2015年2月10日
エビコレ版「フォトカノ KISS」を購入しました。自分としてはかなり珍しいジャンルの買い物です。
Vita本体購入時に先人に相談した際、Vitaの本体機能をじゅうぶん楽しめるゲームはどれか?
と尋ねると「グラビティデイズ」と「テラウェイ」、そして「フォトカノ」を挙げてくれました。
「グラビティデイズ」はPS+のフリープレイ期間内にクリア済み、「テラウェイ」は現在フリプ対象に
含まれているので今月中にPS+に再加入してダウンロードする予定です。
さて…この「フォトカノ」ですが、基本的な部分はいわゆる恋愛シムです。
ヒロインの攻略の仕方やルート分岐の選択は「アマガミ」などの系列作品ほぼそのままですが
ほかとは決定的に違うのがカメラを使用した撮影システム。ヒロインを撮るわけです。
主人公は父親から譲ってもらったデジタル一眼でカメラデビューし、学校の光画部に入部して
巧みな会話でヒロインを口説いて(笑)撮影のチャンスを得ていくことになります。
この撮影システムがなかなかおもしろく、恋愛シム自体には興味がなくても撮影を目的にして
ゲームを進めたくなってしまうんですよね。目的と手段が入れ替わってる感じ。
撮影モードのなかにはVitaのジャイロ機能をつかった「ジャイロ撮影モード」というのがありまして
Vita本体を回したり傾けたりすると画面のなかの風景も連動して動くようになっています。
実際にカメラを持ってゲーム内の空間を歩いているような感覚を味わえるんですよ。
序盤こそ会話の長さにちょっとダレてしまいましたが、撮影たのしさにゲームを進めているうちに
それぞれのヒロインの個性や趣味、嗜好の傾向を自然と覚えてしまいました。
攻略するうえで必要な会話システムの難易度が高めなのも良いスパイスになっています。
ただ会話を読ませてそのご褒美にイベントシーンを見せて…という既存の退屈なものではなく
プレイヤーを能動的に遊ばせてくれる優秀なゲームとして仕上がっていると思いました。
個人的には撮影システムをもっと追求してほしかったですね…現状ではほぼフルオートなので
絞りやフォーカスもマニュアルで操作できたらなぁという欲求が湧いてきます。
そこまでいくと万人向けじゃなくなっちゃうってのもわかるんです。
でも、このゲームがカメラへの入り口になってくれるのが理想でもあると思うので…。
購入前は「すぐに飽きたらどうしよう」と不安でしたが、少なくとも1周はいけちゃいそうです。
「フォトカノ」をプレイしていると「Sexyビーチ3」にハマっていたころを思い出しますね。
あれはゲーム内で女の子を撮影したい人にとっては理想的で、こちらからポーズ指定できないし
モデルが変にポーズをとらないことがむしろひとつの魅力となっていました。
最近は本体側の進化でゲームの撮影が非常に手軽になりましたが、ゲーム性に関わる方向で
撮影という遊び方をプレイヤーにもっと近付けていってくれればなぁと思います。
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