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2020年5月20日 (水)

2020年 春アニメ 気になる主題歌10選

今期は放送休止が相次いだ影響で、『気になる』というより『聞く機会が多かった』選曲になった感じがします。
主題歌を覚えてない作品が多いんですよ…2話しか放送してない「富豪刑事」なんてまったく思い出せません。
放送が継続されている作品の主題歌がどうしたって印象に残ります。公平性は著しく欠けてますね。

放送休止で別のアニメに差し替えられてるのに、主題歌のCMだけ流れ続けているという悲しいパターンもあるし
せめて楽曲の売上だけでも平時どおりであればと願って止みません。


・「神之塔 -Tower of God-」エンディングテーマ 『SLUMP』
韓国発のボーイズグループ、Stray Kidsの日本向け1stシングル。歌詞も日本語バージョンとなっています。
OPの『TOP』も耳に残る印象的なものですが、個人的にはこちらを推しておきたいと思いまして。

・「八男って、それはないでしょう!」エンディングテーマ 『月明かりのMonologue』
あの新居昭乃とAKINO from bless4、つまりダブルアキノという誰も予想しなかったコラボレーション。
こんな豪華な組み合わせをこんな…こんなアニメの主題歌に使うのもったいなくない?って思ってしまいます。
OPのコラボもかなり話題になっていますが、本編から浮いてる印象は否めず。

・「球詠」オープニングテーマ 『Never Let You Go!』
Key世代にはおなじみ、野球好きとしても知られる麻枝准が提供。わかってる人が招致した感ありますね。
20年前の再現を思わせるキャラデザもひょっとしたら狙いがあってのことなのかも…?
サビのメロディの複雑さが当初は気になったものの、そこが絶対に忘れられないアクセントにもなっています。


・「かくしごと」オープニングテーマ 『ちいさな日々』
EDの大滝詠一のインパクトの強さに隠れがちですが、flumpoolがアニメのタイアップというのも負けず劣らず
大きなニュースだと思うんですよね。本編のエモーショナルな部分をきっちりすくった曲となっています。
OPの絵がこれまたバツグンに合っていて、冒頭10秒だけでちょっと涙腺に来るものがあります。

EDの大滝詠一についても少し。『君は天然色』は作詞の松本隆の視点がこの場合は大事だと思いまして。
この曲を作詞する直前、氏の妹さんが亡くなられていたという痛ましい逸話があります。
喪失によるモノクロの風景と、色をつける天然色の少女。この関係が本編にぴったり合う気がするんですよね。
当初はこちらも10選に入れていたのですが、日本の音楽史においても特別な曲なのではずすことにしました。


・「アルゴナビス from BanG Dream!」オープニングテーマ 『星がはじまる』
UNISON SQUARE GARDENの田淵智也が提供した曲って、聞けばすぐi「これ田淵だ!」とわかりますよね?
この曲もそのひとつで、彼らが演奏して歌ったほうがしっくりきそうという点でも共通しています。
楽曲からにじみ出る本人のクセや主張が強すぎるのかな…オーイシマサヨシの曲にも同じことが言えますが。

・「かぐや様は告らせたい?」エンディングテーマ 『風に吹かれて』
前期でドラマ版「ゆるキャン△」で志摩リンを演じていた福原遥がアニメソングを歌ってる、という時系列的な
おもしろさがあって気になっていたのですが、アニメのタイアップ自体は初めてではないそうで。
歌手として活動していることすら知らなかった…そんなわけで、小さな驚きがいくつか重なったのでした。

・「乙女ゲームの破滅フラグ(以下略)」オープニングテーマ 『乙女のルートはひとつじゃない!』
これに関しては曲ではなくMVのインパクトが強すぎるんですよね。悪夢のようなMVと言っても過言ではない。
地上波で流すとブロックノイズの嵐になるし…作った人の頭の中がどうなってるのか覗いてみたい。

 ※正式なタイトルは「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」です。


・「社長、バトルの時間です!」オープニングテーマ 『Hurry Love』
和氣あず未の2ndシングル。曲としてはどうかな?と思うところもあるんですけど、とにかく記憶に残りやすく
それにMVがかわいいので(笑)アイドルソングの一種として個人的には気に入ってます。
オケの音がくぐもった感じに聞こえるのはドラムのせいなのでしょうか。ギターの鳴りは気持ちいいのに。

・「プリンセスコネクト Re:Dive」オープニングテーマ 『Lost Princess』
原作ゲームの主題歌としてテレビCMで流れてたときからずっと気になってる曲。まさに田中公平という感じ。
全編に鳴り響くブラスの気持ちよさにアニメ主題歌としての圧倒的な強さを感じます。
田中公平が手掛けたアニメソングで育ってきた世代としてははずせないんですよ。細胞レベルの共鳴みたいな。

・「啄木鳥探偵處」オープニングテーマ 『本日モ誠ニ晴天也』
古川慎が歌う人であると認識できたのは「ワンパンマン」のEDでしたが、いまだに歌うイメージがないというか
自分のなかでしっくりこない感じがするんですよね…それがようやく定着しそうな一曲。
ジャズらしいアレンジやシンコペーションが気持ちよく、かつ記憶に残りやすい良い主題歌だと思います。


中間報告みたいな感じで今期のアニメの感想を少し。文量的には少しじゃないけど。

自分でも意外なくらい「文豪とアルケミスト」と「啄木鳥探偵處」が上位に来ています。
文芸面の出来とその見せ方が個人的にツボなんでしょうね。そして「かくしごと」もいまのところ期待どおり。

「神之塔」は見続けていて、おもしろさというか支持される理由みたいなものがだんだんわかってきました。
少年誌に載っていたら読み飛ばすことのないであろう、ある種の安心感とでも言いますか。
話が大きく動く気配はないものの、登場キャラへの愛着が湧いてコミュニケーションを見る楽しみができました。
しかし原作のどこまでやるつもりなのか。なんかものすごい膨大な話数があるって聞いてるんですけど?

「球詠」はあんな見た目なのにデータから読み解く堅実な野球を描いているのがすごいですよね…。
天才的な必殺技がないとは言いませんが、それだけでは勝てないし、それ以外の方法で勝つことを重視している。
あいかわらず古臭さは否めないものの、野球アニメとしてきちんとおもしろいところに好感を抱いています。


原作や旧アニメからだいぶ時間が経っている「フルーツバスケット」は新鮮に楽しめるかと思っていたのですが
見ているうちに「そういえばこういう話あったなぁ」と、意外と記憶に残っていることに気付きました。
ようするに話がわかってしまっているため再確認の視点になってしまうというか、興味が薄れてしまいまして。
それと、今期のOPは正直かなりよろしくないと思います。絵も曲もとにかく退屈。

「シャチバト」はだいたい予想どおりのアレですけど、苦痛を覚えるほどではありません。
つらいときはアカリさんの股間を凝視して耐えています(笑)いや、それだと出てないときはどうするんだ。

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