2014年11月27日
PS+のフリープレイで進めていた「グラビティデイズ」をクリアしました。とりあえず1周。
メインストーリーの結末についてはありがちというか…怪物の力を動力源とした対・怪物兵器が
完成したことで主人公は用済み扱いされるけど、開発者の制御を離れて兵器が暴走しちゃって
結局、主人公たちによって破壊されるという。あるあるな話ですよ。
未解決という見方もあるようですが、一応完結はしていると思いました。
方舟に残された子供たちの行く末は気になるけど、今回そこまで語る必要はないかな…という。
独創的な世界観とデザイン、バンドデシネという手法を用いたストーリーテリングのおかげで
退屈することなくプレイし続けることができました。音楽も素晴らしかった。
このゲームで一番魅せるべきところはVitaの各機能を使ったデモンストレーション的側面であり
「Vitaを使えばこういう体験ができる」ということを知らしめるのが大事だったわけで。
そういう意味でも大成功だと思うし、The Vitaな優れたアクションゲームであると言えます。
操作性の部分で若干ストレスになる部分はありましたが…特に重力スライド。
浮遊中のカメラ操作もVitaのジャイロ機能を使ったおもしろい要素だったとは思います。
しかし、思い通りにならない場合のほうが多くて気持ち良いゲーム体験にはつながっておらず
ジャイロ機能をオフにまではしなかったものの、終盤は無いものとして扱ってました。
特定のスキルが必要性皆無だったのも気になるところ。マイクロブラックホールとか。
それまで順調なレベルデザインだったのにどうして用途不明なスキルになってしまったのか。
習得直後にもう少しわかりやすいレッスンを用意できたのではないかと。
少々思うところはあるものの「Vitaを買ったらまず遊ぶべき一本」という総評は揺るぎません。
久し振りに「日本のゲームも捨てたもんじゃないな」という手応えを感じました。
「電撃FC」はアーケードモードとドリームデュエルモードをキャラ順に埋める作業中。
智花まで終わって次はキリトくん。智花はすごく楽しかった。動かしててとにかく楽しいキャラ。
トロフィー埋めに夢中になってて知らなかったんですけど、セルベリアに自爆技なんてのがあり
ネットではちょっとした話題になってるようです。そこまで原作再現にこだわるか…(笑)
自爆とはいえ、その技を当てることができれば勝ちになります。
ちなみにやり方ですが…決勝ラウンドでセルベリアの体力3割以下、切り札2個残した状態で
ダウン時に7A+C(バックジャンプ入力+切り札入力)で自爆技が発動します。
オプションでラウンドを1に、自キャラの体力を3割以下に設定すればトレモでも再現できます。
一見の価値ありですが実際に対戦中に使うことがあるのかどうか…。
まあ、コマンドリストにも載ってない隠し技として知っておく程度にしておきますか。
冒頭の話の続きなんですが、ひとつでも未解決の要素があるとギャーギャー言う人が多くて
「解釈を読者にゆだねる」というやり方が通用しなくなってきてるのかな?と思ったり。
ストーリーの考察というのはアニメや映画のファンが担うべき重要な『仕事』だと思っていますし
その『仕事』の余地のない作品ってあんまり魅力を感じないんですよね。
「エヴァ」にしても「まどマギ」にしても、答えが本編に全部書いてあるわけではないし。
いや…さすがにテレビ放映時の「エヴァ」については文句を言ってもいいか(笑)
少なくとも、答えを全部あたえられないと気が済まない人はオタク向きではないと思いました。
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