「Fortnite」のリプレイモードのボケ表現
ララ・クロフト入手以降も「Fortnite」を続けており、『バトルパス』はレベル60を突破。
他に用意してなかったせいもあるのですが、このゴールデンウィークはほぼ「Fortnite」のみプレイしてました。
短時間でサクッと遊べるアーケードライクなものを求めていたところにちょうどよく収まったというのもあり。
「Fortnite」は1回の対戦が長くなったとしても20分程度で終わります。
レベルという概念こそあるものの強化されるわけではないし、経験以外に積み重ねがないのは気楽でよいですね。
エピッククエストを熱心にクリアし続けたせいで、新規のエピッククエストが尽きてしまいました。
調べてみたところ毎週木曜夜に追加されるのだとか。それまでやることないか?といえばそんなこともなく。
エピック以外のレアリティのクエストはまだ残っているし、クエスト以外にもできることはあります。
特にクリエイティブモードはヤバい。明確な目標をもって始めると時間が溶ける溶ける…。
クリエイティブにも他のモードと同様に制限時間はあるのですが、まず時間切れになることはないと思ってたら
ストーム(時間経過とともに縮むサークル)に巻き込まれて死にましたからね。
自覚している以上に「Fortnite」にハマっているようです。何度も言いますけど、これで無料だもんなぁ。
今回記事を書くにあたり、おもに紹介したいと思っていたのはフォトモードにおけるボケ表現の話。
「Fortnite」のボケ表現はどんな具合で、レンズと被写界深度の設定で焦点の前後にどれくらいボケができるか。
ざっと検索してみたところ紹介しているものが見つからなかったので、うちでやってみようかと思いまして。
…と、その前に。ソロで自由に撮影するためにクリエイティブのリプレイ保存を有効化しておきます。
設定画面の歯車マークのタブ、一番下にある『クリエイティブモードのリプレイを記録』をオンにしましょう。
まずは基本のサンプルとして、50mmのf/4.0で近くの被写体にピントを合わせた状態から。
ゲームのボケ表現としてはキレイな部類だと思います。奥に行くにしたがってボケが濃くなっていく感じ。
設定の『焦点距離』は言わばレンズの種類で、焦点距離の異なるものが10mmから200mmまで10本あります。
10種類という数もですが、ミリ表記されていることも個人的には結構な驚きでした。
数値が小さいほうが視野は広く、大きくなると視野は狭まり、代わりに映像の変形率は低く抑えられます。
現実のレンズで24mm以下ってあまり意識したことがない…ってか使ったことないし使い道も思いつかないので
よくわからない人は一般的に使われることの多い35mmから85mmの範囲で選べばよいのではないかと。
カメラの世界では50mmが標準と言われています。理由は諸説あり。
肉眼でものを見たときのイメージに一番近いのが50mmだとか。自分もアナログではよく使っていました。
日本語版だと同じく『焦点距離』と訳されてしまっている『Focus Distance』はピントが合う距離のこと。
オートフォーカスをオフにした状態で、最低1cmから100刻みで10,000cmまで調整できます。
でも1cmはほぼ機能していないので実際は101cmからになります。スマホで自撮りするくらいの距離ですかね。
現実で考えるとかなり大雑把な数値ですが、「Fortnite」内ではそんなにこだわるポイントでもないかな。
ゲーム内の1m(100cm)はおそらく建築で作れる床板の1/4。ようするに床板は一辺4mあると思われます。
プレイヤーキャラクターの身長からしてもだいたいそのくらいのスケールではないかと。
『絞り値』はシンプルに言えば、ピントが合う範囲のこと。前後の幅を調整する項目です。
たとえばレンズの前方100cmから110cmの範囲、幅10cmのあいだだけ映像がクッキリ見えるとします。
この幅を広げたり狭めたりするのが『絞り値』だと思ってもらえばわかりやすいのではないかと…説明難しいね。
『絞り値』もf/1.0からf/22.0までの10段階で調整可能。
数値が大きくなれば広く、数値が小さくなれば狭くなり、現実のカメラだと数値が小さいほうが明るく映ります。
上の画像がわかりやすいかと思いますが、一列の柵のうち真ん中あたりだけピントが合ってますよね。
これは『絞り値』を低めに設定してピントが合う範囲を狭くしてあるわけです。
銃口付近だけボカすことで、実際に銃を向けられたときのような効果を出したり。用途は様々あります。
「Fortnite」でこのような手前ボケを出そうとすると、ある距離からぶわっとボケが増えた感じになりがちです。
また、『絞り値』によっては二重に見えたり輪郭を縁取りしたように見えてしまう場合もあったりします。
数値の調整やカメラの距離で、できるだけ違和感のない絵作りをしたいところ。
どんなにがんばっても不自然さが消えないゲームもあるんですよ…こちらは「Forza Horizon 3」のボケの例。
被写体であるクルマはバツグンにキレイなのに、背景の植物のボケが不自然すぎて台無しになっています。
(「FH3」の『絞り』の設定はf値ではない独自の値で、数値が増えるとボケが強まる仕組み)
「もっとボカしたいけど不自然に見えるから」という理由でボケをひかえめにしたことが何度もあり…。
「Fortnite」には天気の概念はありませんが、クリエイティブモードでは時間帯による太陽の位置の変更ができ
それ以外にも照明機材の設置、フォグの濃さの設定など撮影に使えそうなものが豊富に用意されています。
あとはやっぱりエモートの種類だなぁ。表情が変化するエモートがほしくなりますね。

余談。今シーズンもソロでビクロイ獲れました。ごめんな…自分みたいな新参がビクロイ傘もらっちゃって。
自分は「Fortnite」独特の戦法が身に付いていないこともあって、移動以外の目的で建築はまずしません。
普通のTPSの戦い方しかできてなくても運がよければビクロイ、悪くても10位以内には入れます。
というか、上位入賞したいだけなら『いかに出会わず生き残るか?』を考えていればよさそうですが。
他のプレイヤーに極力出会わないよう、かつストームに巻き込まれないよう静かに移動し続ける。
足跡がバレないよう建築は避け、開けたドアは閉めていく。木陰など、影があるところを歩くようにする。
音声の視覚表示をオンにしてる人への対策として屋内では特にしゃがみ歩きを遵守。
これが「Fortnite」の戦術として正しいかどうかはわかりませんが、クエストの達成にはじゅうぶんです。
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