2020年9月 5日 (土)

今夏の近況報告

今回は近況報告というか、単発の記事にするほど大きくない話題をいくつかまとめてお届けしようかと。
(「大きくない」の感覚には個人差があることをあらかじめお伝えしておきます…)

近況として一番大きなものは、ここ1~2か月のあいだ「Dead by Daylight」のプレイ動画ばかり見ていること。
いつごろからか正確には覚えていないのですが、きっかけはアメリカザリガニの平井さんの動画でした。
コロナの影響で芸能活動に制限を受けているせいか、芸能人のYouTubeでの活動が昨今増加の傾向にあります。
ゲーム実況も増えており、なかでも「DbD」はある種のブームのような盛り上がりを見せています。

YouTubeのトップページのオススメ欄に表示されていたのを見つけ、何気なく再生したのがそもそもの始まりで
以降、作業中のBGMみたいな感覚で「DbD」の実況動画をアレコレ見る(聴く?)ようになりました。


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「DbD」自体への興味はPC版が発売される以前にはありました。4年以上前の話になると思いますが。
当時はまだ『非対称型マルチプレイ』というシステムを採用しているのが「Evolve」くらいしかなかったころで
「ロストプラネット」のAKハントみたいな雰囲気のゲームが出てきたらいいなぁと期待していました。

しかし、よくよく確認してみると「DbD」はいわゆるホラーゲームというジャンルのもので。
ホラーはなんというか…not for meなジャンルとして、意識的に遠ざけているところがあるんですよ。
たまたま興味をもったタイトルがじつはホラーで…というパターンだと「Alan Wake」などはプレイしましたが
プレイしているあいだのストレスが尋常じゃない(笑)ので、なるべく手を出さないようにしていたのです。

対戦ゲームとしての研究が突き詰められている現状も、いまさら始めるにはネックであると感じます。
成熟した対戦ゲームに後乗り参戦するというのは、よっぽどPvPが好きでないと難しいはず。

オフラインでも楽しめる要素があればいいんですけどね…せめてトレーニングモードとか。実装されないかな?


Dbdsp02

『自分ではプレイしないゲーム』の実況動画を見るのは楽しいかどうか?と言われれば、楽しいですね。
特に芸能人の方々の動画は、普段あまり表に見えてこない交友関係が見えるし、話術も巧みでワイワイ楽しいし
ホラーというジャンルでありながら笑いに転じることができる独特の柔和さがあります。

プレイの技術はまったく関係なくて、ヘタでもメチャクチャでも娯楽番組として成立するというか。
上手ければ上手いで観戦するおもしろさはあるし、どちらにころんでも動画勢としてはおいしく見れるわけです。


残念ながら平井さんのチャンネルには最近「DbD」の新着動画が来ませんが、芸能人の「DbD」実況動画という
括りであれば、それこそ何十時間分もの貯蓄をYouTubeから見つけることができると思います。
狩野英孝さんのチャンネルは言うまでもなく、声優の小野友樹さんのチャンネルなども個人的にはオススメです。
べるくらさんれぷちんさんなど、「DbD」界隈の有名どころにたどり着いたのは後々のことでした。

いまやYouTubeのオススメ欄は「DbD」の動画ばっかり(笑)それはそれで困るんですがね。
「DbD」以外でもゲーム関連の動画が多く、あとはモータースポーツや音楽、動物関連がオススメされてます。
…自分の興味の方向性が概ねわかるんじゃないかと。そのへんの話も少ししましょうか。


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(画像は「TT Isle of Man」)

コロナの影響で長らく中断されていたMotoGPが今夏ようやく再開され、意外な盛り上がりを見せています。

何が意外かというと、前評判を大きく覆すレース展開、結果が毎回のように生み出されているから。
若き不動の王者として君臨していたマルク・マルケスが再開後の第2戦で無茶な追い上げをして、骨折で離脱。
同じホンダに鳴り物入りで参加した弟・アレックスは最下位争いを繰り広げるほど芳しくなく。
あのホンダがマニュファクチャラーズランキングで最下位に転落するなど、誰が予想したでしょうか。

王者マルクのいない隙に予想外の活躍を見せているのがなんとKTM。MotoGPにKTMの時代が来てる…
ビンダー、オリベイラなど若きKTM勢が最高峰クラスで次々と初優勝しているのです。
ホンダ勢で唯一ポイント圏内で活躍しているのが日本人ライダーの中上というのも、意外な盛り上がりの一因。


誰が勝つかまったくわからない。MotoGPがもつ本来のおもしろさを取り戻している一方で懸念もありまして。
先述のマルクをはじめとして、ケガによる戦線離脱が目立つんですね。危険なインシデントもありました。

いくら自分がアンチ・マルクだとはいえ(笑)ライダーのケガを歓迎するつもりはありません。
マルクがいない今だからこそ、安全かつフェアなレースをして結果を残してほしい。そう思いつつ観戦してます。
いやぁ…でもホント、圧倒的強者がいないとこんなにおもしろくなるんだなって。素直にそう思います。


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音楽関連の動画がオススメされるのは、7月上旬にDAW環境の構築のためにいろいろ調べものをしたから。
DAWというのは、わかりやすく言えばPC上で音楽制作をするためのソフトや周辺機器のことですね。
ピアノのコードの仕組みを調べたくなったのが発端で、そのために実機がほしくなり、MIDIキーボードを選んだ
都合でPCのほうも準備をしなければならなくなった…というのが一連の流れとなります。

でも、それから2か月ほど経った現在はあんまり触ってない(笑)ゲームなどで忙しくなったという理由もあり。
見た目が気に入って買った機材が、つねに視界に入る場所に置いてあるというだけで満足感はあります。


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(画像は「Fallout 4」)

動物関連の動画はさらにさかのぼって5月から6月ごろ、動物保護の様子を撮影した動画を見ていたのが原因。

街路で不衛生な生活を送っている『ホームレスドッグ』を保護する団体の動画を見て、活動を称賛するとともに
なんとも言いがたい複雑な感情を抱いたのでした。以下の文章はその当時に書き残したもの。


保護活動そのものは立派だと思うし、救いがあることに喜びも感じる。それに動画のイヌをかわいいとも思う。
それでも、なんか腑に落ちないというかスッキリ見終えられないところがあったんですよね。
イヌを助ける彼らがいる背景には手放している飼い主がいる。誰に了解を得ることもなく無断でイヌを回収する。
助けること自体は道徳的に間違いないのに「なんかおかしいような?」と微妙に疑問が残るといいますか。

それと、保護団体や獣医の方々のイヌに接する際の態度がどうにも気になってしまいまして。
日本で言うところの赤ちゃん言葉みたいな猫ナデ声で、いかにもイヌ好きといったふうに接しているんですね。
好きだからやれているというところはあるのでしょうけど、あまりにも『我』が出過ぎていやしないかと。

保護する様子を撮影した動画の数のわりに、里親に引き渡される様子がほぼないことも気になっています。
保護してお風呂に入れてキレイになりました!で終わっていいはずがないんです。この物語は。


…なんてことを言ってもどうにもならないんですけどね。自分が飼えるわけじゃないし、寄付すらしてないし。
『ホームレスドッグ』以外にも、釣り人が残した針や糸の被害に遭う野鳥、海洋生物の動画も見ました。
人間の生活、趣味や道楽の陰にこういう現実があるのだなと改めて考えさせられます。


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最後に、「22/7 音楽の時間」の話題の陰でひそかに日常的にプレイしていた「ブレ×ブレ」の話題を。

「ブレイブソード×ブレイズソウル」のいわゆる夏イベントは7月がメインで、8月初旬には終わっていました。
無属性の新魔剣2本を熟度50まで上げる作業はなかなかにしんどかった覚えがあります。

それとは別に個人的に取り組んでいたのが永続イベントで、『デッドエンド・ウィングエッジ』をコツコツ進め
つい数日前に数珠丸の完熟(熟度75)を達成しました。いやはや…長かったホント。
このイベントはマジで内容を見直したほうがいい。こんなめんどい作業を永続化後もやらせちゃいけないよ。
せめて前段となるAA魔剣限定のクエスト部分でもトークンを多めに得られるようにすべきだと思います。

なんでいまさら数珠丸なのかといえばまあ…メガネ魔剣だからですね(笑)見た目の好みでクエストを選ぶぞ!
イベント周回で熟度を上げられるタイプのメガネ魔剣は他にも何本かありますが、モチベが続くかどうか。
作業的にはちょっと面倒になるものの、グレイプニルの熟度上げもやりたい気がしてます。


「ブレ×ブレ」は今後も新魔剣の追加だけで続いていくのでしょうか。現状どれくらい実装されているのやら。
このゲームがどうして4年以上も続いているのか、プレイしていながらわからないところがあります。



「自分ではプレイしない」はずの「DbD」のスクリーンショットがなぜあるの?という疑問、ごもっともです。
スクリーンショットを用意できるだけの環境はあるんです。本気で取り組む気がないだけで。
チュートリアルや各種項目の閲覧も含めて5時間くらいしかプレイしていないのですが、始めて3~4時間ほどで
トラッパーで1回、ドクターで2回の全吊りを達成したことを余談ついでに報告させていただきます。

しかし、ピークタイムに接続するとパーティーを組んでる有段者ばかりであまり気持ちよくないですね。
連携が取れてる紫パークだらけのサバイバー相手に、昨日今日デビューしたキラーが勝てるわけがないんですよ。
このマッチングの難だけはなんとかしてほしいところ。まあ、煽られても楽しいといえば楽しいのですが。

キラーだけやってるぶんには他のプレイヤーに迷惑かからないし、キラーは絶対死なないので気楽ではあります。


ゲーム関係の話は「プレイしたことあるけど言ってない」というものがわりとあったりします。
たとえば「Fortnite」の初プレイでソロでビクロイを獲ってしまったこととか。それっきりプレイしてないので。

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2019年12月10日 (火)

サブスクって便利だな

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…タイトルでほぼ言いたいこと言ってしまっているのですが(笑)最近利用する機会があったので、その話を。

