「エルデンリング」1周目で使った武器と祈祷
10月上旬に始めた「エルデンリング」もいよいよ終盤に突入…しているわりには終わりが見えないんですよね。
普通のRPGなら最低でも3本はクリアできてる時間を費やしてるのに、まだまだ先がある。寄り道がある。
コスパという意味では非常に優れている反面、モチベーションが続くかどうか?という問題はあります。
年内にクリア報告できれば…いや、さすがにそれはいけるか。エンディングのひとつにはたどり着けるでしょう。
さて…まとめにはいってもよさそうな頃合いで。そろそろ武器の選択の話でもしてみようかと。
プレイヤーごとに異なる選択があり、それぞれの方法でクリアまでいける自由度があるこの「エルデンリング」。
こういう話はプレイ済みの人が読んでもおもしろいものになるのではないかと思いまして。
というわけで今回は1周目で頼った武器、道中で便利だった祈祷を挙げていきます。
先に祈祷と書いてしまいましたが、自分は1周目を信仰に多めに振った信仰戦士のスタイルで進めました。
なので武器の選択も信仰補正でダメージを伸ばせるものに偏っています。
■武器
・『黄銅の短刀』
信仰系ビルドで始めて終盤まで使い続けた、最序盤に入手可能な信仰補正つきの武器。
これから向かうダンジョンの傾向に合わせて戦灰を切り替え、対応していけるカスタマイズ性がひとつの特徴。
スケルトンが多い場所では神聖派生の『聖なる刃』、獣や植物が多い場所では炎術派生の『赤獅子の炎』など。
入手タイミングはゲーム後半になるが『聖律』をつけて、祈祷にスケルトン特攻を付加するのもあり。
序盤はインプ相手に、中盾ガードからのガードカウンターが活躍する場面も多かった。
短剣特有の致命攻撃の強さも魅力。ダンジョン探索において、背後から一撃で倒せる武器はとても頼りになる。
短剣なのでリーチは短く、特にボス戦では攻撃が届かないこともしばしば。
見た目が地味にカッコよく、どんな防具とでもマッチするところもアピールポイントになりそう。
・『翼の鎌』
こちらも最序盤に入手可能な信仰補正つきの武器。リーチが長く、『黄銅の短刀』の短所を埋められる。
専用戦技『天使の翼』が強すぎ。追尾性能が高く、NPCタイプの敵には"聖杯瓶使用不可"の特殊効果まで乗る。
侵入系のイベントならこれ一本持っていって戦技連発してるだけでだいたい勝てる。
また、鎌特有のガード貫通ダメージと出血の状態異常の蓄積もあり、盾を持つ敵にも強気で振っていける。
回避性能が異常に高い一部の敵が相手だと『天使の翼』の追尾性能でも追い切れない場面がある。
強靭補正による発生保証がある反面、敵の攻撃に対して無防備な時間も長い。怯む敵であれば大丈夫か。
・『溶岩刀』
信仰補正つきの炎属性曲剣。二刀流時のダメージ量、専用戦技『溶岩撒き』の回転斬り+範囲攻撃が強み。
属性的にあまり有利ではない神肌系のボス相手でも睡眠導入からのワンコンボで体力ゲージ半分はもっていける。
片手が聖印で埋まりがちな信仰系ビルドで、片手だけ装備しても全然強い。体勢崩しも誘発しやすい。
入手タイミングの遅さと、二刀流を実現するまでのマラソンが難点。それでも集める価値のある武器。
以上の武器をメインで使っていて困ったのが、打撃属性しか通らないタイプの敵と戦う場面。
信仰補正がついている打撃系武器はだいたいどれも入手タイミングが遅く、高めの筋力を求められるものが多い。
自分の場合、もはや打撃属性はないものとして(笑)祈祷のみで対処していた。
■祈祷
・『黒炎』
『火付け』→『火投げ』と渡り歩いて、ストームヴィル城で『神狩りの聖印』入手と同じタイミングで切り替え。
以降、最後まで記憶枠からはずさず使い続けた。ただし正々堂々とした戦いで使っていくものではない。
