2015年12月27日
ぼちぼち恒例の今期のアニメ総括を書こうか…と思ってたんですが、今期はゲームのために徹底して
視聴本数を削ってしまったため、最終的に16本しか残りませんでした。
一般的に考えれば16本でもたいした本数ですけど、自分的には異例と言えるほど少ないのです。
2015年第4Qでもっとも印象に残った作品は「蒼穹のファフナー EXODUS」でした。
正直な話、自分は古いほうのシリーズをまったく見ておらず「ファフナー」は最近制作されたものしか
見ていなかったのですが、それでも一番に挙げるほど満足度が高かったのです。
シリーズファンではない自分がそう思うのですから、シリーズファンはもっと興奮していたのでは。
ストーリー面で個人的に気に入ったのは「すべてがFになる」。
絶海の孤島に建てられた密室という、推理モノとしてのお膳立てが万全な状態でおこなわれる事件。
そのトリックを考え付いた時点でこの作品のおもしろさは確約されたと言ってもいいでしょう。
地味になりがちな絵にも努力が見られましたし、最後まで付き合うだけの魅力があったと思います。
対照的に、ビジュアルの魅力にあふれていたのが「ワンパンマン」。
劇場アニメレベルの戦闘シーンを毎回拝むことができる、良い意味で異常なアニメ作品でした。
言い方はアレですけど、あそこまで動くともう動いてるだけで楽しい(笑)
「アクエリオンロゴス」「ヤング ブラック・ジャック」「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」は佳作。
メッセージ性など良い部分も確実にあるものの、ちょっと気になる部分もあったという感じ。
意外に残ったのは「緋弾のアリアAA」と「対魔導学園第35試験小隊」、「ごちうさ」の2期。
「35試験小隊」はいろんな部分に目をつむればなんとか…というスレスレのレベルでしたが。
それと、最近ようやく『かわいいだけで見続けられるアニメ』というのを理解できてきた気がします(笑)
そういう意味では「進撃!巨人中学校」も同じカテゴリーに含まれますね。
「スタミュ」は全体的にベタだったかな…結末も含め。一大コンテンツになるほどの強みは感じられず。
地味に健闘したのが「アニサン劇場」というオムニバス形式の特殊枠。
1作品あたり3話という構成は、アニメの本数が増えた現代ではわりとありなやり方だと思いました。
それに「3話まで見て判断してほしい」って言わなくて済みますしね…3話で最終回だから。
「うしおととら」と「ルパン三世」はまだまだ続くので判断を保留。どちらも好感触のままです。
ついでに今年見たアニメ作品のなかから印象的だったものを12本に絞って挙げてみました。
12本というハンパな数字になってしまったのは単に絞り切れなかったからですね。
「クロスアンジュ」
「Gのレコンギスタ」
「純潔のマリア」
「SHIROBAKO」
「放課後のプレアデス」
「山田くんと7人の魔女」
「長門有希ちゃんの消失」
「ガッチャマンクラウズ インサイト」
「赤髪の白雪姫」
「六花の勇者」
「すべてがFになる」
「蒼穹のファフナー EXODUS」
これらはあくまで印象的だったアニメ作品です。優劣を意味するものではありません。
特筆すべきストーリー展開、メッセージ性、デザイン、音楽など選出した理由はそれぞれありますが
どの作品も自信をもってオススメできます…いや、全部ではないかな。
前作や関連作品の知識がないと楽しめない可能性もあるので、受け取り方も違ってくるでしょう。
「赤髪」は新年早々2期がはじまるのでいまから楽しみですね。白泉社アニメにハズレなし。
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