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2022年11月28日 (月)

ノートPCの冷却ファンを上下逆に取り付けてみた話

自宅用のノートPCで二代にわたって発生した悩ましい不具合。それは冷却ファンのノイズです。

これまでは単純にグリスの枯渇による軸のブレや摩耗が原因ではと思っていたのですが、もっと根本的な原因が
あるのではないかと思い、ノートPCを分解して角度や向きなどいろいろ変えつつ試していました。
そのなかで、『重力が影響している』というひとつの仮説が浮上したのです。


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ノートPCの冷却ファンは本体内で逆さの状態で取り付けられ、動作しています。
内部で回転しているファン(羽根)は磁力で回転軸に保持されていて、わずかに上下する程度の余裕があります。
重力というと極端ですが、タイピングの振動などが影響して微妙に下方にズレる可能性があるわけです。
この仮説が正しければ、定期的に掃除したりグリスを注したりしても効果は薄いと言えます。


Lptp_coolingfan2

仮説を検証するためふたつの実験を試みました。まずはシンプルに、動作中に下から指で押し上げてみる(笑)

冷却ファンのノイズが大きいとき、回転が止まるくらい強く下から押し上げたあと指で回して回転させてやると
グリスを注した直後くらいの静けさを取り戻すことがわかりました。
しかしこの方法では定期的に押し上げてやらねばならず、安定動作と言えるものではありません。


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ふたつめの方法は、冷却ファンを上下逆に取り付ける。重力による下降を物理的になくす方法です。

冷却ファンのネジ穴の位置によっては上下逆に取り付けることができない場合があります。
実際うちのノートPCの冷却ファンは左右非対称の設計だったので、逆に取り付けるには改造が必要でした。

上下逆に取り付けるうえでもうひとつ注意しなければならないのが、正しく吸気がおこなえるか?という点。
おそらく多くの冷却ファンは上面と下面にほぼ同じ径の吸気口が開けられていると思います。
この場合は上下逆にしても吸気に影響はないはず。片面しか吸気口がないモデルは対策が必要かもしれません。


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冷却ファンを上下逆に取り付けてから1週間試用してみて、音も温度も問題なく動作しています。

まず、起動時にノイズが発生しないことに大きな変化を感じますね。一日の最初が一番ノイズが大きかったので。
動作音が静かになったことに加えて、キーボード側にまで伝わってくる振動も解消されました。
もっとも懸念していた温度も平均で50℃前後、高負荷時も55℃程度なので安心して見ていられます。
(高負荷といってもせいぜいYouTubeでライブ配信を見るくらいなので、それ以上の負荷に耐えるかは不明)

うちのノートPCはもともと必要以上に回転数を高くするクセがあって、回転数を制御するフリーソフトを入れて
静かに冷やすようにしてあるのですが、それでも上記の温度なのできっと大丈夫でしょう。

今後も監視を続けていきますが、ひとまずノイズ解消の効果があったと言えるのではないかと。


それにしても、世の中のノートPCはどうして冷却ファンを逆さに取り付けているのか。甚だ疑問です。
最初から上下逆であれば購入から数年後にユーザーが悩むこともないのに…いや、そこがもう認識のズレなのか。
メーカー側は同じノートPCを何年も、物理的不具合が生じるまで使い続けることを想定していないのかも。



PCの静音化は結構な深さの沼であり、どこかで引き際を見極めないと逆にストレスになってしまいます。

今回の検証でノイズの解消にはつながりましたが、頭のどこかでファンを意識し続けることにはなるはずです。
「いまは静かだけどまたうるさくなったらどうしよう?」とか「改造した部分が壊れないか?」とか。
つまり、実際に音を発しているかどうかではなく『発生源が存在するだけでノイズになる』が正解なんですよね。
機嫌よく回っているのにムダに顔色を意識してしまったり。人間関係に近いかもしれません。

人間関係の場合、どこかで他人を他人として切り分ける必要があると思います。
自分とは違う人生、人格である。自分がケアする義務のないものであると(良い意味で)諦めるのが大事です。