今年、音楽業界でひとつの話題となったサブスク。いわゆる定額制の聴き放題サービスのことです。
スマートフォンなどを通じて、ストリーミング形式で配信されている数千万という数の楽曲を聴けるわけですが
普段あまり音楽を聴かない自分からすると、あんまり興味ないな…という感じだったのです。

ただ、実際利用してみるとこれは便利だなぁと。その魅力にあてられて積極的に聴くようになりました。
なんていうか、おやつが目の前にあるとつまんでしまうみたいな。そういう感覚です。


そもそもサブスクを利用するきっかけはなんだったのか?という話をしなければなりません。
きっかけは楽天ブックスのキャンペーンでした。楽天系列のサービスである楽天ミュージックを利用開始すると
楽天ブックスで使用可能な300円クーポンがもらえる、という小さな広告が目に留まったのです。
ゲームソフトの価格比較のために閲覧している最中だったので、これは利用せねば!と思ったわけです。

ちなみにその300円クーポンは「CODE VEIN」の購入に充てられました。その話はまた後日あらためて。

利用開始といっても最初の1か月は無料で、さらにキャンペーンコードの入力で2か月無料になっています。
通常は月額980円となってますが、湯水のごとく音楽を聴く習慣のある人ならタダみたいな額なんじゃないかと。


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で、実際の使用感なんですけども。膨大な楽曲が聴き放題というのはとにかくすごいですよ。
買うほどじゃない、借りるほどでもない、でもちょっと気になるあの曲が(検索して出てくれば)すぐに聴ける。
回線の太さに合わせて曲の圧縮率を選べるし、数に制限はあるもののダウンロードしておくことも可能。

しかもその「ちょっと気になる」程度の感覚で聴いただけでもアーティストの収益につながるわけです。
歌番組で聴いたとか、CMで流れていたとか、そういう入口からアーティストのプラスになる可能性があるので
長い目で見れば音楽業界や音楽活動にとって有益なんじゃないかなぁと思えます。
1回の再生でどれくらいの額になるかではなく、縁をつなぐ機会が増えることのほうが大事というか。

あまりにも手軽に聴けるせいで、既にCDで持ってる楽曲までサブスクで聴いちゃうんですよね。
MP3化してある曲もかな。ストリーミング形式なので、スマホのメモリの負担が軽くなるというのは盲点でした。


アプリの使い勝手に関して言えば、楽天ミュージックのアプリは必要じゅうぶんな状態ではあると思います。

しかし不満がないわけではないです。一番気になるのは検索システムの操作の多さと重さ。
7000万曲も配信されてたら仕方ないところですが、聴きたいアーティストにさっとたどり着けないんですよね。
あとはプレイリストを作る際、マイページか再生履歴のどちらかからしか曲を登録できないのも不便です。
見つけた曲を再生せずにそのままプレイリストに放り込めるようなスムーズさがあればよいのですが…。

バッテリーは再生中はそんなに減りませんが、検索と登録を繰り返してると消耗が早い印象。
リストが完成して、ノータッチでBGMとして聴くぶんには問題ないかと。


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現時点で7000万曲ほど配信されているそうですが、それでもカバーできていない楽曲も当然ですがあります。
おもしろいことに、あるアーティストの一時期の楽曲がすっぽり抜けてるなんてケースもあるんです。
また、自分がもっとも接する頻度の多いアニソン系のレーベルも充実してるとは言えません。
それでも結構がんばってるほうだと思いますが。秋アニメの主題歌も意外と聴ける状態になっているので。

1クールという短い期間で入れ替わるアニソンを日常的に聴きたいという需要を、サブスクという方式であれば
柔軟に満たすことができると思うので、参入するレーベルが増えることに期待してしまいます。
問題はレコード会社やアーティスト側の負担ですが…ユーザー有利のサービスなのでデメリットも当然あるはず。

自分なんかは事実上のタダ聴きの状態にあるので、聴いてる最中もわずかに罪悪感があるんですよね。
本当にこれ大丈夫なのかな?という、おそるおそるな感じ。現状のサブスクに対する印象はそんなとこです。


デジタル配信がここまで浸透すると、従来のフィジカル(物理媒体)のレンタル業って大変かも。
映画はともかく、音楽CDを借りてきて聴く人ってだいぶ減っていそう…というか、駆逐されていそうな気が。
良いことか悪いことかはさておき、これが時代の変化なんだなぁと思いつつ今日もサブスクで聴いてます。



なんで急にこんな大衆的なテーマで記事を?と思われた方もいてくれたらうれしいのですが。
以前スマホ新調時にお話しした、スマホでできることをやってみようキャンペーンの一環だと思ってください。

過去に当ブログで「気になる主題歌」として紹介したことのある楽曲を楽天ミュージックで検索してみたところ
思いのほか出るわ出るわ…なので、検索してすぐ聴ける曲を抜粋して以下に紹介します。
おそらく楽天以外のサブスクでも配信されていると思うので、各自検索して気軽に聴いてもらえれば幸いです。

・邪神★ガールズ『あの娘にドロップキック』
・山崎エリイ『Starlight』
・ハルカトミユキ『17才』
・にゃんぞぬデシ『泣く子も笑う』
・わーすた『KIRA KIRA ホログラム』(「プリ☆チャン」関連楽曲はキャラソンも含めて全部聴けるはず)
・上野(CV:芹澤優)ほか『マイペース・サイエンス』
・わたてん☆5『ハッピー・ハッピー・フレンズ』
・Beverly『Again』
・内田雄馬『Speechless』
・八月のシンデレラナイン『どんなときも。』(「ハチナイ」のカバーバージョンが配信されています)
・諸星すみれ『真っ白』
・Run Girls, Run!『キラリスト・ジュエリスト』
・鬼頭明里『dear my distance』

アニメはまだ始まってませんが、22/7の楽曲は全部配信されてるので曲で予習可能です。
「キンプリ」はあるけど「あんスタ」はなかったはず…このへんはレーベルによって差が出るところ。

「プリ☆チャン」のキャラソンを探す際、キャラ名をフルネームで検索すると出てきません。
なぜかというと下の名前だけで登録されてるからですね…なのでユニット名か声優の名前で検索しましょう。
発売済みのソングコレクションがすべて配信されています。


・沼倉愛美『彩 -color-』
先月アーティスト活動の終了を発表した沼倉愛美からも1曲。これは本当に名曲だと思っています。
当時はまだ「気になる主題歌」として紹介していなかったのですが、Twitterのほうで絶賛していました。

・petit milady『360°星のオーケストラ』
正直言うとpetit miladyを侮っていたところがあって、この曲はそういう意味でも本当に衝撃的な出来でした。
さらに失礼なこと言うと、アニメの主題歌にしておくにはもったいないくらいの良曲だと思ってます(笑)
曲も良いし歌詞も良いし、ラストにAメロが来る曲の構成も好き。ガチの傑作。

・KiRaRe『Don't think, スマイル!!』
ブラスセクションと疾走感が本当に気持ちいい、近年放送されたアイドルアニメでは屈指の一曲。
劇中歌として話題になった、みぃ先輩のあの曲をはじめとした関連楽曲がおそらくすべてサブスクで聴けます。
個人的にオススメなのは柊かえの『ガジェットはプリンセス』。CMで聴いたときからのイチオシです。

・ACKO『星屑涙』
近年の曲ではないのですが、人生の岐路で流れていた思い出深い曲なので合わせて紹介。
この曲はシングルカットされておらず、サントラでしか聴けないちょっとしたレア曲でもあります。
i☆Risの『§Rainbow』やイヤホンズの『Magic of love』などを続けて聴くと(どちらもサブスクで配信中)
永井ルイという人がいかにQueenが好きか?がイヤというほどわかります(笑)
独特のコーラスにギターオーケストレーション…でもそれを気持ちいいと感じでしまうから負けなんですが。
こういう聴き比べを気軽にできるところもサブスクというサービスの良いところだと思います。


逆に、なぜか配信されてない楽曲についても触れておこうかと。
May'nの「今日に恋色」や「Re:REMEMBER」がないんですよね…2014年から15年のシングルが全部ないのは
なにか理由があってのことなのでしょうか。レーベルやレコード会社は同じままなんですが。
ただ、May'nのサブスク解禁自体が比較的最近のことらしいので今後追加されるかもしれません。期待。

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2019年6月 9日 (日)

ゲオマートで中古のスマホを購入した件

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5年ぶりにスマホを新調しました。といっても今回も中古で、しかも2年落ちのモデルなのですが。
それでも5年ぶりですから、実質最新の機種に乗り換えたぐらいの新鮮味はあります。技術の進歩ってすごいですね。

今回購入したのはHuaweiのロングセラー商品であるP10 lite。いま話題のHuaweiのスマホです。

キッカケもまさに、いま話題になっていたからですね。危機的状況にあって相場が下がるのではないかと思いまして
中古ショップやオークションで市場価格をチェックしたところ、期待どおりの安さだったのです。
ジャンクは除外するとして、下は7,000円くらいから上は9,000円くらいまで。
10,000円出せば未開封の新品が手に入る可能性もあるくらいの状況だったため、マジメに購入を検討し始めました。


しばらく調査を続けていたとき、『ファーウェイ製スマホ、中古価格が急落』という日経の記事が目に留まりました。
また、関連するツイートを検索すると「ゲオでかなり安くなっている」という情報も見つかったのです。

ゲオという名前はよく聞くものの、これまで利用したことがなかったため、続けてゲオの評判を調べることに。


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ゲオ(GEO)というのは、ゲームやCDなどの中古買い取りで有名な全国チェーンです。
格ゲー界隈では対戦で負け越すと「ゲオに(売りに)行く」という煽りや嘆きがしばしば見受けられます。

このゲオがネットで展開しているのがゲオマートというサイトで、全国の系列店で店頭販売している中古のスマホを
写真や説明文も併せてチェックできて、ID登録なしでも購入可能という便利なサービスです。
ただ、掲載されている写真の質がお世辞にも良いとは言えず、注文するとなるとかなりのバクチ感がありました。

これはちょっと勇気がいるな…と思い、さらにゲオマートで中古スマホを購入した方の体験談を調べてみました。


 ■ ゲオモバイル オンラインで中古スマホ(iPhone6S)を購入した流れや感想(XERA)
 ■ ゲオマートでの購入方法と商品の選び方と評判、送料や配送までの日数について(Aliexpressで買ったもの)


