「FF14」 アイテムレベルという新たな壁
現在『蒼天のイシュガルド』3.5実装分を進行中ですが、今回はアイテムレベル不足で足止めを喰らっています。
アイテムレベル(以下IL)とは、全身の各装備ひとつひとつに個別に設定されているレベルのこと。
全身のILの平均値を算出したものを平均ILと呼びます。
「FF14」にはこの平均ILが一定以上でないと参加できないコンテンツがあるのです。
3.5実装分には、平均ILが230以上ないと受領できないクエストがメインクエストとして待ち受けています。
つまり、平均ILが足りない人はストーリーを先に進められないってことなんですよ。
ジョブレベルがカンストして、もうレベル制限で困らないと思ってたら新たに現れた平均IL制限という壁…。
プレイヤーの装備選択画面には、平均ILが自動算出されて表示されるようになっています。
平均ILは装備品の交換でしか上がらない、システム的には非常にシンプルなものです。
しかし、格上の装備が手に入らないことには絶対に上がらない。だからこそ厄介なものでもあるのです。
本作において装備品の入手経路といえばクエスト報酬か生産、もしくは売買。
生産はおそろしく時間と手間がかかるし、突き詰めるとクエスト報酬には性能面で勝てません。
売買にはお金が必要。しかし本作では生産に手を出していないとお金を稼ぐロクな方法がない。
そもそもクエスト報酬はマーケットに出品できないので、売買もそれほど良い解決方法とは言えないのです。
結局クエスト報酬が妥当な手段となりますが、報酬の配分は運次第。
そこで頼りになるのが、各コンテンツルーレットのデイリー報酬として設定されている『トークン』との交換です。
特定のコンテンツをクリアした際に獲得できる、『トークン』と呼ばれるゲーム内通貨をILの高い装備品と交換し
コツコツと平均値を上げていく、という方法。これにも結構な時間と手間がかかります。
手間はいいとしてなぜ時間がかかるか?というと、入手に独特な制限が課せられているからなんです。
現在もっとも価値が高い『トークン』には、1週7日間に入手可能な数に上限が設定されています。
どんなにがんばってもその上限以上は稼ぐことができません。
ちなみに装備品ひとつと交換するのに必要な『トークン』は、この上限よりもだいたい高めに設定されています。
高いものでは2倍以上。全身のILを必要数まで上げようと思ったら何週間かかるやら。
このような仕様になっているのは、おそらく古参プレイヤーを想定しているためでしょう。
新たなアップデートが来るのを『トークン』を貯めながら待つのが常態化している既存プレイヤーのためのもの。
新規プレイヤーも古参と同じだけ時間がかかる、ある意味では平等な仕組みではありますが…。
なんにせよ時間はかかるし、平均IL制限は確実に足止めとして立ちはだかるわけです。
実装当時、メインクエストがハイエンドコンテンツも兼ねていたからこういうことが起きるんですよね。
ハイエンドコンテンツなんて興味ない、ただストーリーを先に進めたいだけ。そういう人にも平等にのしかかる。
時間がかかるということは当然リアルマネーもかかります。理不尽な消費としか言いようがありません。
一応クエストの平均IL制限の回避方法はありまして、平均IL制限をクリアしているプレイヤーとパーティを組めば
強引にクエストを開始することができます。ただしステータス面での不足は影響するでしょう。
クエストの難易度に見合わないプレイヤーを不用意に参加させないために用意されている制限なわけですから
よほどの理由がない限りは無茶しないほうがいいと思われます。
…結局はそういうことなんです。しかし、実装当時ではなく現在に合わせて変えていってほしいところですね。
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