「19XX -WAR AGAINST DESTINY-」プレイ開始
唐突な話ですが、最近「19XX -WAR AGAINST DESTINY-」をプレイし始めました。
「19XX」は1996年にアーケード向けに発売された、いわゆる19シリーズの縦スクロールシューティング。
以降、半世紀にわたって家庭用ハードへの移植がおこなわれず、ファンから待ち望まれていたタイトルでしたが
2年ほど前に「Capcom Arcade Stadium」のDLCとして配信開始。非常に手軽に遊べるようになりました。
配信当時は「プロギアの嵐」の家庭用初移植と合わせて結構な話題になっていた記憶があります。
何が手軽かって、価格設定がすごいですよね。単品の通常販売価格がなんと200円。
2クレジット分で永久にプレイし続けられるっていう。配信前の希少性から考えたらありえない話で。
1996年当時、自分もゲーセン通いはしていましたが、STGにはまったく触れていませんでした。
なんというか…同じフロアに筐体が置いてありながら、自分とはまったく縁がないものと捉えていた気がします。
格ゲー全盛期だったこともあり、自分の関心もそちらに向いていたような。
当時ゲーセンでプレイしていたタイトルで覚えているのは、まず年代がはっきりしているKOFシリーズ(笑)
「ソウルエッジ」や「サイキックフォース」あたりも短期的に触れていた記憶が残っています。
大型筐体だと「セガラリー」がこのころですか。beatmaniaシリーズはもうちょっとあとになるんですよね。
あとは友人に頼まれてプライズの景品を毎日のように取っていました。楽しい時期だったな…。
さて、なぜ急に「19XX」なのか。我ながらあんまりよくわかっていないのですが、候補に浮上したみたいな?
「手軽に一周プレイできるゲームがほしい」と少し前から思ってて、セールでそのへんをチェックしていたとき
そういえば「Capcom Arcade Stadium」を無料ダウンロードしてたな?と思い出したのです。
「Capcom Arcade Stadium」は無料のクライアントソフトに「1943」が付属した状態で配信されています。
ただ、この「1943」は昔ながらのSTGという感じで、手軽にプレイするにはステージ数が多すぎました。
ステージ数が少なく、かつ初心者でもそれなりに抵抗できるSTGはないものか。
このような条件を定めたころにはもう『STGを食べる口』になっていて(笑)やる気になって探していました。
それでたどり着いたのが「19XX」だったわけです。ひょっとしたら「プロギア」だった可能性もありますね。
「19XX」は全6ステージ(ステージ6のみ前後半構成なので実質7ステージ)の非・弾幕系STG。
順調にプレイできれば30分くらいで一周できるので、パターンの構築や集中力の継続がしやすい部類と言えます。
それでも簡単とは言えませんけどね…敵の弾が速く、自機に近い距離で撃ってくることが頻繁にあります。
特にステージ6以降が大変。ある程度は『ボムによる弾消しを組み込んだパターン構築』も必要になるでしょう。
本作のボムは非常に優秀なので、危機に備えてつねにボムの在庫は用意しておきたいですね。
本作の攻撃方法はちょっと独特で、ショットボタンにもボムボタンにも『溜め』があるんです。
ショットボタンの長押しでマーカーミサイルという攻撃に変化し、ロックオンした敵機に向けてショットに加え
曲線的な軌道かつ、敵を貫通するホーミングショットが発射されるようになります。これがとても強力。
ボムはボタンの押し始めに弾消し+画面全体ダメージの衝撃波が放たれ、押しっぱなしでゲージが溜まっていき
ボタンを離したときに、溜めたゲージの本数に応じた威力のボムが発動。一粒で二度おいしいボムなのです。
ボムボタンをホールドしつつマーカーミサイルを飛ばしたりと、『溜め』の管理で指はかなり忙しくなりますが
ロックオン攻撃の気持ちよさ、大爆発の気持ちよさを楽しめる良いシステムだと思います。
STGのロックオン攻撃ってなんであんなに気持ちいいんでしょうね。「レイストーム」とか大好き。
メインに据えるほどではないものの、今後長く付き合っていけそうなタイトルに出会えたなぁと思っています。
いまは家庭用でメインにプレイするものが欠けてる時期で、何か別にほしいところではあるのですが。
「こういうものがやりたい!」っていう具体的なイメージが今回のSTG探しほどにはない状態でして…。
各種ソシャゲの夏イベントとかも来ますし、今年の夏はそれぞれを短時間ずつ進める感じになるでしょうか。
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