これらの記事を読んでわかったのが、掲載されている商品の『状態』は店舗ごとに基準がバラバラだということ。
ある店舗で【状態A】と評価されているものが、別の店舗では【状態B】と評価されている場合があるのです。


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ゲオマートの中古スマホは『状態』によって販売価格を均一化しています。
P10 liteの場合、【状態A】ならすべて8,921円、【状態B】なら8,029円というふうになっています(6月現在)。
でも、【状態B】の商品をひとつひとつチェックしていくと【状態A】に匹敵するものも見つかる場合があるんです。
ようするに【状態A】の商品が【状態B】の値段で買えるかもしれないわけです。

それがわかると途端に宝探しが始まるわけですよ(笑)とんでもなくお得な商品が隠されてるかもしれないので。


最初は【状態A】のなかから無難な個体を探そうなかぁ~と思って閲覧していたのですが、この事実を知ってからは
本体カラーが希望どおりでなくても【状態B】のなかから良い個体を選ぼうと方針を変更しました。
そして実際わりと見つかるんですよね…「なんでこの状態で【状態B】なの!?」っていうありえん個体が。

こうなるともうオークションで探すのとか論外ですよね。信用も保証もない、着払いでシロウトから購入するなんて。

ゲオマートは中古スマホにも保証がつくし、2,000円を超える注文は送料無料になります。
中古スマホを扱っているネットショップは他にもありますが、ゲオマートは利用価値がかなり高いと思いました。



【状態B】から宝探しをした結果、静岡の店舗が保有しているかなり状態の良い個体が見つかりました。
画面にキズなし、背面に若干の擦りキズあり、付属品完備(しかもUQ版ではなくSIMフリー版)というもの。
ゲオマートの中古スマホは8割くらいは本体のみ・付属品なしなので、これはかなりの掘り出し物と言えます。
背面の擦りキズというのも写真ではまったく確認できないほどだったので、これに賭けてみよう!と注文しました。


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注文の翌々日、ゆうパックで商品が届きました。現物を確認してみると説明どおりの美麗な状態

ありえんでしょ…ってなりましたよ。自分が店舗の担当者だったら【状態A】の評価をつけていたと思います。
さすがに【状態S】にはできませんが、少なくとも【状態B】にはできないだろう…と。

付属品はほぼ未使用の状態で封入されていましたが、SIMスロットを開けるためのピンだけが欠けていました。
まあ針金同然のピンなのでいくらでも替えが利きますし、ダメージは実質ゼロですね。
これで8,029円(税込み・送料込み)なら相当お得な買い物でしょう。
付属の純正の急速充電器だけでも2,500円くらいするものなので、本体のみで買うのがどれだけ損かわかります。


注意しなければならないのは、逆のアンラッキーなパターンも当然ありえるということ。
【状態A】のなかから選んだのに【状態B】としか思えない(状態の悪い)商品が送られてきた…とかですね。

余談ですが、箱や付属品をすべて揃えた状態で買取に出す人は几帳面で、基本的にモノの扱いが良いです。
手放すときのことまで考えて長持ちするよう丁寧に使うので、極端にひどいキズやヨゴレがつきにくいのです。
中古品から良いものを選びたいならまず箱や付属品をまず確認しましょう。鉄則です。


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これまで5年間使い続けてきたデュアルコアの端末から一気にオクタコアですよ…コア数だけで4倍。
画面はフルHDでメモリは3GB。このブログの執筆に使っているノートPCよりもスペック的には上ではないかと。

UQ版ではないのでAndroid 8.0へのアップグレードが可能ですが、購入時点ではアップデートがされていなくて
8.0以前のマイナーアップデートも保留されている状態でした。店舗側で初期化した影響ですかね?
そのぶんちょっとだけ手間は増えましたが、こういうのは自分でやったほうがむしろ安心感があるというもの。

SIMフリー版の最新バージョンは8.0アップグレード後、数回のアップデートをあてて8.0.0.371(C635)。
8.0リリース直後は不具合などもあったようですが、現行バージョンではある程度改善されてるのかもしれません。


とにかくキビキビと軽快に動きますね。OSの起動、アプリのインストール…何をやらせても早い。
早速ゲームも引き継いでみましたが、「こんなにサクサク遊べるゲームだったんだ…」という大きな驚きが。
3D表示がメインの「テイルズオブザレイズ」も標準設定でほぼほぼストレスなく遊べる感じに動作してくれます。

あと指紋認証がすごい。画面をタップするみたいな感覚でセンサー部分をポンと触ればロック解除できちゃいます。
指紋認証センサーを上から下にドラッグすると通知メニューを表示できるというのも地味に便利。
通知メニュー欄にスクリーンショットのショートカットを入れられるので、物理ボタンをまったく押すことなく
フルスクリーンのゲームのスクリーンショットを確実に撮影することができます。

液晶画面の色味は若干クセがあるかな?という印象。色温度の調整もできるのでまあ問題なし。


P10 liteの現状思いつく不満は通知LEDが小さいこと。というか、これまで使ってた端末のが大き過ぎたのですが。
発光部の面積比でいえば1/100以下になったので(笑)通知の確認が難しくなるかも。
それと背面にあまりにも突起がないので、平らなテーブルから持ち上げる際にちょっとだけ難儀します。

いろいろ不安ではあるのでケースは必要かなぁ…華奢な印象のある端末ですよね、P10 liteって。
これまで使っていたのが質実剛健なメタルフレームで囲われていた端末だったので、激しく差を感じます。


カメラは前後どちらもガラス面とツライチになっているので、指紋やヨゴレの拭き取りがしやすいです。
意外とマクロに強く、室内でも明るめに映ります。若干赤味がかった濃いめの発色なのが特徴かと。
兄弟機種であるP10には勝てませんが、SNSやオークション用の写真なら及第点以上のものを撮れるはず。

これほど高機能なスマホを持つと、なんかやらなきゃなぁという変な使命感が湧いてきます。何しようかな?



[使い始めて約1か月後の追記]

「中古端末ってバッテリーの劣化はどうなの?」と不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。
自分もちょっと気になって、AccuBatteryというバッテリー管理アプリを入れて性能評価をしてみたのですが
公称バッテリー容量3000mAhに対し、現在約2600~2700mAhという評価となりました。
前の持ち主がどういう使い方をしていたかは不明ですが、2年前のモデルにしては残ってるほうではないかと。

同アプリを使って継続的に調査しようかとも考えましたが、現在インストールしてある全アプリのなかで
もっともバッテリーを消費しているのがこのアプリであることがわかったので(笑)やめました。

前の端末を5年も使っていた自分に言わせれば、2年落ち程度なら全然実用レベルですよ。


[使い始めて約10か月後の追記]

HuaweiのP10 liteに最近気になる不具合が出ておりまして。

具体的な症状として一番目立つのは、アプリのアップデートができないこと。実行しても先へ進まないのです。
どうもストレージを見失っているらしく、他にも似たような不具合がいくつか確認できています。

たとえばLINEで送られてきたメッセージに添付されている画像や動画が表示されない。
着信音に設定しておいた音声ファイルが見つからなかったのか、いつの間にかデフォルトの音に変更されている。
ゲームのスクリーンショットを撮ろうとするとエラーが起きて画像が保存されない…などです。

自分の使用状況としては、本体の内部ストレージとは別に32GBのSDカードを挿してあります。
デフォルトの保存場所はSDカードに設定してあり、写真などはこちらに保存されるようになっています。
どちらも空き容量は確保されているのに(上記のような)空き容量不足みたいなエラーが起きるんですよね。
いずれも本体の再起動で直りますが、何かシステム上の欠陥でもあるのでしょうか?

 ※後々わかったことですが、SDカードになんらかの不具合があったようです、抜いたら解決しました。

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2018年12月14日 (金)

10月から12月にかけてのゲーム周り近況。

ここしばらく「Shadow of the Tomb Raider」関連の記事が続いたので、この間の近況も書いておきます。

「Shadow of the Tomb Raider」の2周目を終えたあと、なにかほかにシングル向けのゲームをやりたいと考え
半年前にGames with Goldで提供された「Assasin's Creed Syndicate」をプレイしました。

じつは4か月くらい前に始めてはいたんですけど、そのときは印象がよくなくてすぐにやめちゃったんですよね。
あのときロープランチャーを入手するまで進めていればもっと早くクリアできていたと思います。
ロープランチャーはそれくらい印象を左右する新要素でした。移動が楽しいゲームは良いゲームの法則。


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「Assasin's Creed Syndicate」のあとは、新生三部作の初代「TOMB RAIDER」の2周目をプレイ。
すでにクリア済みのタイトルではあったのですが、三部作の完結を見たあとプレイしたらどう感じるのか?という
興味があったのと、1周目で取りこぼした実績の解除という目的がありました。
完結直後だったこともあり、「Shadow of the Tomb Raider」のDLCみたいな感覚で楽しめましたね。

続けてGames with Goldで提供された初代「Assassin's Creed」を開始。こちらも2周目となります。
後方互換のクオリティの高さもあって、10年前にクリアしたゲームなのに新鮮な気持ちでプレイできました。


クリア済みのタイトルをふたたびプレイしたいと思い始めたキッカケはゲーム実況動画の視聴です。

発端は「Shadow of the Tomb Raider」。2周目を終えて、DLCまでに時間ができたこともあり。
ほかの人がどういうふうに感じたのか、あの場面でどんなリアクションを取ったのか確認してみたいなぁと思って
YouTubeにアップロードされている実況動画を再生数の多い順に片っ端からチェックしました。

正直言うと実況を見るのはあまり好きではなくて、これまでは字幕実況やいわゆる『ゆっくり実況』を見るのが
ギリギリ許容範囲という感じだったのですが、いろいろ見るうちに考えが変わってきたというか。
自分のなかで「見るに堪える実況」と「そうでない実況」のふたつに分けられることに気付いたのでした。
ひょっとすると好みに限った話ではなく、再生数に大きく影響する条件である可能性もありそうです。


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個人的に視聴の可否を一番左右するのは声です。声が好みかどうか。

