« 「白夜極光」10-14クリア | トップページ | ゲームレビュー 「Monument Valley 2」 »

2022年5月 4日 (水)

近況:久し振りの実績稼ぎ

「白夜極光」のメインストーリーを実質クリアしたことによって、精神的にちょっとゆとりが生まれた自分。
そろそろ何か家庭用ゲーム機のほうも動かしたいと思いつつも、これといって新しいものを用意できていなくて
仕方ないからまた何か『積み』のなかから消化しようか…と所有タイトルをチェックしていました。

XboxのGames with Goldでもらったっきりインストールすらしてないゲームが結構ありまして。
ちょっとレースゲーを触りたい心境だったので、Xbox360のタイトルからレースゲーをふたつチョイスしました。


Dirtshowdown1

1本目は「DiRT SHOWDOWN」。現在まで続くDiRTシリーズのスピンオフという位置付けの作品。

硬派なダートレーサーのイメージがあるDiRTシリーズですが、「SHOWDOWN」は比較的ライト層向けな感じ。
いわゆるデストラクション系のレースをDiRTの世界観で作ったものと思ってもらえばわかりやすいかと。

レースに参加するクルマにはそれぞれ耐久値が設定されていて、ゼロになるとリタイア扱いに。
衝突によるポイントを競うバトルロイヤル形式のルールには復活がありますが、それ以外のレース形式の場合は
耐久値がゼロになった時点でレース終了。即ゲームオーバーになってしまう過酷な設定です。

これがまあ…おもしろくないんですよ(笑)プレイヤー側の不利に働く場合が多いので。
どんなにプレイヤーがリードしていても衝突されて大破したら終わりですからね。努力が無に帰してしまう。
先頭を走っていたのに真横から追突されて一発KOなんてこともありました。
CPU車も当然同じ条件で走っているわけですが、走行ラインをはずしてCPU車にぶつけるのはリスクしかなくて
ぶつけて破壊する爽快感よりも「いつ努力をムダにされるか?」という緊張感が上回ってしまうんですよ。


Dirtshowdown2

で、さらにストレスになるのがCPU車の行動パターン。あきらかに演出が仕込まれてる匂いがします。
プレイヤーの後方を走るクルマには謎のブーストがかかり、前へ行くクルマには謎のアクシデントが発生する。
前方を悠々と走るCPU車が何もない場所で突如180度スピンなんてことが一度だけではなかったのです。
それも決まってレース終盤に、最終ラップで2位を走っているときに起きたりする。

ようするに、レースを最後までエキサイティングに楽しませるための仕掛けなわけです。
圧倒的な速度でぶっちぎることができない反面、大きなミスをしても追いつけるよう設計されている。
これではレースゲーとしておもしろくないな…と内心思いつつも、最後のレースまできちんとプレイしました。

DiRTらしい良いルールもあるんですけどね。技術でポイントを競う形式のイベントとか。
ただ、そういうイベントに限って少ない。大半はデストラクション系のぶつけてナンボなイベントばかり。

スピンオフの続編が作られず、この一作だけで終わった理由がプレイしてなんとなくわかった気がしました…。


Grid2rd1

2本目は同じCodemastersの「Grid 2」。Gridシリーズの2作目で「Race Driver: Grid」の続編にあたります。
こちらはオンロード中心のレースゲーで、味付けも対照的にマジメで硬派な印象を受けます。

世界各地を転戦してファンやスポンサーを増やしていくキャリアモードが本作のメイン。
アルガルヴェやレッドブルリンクといった個性的な実在のサーキットのほか、香港や奥多摩町(!)など公道を
区切ったタイプのレース会場も用意されているのが、他にはない大きなポイントだと思います。
収録車種も多くないなりにツボを心得たチョイスになっており、手軽にカラーリングを楽しめるのも魅力。

Xbox Oneの後方互換機能で動かしている影響もあると思いますが、2013年発売にしてはグラフィックがキレイ。
また、ロード画面や各コースのイントロが海外ドラマ風の演出になっていて非常にカッコいいです。
ややフリーズしやすいところと、画面の明るさ調整がしにくい以外は目立った不満はありません。


Grid2rd2

レースゲーにしては珍しく、外観以外のチューニング要素が一切ないところは賛否両論あるかもしれません。
個人的にはチューニングがないことの気楽さ、アーケードライクな感じがむしろ遊びやすくてよいと感じてます。
ただ、好きな車種に変なクセがあってチューニングで修正したいと思っても手出しができない。
「DiRT SHOWDOWN」もでしたが、アナログスティックの感度調整すらできないのは若干苦しいところ。

それでも、ゲーム全体の評価を揺るがすほどの欠点にはならないでしょうね。
2022年現在の視点でもじゅうぶん満足できる、走らせていて楽しい良いレースゲーだと思います。


Grid2rd3

今回Xboxのタイトルから選んだ理由は、久し振りに実績の累計数を上乗せしたかったから。
一昨年前から89,000を超えたところで止まっていて、そろそろ90,000に到達したいとしばしば考えていたのです。
Xboxといえば「Fortnite」もプレイしていましたが、あれは実績の解除に期待できないゲームだったので…。
(有料のPvEモード『世界を救え』にしか実績が設定されていないため、通常ルールでは実績を解除できない)

2本のレースゲーを通じて実績の上乗せに成功し、90,000台に乗せることができました。
さすがに100,000の大台に乗せるのは厳しいでしょうね。意識的に稼ぐ遊び方にすればあるいは…という感じ。

今後もしばらくのあいだは積みゲーの消化が続いてしまうと思います。新しいほうに目が向いていないので。

|

« 「白夜極光」10-14クリア | トップページ | ゲームレビュー 「Monument Valley 2」 »

ゲーム レビュー&コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「白夜極光」10-14クリア | トップページ | ゲームレビュー 「Monument Valley 2」 »