2013年10月16日
9月で最終回を迎えたアニメの総括を書く前に10月に突入してしまいました。
2013年第3Qで個人的に一番手応えを感じたのは「有頂天家族」。先行逃げ切りの勢いでした。
独特のビジュアルが付加されたことで原作よりも良いという声まで聞こえます。
キャストもさることながら動きによる演技が秀逸。特にカエル矢二郎の横顔には泣かされました。
底抜けに明るく、物悲しく、そして清々しく。読後感の良いアニメという感じ。
「ヤマト2199」や「進撃の巨人」は言うにおよばず。大作の呼び声にふさわしい内容でした。
「Free!」は終盤の展開に賛否両論あるものの、それは好意的な論争と解釈。
見応えという点では「ダンガンロンパ」と「プリズマ☆イリヤ」が健闘を見せてくれました。
「マジェスティックプリンス」はエピローグのためにもっと尺を残しておくべきだと思いました。
続編を予感させるという意味も含めて、半端な終わり方をしてしまった「ガッチャマンクラウズ」と
「ローゼンメイデン」はややスッキリしませんが、印象としては悪くありません。
そういう部分でファンのあいだに議論が生まれる作品は成功と見なせるでしょうしね。
同じく半端な終わり方で、期待していたぶんガッカリしてしまったのが「神さまのいない日曜日」。
あとは新人オーディションをしたわりに鳴かず飛ばずな印象の「ふたりはミルキィホームズ」。
「銀の匙」も物足りない感じだったかな…話題のほどではないように思えました。
個人的推薦枠は「犬とハサミは使いよう」です(笑)「シンフォギアG」もあり。
ただ、この2作品を見るにはある程度の免疫というか危険物取扱者の資格が必要かも。
いわゆる四コマアニメや萌えアニメ、ラノベ原作アニメに胸焼けを覚えていた人たちにとっては
第3Qのラインナップはなかなか良かったのではないかと。
それに比べて今期はなんだか異様に偏っていて、チェックしていて疲れました…。
全体的におパンツ率が高い。それに加えておっぱい率も高く、ものによってはハーレム的であり
ちょっと前に似たような作品を見た記憶がある…そんな作品が集中しています。
あと、週末に多くの再放送作品が固まっているのも今期の特徴ではないかと。
新番組と再放送の割合がこれくらいであるのが理想的だと以前から思っていました。
おかげで今期は視聴本数をだいぶ減らせそうです。というか現時点でだいぶ減らせています。
個人的には今期は正統派な作品、少年漫画的なスタンダードなものを推します。
「ガンダムビルドファイターズ」が大本命、そこに「黒子のバスケ」「弱虫ペダル」「マギ」が続き
サテライト枠ということで「ログ・ホライズン」にも一応期待してます。
1期がそこそこ好きだった「フリージング」も継続視聴。2期初回の力の入れようには感心。
「アウトブレイク・カンパニー」と「ぎんぎつね」は2話まで見て、見続けられそうだと思いました。
世間的には話題作は「キルラキル」と「境界の彼方」あたりでしょうか。
期待していた「BLAZBLUE」はどうも格ゲー原作アニメのジンクスは崩せそうになく…(笑)
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