第一声の印象ですべてが決まってしまうというか、好みに合わないと10秒も我慢していられません。
聞き取りやすいか、話がおもしろいかではなく、声質が耳に合うかどうかが一番大きい。
歌舞伎役者は『一声・二顔・三姿』などと言いますが、実況者にも同じようなことが言えるのかも。

次に重視するのはリアクション。リアクションの頻度や大きさ、言葉選びの良し悪しなども関わってきます。
実況というからには、そのとき思ったことや感じたこと、起きている状況をつぶさに報告しなければなりません。
再生数の多い人はやっぱりよくしゃべる。必要なこともそうでないこともたくさんしゃべっています。
ここぞという盛り上がりの場面で無言だったりすると実況である意味がないので…。

バラエティ番組で芸人さんがリアクション力を求められる場面をしばしば見かけます。
ゲーム実況を見ていると、腕利きの芸人がいかに番組の盛り上げに貢献しているかがよくわかってきます。

視聴者に気を使ってムービーシーンで黙ってしまう人もいますが、個人的にはしゃべり続けてほしいと思います。
セリフに共感したりツッコんだり、登場人物の心理を読み取って伝えてみたり。掛け声を入れてみたり。
ほかにもゲームの動画があるのにあえて実況つきの動画を選ぶ視聴者は、実況を聞きたくて見に来ているので
多少しゃべり過ぎぐらいのほうが実況というコンテンツとしては正しいと思うんですよね。


ゲームが上手いかどうかは実況には関係ないと思っています。むしろヘタなほうが成立する場合もあるので。
ただし、ゲーム側が出してくれているヒントに気付けないタイプの人はダメですね。
視聴者はみんな気付いてるのに実況者だけ気付いていない時間が長く続くと、それはストレスになります。


話を戻しますが…その後いくつか新顔が手に入ったので、「Assasin's Creed」は序盤で中断。

Games with Goldでもらった「Battlefield 1」や「Q.U.B.E. 2」などを立て続けにプレイ。
しかしこの期間でもっとも楽しませてくれたのは、ブラックフライデーセールで購入した「Titanfall 2」でした。


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スポーツ系FPSを買うこと自体、前作「Titanfall」以来で本当に久し振りでした。
前作はキャンペーンモードがマルチプレイに組み込まれており、その部分がどうしてもネックになってしまって
いまだに1周できずにいるのですが、「2」はキャンペーンが完全オフライン化されていたのがよかったです。
ストーリー上の関連性もあまりなく、前作の知識がなくても楽しめるので安心できます。

キャンペーン自体は7時間程度と、FPSのシングルモードとしては比較的短い部類に含まれます。
しかし絶妙な長さだと思いますね。新しいシチュエーションが雪崩のようにやってきて、まったく退屈しません。
それでいてストーリーが熱く、熱さで泣けるFPSという稀有な作品となっています。

たとえるなら『メチャクチャ出来の良い1クールのロボットアニメ』みたいな。
2年ほど前に発売された作品ですが、今年プレイしたゲームのなかでベストと呼んでも差し支えないものでした。


「Battlefield 1」のキャンペーンもすこぶるおもしろかったんですけど、ちょっとステルス系ミッションが多すぎ。
BFファンがBFシリーズに期待しているものとは違うんじゃないかな?と、楽しみつつも思いました。
やっぱりBFならもっとマッシヴな戦闘をやりたいですよね。マルチプレイだけでなく、キャンペーンにおいても。

「Q.U.B.E. 2」は最近インディーズなどでよく見かけるFPS視点のパズルゲーム。
プレイヤーは謎の地下施設からの脱出を目指し、おもに3種類のスキルを駆使してゴールへの道を開拓します。
この手のパズルゲームはだいたい中盤あたりでネタに詰まり、新たな手札を追加してしまうものが多いのですが
本作はまあまあ許せる範囲で(笑)手札を最小限に留めてくれてたのがよかったです。

パズルの内容も難しすぎず、全体は5~6時間ほどで、手軽に実績を稼ぎたい人にもオススメの作品。
これで日本語訳されていれば文句なしだったのですが、残念ながら字幕すら収録されていませんでした。


Titanfall2s02

で…執筆している現在に至り、最近は「Titanfall」と「Titanfall 2」のマルチプレイなどで時間潰し中。
目下「Shadow of the Tomb Raider」のDLC待ち。第2弾の配信日が確定し、ようやく次の目処が立った感じ。
ただしそんなに長続きはしないでしょうね。というか配信日にクリアして終わってしまいそう。
そしたら「Titanfall 2」のキャンペーンを最高難易度で始めようかな。まだまだ遊び足りないので。

なんか強烈にハマれる作品に出会えたらなぁとずっと思ってるんですが、なかなか難しいものです。



「FF14」は半・引退状態。新たなコンテンツが追加されたのは知っていますが、復帰の予定はいまのところなし。
なにが原因かというと、今期はアニメの放送枠が複雑で「FF14」をきちんと遊べそうになかったからです。
今期はアニメとアニメの間にある30分間で遊べるタイトルが大いに活躍してくれました。
そういう需要に合うように選んでいたというのもあり。シングル向けはいつ中断しても問題ないですしね。


スマホ向けのタイトルでいくつか気になる作品があるのですが、自分の端末ではちょっと無理そうな感じですね。
最近は容量2GB超えが当たり前で、必要なファイルをすべてダウンロードすることがまず困難です。
そして端末の処理性能。スペックの足りないPCでゲームを起動してたころを思い出します。

家庭用ゲーム機はとりあえずハードさえあれば動作は保証されるからいいですよね…安心します。

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2018年7月18日 (水)

たまにはMotoGPの話を

今期のアニメ寸感のなかでMotoGPの話題に触れたので、今回はちょっとMotoGPの話でもしていこうかと。

正確な時期はわかりませんが、自分がMotoGPを追いかけ始めたのはたしか2010年ごろ。
平日の深夜、つまり深夜アニメが放送されている時間帯にテレビ欄にならんでいるのを見かけたのがキッカケで
この時代に地上波で放送している物珍しさもあってなんとなく追いかけ始めました。

それまでモータースポーツには興味があったんですけど、2輪は守備範囲外という感じでした。
しかし見始めてみるとおもしろい。モータースポーツの決勝としては短時間で終わるのでまず見やすい。
2輪の不安定さによる転倒、車幅の狭さで順位の変動が激しく、特定のチームが一強状態にならず退屈しにくい。
天候なども影響して大番狂わせが起き、普段目立たないライダーが上位に食い込んだりするのもいいですね。

なにより番組の紹介の仕方が良い。堅実な実況解説の合間にたくさんのウンチクと笑いがある。
ライダーの個性をつかみやすく、楽しく学びながらMotoGPを観戦できるのです。
モータースポーツの番組としてこれほどバランスのよいものを過去に見たことがありませんでした。

だいたいは専門的すぎたり、逆にお笑い要素を増やして主題からはずれたりしてしまうんですよね。
このMotoGPの番組は「たまたま興味をもって見始めた人」を上手く取り込める理想的な番組構成だったのです。


残念なことに、2017年のシーズンをもって地上波での放送を終了。2018年からはBSで放送されることに。
BSになったこと自体は問題ないんですけど、放送枠が非常に厄介でして…。
日曜日の24時。これが意味するところをアイドルオタクの方ならすぐに理解していただけると思います。

自分は2013年の春ごろから乃木坂46も追いかけていまして、その冠番組が日曜日の24時放送なのです。
近年は姉妹グループの欅坂46、けやき坂46の冠番組も連なっていて1時間半の『坂道アワー』となっています。

自分的にはここはもうはずせない枠になっていまして、裏で放送するアニメよりも優先して見ているほどです。
表の『坂道アワー』、裏のアニメまではまだいい。そこに第3のMotoGPが重なってしまったのです。
チューナーの都合で表を見ながら裏の録画まではできるのですが、さらにもうひとつとなるとどうにもならず…。
『坂道アワー』は固定として、アニメを切るかMotoGPを切るか。今年の春は非常に悩まされました。


悩んだ末に「ウマ娘」を優先したため、今シーズンのMotoGPは半分くらい見れませんでした。
MotoGPを追いかける別の方法を模索しなければ…と、ちょっと思いましたね。Huluなんかでもやっていますし。

今夏の「はねバド!」も散々悩んだんですけどね。どちらを優先するか考えた末、MotoGPを選んだのでした。
ただ、この決断をした直後にMotoGPはサマーブレイク(ようするに夏休み)に突入してしまいまして。
この先3週間ぐらいは「はねバド!」のほうを見れそうです。そのあとはまたMotoGPの観戦に戻ることでしょう。

 ※今期はNHKも日曜24時台にアニメをもってきたため、結局「はねバド!」は見れませんでした…。

余談ですが、自分は特定のライダーやチームを応援しているわけではありません。
誰が勝ってもおもしろい。でも、できればマルケスやロッシが勝たないほうがおもしろい。アンチ巨人的な(笑)



書いててちょっと怖くなったんですけど、MotoGP歴は8年、乃木坂歴は5年にもなっていたんですよね…。
時が経つのが早すぎる。特にMotoGPは意識してなかったので、つい最近見始めたものと思っていました。
そりゃ番組編成も変わるかぁ…ってちょっと納得してます。8年も経てばね。

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2018年4月 1日 (日)

Xperia SP カスタムROM導入備忘録

Aicp1210401

AICP 12.1(Android 7.1.2)の導入に成功しました。
ハードウェア的にスペック不足になるかと思いきや、AICP 11.0よりも非常に快調に動作しています。

AICP 12.1本体(aicp_huashan_n-12.1-NIGHTLY-20170820.zip)
7.1用gapps(open_gapps-arm-7.1-nano-20180326.zip)
基本的な作業は、このふたつをXperia SP用のTWRP(twrp-3.2.1-0-huashan.img)で焼くだけです。
11.0よりも初回の再起動にかかる時間が短く、初回の処理と熱冷ましに30分ほど待てばすぐ使えます。

11.0のように丁寧な初回チュートリアルはありませんが、日本語は収録済みなので問題ありません。
ただし日本語キーボードがないのでGoogle日本語変換などをインストールしてください。

