「Fallout 4」 プレイログ2
居住地の開発が楽しくてメインクエストが進まない…でも、クエストを進めないと開発に必要な素材が集まらず
結果として開発とクエスト消化が交互に進むという妙なバランスの良さ。
発生したクエストは順々にクリアしようと、ミニッツメンのクエストを続けて消化していたら居住地が増えすぎて
各地のライフラインや防衛を固めるのに四苦八苦な状態に。これはホントに失敗でした。
ランダムで発生する居住地への襲撃に対処しつつ、居住地の住人から寄せられる悩み事も解決しつつさらに
メインクエストやサブクエストも…となると忙しいわプレイ時間が足りなくなるわで手が回らなくなります。
それに加えて実績解除のプランなども考え出すと本当に手が止まってしまって。
これだけ遊べるゲームだから、1周目で全部なんとかしようと考えなくてもいいかもしれませんが。
同一キャラですべての派閥にいい顔するってのも変な感じがしますし。そのへんはまた追々考えましょうか。
素材については、序盤は銅の不足に悩まされましたが現在はかなり余裕が出てきました。
中盤以降足りなくて苦しんでいるのは意外にもアルミニウムやセラミック。あとは地味に深刻なオイル不足に。
特にアルミはパワーアーマーの修理でも需要が高まるので、アルミ缶の回収が重要任務と化しました。
セラミック不足は灰皿やマグカップ、オイルはキャニスターなどの回収でしのいでます。
序盤から恥も外聞も気にせず、目についたジャンク品はとにかく回収していったほうがよさそうですね。
居住地が出揃ってある程度開発が済むと今度は初歩的な素材である鉄が足りなくなってきます。
鉄は入手ルートがたくさんある反面、用途もたくさんあるのでいつの間にか危機的な残量になってたりします。
居住地内に放置されてる廃車に未練がない人はそうでもないのかな。クルマ好きにはつらいですよ。
ネット上では接着剤不足と対策に関する記事をよく見かけますが、グルー(エコノミーワンダーグルーなど)を
意識的に回収していれば、わざわざ居住地で生産するような事態にはならないと思います。
Perkの取得も探り探り進めています。1周目はTESシリーズと同じく、ステルス主体になるよう固めています。
性格上こういう遊び方しかできない(笑)ステルスのためにコンパニオンも極力連れ歩かないスタイル。
具体的にはSneakとMister Sandman、Ninjaを伸ばしてGunslingerとRiflemanで補強している感じ。
したがって武器は単発オンリー。アサルトライフルやサブマシンガンは存在しないものとして立ち回っています。
サイレンサーの製作に必要なクラフト系のPerkはあってもなくてもいいかも。だいたい敵から奪えますし。
TESシリーズの弓と違って距離で弾道が変化せず、武器によってはかなりの長距離無音狙撃が可能なので
目的地が野外で夜間の場合、無類の強さを発揮します。しかし仲間がいるとうまくいきません。
コンパニオンは個々に性格や戦闘スタイルがあるらしく、数歩下がって静かについてきてくれる者もいますが
知性の低い子(笑)を連れて屋内を探索するときは本当にストレスが溜まります。
投擲武器をつかおうとして、いきなり前に出てきた味方の背中にぶつけたことが一度や二度じゃありません。
あらゆる意味で計画が狂うのでいないほうがマシ、計算に入れないほうがマシ。
「Fallout 4」をプレイしてて不満に感じるのはそういう微々たる部分と、既知の不具合の数々。
クエストが進まなくなったりフリーズしたりは何度かあったし、理由もなく居住地の満足度が下がったりなどは
日常茶飯事なので、終盤になるとたいして気にならなくなる(笑)いいのか悪いのか。
不具合を些細なことに思えるくらいおもしろく、夢中になれるから見過ごせるというのは間違いないでしょう。
とにかくメチャクチャ遊べるし遊び足りなくなる。いくらで購入してもコストパフォーマンスがバツグンになる。
実際にプレイしてみればファンの多さも理解できるし、良い買い物をしたなぁと実感できます。
ただ、このおもしろさを理解して楽しめるのはゲーム経験の蓄積がある程度あってのことだと思います。
普段まったくゲームをやらない、国産有名RPGやパズルゲームしかやらない人でも同じように楽しめるか?と
言われれば決してそんなことはないだろうと。簡単でもないし親切でもありませんから。
蓄積されたゲーム経験からくる理解や勘が活かされる、そういうタイプのゲームだと感じています。
…って書くと、まるで自分自身を上級者であるかのように考えていると思われそうですが決してそうではなく。
上手い下手という技術の話ではなく、経験豊富であれば飲み込みやすいという話です。

「Fallout 4」でプレイヤーが所属することになる4つの派閥。それぞれ異なる目的や信条のもとに動いていて
どの派閥に同調するか、あるいは反発するかプレイヤーごとに違ってくると思います。
あるいはどこにも共感できないか。各派閥なにかしら重大な欠点を抱えているのでありえない話ではなく。
1周目はすべての派閥にいい顔しつつ、B.O.S.寄りのミニッツメンという感じで終局を迎える予定。
B.O.S.は物量の暴力って感じで参加してて気持ちいいのですが、強調されたアメリカナイズとヒロイズムに加え
核で荒廃した世界をまた核で統治しようというやり方に不満をもつプレイヤーも多いのではないかと…。
しかし、その物量だけに敵に回すと非常にめんどくさいので無難な付き合い方をしたくなります。
インスティチュートが作った人造人間を絶対殺すマンなB.O.S.に対し、絶対保護するマンなレールロード。
はたしてどれがプレイヤーにとっての正義になるのか。なかなか考えさせてくれるゲームです。
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