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2020年1月13日 (月)

「鉄拳7」プレイ開始

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「CODE VEIN」の2周目と並行して、ホリデーセールで購入したXbox One版の「鉄拳7」を始めました。

鉄拳シリーズってあまり接点がなくて、唯一マトモにプレイしたのが「タッグトーナメント2」だったのですが
「7」にDLCで参戦したジュリアのルックスを見て、いつか買わねばと思ってたんですよね。

2D格ゲーはどのタイトルでもある程度の応用が利くものの、3D格ゲーはシステムや操作まで独特のものが多く
始めるにはなかなかハードルが高いイメージがあります。鉄拳シリーズはボタン配置も特に珍しいので。
プレイしている人にしてみればあれで直感的なのかな。左右の投げ分けとか異次元の印象しかないんですけど。


実際に触ってみると、「7」は初心者向けにかなり丁寧な作りになっていることがわかりました。
同じボタンを連打するだけでコンボになるモードや、アシストボタンと同時押しで主要な技が出るモードがあり
何も知らないところから標準のコントローラーで始めてもそれなりに(対戦として)カタチになります。
ニュートラルの状態でオートガードになるというシステムも初心者にはありがたいところ。

登場人物の関係をつかみやすいストーリーモードや、過去のシリーズの資料を閲覧できるギャラリーモードなど
知識的な側面でも初心者の受け入れ態勢を整えていることがよくわかります。


Tekken7xb02

ゲームモードとしてはトレジャーバトルがかなり強いですね。勝つと、いわゆるガチャを回せるモード。

服装や持ち物など、キャラクターをアレンジできるアイテムは最初はほぼすべてロックされています。
このトレジャーバトルで勝つたびにどれかひとつランダムでアンロックされるという仕組み。
つまり、ほしければやるしかない。でも何が出るかわからない。ほしいものが出るまで戦うことになります。


「鉄拳7」はオフラインにも段位制度があり、獲得ポイントに応じて段位が上がっていきます。
プレイヤーの段位が上がれば敵の段位も上がる。初心者がきちんと段階を経て上手くなっていけるわけです。
アイテムというエサで釣って、たくさんプレイしてもらって結果として上手くなれる。
この罠にまんまとハマるともうダメなんですよ。気が付いたら何時間も格ゲーを続けてしまっているんです。

自分の場合、ほしいアイテムがなかなか出ないまま段位が『拳帝』まで上がっていました。
ただ、これには弊害もあります。お互い段位が上がると、確実にダメージを取れるクソムーブになりがちで。

こちらが出した技を確実に潰せる技ばかり相手が出してくるので、潰されない技に選択が狭まっていってしまい
いろんな手段でダメージを取れていた頃の楽しさがどんどん失われていくんですよね。
よく言えば、自分が使っているキャラクターの強みや尖っている部分を理解できるモードなのかも。


Tekken7xb03

オフラインのもう一方のメインコンテンツであるストーリーモードは、ムービーからシームレスに対戦が始まる
演出などは評価できるのですが、先へ進むための作業をさせられているという感覚が強いです。

大量のザコ敵を処理するステージはまだマシなほうで、必死になって2ラウンド取ったのに負け扱いにされたり
時代遅れのQTEもあったりして、ストレスとか考えてないんだなぁ…と真顔になります。
一般的な格ゲーではアーケードモードで見られる各キャラクターのストーリーもここに用意されているのですが
文章を読まされ、1試合終わったら短いムービーが流れて終了…と、だいぶあっさりしたものになっています。

ストーリーのないアーケードモードはまた別にあるんですけど、これを遊ぶ人がどれほどいるやら。
対戦相手を無限に用意してくれて、なおかつアイテムのアンロックもできるトレジャーバトルがありますからね。


Tekken7xb04

ちなみに使用キャラですが、「TT2」で使ってたアンナがDLC加入になってしまったので少し悩みました。
ジュリアを買えば済む話なのは置いといて、「7」のシステムに慣れるための第一歩が必要だろうと思いまして。
ジュリア以外で見た目に好みなのは誰だろう?と選択画面を見ていて目に止まったのがシャオユウでした。

「ウルⅣ」の春麗に続いてまた中華キャラか…と思われそうですが、中華にこだわりがあるわけではありません。
単純にかわいいと思ったのと、使い始めてわりとすぐに手に馴染んだことが決め手となりました。

格ゲーで特殊な構えがあるキャラってニガテで、最初はそこがちょっと懸念材料ではあったんですよね。
しかし、どのキャラにもだいたい構えとか動作があって「7」をプレイするうえで避けて通れないと思いました。
幸いシャオユウの構えや背向けはコントロールしやすい部類だったので助かりました。
ちょっと気になるのは声のことで、18歳のシャオユウにいまの坂本真綾は合わないよなぁ…と。

DOAシリーズみたいにスクリーンショットを撮りやすい機能があればいいのにな。そこが物足りない(笑)



「テイルズオブザレイズ」と「CODE VEIN」に続いて「鉄拳7」。最近バンナムのゲームばかりやっています。
意識的に選んだわけでなく、たまたま選んだ国産タイトルがみんなバンナムだっただけなんですが。

「ザレイズ」は現在放置気味ですね…ストーリー以外の部分が単調で、飽きが来ているのがその原因。
シリーズ愛がそんなにあるわけでもない人でも、モチベーションを維持できるような何かがあるといいのですが
こういうゲームって基本的に作品愛やシリーズ愛がある人に向けて作ってるものでしょうしね…。

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