なぜかモバイルネットワークのアクセスポイントに日本の主要なAPが大量に登録されています。
なので、よほど新しいか珍奇なSIMを使っていない限りは選択するだけで接続できると思われます。

Twitter公式アプリ、LINE、ゲームやワンタイムパスワードアプリの動作を確認。
カメラ動作確認。カメラとスクリーンショットのシャッター音は個別にオンオフできる仕様。
ロック画面およびホーム画面の壁紙変更可能(変更は『ギャラリー』アプリの各画像メニューから)。
電源メニューが非常に詳細に作られており、電源メニューから再起動 → リカバリ起動が可能。
よって、TWRPによるバックアップが非常に手軽に実行できます。

現在のところ確認できている不具合は、11.0以降の固有の不具合なのかLTEの接続が安定しません。
また、充電終わりごろに画面がブラックアウトするという謎の現象がときどき起きています。
幸い電源メニューは表示されるので、再起動で回復が可能です。



上記の状態に安定するまで本当に苦難の道だったので、もしマネされる場合は注意してください。

以下は個人的な、記事としてまとめる気のない記録なので参考にされる場合は注意してお読みください。
同じようにやっても同じ結果を得られるとは限らないので…と言っても、試す人もいないか。

… … … … … … … …

作業環境:Windows 10 Home バージョン1703

元の状態:Xperia SP(C5303/HUASHAN) Android 4.3/12.1.A.1.207
root化済みではあったけど目立った改造はなし。カスタムリカバリにCWM導入済み。いつ入れたかは不明。

… … … … … … … …
■ことのはじまり

[10/3]
aicp_huashan_mm-11.0-UNOFFICIAL-20160519.zip
open_gapps-arm-6.0-nano-20170922.zip
Android 6.0.1のカスタムROM本体とgoogleアプリの最小単位セット。
あとあとLatestバージョン(aicp_huashan_mm-11.0-NIGHTLY-20161005.zip)の存在に気付く。
つまり最新のバージョンではなかったということ。
さらに上のAndroid 7.1になるAICP 12.1(aicp_huashan_n-12.1-NIGHTLY-20170820.zip)も存在する。
今回使ったROMにはなぜか日本国内の主要APNがずらっと登録されていたので別途APNを用意する必要なし。
カスタムリカバリのメニューから焼くので、事前に両ファイルをスマホのmicroSDカードにコピーしておく。

CWMでAICPとgappsを焼いたあと、スマホが起動しなくなり真っ青になる。これが今回の騒動の発端である。
電源ボタンを押すと短くブルッとなるものの画面は暗転したままで沈黙。諦めました。

… … … … … … … …

XperiaCompanion.exe
http://www.sonymobile.co.jp/support/software/xperia-companion/
Xperiaが文鎮化したときの救いの神。
あらゆる状況から初期化できると思う。例外として、bootloaderアンロック済みの場合は初期化できない。
root化もカスタムリカバリも全部吹っ飛ぶので覚悟して使うべし。
当然カスタムリカバリで保存したバックアップも(すぐには)使えなくなる。
自分はCWMでバックアップを残していたので実際使えなくなった。
CMWは配信が終了し、現在ではTWRPがカスタムリカバリの主流となっているので切り替えを推奨。
TWRPは現在オフィシャルアプリから手軽にインストール可能(重要なので後述)。

初期化後は12.1.A.1.207のデフォルト状態に。これはこれでスッキリしていて使いやすい印象だった。


rootkitXperia_20140719.zip
http://cubeundcube.blogspot.jp/2014/07/xperiarootgx-z2a2.html
当時重宝したXperiaシリーズのroot化キット。
状況によっては必要ないかもしれないけど、ものすごく手軽なので参考までに載せておく。

… … … … … … … …
■さまざまな準備

あとあと気付いたことだけど、この部分は自分がやろうとしていたことに必要なかったかもしれない。
TWRPを手軽にインストールできることを知っていたらこんな面倒な用意を再びやる必要はなかったと思う。

jdk-9_windows-x64_bin.exe
android-studio-bundle-162.4069837-windows.exe
http://jukeizunosekkeisya0502.blogspot.jp/2017/05/20176android-sdk-sdkadvgui.html
javaとAndroidの開発環境を用意するためのセット。
参考ページではJDKではなくJREを指定しているけど、インストーラ形式のJDKを選んでみた。
後者のインストールにはやたら時間がかかるので、待ち時間にメシでも食いに行ったほうがいい。
USBドライバは別途用意しなくても後者のフォルダ内にあらかじめ用意されている。


Xperia SPのbootloaderをunlock
http://iroiro-memo.blogspot.jp/2013/06/xperia-sp-c5303-fastbootbootloaderunlock_29.html
公式サイトの専用ページにメールアドレスを入力してunlock用のキーを発行する必要がある。
その際、スマホ本体のIMEI番号の入力が必要になるので事前にチェックしておきたい。
スマホの電話アプリで『*#06#』とダイヤルするとIMEI番号が表示される。

参考ページのやり方でPCがXperia SPを認識してくれない場合、Windows 10の仕様に原因がある。
Windows 10はセーフティの問題で、デフォルトの状態では署名なしのドライバを受け付けてくれない。
署名なしのドライバを受け付けてくれるモードで再起動してから参考ページのやり方を試してみよう。
https://freesoft.tvbok.com/win10/testmode.html
Windows 10の[再起動]をShiftキーを押しながらクリックし、青画面を表示させる。
トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ設定 → [再起動]
『7)ドライバー署名の強制を無効にする』

Xperia SPの電源を切り、ボリュームキーのプラス側を押しながらPCと接続。
参考ページのやり方でドライバを通す。警告のメッセージは出るけど実行してしまおう。
コマンドプロンプトを起動。
 fastboot.exe -i 0x0fce getvar version 
バージョンが表示されれば成功。
 fastboot.exe -i 0x0fce oem unlock 0x[unlock用のキー] 
finished.と表示されれば成功。
Xperia SPは画面暗転のままで特に変化はないがunlockに成功はしている。

… … … … … … … …
■TWRPのインストール

繰り返しになるけど、現在では手軽にインストールできるのでこの手順は必要ないと思う。

twrp-3.1.1-0-huashan.img
Xperia SP用のカスタムリカバリ、TWRP本体。
Xperia SPを電源が入ったままでいいのでPCと接続。
コマンドプロンプトを起動。
 adb reboot bootloader 
Xperia SPは画面暗転 → 青色LED点灯のfastboot状態へ。
 fastboot flash boot twrp-3.1.1-0-huashan.img 
本来はrecovery領域に書き込むべきなのだろうけど、それではうまくいかなかったためboot領域へ。
焼いたあとPCとの接続を切り(そのまま抜くだけ)ボリュームボタンのマイナス側と電源ボタン同時押しで起動。
ここまで来ればあとは特に困ることもないはず。

TWRPが起動したら、本体内のメモリをワイプしてからAICPとgappsを焼く。
AICP → gappsの順番で焼く。TWRPは焼くファイルを複数指定できるのでその順番で指定すればよい。
焼き終わったらTWRPを終了してXperia SPを再起動。

LEDが赤と緑に明滅したあとAICPの起動画面へ移る。マジですごい明滅するので最初はビックリする。
最初の起動には非常に時間がかかるうえ、初期設定画面が表示されたあとも重いのでしばらく触らないこと。
ヘタに触ると初期設定中に再起動がかかる場合もある。
本体がかなり過熱した状態になっているので、冷たいテーブルの上にでもしばらく放置しておくとよい。
十数分の放置でじゅうぶんだと思うけど、自分の場合30分ぐらい放置してた気がする。

… … … … … … … …

導入後の状態:Xperia SP(C5303/HUASHAN)Android 6.0.1

AICPには日本語フォントはあるけど日本語キーボードはないので、google日本語入力などを入れておこう。
最小単位のgappsにはGmailアプリもないので必要に応じて入れておきたい。

充電時のLEDはデフォルトでは黄色、満充電が近いと緑、完了すると青明滅。

… … … … … … … …

LTEがつながらない不具合が発生。
いまのところ解決方法なし。カスタムROM自体に問題があると見ていいので、諦めよう(!)
ひょっとするとLatestでは解決されているかもしれないので、やる気が出たらLatestを試してみるつもり。

ロック画面の壁紙を変更する項目が見当たらない。Androidのバージョンの問題?
設定画面のAICP Extras → 画面左上のΞ → Lock screen → 一番下のSet new wallpaperから変更できた。
Reboot is neededと書かれているけど再起動しなくても適用された。

上記2点以外は良好。最初はハードウェア的な限界でダメかな?と思ったけど、時間が経つと軽快になる。
画面のスクロールが機敏で、ゲームのロード時間は体感できるレベルで短くなった。
ゲームをプレイするうえで注意すべきなのが音量の設定で、マナーモードにしても音声が出てしまう。
ゲームの音声を消したい場合はメディアのボリュームをミュートすること。
ゲームはAndorid 4.3とは異なり全画面表示に。ゲームによっては画面の構成も若干変わる。
終了する場合は画面下からスワイプでホームメニューを表示する。
画面下側にメニューボタンが集中しているゲームの場合、画面上からスワイプするのがオススメ。

… … … … … … … …
[10/25]
■TWRPの再インストール

TWRPが起動しなくなっていることに気付く。
AICPを焼いた際にAICPに内蔵されているCyanogen Recoveryにrecovery領域を上書きされた模様。
(Cyanogen Recoveryはボリュームボタンのマイナス側連打で起動)

アプリ欄にいつの間にかあったOfficial TWRP AppからTWRPを焼き直せることがわかった。
rootさえ取れていればPCがなくてもTWRPのインストールが可能らしい。古い記事にはないアプリだった。
アプリ単体で端末に合ったTWRPのimgファイルをダウンロードすることもできるスグレモノ。
あらかじめimgファイルをSDカードに用意してある場合、そちらを選択して焼くことも可能。

同アプリ内からREBOOT → REBOOT RECOVERYでTWRPを起動。なんとなく不安定な印象を受ける。
TWRP使用後に再起動しようとしたら半分鎮化。充電することで息を吹き返す。
その後、初めてAICPを起動したときと同じくらい時間をかけて起動。

