2015年3月3日
「テラウェイ」目当てでPS+に再加入し、ついでにダウンロードした「スチームワールドディグ」を
とりあえず最後までプレイしました。こちらも執筆現在フリープレイ対象です。
本作の目的は鉱山の最深部に隠されている謎に迫ること。とにかく下へ掘り進みます。
鉱山内部のうち幹となる部分は自動生成、枝となる小部屋の部分は毎回共通のようです。
感覚的には「マインクラフト」や「テラリア」に近いですが、これらの作品と明確に違っているのは
土や石を掘ることはできても積み上げることができないという点。
加えて、掘った鉱石は換金しかできずアイテムの生産要素が一切ありません。
たいした違いには思えないかもしれませんが、積み上げることができないのは結構不便でして
うっかり掘り方を誤ると地上へのルートが途絶える可能性もあるわけです。
また、足場がないと横に掘れない状況もあるので気を付けないといけません。
「マイクラ」で言うところの松明の代わりに、本作ではガス灯のようなものを携帯します。
燃料が減ると視界がどんどん狭くなり、これから掘ろうとしている石の向こう側に何があるのか
確認できなくなってしまうので少々スリルがあります。
燃料が尽きても掘り進んだ空洞は見えるので、帰り道がわからなくなるほどではないのですが
鉱石を収納するポーチのキャパとガス灯の燃料がおおむね制限時間となるわけです。
制限時間いっぱいに鉱山を開拓し、地上に戻って換金と補給。ほぼこれの繰り返し。
あとは申し訳程度にパズル要素を含んだアクションや戦闘があります。
どことなく「ロックマン」や「メトロイド」っぽい感じもするんですよね。アップグレード周りとか。
後半では二段ジャンプできるようになったり、強力なロケットパンチを撃てるようになったりして
以前の能力では行くことができなかった場所に行けるようにもなります。
「2時間半以内にクリアする」というトロフィーが示すように、本作はそれほど長くはありません。
最短だと1時間程度で鉱山の最深部に辿り着けるそうです。
「マイクラ」や「テラリア」のような建設要素もなく、ただひたすら下に掘ることしかできないので
奥深さはありませんが、ちょっとした時間にプレイするには良いゲームだと思います。
初回プレイでは5時間ほどで最深部に到達できました。結末は…ちょっとビミョーかなぁ?
「テラウェイ」についてはまた後日。思ったよりも長く遊べるゲームのようです。
じつは「閃乱カグラ」ももらってはいるんですよね…フリプのラインナップ更新も来ちゃう。大変。
「バッジとれ~るセンター」と比べて「ポケとる」はなぜ習慣化しなかったのか。
一番大きな理由は「運ゲーであること」でしょうね。プレイヤーの技術がほとんど影響しない。
基本となるパズルがまず運次第。意図した連鎖よりも運良く連鎖したときのほうがダメージが
伸びてしまうので、盤上をじっくり見る楽しさが湧いてきません。
一部で課金を前提とした難易度になってることや、ゲーム内通過を大量消費しても結果を運に
左右されてしまうポケモンのゲット率なども報われなさを助長していると思います。
ただ、これは逆に言えばゲーム初心者も経験者も平等に遊べるということ。
運良く連鎖した、運良く勝てた、運良くポケモンをゲットできた…という、プレイヤーの技術とは
まったく関係ないところで爽快感を与える調整になっているわけです。
言い換えれば「射幸心を煽るゲーム」なんですよ。任天堂の方針とは真逆のような…。
エクストラステージに一切手を出さず、ポケモンの収集に関心を示さず、ただひたすらメインの
ステージをクリアしていくだけなら射幸心とは無縁のままプレイできるかもしれません。
しかし、そのようにして遊ぶにはあまりにも中毒性がない。だから習慣化しなかったのだと。
根本的な話、ポケモンに魅力を感じない人には続ける理由がないのかもしれませんが。
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