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2022年6月 6日 (月)

「Jedi: Fallen Order」にハマった1か月

Swjfos1

先月中旬から「STAR WARS Jedi: Fallen Order」をプレイしていて、昨日2周目の100%を達成しました。

既にレビューを掲載済みなのでプレイしてること自体は伝わっていたと思いますが、1周目をクリアしてすぐに
2周目を始めるのは自分としては異例なことで。しかも1周目でトロフィーコンプリート済みですしね。
『新しい旅+』でしか入手できないライトセーバーの色(赤)も2周目を始めた理由のひとつではありました。
しかし、それ以上に「このゲームをもっとプレイし続けたい」と思わせる魅力があったのです。


何にそこまで惹きつけられるのだろう?と、我ながら当初は疑問に思っていました。
レビューを書きながらプレイしているうちに、基本的な操作の部分に魅力を感じていることに気付きました。

歩く、走る、ジャンプする。ロープスイングやウォールランよりも前の、初歩的な移動がまず楽しい。
そしてライトセーバーを振る、敵の攻撃を弾く、スレスレのところでかわす。戦闘の基本動作が楽しい。
基本動作のひとつひとつが楽しいからどの瞬間も楽しく、瞬間をつなぎ合わせたプレイ時間のすべてが楽しい

美しいグラフィックに支えられている部分も当然ありますね。景色を見る楽しさ。
競技場の400mトラックをひたすら周回するみたいな、変化の乏しいゲームだったら印象は違っていたはず。


Codevein22

同じソウルズライクの「CODE VEIN」にハマっていたころを思い出しますが、すべてのエンディングを見る
という実績解除を目的にした周回とは事情がだいぶ異なるわけで。
また、ソウルズライクという枠の中でも「CODE VEIN」と「Fallen Order」とでは味付けも異なります。
これは複数プレイしてみないとわからない部分で、どれが優れていると言いがたい部分でもあります。


いまになって思えば、「CODE VEIN」はパリィをもっと使いやすくしておくべきでしたね。
パリィに成功したとき得られるリターンよりも失敗したときのリスクが大きく、かわすほうがずっと有利で。
かわして得た隙に攻撃を入れる気持ちよさ、ダメージのほうが勝る味付けになっていました。

かわす有利に慣れると、「Fallen Order」のかわして得られるリターンの少なさにショックを受けるはず。
「Fallen Order」はガードとパリィを駆使して有利を得る、パリィの気持ちよさを優先した味付けです。
ジャスト回避でフォースを回復できるようになると少し違ってきますが、かわして得られる隙はほぼないので
結局パリィの技術を磨くしかないし、パリィに成功したとき得られるものが大きくなるよう作られています。

「CODE VEIN」のシステムが大味と評される理由は、この味付けの違いにあったのかもしれません。
でも大型のボスと戦うことを考えたら、かわして有利を取るほうが(絵的に)現実的では?と思わなくもなく。


Swjfos2

ライトセーバーってなんでも切れる斬鉄剣みたいなイメージがあるじゃないですか?
帝国の兵士がもつ対セーバー用の武器はともかく、生身の原生生物の突進や攻撃をセーバーでパリィしてると
なんでそれでケガしないの?って不思議に思えてくるんですよ。セーバー耐性をもつ生物が多すぎ(笑)
パリィできること、隙を突いた攻撃が効かないことに(絵的に)違和感を覚えるようになるんですよね。

「Fallen Order」について言えば、隙を突く攻撃も通用する仕様にすべきだったのでは。
自分が知っている本家Dark Soulsシリーズではそういう方法でもダメージは取れていたと思いますし。


話を冒頭へ戻しますが、「Fallen Order」の2周目をプレイしていて、ソウルズライクやDark Soulsシリーズに
多くのプレイヤーが不思議なくらいハマる理由がちょっとわかった気がしました。
おそらくいまの自分と同じように、どの瞬間も楽しいと感じているから夢中で続けられるのでしょう。

2周目を100%達成したいまでも、もうちょっとプレイし続けたいかも?と思っている自分がいます。
さすがにもうできること残ってないし、他にもやるべきことはあるし…3周目はまたいつかやるとしましょう。



Swjfos3

レビュー掲載の翌日に新作の発表がおこなわれ、こんな偶然もあるんだな…とちょっと驚いてました。

2周目のマップの完成度100%を目指して進めていたとき、全部わかってるはずなのに意外と見落としがあって
なぜだろう?と不思議に思ったのですが、2周目ならではのミスがあることに気付きました。

『新しい旅+』は1周目で獲得したライトセーバーのパーツや服装を引き継いで始まります。
それらが入っていたボックスは開封された状態で各地に置かれていて、ふたたび開ける必要はありません。
遠目に見てボックスが開いてるのがわかるので、意識的に素通りしてしまうんですよね。
特に離れ小島など、近付くのが面倒な場所に置いてあるボックスには積極的に近付こうとはしなくなります。

ボックスには触れなくていいけど、置いてある離れ小島は踏まないといけない
これに気付くのが遅れ、穴埋めのために二度手間、三度手間となってしまいました。気を付けましょう。

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