今後AICPをLatestバージョンに切り替える場合は、先にここまで作業を終えてから使い始めようと思う。

… … … … … … … …
[2/21]
■謎の再起動の連発

以前使っていた画像加工アプリ「Prizma」をインストールしたところ、謎の再起動を連発するようになった。
アンインストールすべくホーム画面からの手動アンインストールや設定画面からのアプリ手動アンインストール
Google Playアプリからのアンインストールを試みようとしたものの、どれも途中で強制再起動。

Google Playアプリから「Prizma」を検索し、検索結果の画面からアンインストール自体は成功。
しかしその後も他のアプリや設定画面を開こうとするたびに謎の強制終了や再起動を繰り返していた。

Androidのセーフモード起動(ホーム画面で電源ボタン長押し後、「電源を切る」を長押し)を試してみたところ
セーフモードでは快調に動作したので、一応キャッシュをクリアしてから通常モードで再起動。
(その後わかったことだが、セーフモードでなくてもキャッシュのクリアは可能だった)
少なくとも充電池などのハードウェア的な故障や寿命が原因ではないことがわかって少しホッとした。

しかし設定画面でメモリの使用状況やインストール済みのアプリ一覧を見ようとするとあいかわらずクラッシュ。

… … … … … … … …

一部のアプリを起動しようとしたわかったことだが、なぜか非root化されてしまっているようだ。
root化していないと起動・閲覧できない一部のアプリで確認。
もしもっと深刻な状況になったら、カスタムROMごと入れ直すことも検討したい。
ただしそのために必要なOfficial TWRP Appがroot権限がないため起動できないというのが少々厄介ではある。

別件だが、少し前から「Trebuchet」のクラッシュを報告するメッセージが定期的に表示されていた。
「Trebuchet」はCyanogenMod標準搭載のランチャーアプリのようなもの。
クラッシュ報告は出るものの、ホーム画面にもドロワーにもまったく影響が出ないので本当に意味不明。

… … … … … … … …
[3/10]
以前root状態で必要だと聞いていた「SuperSU」と「BusyBox Free」をインストールしてなかったことに気付く。
インストールしたところ、「Official TWRP App」が起動した。
しかし設定画面からアプリ一覧を見ようとするとあいかわらずクラッシュする。解決方法ではなかった模様。

… … … … … … … …
[3/27]
■重大な発見

どうにも不具合が解消できなかったため、Androidのメニューから初期状態へのリセットをかけた。
まさに出荷状態(とはいえAICPのままだが)まですっきりリセットできるのでなかなか良い機能だと思う。

そしてCyanogen Recoveryの重要な仕様にいまさら気付く。
Cyanogen RecoveryとTWRPは別個のリカバリとして共存しており、Cyanogen Recoveryのメニュー内にある
Reboot Recoveryを選択すると、再起動後にTWRPが起動することが判明した。
これで無事TWRPの機能を利用できるようになった。

AICP 12.1をインストールするためにワイプを実行。ワイプの項目は以下の4つ。
・/data
・/system
・/cache
・dalvik cache

そしてAICP 12.1本体と7.1用gapps(open_gapps-arm-7.1-nano-20180326.zip)を焼いた。
TWRPのメインメニューからReboot → Systemで起動へ。起動デモはAICP 11.0とはだいぶ異なり軽い。
初回の起動から爆速と言っていいレベルの早さと安定性を感じる。



※この記事はエイプリルフールネタです。賢明な諸兄はきっと騙されることはないでしょう。

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2018年2月22日 (木)

ドラマ「アンナチュラル」にハマる

今期はアニメ以外にも珍しく実写作品をひとつ見続けています。TBSで放送中の「アンナチュラル」というドラマ。

いわゆる法医学サスペンスもので、司法解剖によって事件の真実に迫るというのがおおまかな内容。
ただしあくまで法医学の部分に重きが置かれているため、海外のたとえばCSIシリーズのような逮捕劇はなくて
本当の死因を突き止めること、死者が残したメッセージを読み取る過程を深く掘り下げています。
とはいえそこそこ派手なシーンもあるんですけどね。クルマを水没させたり、離陸直前の飛行機を追いかけたり。

このドラマを見ようと思ったきっかけは『推し』がゲスト出演するから(笑)でした。
『推し』とは、乃木坂46の松村沙友理。なんの縁があってかこのドラマへの出演が発表されたのです。

最近は地上波各局も見逃し配信サービスを用意してくれてるから便利ですよね…第2話を見るための予習として
公式が無料配信していた第1話を見ることができました。そして準備万端で迎えた第2話。
結果として『推し』の出演シーンは2分にも満たない短いものでしたが、ドラマそのものにハマってしまったのです。


自分は実写のなかでも時代劇は好きなのですが、現代劇は普段まったく見ません。
ぶっちゃけ日本の現代劇なんてたいしたことはないだろうとナメている(笑)という本心があるのは隠せませんし
それよりもっと大きな理由が、登場人物と演者をどうしても混同して見てしまう傾向が強かったからです。
たとえば木村拓哉主演のドラマを見てても、登場人物ではなく木村拓哉として見てしまう。

現代劇ではそうなるのに時代劇でそれが起きないのは、時代劇は現実離れした絵だからかもしれません。
作り物だというのが最初からハッキリわかっている。ある意味アニメに近い感覚で楽しんでるというか。

海外の現代劇をすんなり見れるのは、演者が演技をしてないときの状態に慣れ親しんでないからだと思います。
木村拓哉の例で言えば、木村拓哉が木村拓哉でいる状態を知り過ぎている。
身なりも髪型も普段と違わないまま出ているせいで、普段の木村拓哉と切り離して見れなくなってしまうのです。

そんなこんなで、どんなに話題作であろうと自分はこれまで日本の現代劇を避けてきました。
なのに『推し』が出るという本当に俗っぽい理由で乗り越えられてしまうとは。我ながらわりと驚いてます。


だっておもしろいんだもの。CSIシリーズのような逮捕劇もなければ銃撃戦もないのに。

キャラクターの配置や役割分担、脚本、各話完結でありながら継続して描かれていく大きな謎解き。
どのパーツも巧妙に絡み合い、そしてスピーディーに展開していく。視聴者を退屈させる時間がありません。
しかも主題歌も良く、その主題歌が毎話ここぞというタイミングで流れてくる。歌詞が深く突き刺さってくる。

もっと濃いめの法医学ドラマが好きな人は司法解剖のシーンに対しては不満を覚えるとは思うんですよ。
「アンナチュラル」はほとんど切らないし取り出さないし、血が流れない。そもそも遺体がほぼ画面に映りません。
それに犯人の明確な犯行理由や動機が描かれないこともあります(第2話がその代表格)。
でも、おそらく意図的な割り切りだと思うのです。そこが重要なドラマではないというのを理解してやっている。
死者が残したメッセージを読み取ること、残された人たちの気持ちを汲むことを第一としているのでしょう。

決して予算が少ないから解剖描写を避けてるというわけでもないですしね。
第2話で冷凍庫付きのトラックを本当に湖に水没させるシーンを見て、本気度については確信できましたし。
なので、自分はマイナスポイントとは考えないことにしています。


先述の自分特有の問題点だった、登場人物を演者と混同して見てしまうという部分も次第に解消されました。
誰もが知ってる石原さとみがもう三澄ミコトに見えている。窪田正孝も、市川実日子も同様に。

それどころか二次元系の濃いファン(オブラートに包んだ表現)の如く、描かれない部分も想像し出している。
日常的に見続けてきたアニメでも滅多にそんなことないのに「アンナチュラル」ではそれが起きてるんです。
自分にとって革新的としか言いようがない事態であり、こうして記事にまでしてしまっているわけです。


話は変わりますが、自分は『死者との約束』というテーマを描いた創作に弱い傾向があります。
自覚したのは「シゴフミ」を見たあたりだったか…亡くなった人という、残された人にとって永遠の存在となった
大切な人とのつながり、ある意味では呪いにも似たものにシビれてしまうんですよね。
今期のアニメで言えば「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」も同様の理由から、毎回感動させられています。

準備万端で迎えた「アンナチュラル」の第2話にもあったんですよ…とてつもない『死者との約束』が。
しかも百合。アレを見てときめかない百合好きはいないだろうというくらい、永遠のつながりをもった百合。

自暴自棄になり死ぬことすら望んだのに、本当の死の脅威に晒されたときに生まれた希望と約束。
結束バンドで拘束された腕で、約束の証として結ばれた小指と小指。指切りってなんでこんな熱いのだろう?
約束を交わした友が目の前で荼毘に付される最中、傷だらけの身体と心でその約束を反芻する。
それを演じてたのが『推し』だってんだから、これ以上に興奮しない話もないでしょう?(笑)

加えてもうひとつ、自分は雪国を舞台とした物語が大好きなのです。
彼女たちが交わした約束は雪国にたどり着くことで達成されるものなので、もう最高としか言いようがない…。


このハマり具合、創作に熱心なころだったら間違いなくなんらかのカタチにしていたでしょうね。
特に第2話の『死者との約束』はそれ一本だけで物語を作れるくらい、大きな影響を与えてくれるものでした。
「アンナチュラル」、普段あまりドラマを見ない自分からもオススメする良いドラマです。



もし自分が一次創作をおこなうときが来るとしたら、『死者との約束』と雪国は要素として必ず入れるでしょう。
それぐらい自分の胸を震わせる要素ですし、好きなテーマなら書くことに苦を感じないはずですから。
個人本、いつか実現できたらいいなぁと思っているあいだに20年くらい経ってしまいました。
思うだけじゃダメだな(笑)1年に1ページずつ書いたとしても1冊にはできていた計算になりますしね。


今回のお話、じつはまったく記事にするつもりはなかったのですが、ある件を受けて書き始めることに。
ある件というのは昨年放送のドラマ「光のお父さん」に出演されていた俳優、大杉漣さんの突然の訃報です。

「光のお父さん」は「FF14」デビューした父親をおもしろおかしく描いた一風変わった現代劇でした。
「FF14」をプレイし続けている同じ"光の戦士"の一員として、彼の死を受けていま深く沈み込んでおります。
あまりにも早すぎる、偉大な戦士を演じた俳優の死。エオルゼアは悲しみに包まれています。

