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2015年10月12日 (月)

2015年10月12日

今期はゲームやる時間を確保したい!と思いながら、第4Qの新作アニメをチェックしております。

幸い今期は目立った話題作がないというか、力の抜けた作品がまとまっている印象があるので
ゲームをやる時間を確保するには良いタイミングなのではないかと思っています。
まあ失礼な話ですけどね…でも、初回を総ざらいしての印象は本当にそんな感じです。

今期初回で好印象だったのは「ルパン三世」の新シリーズと「ヤングブラック・ジャック」。
どちらも日本人なら誰もが知っている原作をベースにしているだけに、おもしろさは確約できます。

「ルパン」はテレコム制作の「峰不二子という女」の流れを汲む新作であり、オトナに見てもらうのを
前提として作られていることが伝わってきます。大野雄二が手掛ける劇伴もまた素晴らしい。
「YBJ」は時代背景の描写と手術シーンの圧倒的な高揚感にシビれます。

ただ、医療用語に対するフォローが一切ないのでもう少し説明があってもよかった気がします。
それと主題歌がちょっと…まあビーイングが作品の雰囲気を考慮してタイアップすることなど滅多に
ないので仕方ないのですが(「名探偵コナン」の歴代主題歌を見ればあきらか)もう少し作品に合う
楽曲にできなかったものかと首をひねってしまいます。

歌詞は寄せてる気はしますが、それ以外はまるで白飯にカラーシュガーをかけてるような感じで
率直に言えば見た目と食い合わせが悪いです。でも叩かれてないのが不思議。
まあでも、良く言えば昔の19時台のアニメっぽい雰囲気はありますね。

レビューに戻りますが…あとは「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」が気になっています。

骨格標本士という特殊な職業、特異な嗜好と性格をもつ主人公・櫻子を中心に描くミステリ作品で
検死や科学捜査的な要素も出てくるのでCSIシリーズが好きならハマれそうな予感。

動画としておもしろそうなのは「ワンパンマン」と「おそ松さん」。
とにかくよく動くし驚かせてくれる。後者は悪ノリと受け取られる可能性もありそうですが。
でも、今期のアニメを語るうえでこの2作品は欠かせないものになる気がします。

おっと…忘れてはいけない。「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」がありました。
長井龍雪・岡田麿里という、世間的には「あの花」のコンビとして認識されている制作陣が話題で
このふたりが関わるとどのようなガンダムになるのか?という興味があります。
初回を見る限りは特に心配の余地もなく、玩具もきちんと売れそうな描写が好印象でした。

「YBJ」と「オルフェンズ」は男子の裸率がとにかく高いんですけど(笑)だから腐女子向けだと安易に
カテゴライズしてしまうのはよくない風潮です。どちらも理由のある裸率ですしね…。

あと気になったのは貴重なロボット枠の「ヘヴィーオブジェクト」と「COMET LUCIFAR」。
それと歌もの枠(?)の「スタミュ 高校生歌劇」と「Dance with Devils」の4作品ぐらいでしょうか。
「COMET LUCIFER」は導入部に説明がなさ過ぎたのが惜しい。メカデザインは好みです。

今期は再放送枠が多く、新作の合間にちりばめてあるのがひとつの特徴かもしれません。
休憩時間にするもよし、旧作の良さを再認識するもよし。良い編成だと思います。



Twitterではさすがに言いにくくて胸にしまおうかと思ってたんですけど、こちらで吐き出します。

昨晩放送された「MUSIC JAPAN」内での、乃木坂46・松村沙友理によるμ's紹介企画。
あれに対して「乃木坂の売名行為」とか「擦り寄り」とか言ってる連中、さすがに頭おかしいでしょ。

彼女独断の持ち込み企画ならいざ知らず、NHK主導のμ'sや「ラブライブ!」を知らない人向けの
紹介企画だというのに、「いまさらそんな説明いらない」だの「μ'sより目立ちすぎ」だのといった
アニメオタク主観の文句を雪崩のようにぶちまける様子に呆れました。

松村がμ'sよりも目立っている、出しゃばっていると感じたのなら、それが現実なんですよ。
NHKにとっての価値、受信料を払っている全視聴者にとっての価値、市場価値の現実。
どんなにアニメのソフトが売れようが映画がヒットしようが、それがμ'sの現実です。

加えて、共演者の出演時間帯の視聴態度のひどさ。とにかく視野と価値観が矮小すぎます。
まあ…ひらたく言えばガキなんでしょう。「ラブライブ!」のファン層が幼稚だということ。
「ラブライブ!」の公式アカウントの告知に対して「乃木坂いらない」とリプライできてしまえるのも
幼稚という言葉で片付けるほかないと思います。
そのリプライは「ラブライブ!」の運営、ひいてはμ's本人たちにも伝わる可能性があるんですよ?

ただファンでいるというだけでなぜそこまで増長できるのか。歯止めが効かないのか。
これでμ'sや「ラブライブ!」を好きになれというほうが無理がありますよ。

自分は今後、より一層フィルターをかけて「ラブライブ!」という作品群を見つめることになります。

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