まだまだ「Anthem」がおもしろい
世間では酷評されている「Anthem」ですが、独自の楽しみ方を見つけてまだまだ遊び続けています。
「Anthem」といえば、空を飛んで移動する要素が大きな特徴です。
飛行し続けるとスラスターの温度が上昇し、限界を迎えるとオーバーヒート状態になってしばらく飛べなくなります。
プレイヤーは画面に表示されるゲージ(画像中央の水色のゲージ)で温度を確認しつつ飛ばなければなりません。
スラスターの温度は滝の上の水しぶきや流れ落ちる水流を通過することでリセットできるようになっています。
また、急降下や水上飛行による空冷でも温度の上昇を防ぐことができます。
ほかにもMODと呼ばれる補助装備でスラスターの容量や冷却性能、オーバーヒート限界を強化することも可能です。
これらのシステムを利用して、どれだけ航続距離を伸ばせるか?という興味が湧いてきたのでした。
滝の中にいれば永遠に飛んでいられるのは当たり前なので、単に無着陸なだけでは意味がありません。
せっかくオープンワールドの広いマップがあるのだから、無着陸世界一周飛行に挑戦してみよう!と考えました。
「Anthem」における世界一周とはワールドマップの外周、できるだけ端に近いところを巡るものとします。
「Anthem」の世界『バスティオン』は浮遊大陸のようになっており、マップの端は基本的に崖です。
崖に水が流れていれば滝があるわけで、各地の滝をチェックポイントとして通過し続ければ簡単に一周できるだろうと
わりと楽観視して始めたのですが…さまざまな不確定要素に悩まされることに。
まず厄介なのは敵ですね。「Anthem」は"そういう遊び方"をするゲームじゃないので(笑)普通に敵に襲われます。
敵の攻撃のなかには喰らうと一発でオーバーヒートになってしまうものもあり、これには何度も苦しめられました。
「Anthem」の敵はかなり離れていても精確に攻撃してくるため、通り過ぎたあとでも油断できません。
それとシステムの問題なのかハードの限界なのか、見えない弾を喰らって墜落することもしばしばありました。
次に厄介なのは『ワールドイベント』と呼ばれる、フリープレイモード中にランダムで発生する任務。
面倒な敵が出現する原因となるだけではなく、飛行不可能な制限エリアが設定される場合があるのです。
制限エリアは視認できるものの若干遅れて表示されるため、突然墜落したと思ったらエリア内だった…なんてことも。
加えて、「Anthem」特有のネットワーク周りの不安定さが影響します。突然切断されるなんてのは日常茶飯事。
長距離の飛行は通信や描画への負担が大きく、さらに動画撮影までおこなうとスムーズな動作は期待できなくなります。
あとは集中力次第ですか…一周だいたい16分くらい。誘導するものもないので記憶力も要求されるでしょう。
外周を巡る都合、ルートを模索するにしてもバリエーションはそんなにないと思われます。時計回りか反時計回りか。
「降下すると冷却される」というスラスターの性質から考えれば、下り坂の多い反時計回りのほうが確実です。
時計回りはMODで強化しててもかなり厳しいでしょうね。内陸側を通るようにすればなんとか。
どっち回りでもマップ北端の『教員の小路』と呼ばれる森林地帯は障害になりそう。このへんまったく滝がないので。
余談ですが、外周だけだと通過しない地域があるというのも少々気になるところではあります。世界一周なのに。
観光の要素も含めるつもりなら、すべての地域を通過できるルートを考えたいですよね。
そんなこんなでルート選定は二転三転し、10日間ほどひたすら試験飛行を繰り返していました。
結果についてはまた後日…というか、動画を公開するつもりでいるので動画が完成次第お伝えできればいいなと。
10分を超える動画というのをこれまで作ったことがなく、製作がやや難航しているのです。
撮影自体は済んでいる(と言ったら結果がわかってしまいますが)ので、あとはひたすら編集するのみです。
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