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2022年11月17日 (木)

「勝利の女神:NIKKE」ファーストインプレッション

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好事家のあいだで以前から話題になっていた『背中で魅せるガンガールRPG』こと「勝利の女神:NIKKE」
今月4日に正式サービスが開始され、その強烈なビジュアルから近隣でも話題になっています。

本作最大の特徴は美少女×TPS。戦闘シーンがキャラクターの背後から見るガンシューティングになっています。
ただし自由にフィールドを動けるわけではなく、ポジションは画面手前の遮蔽物に固定となります。
遮蔽物から身を乗り出すと銃撃、遮蔽物に隠れると自動でリロード。
このシステム、かつて一世を風靡したナムコの「タイムクライシス」を思い出させるところがありますね。


序盤のチュートリアルを過ぎるとオートモードが解禁されるので、射撃がニガテな人でもRPG感覚でプレイ可能。

実際にプレイしてみると思っていたよりも戦闘が忙しく、あまり『背中』を見ている余裕がありません。
というより、操作中は自分の指で隠れてしまって見えないので、本作のオートモードは負担の軽減だけではなく
お気に入りのキャラの『背中』をゆっくり眺めるために必要な機能なんだと思います(笑)


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「NIKKE」をプレイ開始するにあたって最初に注意すべきなのは、リセマラのしにくさガチャの価格設定

本作のゲストアカウントはログアウトしても消えず、アカウントの削除は申請から30日かかる仕様です。
素早くリセマラするには回数分のメールアドレスやソーシャルメディアのアカウントが必要になってしまうため
この時点でリセマラを諦める、あるいはプレイそのものをやめてしまう人も散見されました。
そのうえ最初の10連までが長い。プロローグと一連のチュートリアルを終えるのに15分くらいかかります。

この仕様の対策として界隈で用いられたのがGmailのエイリアスという機能で…ここでは詳しく説明しませんが
ざっくり言えば、Gmailのアドレスがひとつあればメールアドレスを無限に増やせる機能みたいなものですね。
自分も今回初めてその存在を知りました。でも、サーバの負荷とかいろいろ問題ありそうな気が。


有料石のレートは10連あたり6,000円という強気な設定だそうで。一般的なソシャゲの約2倍。
無課金勢にとっては関係のない話ですが、課金するプレイヤーにとってこの価格設定は厳しいのではないかと…。


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自分は特に性能にはこだわらず、見た目が気に入ったキャラが引けたらそれで始めようと考えていました。
しかし全然出ない…「これが引けたらリセマラ終了!」と言われる強キャラのほうがあっさり出てしまったり。
強くても思い入れのないキャラで始めたら絶対続かないと思っていたので、今回はこだわりました。


本作はガチャで同じキャラを複数回引く、いわゆるダブりによる性能向上がかなり高めです。
レアリティがSRのキャラならたった2回のダブりで完凸状態になり、数値的には無凸のSSRキャラを超えます。
なので戦力という観点で言えば、リセマラに時間を割くより次のガチャへ意識を向けるほうがよいのだとか。
ただしキャラごとに個別のストーリーがあるので、愛着にこだわるなら絶対にリセマラしたほうがいいです。

ちなみに初回10連以降もチケット配布などでガチャをまわせる機会が多く、SSRの排出率も悪くありません。
それでもSSRをダブらせるのはかなり難しそうです。リセマラ中も同じSSRを引くことはほとんどなかったし。


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サービス開始前に公式サイトをチェックしたときから、自分はシグナルで始めようと心に決めていました。

念願のシグナルを引けるまでに要したリセマラの回数は17回。このくらいで済んでよかったと言えるかも?
プレイヤー全員に配布されるチケットや石が日に日に増えていったため、後半は最大40連までまわせたのですが
直前の16回目はSSRが初回10連の確定枠1体のみで、心の柱が若干傾きかけていました。
17回目はシグナルも含めてSSRが5体も出てくれまして。16回目で諦めなくてホントよかった。
40連で5体は大当たりの部類だと思います。ちなみにシグナル以外はエマ、ペッパー、エピネル、ハランでした。

