ゲームレビュー 「Max: The Curse of Brotherhood」
[クリアまでにかかった時間]
約5時間。パズルアクションなので発想力次第でクリアに必要な時間は増減する。
収集関係の回収を含めてもおそらく10時間はかからない。
[ゲーム難易度]
マ○オの序盤を難なくクリアできる程度の反射神経があれば余裕。
部分的にタイミングがシビアなところや初見殺しなところもあるが、リトライしやすい。
[実績難易度]
半分は1周目の過程で解除される。残りは回数系、収集系、そしてノーデス系実績。
タイミングや判定がシビアなところがあるのでノーデス系でかなり苦労しそう。
[GOOD]
・魔法のマーカーで画面に書き込むパズルアクションの直感的なおもしろさ。
・共感しやすい導入編と英語版のままでもわかりやすいストーリー。
・収集物の取りこぼしを管理しやすいチャプターセレクト画面。
[BAD]
・バタくさいキャラクターデザイン(特に主人公のMax)
・溶岩のステージでオレンジのマーカーポイントが非常に発見しづらい。
・悪く言えば初見殺しの繰り返し。特にラスボス。
[NEITHER]
・終盤、敵を直接攻撃できてしまう能力が追加されること。それを利用したパズル自体はおもしろい。
・あまりコントローラー向きではないゲームシステム(タッチパネル向き)
・Games with Goldの日本国内向けの代打として選ばれすぎ。
[総括]
見た目の胡散臭さとは裏腹に、頭を使わせてくれる優秀なアクションパズルゲーム。
ストーリーのシチュエーションはどこかで見た感じだが(笑)陰鬱さをまったく感じさせない雰囲気で
プレイヤーの意識をパズルの解読にだけ集中させてくれる。
操作がコントローラー向きではないのでいささか苦労させられるが、すぐに慣れるだろう。
大型のモンスターに追いかけられての強制移動や落下中のパズルなど、制限時間のあるシーンで
若干ストレスを感じるかもしれないが、難しくはないので数回のリトライで理解できるはず。
似たようなパズルの繰り返しで終盤ややダレる可能性あり。
なので、一日でまとめてクリアしてしまうよりも、何日かに分けてプレイしたほうが楽しめそう。
収集物などのおかげで一定のリプレイ性があるのも悪くない点だと思う。
[オススメ度]
買うほどではないが、頻繁に無料で提供されているので入手したら一度はプレイするべき。
| 固定リンク
「ゲーム レビュー&コラム」カテゴリの記事
- 「マリオゴルフ ワールドツアー」10年越しのクリア(2025.02.24)
- 「マリオゴルフ ワールドツアー」を掘り起こす(2025.02.06)
- レースゲームの『線形誘導標』について考える(2025.02.02)
- 「The Crew 2」をオススメしない10の理由(2025.01.19)
- 「白夜極光」のサービス終了に寄せて(2025.01.03)
コメント