「リロメモ」引退間近?
「魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ」サービス開始から1か月、既にモチベが尽きかけています…。
何が悪いかを話すよりも、良い部分を挙げるほうが早く済むでしょうね。それくらいゲームとして芳しくない。
プレイ開始当初の雑感でも『同じザコ敵とひたすら戦わされる退屈さ』は挙げてましたが、メインストーリーは
それがずーっと続く感じで、オートバトル前提というよりオートにしないと心が死んでしまいます。
そのオートバトルも見てて楽しいものならまだよかったのですが、まあ楽しくないんですよね…。
敵のタンクがプレイヤー側のタンクよりもあきらかに回復量が多いときとか、見ていて腹が立ってきます。
章ごとに敵の弱点カラーが異なり、弱点に合わせたパーティー編成で挑むのが運営側の想定なのでしょう。
しかしガチャの引きによっては特定のカラーが手持ちにない、あるいは低レアで戦力にならない場合があります。
やむをえず育成済みの他のカラーで挑むことになるのですが、それで勝ててしまったら戦略性に欠けるわけで。
いや、勝てるうちは先に進めるからまだいいのかな。勝てなくなったら詰みですからね。
編成画面の『自動編成』がマトモに機能していないこともサービス開始当初からずっと気になっています。
弱点カラーを指定して『自動編成』しても、指定したカラーが一枚も含まれないパーティーを提示してくるのは
戦力的には正しいけどシステム的には絶対間違ってると思うんですよ…。
現在、「とある魔術の禁書目録 幻想収束(イマジナリーフェスト)」とのコラボイベントが開催されています。
イベントストーリーの内容はさておき、本作のイベントの構成にもいくつか不満があります。
ひとつはシステムの煩雑さ。イベント専用のトークンが4種類も出てくるっておかしいでしょ。
それぞれに役割や交換対象が異なり、その4種類以外にも累計獲得ポイントとFミッションポイントがあります。
(FミッションのFはフレンドの略で、フレンドが稼いだイベントポイントの1/100が加算される仕組み)
強敵クエストへの挑戦権となるチケット、報酬アイテムと交換するためのメダルがなぜか2種類。
加えて、イベントステージのアンロックに使用する『ゲコ太ストラップ』が今回のイベントには登場します。
『ゲコ太ストラップ』は最終的に余りそうな気がするのですが。必要数よりあきらかに多く配布されてるような。
ってか、時限解放式のステージにさらにアンロックするためのトークンって必要?
1種類のトークンでまわしている「白夜極光」のイベントはシンプルで優秀なんだなぁと、比較して気付きます。
イベントクエスト周回でチケットを集め、チケットを消費して強敵に挑んでイベントポイントを稼ぐ。
この構造どこかで…「22/7 音楽の時間」とまったく同じじゃねーか! あのころから少しも変わっていない!
「ナナオン」とくらべて良くなっているのは、特効カードが「ナナオン」ほど強く影響しないところ。
ガチャの渋さはあいかわらずですが、イベントポイントを稼ぐ目的であれば無理にガチャをまわす必要はなくて
手持ちの最強編成でも全然やっていけるのは良心的だと思います。
好きなキャラにイベント限定カードや衣装がある場合は大変。出ないガチャをまわさないといけないので。
イベント期間中はログインボーナスとして、イベント限定カードを強化するためのコインが毎日配布されます。
でもこれ、よくよく考えるとイベント限定カードを引けた人以外には価値のないアイテムなんですよね。
引けなかったプレイヤーに対する悪質な煽りとも受け取れる、なんとも配慮に欠けたログインボーナスです。
「リロメモ」のガチャのコーナーに併設されている『チケット限定 衣装BOXガチャ』なるものがまたひどくて。
「リロメモ」の衣装はカードと一緒に入手できるものと、カードと衣装が分かれてるものがあります。
この時点でいくらかツッコみが来ることは容易に想像できるのですが、その先がまだありまして。
一部の衣装はイベントのトークンで交換、もしくはこの『衣装BOXガチャ』から引き当てなければなりません。
チケットの入手方法や枚数が限られているのに、好きなキャラの衣装と確実に交換できるわけではないんですよ。
この条件であればキャラを選べてもよかっただろうに。そうしてないあたりに運営側の残酷さを感じます。
こまかいところだと、こういう表現も気になりますよね。普通『周回』ってゲーム内に書きます?
文字どおり周回用のクエストなので仕方ないんですけど、読む側の心理をまったく考えていないのでは。
「リロメモ」ではイベントクエストであろうとスキップチケットの利用が可能なので、味気ない言い方をすれば
スキップチケットとAP(スタミナ)をイベント専用のトークンと交換するだけの作業になります
その先にある強敵クエストは戦闘シーンを見ないといけないので、この仕様はまあ正しい判断だと思います。
「リロメモ」は不具合の多さも指摘されています。幸い自分は未経験ですが、緊急メンテも結構多くて。
代表的なのがフレンド登録機能に関する不具合で、最悪の場合タイトル画面から先に進めなくなるとか。
本作にはフレンド同士で送り合う『フレンドメダル』というトークンがある影響で、フレンド登録が盛んですが
登録数が上限に近い人ほど不具合に遭いやすいみたいで…熱心なプレイヤーを蹴落とそうとしている(笑)
そういう意味では、普通に遊べているだけでも自分はまだモチベーションを維持できているほうなんですよ。
プレイヤーを不快にさせる部分、調整不足なところがいくつもあって、そのうえ不具合に遭ったとしたら。
いくら「魔法科」が好きでも厳しいんじゃないかな?というのが、1か月プレイし続けた自分の感想です。
がんばってあと1か月くらいかな…遅かれ早かれ見切りをつけると思います。事前登録の義理は果たした。
間違い探しでもないんですけど、上の戦闘シーンには仕様上おかしなところがあります。
本来なら敵のタンクである達也はこの時点でダウンしてないといけないのに、体力がわずかに残った状態のまま
アタッカーのアンジェリーナにタゲが飛んでしまってるんです。先にダウンするのはアンジェリーナのほう。
アンジェリーナがダウンしたあとふたたび達也にタゲが移り、最後にサポートの深雪が残ります。
たまにこの不可解な現象が起きるんですよね。というか、同じ組み合わせの戦闘なら4割くらいの確率で起きる。
運営側がこの現象を把握してるかどうかは定かではありません。深刻ではないし、そのまま残りそうかな?
[追記]
Twitter上を「リロメモ」で検索すると戦々恐々とした様子が伝わってきます。悲壮感が日々濃くなってく感じ。
イベント期間後半に突入して、このイベントの数値設定の異常性に気付く人が増えているということでしょう。
いわゆる全員配布のイベント限定カードを強化するのに必要なUコインの交換レートが高すぎる。
自然回復の範囲で遊んでいたら到底無理。石を割ってスタミナを回復しまくってもいけるかどうか?って調整で
サービス開始の翌月、通算2回目のイベントでやるような難易度じゃないんですよ…。
そういえばイベント内の高難易度ステージの設定もおかしくて、おそらくメインストーリーを完走してる前提で
難易度調整してると思うんですよね。繰り返し言いますが、まだサービス開始の翌月なんです。
イベントの累計獲得ポイントの報酬もヤバい。完走に必要なポイントはなんと1億(笑)
運営側は完走されたくなかったのかな…もしくは、1億に迫る勢いのプレイヤーが出てきてしまったか。
「イベントって期間の途中で完走されてもいいんだよ?」って、誰か運営側に教えてあげてほしいな…無理かな。
いや、初めて作ったソシャゲじゃないんだから普通は内部で気付くはずなんです。早く気付いてほしい。
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