シグナルがほしかった理由は当然メガネなんですけど、ストーリーを追い始めたらネオンも気になり始めまして。
全アカウントに101個配布されたエーテルも含め、実装済みのメガネキャラはすべて確保したことに。


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さて…ぼちぼちゲーム本編の話もしていきましょうか。「NIKKE」はなかなかよくできたゲームだと思います。

なんといってもまず言いたいのが動作の軽さ。特に画面の切り替えなどシステム周りの動作がホントに快適
フィールドの3D表示や戦闘シーンなどのロード時間も常識的な範囲で、待ちのストレスは少なめ。

システム面での代表的な特徴を挙げると、本作には一般的なソシャゲにありがちなスタミナの概念がありません
放置時間によって素材が入手できる『放置ゲー』的な仕様で、長時間ガツガツ遊ぶタイプではなさそうです。
キャラが育っていればどこまでも進める反面、壁に衝突するとそれ以上はどうにもならない感じで。
良く言えば一日の止め時がハッキリしている。付き合いやすいゲームなのではないかと。


ソシャゲらしいところで言えば、本作にも属性ジャンケンはあるのですが、属性を気にして編成する余裕がなく
おそらく大半のプレイヤーが火力で殴ってる状態なのでは。キャラ数少ないし無理ありますよ…。


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もっとも育っている5人のキャラに合わせてレベルの引き上げをおこなう『シンクロデバイス』なるシステムが
あるおかげで、あとから手に入れたSSRキャラを即座にパーティーに編入できるのは良心的です。
ほしいSSRの排出率を(若干ではありますが)上げる機能などもあり、ユーザーフレンドリーな印象を受けます。

テレビCMの段階で既に気になっていたBGMの良さはプレイ開始後もその評価は変わらず。
銃声やリロード音など各種効果音もこだわりを感じますし、音声はできるだけ聞きながらプレイしたいですね。


ストーリーは結構重めというか…その重さはチュートリアルの段階でじゅうぶん伝わってくると思います。
リセマラで足踏みしていたせいで自分はまだストーリーの本当に序盤しか見ていないのですが、噂に聞く限りは
なかなか好評みたいで、『背中』で釣ってるだけのゲームではないことがわかります。
キャラクター固有のイベントやチャットなど、メインストーリー以外の読み物も非常に充実しています。

そのせいか、序盤からやれることが多くて何から手を付ければいいか迷うこともあり。贅沢な悩みです…。


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サービス開始直後の週末をリセマラで過ごしてしまったため、周囲からかなり遅れて進めています。
本稿執筆時点ではチャプター4の終盤。メインパーティーのレベルを50に揃えるあたりで育成素材が尽きました。
おそらく育て過ぎってことはないと思います。結構ギリギリで勝ち進んでる感じがしますし。


ファーストインプレッションとしてはこんなとこで、最後に本作で感じた不満に少しだけ触れて終わります。

本作は縦画面で表示する都合、戦闘中の『横の視界』がすごく狭いんですよね。
プレイする端末によって横幅が変化するらしく、縦長スマホでは特に不利な戦闘を強いられる可能性があります。
敵が残っているらしいのにどこにいるかわからなかったり、画面外から撃たれることもしばしばあり。
戦闘以外でも、ストーリーのイベントスチルが『横の視界』の影響でよく見えなかったりします。

画面外に敵がいる場合、そちら側の画面端が赤く光るとか何かしら視覚的な効果があると助かるのですが。
それと、オートモード中は特定のキャラにカメラを固定できたらいいなと思いました。
オート中はカメラが結構な早さで行ったり来たりするので、鑑賞用途としてはちょっと目まぐるしく感じます。


あと、これはあくまで希望の話ですが…プレイしているとやっぱりTPSとして自由に動かしたくなりますね。
こういうアニメライクなキャラを操作して戦うTPSは昔から一定の要望があるわりに、実際カタチになった例が
ほとんどなく、比較的近似値な「Fortnite」あたりで妥協するのもやむなしといった感じ。
「バレットガールズ」のシリーズ展開には個人的に期待してたんだけどなぁ…「ファンタジア」が誤算でした。