プレイヤーに気付いていない敵に背後から、あるいは高台から一方的に攻める際の最大手。
ほぼ前進せず投擲してくれるので『雷の槍』とくらべて使いやすい。『雷の槍』は落下が怖くて高台で使えない。
放物線を描いて飛ぶ軌道が難点。特に遠距離から当てるのには慣れが必要。
『遠矢のタリスマン』で飛距離が伸びるので、入手以降はほぼセットで運用していた。
炎属性が通用しない火山館では『グラングの岩』で代用。こちらも『遠矢のタリスマン』の効果が乗る。
・『空裂狂火』
目視できる範囲ならだいたい届く、笑っちゃうくらい長い射程距離が最大の魅力。
さらに射程距離内であれば複数の敵を貫通するため、FPの省エネにもなる。
発射時に発狂の蓄積があるものの、撃ち終わったころには消えてる程度の微々たるもの。リスクはほぼない。
これが届かない距離なら、倒すのは諦めて釣り出しと割り切り弓矢やクロスボウ、投擲武器に頼るしかない。
余談だが、祝福『黄金樹の大聖堂』から逆走、樹上にならんでいる守人たちを撃つといいルーン稼ぎになる。
・『腐敗ブレス』
腐敗が効く相手であれば反則級の大ダメージを叩き出す、困ったときの最終兵器。
とりあえず遺灰にタゲを取ってもらって噴射。あとは黙って見てるだけでも勝てるはず。そういうレベルの強さ。
最序盤で入手可能な『咆哮のメダリオン』で強化できるのもヤバい。
・『毒霧』
こちらもある種の最終手段。プレイヤーに気付いていない敵に背後から近付いてこれを撒くだけ。
時間はかかるが確実、かつ何もせずに強敵を倒せる。相手が坩堝であろうと気付かれなければ勝ててしまうのだ。
そして使える場面は意外と多い。強敵で詰まったとき、ちょっと目線を変えて試してみるべし。
終盤に来て『光輪』もかなり優れた祈祷だと思い始めている。コストが安くて軌道が素直。
これでスケルトン特攻も乗っていたら最高だったのだが、ダメージが大きいだけで復活までは阻止できなかった。
以下はオマケ。道中で苦戦した、ニガテ意識をもったボスたちの紹介。
・『死の鳥』および『死儀礼の鳥』
シンプルに顔が怖い。最序盤に嵐の丘で遭遇してからずっとニガテ意識がある。
ほとんどの場面で高台から攻略できるが高台潰しなジャンプ攻撃ももっており、安定させるのは難しい。
聖属性の戦技があれば一方的に蹂躙することも可能。当時『聖なる刃』の強みに気付いていれば…。
・『ラダゴンの赤狼』
信仰系ビルドで向かうと魔術学院レアルカリアの敵はだいたい相性が悪く、特にコイツはできることが少ない。
これまで主力にしてきた遠隔攻撃系の祈祷がほぼ当たらず、なのに向こうの飛び道具はバンバン当ててくる。
勝ち負けが運次第というか、相手の気分次第で決まる感じがした。
・『溶岩土竜』および『溶岩土竜、マカール』
突進、範囲攻撃によるフィールド占有、巨大な剣ぶん回しとやりたい放題。悪意の塊。
接近すればしたでボディプレスで拒否してくるし、マトモに相手するのが本当にバカバカしくなる敵。
火山館では地の利を活かして一方的に燃やしてやりました。
・『坩堝の騎士』タイプの敵
パリィを使いこなせないプレイヤーにとっての鬼門。怯まずリーチの長い武器を連続で振り回してくる。
前半もひどいが後半もひどい。空飛ぶし、尻尾ぶん回しの範囲が広すぎ。ドラゴンよりも全然広いじゃねーか。
マイナーチェンジ版が普通にダンジョンを警護してたりするのもひどい。
・『英雄のガーゴイル』タイプの敵
コイツに毒霧攻撃と2体同時を用意した製作陣の神経を疑う。そもそも身体がスカスカで攻撃当てにくいのに。
さらに遠距離攻撃までもっている個体もいて、高台から攻略しようとしたプレイヤーを苦しめる。
攻撃パターンのうちどれかひとつなければ良ボスになっていたかもしれない。全部もってしまったのがダメ。