単なるゲームではない、単なるゲーム体験をドラマ化しただけのものではない。
ドラマを撮影するにあたり大杉さんのために作られたキャラクターがいまもエオルゼアには残り続けている。
強く受け止め過ぎていると思われてしまうかもしれませんが、いまの自分には受け止めきれませんでした。
ただただ悲しい。「FF14」を起動するだけで彼の面影が浮かんできてしまい、ひたすら泣いていました。

残された"光の戦士"として、彼とある種の約束を交わしたように感じているのです。
そして、どんなやり方でその約束を果たせばいいのか。実際は交わしてもいないこちらの勝手な約束を。


以前、Xboxを通じてつながった若いフレンドが急逝したときは、ゲームを楽しむことでその約束を果たそうと
すぐに答えを導き出すことができたのですが、今回は少し難しそうです。
「FF14」の運営サイドがなんらかの動きを見せてくれることに期待しています。

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2017年9月29日 (金)

ボーカロイドに心はあるか?論争への私見

「ボーカロイドに心や感情はあるか?」という話題が、驚くほど定期的にネット上で繰り返されています。

最初に私見を申し上げておきますと、ボーカロイドは楽器だと思ってます。
ギターやピアノと同じ楽器。もっと大雑把に言えば道具。
楽器であるボーカロイドに魂が宿る可能性は、付喪神的な考え方をすれば否定はできません。
しかしそれは信仰や期待から言うものであり、現実的な話をしてしまうとやっぱりただの楽器なんです。

心を感じるとすればそれは奏者のもの。感情が見えるとすればそれは聞き手側の受け取り方の問題。
送信側ではなく、あくまで受信側の願いが生んだもの。キツい言い方をすれば妄想です。


決して敵対的な意味ではなく、ありなしで派閥を分けるとすれば自分は『ない派』に属します。

『ある派』の気持ちもわからなくはないんですよ。あったらいいだろうなと思うし、あればそれは嬉しいことです。
しかし『ある派』の主張がどうにも論理的ではなく、肩を持つことができませんでした。

だって、『ある派』のやることといえば"調教"の優れたボカロ曲の紹介くらいなんですよ。
歌い方が生々しいからそこには心が、感情がある。わたしたちはそう感じている。そういう次元の話なんです。
『ない派』の人たちが納得する、求めている証明ではないことにまったく気付いてないんですよね。

『ある派』をひとつの宗教とするなら、彼らがやっているのは布教活動でしかありません。
「神の存在を証明しなさい」と言われているのに、神の素晴らしいところをひたすら褒めたたえているだけ。
神の存在の証明という宗教上の禁忌に触れまいと必死にごまかしてるように見えてしまうわけです。
ただ、これは避けられない流れとも言えます。存在の否定は信仰への侮辱となるわけですから。

『ある派』にとっては「心や感情がない」という発言自体が侮辱になるんですよ。
『ない派』にとっては客観的な評価でしかないものが、『ある派』には悪意として伝わってしまう。
このことに『ない派』はなかなか気付けません。『ない派』は目に見える事実を告げているに過ぎないので。


この場合、『ある派』がすべきことは「心や感情がある」という事実の証明。ただそれだけです。
反対意見を侮辱や悪意とは受け取らず、感情的にならず、論理的に証明をおこなわなければなりません。

『ない派』の人たちが求めているのは論理的な証明で、『ない派』の主張もまた論理的な証明です。

本来、ないものをないと証明するのはとても難しいことなんです。いわゆる悪魔の証明というヤツ。
「この世のどこにも存在しない」という証明をしない限りは、存在の可能性を否定できない。
神は存在するだろうか? 存在しないことを証明しない限り、この世のどこかに神は存在するだろう。
これと同じことを『ある派』が要求してきたら『ない派』は勝てないだろうと思います。

ですが、ボーカロイドを楽器の一種と定義することで『ない派』の証明は可能です。

たとえばギターやピアノの演奏を聴いて、その演奏が非常に情感あふれる生々しいものと感じたとします。
では、ギターやピアノといった楽器そのものに心や感情はあると思いますか?
おそらく多くの方は「楽器そのものには心や感情はない」「あるのは奏者の心と感情」と答えるでしょう。
ならば、同じ楽器であるボーカロイドに心や感情があると考えるのはおかしなことだと思いませんか?


同じ楽器なのになぜボーカロイドだけが特別視されるのか。特別視できるのか。
これは電子楽器の音が保守的な層に受け容れられなかった古い時代の話とは事情がまるで異なります。

あくまで私見ですが、ボーカロイドは人の声と外見を手に入れたから特別視されているのだと思っています。
キャラクターありきの商品、外見込みの楽器であるから心や感情があると信じられてしまう。
古びた人形には供養が必要と考えるのと同じように、人の姿をしたものは人と同格に扱ってしまう。
そういう土着信仰や風習によってボーカロイドに人格を認めている部分が大きいのではないかと。

もしボーカロイドが人の声と外見を手に入れていなかったら、いまほど人格を認められているでしょうか?

いや、おそらく外見の種類によっても違ったと思います。洋ゲーのキャラみたいなリアルな外見だったら?
ボーカロイドはいわゆる二次元寄りのアニメ的なキャッチーな外見だったからこそウケたのでしょう。
そういう売り方でなかったら、これほど普及し人気を獲得するにはいたらなかったはずです。

二次元キャラに人格を認めたい人たちが先にいて、そこに声優の声をもつボーカロイドが降りてきた。
受け容れられるべくして作られた神が迷える民衆の要求に合致した。カッコつけて言えばそんな話だろうと。

つまり、『ある派』と『ない派』の論争は宗教と科学の対立みたいなものなんです。歴史は繰り返す。


ここまでボーカロイドを楽器の一種と定義して話してきましたが、ほかの楽器とは明確に違うところがあります。
ボーカロイドはソフトウェアであり、ギターやピアノのような実体、人間で言えば肉体をもっていません。
つまり死の可能性をもたない、生命体として不完全な存在であると言えます。

このあたりの考え方は「攻殻機動隊」の人形遣いのくだりを参考にしてもらえばわかりやすいかと思います。
ネットワーク上に生まれた一人格であり、生命体であることを主張するものの不完全であることを自覚していて
草薙素子との同化によって死の可能性を獲得し、生命体としての完成を望んだ人形遣い。
多くの人から人格を認められながら肉体をもたないボーカロイドは近い境遇にあるのではないかと。

ギターやピアノは人間と同じように肉体を失って死ぬことができる。本来の付喪神的な考え方です。
実体をもたない、コピーがいくつもある現在のボーカロイドを同じ枠組みで扱うのは難しいことなのです。

同様に実体をもたないマンガやアニメのキャラに人格を認めている人たちだけがその壁を越えてしまえる。
二次元キャラの誕生日を祝ったり、バレンタインにチョコを送ったり、劇中で死亡したら葬式をあげてあげたり。
そう、実際に葬式をあげてしまえる人たちには肉体の死という概念が通用しないんですよね…。


「宗教だ」「信者だ」と言うと否定的に聞こえがちですが、これは宗教以外のなにものでもないと思います。

宗教的信仰を主張する人と科学的証明を要求する人が議論をすると、どうにも平行線をたどってしまう。
「ボーカロイドに心や感情はあるか?」という話題が延々繰り返される理由はそこにあるわけです。



電子的な無機質さが良いと言う人もいるし、無機質だから感情移入できると言う人もいます。
「心や感情がない」と判断したうえでそこに魅力を感じている。ボーカロイドにはそういう評価もあるのです。

一方で、生身の人間でありながら「心や感情がない」と評価されてしまう人たちがいます。
「気持ちが伝わってこない」「もっと心を込めて歌えよ」など、敵意すら感じるコメントもしばしば見かけます。
ボーカロイドと違って確実に意思のある生き物なのに心や感情の存在を認められないのはなぜか。
「心や感情がある」という当たり前の事実が否定されてしまうのはどうしてなのか。

結局は聞き手側、受信側の勝手な妄想でしかありません。「ないに違いない」と信じたいだけ。
ボーカロイドと違ってこちらは生身の人間を相手にした評価なので、より深刻な問題として伝わってきます。

誰かのさじ加減ひとつで生身の人間の心や感情が否定されてしまう。そんなことあっていいわけがない。
特定宗教の信仰の否定に留まらない、人類全体を巻き込んだ人格・人権の問題に発展します。
なのにわりと日常的にそのような評価が飛び交っていて、問題視されていません。

生身の人間であっても「心や感情の存在なんてあやふやなものだ」と主張する人もいます。
こういう人はたぶん、自分自身の心や感情の存在を否定される事態を想定したことがないのでしょうね。


生身の人体もまた楽器である、という屁理屈にも似た考え方も可能ですがその人体は奏者自身でもあります。
この場合、楽器と奏者を切り離すのは不可能なのでボーカロイドの話とはまったく噛み合いません。
他人の肉体を楽器とするなら話は別ですが、かなり猟奇的な案件になりそうなので言及は避けましょうか…。

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2017年6月16日 (金)

引っ越しました

…といってもブログの話ではなく実生活のほうです。去る今月9日、四半世紀を過ごした旧居を離れました。

引っ越しの理由は仕事とかそういうのではなくて、旧居の老朽化が避けがたい問題としてあったためです。
建物そのものがだいぶ古く、度重なる補修工事や異常なペースでの点検を繰り返していました。
ほかにも耐震の基準が古いままだったことなど、このままずっと住み続けるわけにもいかない感じだったのです。

あとは日々体感する問題として、深刻なカビの被害に悩まされていたというのもあります。
総合的に見て、そろそろ新しいところへ引っ越すのがベターだろうという結論になったわけですね。


Brandnewlife1

実際、引っ越しによって生活上のストレスの原因を8割ほど解消できた気がします。
静かで景色もよくなり、周辺住人の騒音や政治的思想(笑)から解き放たれ、プライベートな空間が確保されて。
駐車設備が立体駐車しかない、商業施設からやや遠いなど、引っ越しによって生じた新たな問題はあるものの
総合的に見て文句の言いようがない転居となりました。