世間的には「スプラトゥーン」が需要に応えてくれる存在なのかもしれませんが、あれは対戦ゲームなので。
「NIKKE」はPvEへの欲求を疑似的に満たしてくれるという意味でも、個人的には魅力を感じています。

家庭用ゲーム機でプレイするタイトルが当分なさそうなので、とりあえず今月はソシャゲに専念します。



縦画面のソシャゲは記事にしにくい…Twitterに画像を投稿するにもアンバランスでなかなかに厄介です。
(よく見てもたぶんわからないと思いますが、じつは画像の縦だけ5%ほど縮めてあります)

Twitterのほうで既に書きましたが、「魔法科高校の劣等生 リローデッドメモリ」は今月4日から休学中です。
事実上の引退と言ってもいいでしょう。スクエニアカウントに紐付けされてる都合で完全な引退はありませんが
よほどの変化でもない限り再開することはないと思います。変化よりもサ終のほうが早いのでは。

「NIKKE」のシステム周りの動作を軽く感じるのは直前に「リロメモ」をプレイしてたせいもあるんですよね。
たいして重そうなことをやってないのにどうして「リロメモ」はあんなに重いのか。

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2022年11月 3日 (木)

光るキーボードを買った話(Redragon K688 RGB)

人生で初めてのメカニカルキーボードを買った話をします。しかし、まずどこから話せばよいやら…。

キーボードって普通に使ってるとまず壊れないし、買い替える機会が少ない周辺機器だと思うんですよね。
自分のPC歴は四半世紀ほどで、それ以前のワープロ専用機の時代も含めると、人生の大半をキーボードとともに
過ごしていることになるのですが、キーボード遍歴で考えると片手の指で足りるほどの台数しかありません。
ノートPCのキーボードを含めてもPC用は今回でやっと5台目。


最初のキーボードは富士通製のいわゆる付属品。特に自分で選んだものではありませんでした。
次に買ったのがたしかXbox360を購入したすぐあとで、ゲーム機に接続できるキーボードがほしくなったものの
前述の富士通製がPS/2接続の古いモデルで、USB接続できるものを求めて新たに買い足したわけです。
このとき買ったエレコム製の黒いメンブレンはいまでも「FF14」をプレイする際に使っています。
目立った特徴がなく、使ううえでは特に不満を覚えない、丈夫で長持ちする優れたキーボードだと思ってます。

その後デスクトップタイプをやめて、ノートPCに切り替えてからは外付けキーボードを使わなくなりました。
ノートPC特有の薄いキーボードが自分には合ってたんですよね。疲れないし場所を取らないしで。


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で…特に壊れてもいないのに今回なぜキーボードを買う気になったか?といえば、ゲーム用途で使い続けてきた
黒いヤツの見た目に飽きが来ていたから。加えて、メチャクチャ光るキーボードがほしくなってしまって(笑)
光るのってやっぱ強いんですよ、玩具として。『光る・動く・音が鳴る』は売れる玩具の三大要素ですし。
極端な話、光ってくれさえすれば実用に堪えないものでもいいとすら思っていました。

いや、この場合の実用というのは「日常使いに堪えるかどうか?」という意味ですね。
現在使っているノートPCのキーボードに特に不満はないし、あえて外付けして使うつもりもありませんでした。
とりあえずゲーム用途で、Xbox OneやPS4で使うキーボードという建前で候補の選定を開始。

その場合キーボードに求められる要件はなんだろう?と、まずはリストアップしてみることに。


 ・単色LEDではなくRGBでメチャクチャ光る(必須)
 ・矢印キーとテンキー付き
 ・ゲームで使う機会のない余分なキーが省かれている
 ・ケーブルの挿込口が本体の左側面にある
 ・メカニカルキーボード(できれば青軸)
 ・本体カラーが黒以外の、できれば見た目がかわいいもの
 ・実用を考えれば日本語配列のほうがよいが、英語配列でも問題なし
 ・以上の条件を満たしたうえで、国内で入手しやすい安価なもの


