2014年11月14日
家庭用「電撃文庫FIGHTING CLIMAX」発売されました。自分が買ったのはVita版です。
選択肢としてVita版はどうなんだろう?と気になってる人もいると思うので、Vita版をプレイして
感じたところ、その仕様などを箇条書きのレビューにしました。参考にしてみてください。
・Vitaでの操作は意外と快適で、難しいコンボも練習次第で全然なんとかなる
・十字キーでもアナログスティックでも快適さは変わらず(ただしダッシュが若干難しい)
・キー設定はデフォルトのままでも特に不満はないが、設定次第でさらに快適に
・Vitaの解像度の問題か、プレイヤーキャラのドット絵のみ若干潰れて表示される
・音声のサンプリングレート低め?(タイトル画面やメニューの音声がノイズ混じりな気が)
・ディスクメディアではないのでロード時間ほぼ無し(あっても0.5秒程度)
・Wi-fi接続でのオンライン対戦は回線状況次第でラグを感じずにプレイ可能
「携帯ゲーム機で格ゲーなんて…」と発売前に何度か言われましたが、実際にプレイしてみると
不安は杞憂だったというか、触ってみないとわからないものだなぁと思いました。
アーケードでは3つの指(人差し指・中指・薬指)に割り振っていたのが親指と人差し指に変わり
若干の混乱はあったものの、はじめて1時間もすると「これはいける」と確信を得られました。
アナログスティックで前ダッシュ入力すると低空ダッシュに化けることがしばしばあります。
それ以外では特に問題もなく、アーケードと同じ感覚でエリアルコンボなどもできていますね。
ドット絵の潰れについての比較画像。左が移植前で、ドットバイならこう表示できるという例。
右はVitaのキャプチャー機能を使ったもの。こまかい部分で省略が起きています。
元のドット絵が表情豊かだっただけに、こういう表示になってしまうのはちょっとつらいところ。
以下はおそらくPS3版にも共通する点。家庭用の仕様に関わる部分です。
・静雄のダッシュや蓮太郎の排莢など家庭用で追加されたグラフィックが若干ある
・主題歌や最終ラウンドBGMはアーケード版と同じものに変更可能
・トレーニングモードの設定項目が多岐に渡っていて不満が見当たらない
・オンライン周りのシステムはだいぶお粗末…プレマはフレンド招待やプライベート設定なし
・ランクマッチは部屋の選択すらなく検索条件を設定してのランダムマッチングのみ
・CP(ゲーム内通貨)は大盤振る舞いで、アーケードモードを1周するだけで20000ももらえる
・キャラクターのカラーはアーケード版と同じで、部位ごとに色を選べたりはしない
・オンライン用の称号がいくつか削除されてる模様(「死すべし」など)
・サウンドテストや効果音テスト完備、メインキャラ担当声優のアフレコ後のコメントも収録
・原作小説を試し読みできるモードもあるので原作を知らなくても不安なし?
・トロフィーは技の累計以外はかなり簡単、オンライン実績は「オンライン対戦デビュー」のみ
この記事を書いてる時点ではAmazonのレビュアーも踏み込んでいないあたりを詰めました。
Amazonの子たちはキャラの少なさあたりで思考停止してるんで話になりませんが…。
オンライン周りは本当に「見知らぬ人と最低限の対戦ができる」程度の機能しかありません。
というより「知ってる人との対戦が難しい」と言ったほうがいいかも。
部屋名設定なし、プライベートスロットなし、フレンド招待なし。通信速度の表示が遅い。
オフラインが充実している反面、オンラインがかなり抜けている感じなのです。
そもそも家庭用のコンセプトが「アーケードで遊べない原作ファン向け」なのかもしれませんが。
個人的にはすごく楽しめてます。アケコン使えないことが苦にならなくて。
むしろアケコンの騒音がないぶんプレイ時間を縛られないし、アケコンじゃないからミスしても
笑って許せる気楽さもあり、ものすごく健やかに格ゲーを楽しめるわけですよ。
ちょっとした休憩時間にすぐに取り出せてササッと遊べる快適性。ストレスフリー。
あと、余計な話かもしれませんが音楽が非常に素晴らしくて。ヘッドホンで楽しめる幸せ。
Vita生活満喫してます。購入前は否定的だったPS+にもあっさり加入してしまいました。
PS+はXbox360で言うところのDeals with GoldやGames with Goldに相当するようなサービスを
ひとまとめにしたものと思えばわかりやすいかと。基本無料なPSNの有料特典。
月額500円で、毎月指定されたタイトルを無料で楽しめたりセール価格で購入できたりします。
ただ、無料といってもGames with Goldとは異なり『契約期間中のみプレイし放題』。
契約期間が切れるとダウンロード済みでもプレイできなくなってしまうそうです。
契約期間中にダウンロードしたものは履歴がつき、再契約すればプレイ権・DL権も復活します。
気になったタイトルはとりあえず履歴をつけておく、という使い方ができるわけですね。
Vitaの機能でちょっと気になったのがアバターアイコンの問題。
PSNで配信されてるアバターに変更するにはPS3が必須で、Vitaからはアバター購入ができず
本体内にあらかじめ収録されているアバターのなかから選ぶしかありません。
意外と豊富に用意されてはいるものの、意外なくらい不自由なポイントだと思いました。
購入といえば、PSNはクレジットカードによる買い切りができないのも不便ですよね。
クレジットカードで指定された単位をチャージしてからでないとPSN上のコンテンツを購入できず
各コンテンツには消費税分の端数があるので、チャージ額はかならず余るわけです。
Xbox360のマーケットプレイスはマイクロソフトポイント制度が廃止になり、すべてのコンテンツを
クレジットカードで買い切りできるようになり非常に便利になりました。
この点については比較して「時代遅れだなぁ…」と思わずにはいられません。
アバターの背景プレートも選べるというのはおもしろいですよね。CoDシリーズみたいで。
プレートのほうもすべて閲覧するにはかなりの時間がかかるくらい豊富に用意されていました。
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