引っ越し作業自体はつらかったですが、そのつらさを乗り越えるだけの価値があったと思います。

水回りもピッカピカになりましたしね…キレイすぎて変な笑いが出るほど。
あとベランダ広すぎ。ベランダの幅が2mくらいあり、誇張抜きで縦に寝られるくらいの広さがあります。


オチではないんですけど、引っ越しといっても旧居から徒歩5分くらいのところなんですよね。
それと現状どちらも一応持ち家という扱いなので、旧居のほうもまだ我が家という扱いになっております。
旧居のほうは売れるのを待っている状態ですが…あの室内の惨状を見て、買おうと思う人がいるのかどうか。



ブログを書けるくらい『いつも通り』になるまで1週間ほど要してしまいました。馴染みがなく、疲れがあり。

このブログ向きな話をしますと、各種ゲーム機材は引っ越ししたその日のうちに設置を済ませました。
自分にとってはガスや水道などよりもはるかに重要なライフラインですから(笑)あとインターネットの開設も。

現在プレイしているのは「Fallout 4」の2周目と「Forza Horizon 3」のForzathon関係。
そろそろなにか新しい刺激がほしいなぁと思わなくもないのですが、これといったものが見つからないもので。
どちらもまだまだ全然遊べるというのもあり。特に「Fallout 4」はまだまだ掘り下げられそうな気がします。
「Forza Horizon 3」も拡張DLCを残してますしね。いづれやってみたいとは思っています。


そういえばレースゲームのことで、Twitterではちょっと触れづらい話題をひとつ。
グランツーリスモシリーズのファンのなかにはいまだにトリガーではなくボタンにアクセルとブレーキを割り振って
プレイされている方がいるとか。それでいてリアルだとか本格だとか言ってるとしたら笑えないのですが。

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2017年5月 8日 (月)

電子タバコとハンドスピナーの話

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Twitterではときどき話していたことですが、3月から4月にかけての1か月半ほど電子タバコを試していました。

ここで言う電子タバコとは、様々な香りのするリキッドを電熱線の過熱によって気化させ、その蒸気を吸い込んで
リキッドの香りや『タバコを吸ってる感』を楽しむ、正確に表現するなら電子水タバコというものです。
一般的にはVAPEなどとも呼ばれています。iQOSなどと並ぶ、喫煙の新たなスタイルとでも言いましょうか。

自分は本物のタバコを吸った経験がなく、広義で言えばこれが初めての喫煙体験となりました。
ただ、基本的にニコチンが含まれていない電子タバコを喫煙の範疇に入れてよいものかどうかは定かではなく
『バーチャル喫煙』というか『なんちゃって喫煙』というか(笑)中高生の遊び感覚にも似た感覚かもしれません。
ヘビースモーカーにとってはこの『タバコを吸ってる感』が非常に大事らしいですけどね。


そもそもなぜ急に電子タバコを吸い出したのかというと、TwitterのTLの影響によるところが大きいのです。
ある時期異様に電子タバコの話題が増え、そのガジェット的魅力に惹かれていたのでした。

あと、人生経験として『なんちゃって』でもいいので喫煙というものを味わっておきたかったというのもあり。
しかし健康被害などの面から手を出しにくく(家族の目もあるので…)、どうにかして諸々の問題をクリアできる
方法はないものだろうか?と思っていたところにタイミングよく転がり込んできたわけです。

一応言及しておくと、電子タバコも健康被害の可能性がないわけではありません。
そのへんの問題はクリアしているという説明書きもありますが、電子タバコ本体やリキッドの管理状態によっては
化学物質や有害物質以外の要因でも健康被害が起こるとも言われています。
なので、これから電子タバコを始めようとしている人はきちんと知識を入れておいたほうがよいでしょう。

べつに健康とかどうでもいいよ!って人は気にしなくてもいいです。自分もわりとそんな気持ちで始めました。
ぶっちゃけて言うと、『緩やかな自殺』というふうに考えていた節もあります。


実際に吸い始めてみてどうだったのか?というと、正直そんなに楽しいものではありませんでした。

たしかに吸い始めたころは「自分の口から煙がモワモワ出てる」とか「タバコとは思えない香りがする」など
新鮮な体験として楽しめていたところはあったのですが、続けるうちに面倒くささが出てきてしまって…。
習慣化しようとすると意外とこまかいところに気を使わなければなりませんでした。

電子タバコには本体を含めて、リキッド以外にもさまざまな消耗品があります。
コイルにしてもコットンにしても寿命があるし、各パーツを洗浄するタイミングも同じ時期にやってきます。
選んだ本体によって整備のしやすさはだいぶ変わりますが、これを面倒だと思うと長続きしません。
どれくらい手間をかけられるか、どれくらい投資できるか。このふたつが電子タバコ継続の壁だと感じました。

あとは味の問題ですね。思ったより味がしないというか、期待ハズレだったところもあり。
ここまで手間をかけて香りだけを楽しむくらいなら、いっそコーヒーでも飲んだほうがマシなんじゃないか?と。
そんなふうに思い始めて、次第に電子タバコから手が遠ざかってしまったのです。


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意識的に断煙したわけではありませんが、断煙の決定打となったのがハンドスピナーの到着でした。

昨年後半あたりからYouTubeやInstagramで海外の方々が紹介し始めたというハンドスピナー。
中心のベアリングによってただ回転するだけというシンプルな玩具です。
これがなぜか急激なブームとなり、日本でも今年の4月ごろからTwitterを中心にブームが到来しています。


ハンドスピナーは分類学的に言えば(笑)フィジェットトイに含まれる玩具です。
フィジェットという単語は日本ではまだ聞き慣れませんが、海外では一定の認知度を誇るジャンルのようで
電話中にボールペンのノックをカチカチしたり、繰り返しペン回しをしてしまうなど手持ち無沙汰でやってしまう
行動の解消を目的とした道具・玩具を総じてフィジェットと呼んでいるそうです。

なのでヨーヨーやけん玉などのスキルトイ、プレイングトイとは明確にジャンルが違うわけです。
純粋に遊ぶためのものではないし、技術を競うものでもない。だけど流通上は玩具として販売されている。
このへんの認識の難しさがフィジェットトイの用途を誤認させる要因ともなっています。

ざっくり言えば、遊ぶための道具ではないんです。なので、飽きるとか飽きないとかいう事態になりえません。
「空いた手に仕事を与えておくための道具」という表現が一番しっくり来ると思います。

「飽きてすぐゴミになりそう」と思っている人は、その時点で多大な誤解をしているということになります。


タバコをやめられない理由のひとつに「ちょっとした空き時間を埋める方法がない」というのがあります。
手や口がヒマなせいで、ついついタバコを手に取って吸ってしまう。
これは自分が電子タバコを試していた期間に実際に体験し、痛感したことでもありました。
そういう理由で禁煙できない人にはハンドスピナーをはじめとしたフィジェットトイはかなりオススメです。

テレビ番組や映画を見ているときについスマホを見ようとしてしまう。落ち着かずに身体を動かしてしまう。
アニメを見ている30分がもったいなく感じて、なんとかして『ながら見』しようとしてしまう。
こういった状況や心理に心当たりがある人はハンドスピナーの適性(笑)がかなりあると思われます。

ハンドスピナーを回しているあいだは手がふさがれ、意識も一定量その回転に割かれます。
意識が分散すると集中力が悪くなりそうに思えますが、なぜか不思議と集中力が増すんですよね。


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「ただ回転するだけ」のハンドスピナーですが、そのシンプルさゆえに利点もたくさんあります。

回転中はわずかに音がしますが、匂いはないし液漏れなどもないので周囲に迷惑をかけません。
なんといっても手間がかからない。整備の必要がなく、消耗品もないので追加費用もまずかかりません。
(突き詰めて言えば整備も消耗品もあるのですが、そこまで行ける人は少数だと思うので…)
ベアリング以外にメカニカルな部分がなく、原因不明の不具合や故障が起きないというのも魅力的です。

あとは色やデザインが豊富で、自分好みの一点を追及したりコレクションしたりという楽しみもあります。
もっと言えば自作が可能。自作の容易さが海外で火がついた理由のひとつでもあると思います。


しかし、種類が豊富で現在進行形で増え続けていることが購入者を悩ませていたりもします。
「どこで買えばいいか?」「どれを買えばいいか?」という疑問に対する明確な回答が存在しないのです…。
公式や正規品、ブランドなんてものがないので、購入者それぞれの目利きに頼るしかありません。

現時点では、中国の玩具店で大量に販売されているものが日本国内にも少量輸入されている状態らしくて
値段の違いは小売店や販売業者の裁量によるところが大きいようです。
日本の小売店で買えるものは日本人目線で審査されてるので当たりを引ける可能性は高いかもしれません。
でも、あまり気にせずAmazonのマーケットプレイスで中国系の業者から買ってもいいと思います。

当たりハズレといってもベアリングの精度ぐらいのものなのですが、回転が長時間持続するほうが好みだと
結構ガックリする確率が高くなるのではないかと。値段が高ければ回るってものでもないですし。

回転力を追及するようになると、整備や消耗品の交換などディープなところへ突入していくことになります。
ただ、そうなるともうフィジェットトイ本来の在り方とは異なってくるんですよね。
ハンドスピナーはミニ四駆やヨーヨーのような競技性のある玩具ではないので、過度に回転を追及したりせず
あくまでフィジェットとして、必要じゅうぶんに回転すればそれでよいと思ったほうがいいでしょう。

まあ「必要じゅうぶん」がどれくらいかも個人差はありますが…1分回れば及第点以上ではないかと。


長々と書いてきましたが、自分のデスクから電子タバコは退き、ハンドスピナーが常駐している状態です。
ハンドスピナーは自分にとって無くてはならない存在になりそうです。
ベアリングは代わりが利くので、いまのうちに好みのフレームだけは押さえておくべきかもしれません。



フィジェットトイという呼び方自体は最近できたものっぽいですが、その概念自体は結構歴史があるみたいで
たとえばギリシャで多くの男性が持っているコンボロイなどはまさしくフィジェットトイです。
ハンドスピナー界隈でよく言われる発達障害やADHDはフィジェットトイの需要とはあまり関係がないというか
そういう効果も期待できるという後付けの理由のように思えます。あまり気にせず試してみてください。

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