いわゆるバックライト付きのキーボードには大きく分けて、単色LEDRGBの2種類があります。
単色LEDは文字通りの単色バックライトで色の切り替えができません。光りはするけど見た目につまらない。
RGBに似たところで、多色LEDだけど色の変更ができないマルチカラーのモデルも存在します。当然これもNG。
公称1680万色のRGBこそ正義。クリスマス時期のイキった一軒家みたいに光るキーボードがほしかったので。


矢印キーとテンキーは無意識に指が求めてしまう場面が多いので、優先的な要件としました。

「事務作業に使わないならテンキーなくてもよくない?」と思われる人のほうが多いのではないかと思いますが
ワープロ時代からテンキーがあるのが当たり前で、テンキーがある前提のタイピングになっておりまして…。
そのせいで、ノートPCを選ぶときはちょっと苦労しました。市場はテンキーレスの機種が主流ですし。

ゲーム用途で考えた場合も、マウスの移動範囲を広く確保できるのでテンキーレスを選ぶ人が多いみたいです。
でも「FF14」などのMMORPGをプレイするつもりならキーは多いに越したことはありません。

省スペースモデルのなかにはFNキー(ファンクションキー)と同時押しで、記号キーが矢印キーとして機能する
タイプの製品もあるのですが、いちいちFNキーを押さなきゃいけないのは絶対ストレスになると思いまして。
FNキー同時押しで許せるのはHomeやEndまでだろうと、使用感を想像して判断しました。


ケーブルを左側面に挿すモデルは一般的には不評のようです。PCを左側に置く人は少ないでしょうしね。
ノートPCと前後にならべて使う場合、ケーブルが中央から伸びるモデルだと邪魔になります。
エレコム製のキーボードを使っていて唯一不満を覚えていたのがそこで、次にゲーム用途で選ぶとしたら絶対に
左側面からケーブルが伸びるモデルを選ぼうと考えていました。


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メカニカルキーボードにこだわった理由は、メカニカルキーボードというものを使ってみたかったからですね。

なんかメカニカルの世界がおもしろいらしい。特に青軸ってヤツがヤバいらしいと噂に聞いていたので。
ただ、これに関しては試してみないと向き不向きがわからないだろうと思ってました。
自分はマウスのクリック音がダメで、マウスをあれこれ改造した末にタッチパッドに落ち着いたほどだったので
青軸を自宅に向かえるのは自殺行為というか、好奇心を抑えられなくて賭けに出た感じでした。

 ※青軸とはキーボードのスイッチの呼び方で、感触や音の違いを赤や茶色などの色で区別しています。


キー配列については、自分はワープロ専用機でタイピングを覚えた絶滅危惧種の(笑)『かな入力』使用者なので
キーに日本語の『かな印字』がなくても日本語配列のほうがスムーズに打てるのは間違いありません。
英語配列でも『かな入力』自体は可能ですが、「ろ」が打てないなどの問題が生じがちです。

メカニカルキーボードの世界は基本的に英語配列で、日本語配列のキーボードは選択肢が少なく、かつ高価です。
日本語配列の省スペースモデルはテンキーレスしか見つからず、今回は候補に入りませんでした。

見た目に関しては、あとからキーキャップを差し替えるなどの手段はあります。メカニカルの利点ですね。
それにしたってやっぱり英語配列のほうが選択肢が豊富で、安価で入手できるものが多め。
そもそも実用にあまりこだわっていなかったし、『ローマ字入力』もできる人なのでどちらでもよかったのです。


値段については、「後悔しても痛手にならない範囲で」という実験的な意味も込められています。

Aliexpressなど海外のショップもチェックはしましたが、キーボードはなぜか原産国よりも国内のほうが安くて。
特にAmazonでは低価格帯の定番のメカニカルキーボードが安価で販売されています。
しかしここでひとつ気を付けなければならない問題が…最近流行っている不当に高い配送料を請求する出品者
キーボードひとつで配送料8,000円とか15,000円とか。どこから輸入したらそうなるの?

