« 2017年第3Q 新作アニメ寸感 | トップページ | 「FF14」 4.0実装分をプレイしてみて »

2017年7月27日 (木)

半年ぶりに「FF14」復帰

Ps4ff14cap38

いろいろあって半年ぶりに「FF14」を再開する気になりました。その『いろいろ』について今回話していこうかと。

まず最初にあるのは、「紅蓮のリベレーター」発売にともなう装備品のパワーインフレ。
「FF14」を中断した直接的な原因がメインクエストのIL制限にあったため、IL制限の突破が簡単になった現在では
ストレスを感じることなく先に進めるだろうと思えたことが復帰検討のキッカケとなりました。

復帰にあたって『復帰呼びかけキャンペーン』をギリギリのタイミングで利用できたことも大きかったです。
フレンドにこれを利用してもらうとシルバーチョコボの羽根というアイテムが10枚支給されます。
シルバーチョコボの羽根は指定のIL260の防具と交換可能で、おかげで復帰してすぐにIL制限を突破できました。
そんなわずかなILの差で詰まってたのか…と思われるかもしれませんが、当時は本当に深刻な差だったのです。


「Fallout 4」の2周目が終わり、メインでプレイするゲームが途絶えていたというのが次の理由。
いや、その気になればたぶん3周目もいけたと思いますが(笑)異なるタイプのゲームをやりたくなっていたので
適度にマルチプレイ欲も満たせる「FF14」が適当かなと思ったわけです。

ゲームはやりたいし、ゲームをやる時間は確保してある。だけど具体的にやりたいゲームがない。
あまり健康的に理由には見えませんが、ゲームを続けることで保たれる精神衛生というものもあるんですよ。


Ps4ff14cap39

そして、フリーカンパニーの面々に対する申し訳なさというのが大きな要素として出てきます。
我が家のPS4は自分に「FF14」をやらせるためにわざわざフレンドが送ってくれたものなので、できるだけ早めに
復帰しないと…という気まずさがありました。義務感によるプレイは本当は避けるべきなのですが。

ただ、こちらが思っているほど深刻な問題ではなかったようで。意外なくらいぬるっと復帰することができました。
内心どう思っているかは知りようがありませんが、表面上は何事もなかったかのように元通りになっています。
それが逆に怖かったりもするんですけど、見えないものをあれこれ言っても仕方ないですしね。
とりあえず次のキリのいいところまでは続けようかと。具体的に言えば、「紅蓮」の終わりまでという感じですか。

自分はエンドコンテンツというものにまったく興味がないですからね。
ドラマ「光のお父さん」でも話題に出ていたツインタニアというヤツもドラマ本編で初めて知ったくらいなので。


Ps4ff14cap40

さて…復帰したものの、いろいろな壁にぶち当たりました。4.0以降の変化が大きすぎて。

半年ぶりの復帰というブランクだけでもかなりの障害なのに、各ジョブのスキルの性能が大幅に変化しており
プレイ経験のないゲームを終盤からいきなり始めるみたいな状況でした。
ストーリーを思い出すところまで含めて、フレンドたちからは「記憶を取り戻すRPG」と言われたほどです。

メインで進めていた吟遊詩人は特に変化が大きく、新たなスキルの仕様を把握するのにだいぶ苦労しました。
XHB(クロスホットバー)の構成をどうすればいいかなど、UIの調整だけで2日かかったほど。

数日プレイして気付いたのは、「紅蓮」でだいぶライトユーザー向けに一新されたという実感があること。
既存のスキルをバッサリ削減して選択肢を減らし、なにをすればいいのかわかりやすくなっています。
また、吟遊詩人においては詩歌が味方におよぼすバフが減り、代わりに詩人自身へのバフが高まったことで
これまで詩人にとってはある種の負担だった部分がかなり軽くなった印象があります。
シンプルに言えば自分自身のために、より自己満足のためにプレイできるよう近付いたわけです。

自分が望んでいたほうへと変化してくれたことになりますが、より簡単で爽快と言われる新ジョブの追加により
あえて詩人を選ぶ人がどれだけ残るのかな?という軽い疑問はあります。
「紅蓮」からの新ジョブである赤魔導士と侍もそのうち試してみるつもりなので、そのへんの感想は追々。


Ps4ff14cap41

ストーリーや登場人物については意外としっかり覚えていたので、すぐに合流できました。
「バエサルの長城」からの再開だったんですけど、ムービーを見ているうちに「そういえばこんな展開だったな」と
次第に思い出していきました。イルベルドは名前見るまで忘れてましたけどね…(笑)
「紅蓮」に突入するにあたって少し手前から再開できたのはむしろよかったのではないかと思ったり。

クエストのレベル制限など、時間稼ぎと言ってもいいような要素は「紅蓮」でもあまり変わっていません。
メインクエストを普通に進めていてレベル62、63、64…と次々に足止めを喰らいました。

このレベル帯になってくると、次のレベルまで経験値をあと300万くらい稼がなきゃいけないなんてのがザラで
新たな都市に配置されているサブクエストでもらえる10万以下の経験値ではほとんど役に立ちません。
やるだけムダと言うとアレですが、サブクエストの経験値報酬をアテにしてる人はいないと思います。

「紅蓮」の経験値の渋さは多くのプレイヤーが感じているらしいので、その点ちょっとホッとしてます。


足りない経験値はコンテンツルーレットの報酬で埋め合わせる。そこは変えるつもりはない様子。
これはもう「FF14」の欠点ではなく"特徴"として受け入れるしかなさそうですね。

なので、進まないときは進めないでもいいかな…進まないなりの遊び方をすれば気が済むんじゃないかと。
用意された状況に逆らわず、変にがんばり過ぎない。メインクエストがダメなときは他に目を向ける。
幸い「FF14」には遊べる要素が山ほどあるので、普段は目を向けない部分に取り組むいいチャンスかも。
それくらい前向きにというか、肩に力を入れずにプレイしたほうが健康的だと思いますし。

もしくは、いかに自分にとって気持ちいい方法でレベル制限という壁を超えるか考えるゲームにしてしまう。
なにも最大効率でやる必要はないし、イヤなことはしないでいい。楽しめるのが一番なので。
ひょっとするとそういう非効率な方法を熱心に考えるほうが自分には向いているかもしれません。



あれだけ不満たらたらで中断した「FF14」をいまは楽しめているのか?といえば、わりと楽しめています。
レベル制限は不愉快だし、討滅戦以外のルーレットはいまだに参加するのをためらってばかりいるんですが
多少遠回りにはなるものの自分好みの方法で着実に先に進めている現状は悪くありません。

「紅蓮」でいま現在とても鬱陶しく感じているのが、いわゆるモブの配置。とにかくジャマなんですよね。

ほかの地域では街道をはずして配置されていることが多いのに、「紅蓮」では道幅が狭いうえに街道沿いに
そこそこ大きめのモブがわんさか配置されてて安全な通行の妨げになっています。
おかげでモブハントの際は見つけやすくてよいのですが、ほかのクエストやF.A.T.E.の範囲と重なることが多く
本当になにも考えずに配置したんじゃないの?と思えてしまいます。できれば改善してほしいです。

|

« 2017年第3Q 新作アニメ寸感 | トップページ | 「FF14」 4.0実装分をプレイしてみて »

ゲーム レビュー&コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2017年第3Q 新作アニメ寸感 | トップページ | 「FF14」 4.0実装分をプレイしてみて »