうがいい。
そういうところで自己肯定感を高めていける貪欲さ、図々しさみたいなのって現代人には必要だと思いました。

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