 ※日本のAmazonに限った話ではなく、Aliexpressでも『不自然に安い』新規ストアが増えてる様子。

「これいいな」と思ったモデルがどれもこれも配送料詐欺状態。なんとかならないんですかね?、これ。
そんなこんなで調べ始めてから1か月ぐらい長考した末に、初期に「いいな」と思ったモデルに落ち着きました。


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RedragonのK688 RGB。Amazonで3,499円で販売されていた75%メカニカルキーボードです。

キーボード界隈ではフルキーボードに対し「キーを何%残して小型化しているか?」でパーセント表記します。
75%キーボードはEnterキーの右に1列追加したものを指すのが一般的ですが、K688はF1~12の上1列を削って
テンキーぶん右に3列追加しているので、割合としては75%表記でまあ間違いないのかな?と思います。
60%キーボードに矢印キーとテンキーをぎゅっと押し付けたような、横に長いデザインです。

カラーリングは海外の販売状況を見ると5種類くらいあるようですが、国内では4種類のみ確認しています。
ブルー&ホワイトもしくはブラック&イエロー。それぞれ赤軸と青軸があり、軸によって配色が異なります。
自分が注文した時点ではブルー&ホワイトの軸違い2種類のみになっていました。

文字キーが白いほうが各種ショートカットキーの刻印が見やすいだろうと判断してこちらの配色を選びましたが
たまたまこちらが青軸だったからよかったものの、軸が逆だったらもっと悩んでいたでしょうね。


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大きな特徴としてはF1~F12キーの省略、左側面にあるケーブル挿込口、そしてRGBバックライト。
PC側に専用のアプリをインストールしなくても、接続するだけで約20種類のイルミネーションを楽しめます。
つまりXbox OneやPS4など家庭用ゲーム機に接続した場合も同様のバックライトが可能ということ。


見た目もそこそこかわいいですよね。全体が一色に統一されてるモデルが多い価格帯では目立つキーキャップ。
しかもオマケで違う色のEscキーとスペースキーが付属してて、買ったその場でプチアレンジもできてしまう。

Redragonというブランド名とロゴは好みが分かれるところですが、海外ではかなりのシェアを誇ってるそうで
同価格帯で有名な『e元素』の大元となるメーカーがこのRedragonなんだとか。
『e元素』は最初の候補だったのですが、ホットスワップ(スイッチ交換)の面でちょっと問題があるのを知り
先々のことを考えたらあんまりよろしくないか…と、比較的早めの段階で候補からはずしました。
あと、『e元素』のユーザーは非常に多いみたいで。違うものを選びたかったという心理もあり。


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メチャクチャ光るという点では大満足しています。マジでメチャクチャ光る。しかも思っていたより明るく。
部屋の明かりがついてたら見えないのでは?と思っていたのですが、想像していたよりも全然目に刺さる明るさ。
光るだけでめっちゃテンション上がる。光らせた状態で飾っておくだけでも生活品質が向上します

キーのバックライト以外に、Caps lockとNum lockの状態を示す赤色LEDが「2」キーの上にあります。
同社の無線モデルだと無線の接続先やバッテリー残量を示す点灯などもあるみたいですが、このモデルにはなし。


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商品のレビューという観点で言うと、9割は満足。思ってたよりもしっかりした作りで重量感もあります。
この重量感の原因はおそらくキースイッチをはめ込むベースプレートで、金属製のように見えます。
ベースプレートとPCB(基板)、PCBとケースのあいだにEVA素材らしい吸音フォームが標準で内蔵済み。

つまり既に反響防止はできているのですが、ガスケットマウントのような防震構造にはなっていません。
打鍵の振動がケースを伝ってデスクに響くので、気になる人は下に何か敷いてあげるとよさそうです。


外箱は化粧箱つきの二重構成でキレイだし、付属の説明書も読めなくはない程度の中国語。

1割の減点は一部のキーキャップに成型時のバリが残っているところ。紙ヤスリでもあれば消せるレベルですが。
それと、Shiftキーなど横長のキーを支えるスタビライザーからはみ出るほどグリスが塗られていました。
メカニカルキーボード界隈ではこのようなグリスアップのことを『ルブ』って言うらしいですね。
神経質な人は使い始める前にグリスを処理しておいたほうがいいかもしれません。


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さて…問題の青軸ですが。結論から申し上げますと、やっぱり青軸の常用は難しいですね。

青軸特有の音が気に障るというより、音がデカい。音の大きさが気になってしまって使い続けられません。
マウスのクリック音の3倍くらい。ゲーマー的に言えば、アケコンの三和製スティックに近い音だと思いました。
なので、音が理由でアケコンを使えない人はおそらく青軸キーボードも使えないはず。

話はちょっと脱線しますが、キーボード用のスイッチでアケコン作ったら省スペース&静音化できそうな気が。
10年前にメカニカルキーボードのことを知っていたら作ってたかも。三和のボタンより安いし。


音量はスイッチだけの問題ではなく、キーキャップや本体の構造も大きく影響していると思われます。
本体に付属している交換用のスイッチを単体で押してもそこまで大きな音には聞こえませんしね。
違う素材のキーキャップに交換したり、本体内に吸音材などを入れれば聞こえ方が変わる可能性はありそうです。

「常用は無理」といっても、それはPCの作業すべてをこの青軸でやる場合の話で。ゲーム用途はまた別の話。
ただ、ゲーム用途で使うとなるとやっぱり音の大きさが気になるんじゃないかと。

対戦型のFPSやTPS、特にボイスチャットが必要になるチーム戦においてはかなりのノイズになりそうな気が。
ゲーム実況界隈でも青軸を使ってる人は音がマイクに乗ってますしね。それをよしとするかどうか。
それと、実際にゲームで使ってみてわかったことですが、押し始めてから反応するまでに若干のラグがあります。
WASDで移動するタイプのゲームの場合、動くたびにいちいちモタついてストレスになると思われます。

幸いK688はホットスワップに対応しているので、あとから赤軸などの好みのスイッチに交換可能です。
K688に使われているのと同価格帯のスイッチならAliexpressで10個セットが150円くらいで購入できます。

個人的にはまずキーキャップを交換したいですね。ブルーも悪くないのですが、もう少し好みに寄せたいので。


Mechkbd06

念願のメチャクチャ光るキーボードを手に入れて、キーボード買いたい欲はひとまず治まりました。
あとは買ったキーボードを使う機会があるかどうか。「FF14」は休止中なので、「PC Building Simulator」を
マウス&キーボード操作するのに使っていますが、本領発揮とは言いがたいところ。

最悪の場合、静かな軸に交換して普段使いにしてしまう手もあるので、悪い買い物だったとは思っていません。

でもね、届いたその日に20%オフ(2,799円)になってたのを見たときはうめき声が出ましたよ…。
青軸のほうだけが安くなっていたので、おそらく自分が注文したのが影響して値下げになったんだと思います。
そう思わないとやってられない金額差です…いやぁ、この価格帯で700円差はデカいよ。


ちなみに海外だと45ドル前後、現在の日本円で6,600円くらいが相場なので3,499円でも全然安いほうです。
ってか、円安の時期に海外製キーボードなんて買うもんじゃないな…買ってから気付いたわ。



K688にはBluetooth接続機能はありませんが、有線でスマホに接続することはできます。
スマホ側の『OTG接続』をオンにして、K688とスマホをケーブルでつなげばキーボードとして認識されます。
(K688に付属しているUSBケーブルはtype-A ←→ type-Cなので、別途ケーブルが必要になりますが)
実際にスマホで使う機会はまずないと思いますが、ソフトウェアキーボードに画面を占有されないのは魅力的。

ひとつ注意すべきなのがキーボードの設定で、英語配列のキーボードですが『日本語106』を選択しましょう。
『英語(アメリカ)』を選択すると半角英数の小文字が入力できないなどの不具合が生じるおそれがあります。

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