ゲームレビュー 「グランブルーファンタジー ヴァーサス」RPGモード
※このレビューは「GBVS」全体を評価するものではなく、RPGモードに限定した評価となります。
[プラットフォームと購入方法]
PS4版をセール期間中に217円で購入。後日、『キャラクターパス1』を1,039円で別途購入。
[クリアまでにかかった時間]
総プレイ時間の表示がないため不明。ストーリーをきちんと楽しむ場合、フルボイスなので視聴時間は長め。
プレイ時間を『操作した時間』と考えるなら、オート操作を使用することでかなり短縮できる。
[ゲーム難易度]
前述のとおりオート操作が実装されているので、格闘ゲームがニガテでも1周クリアするのは難しくないはず。
自分で操作するのであれば、格闘ゲームやアクションゲームが得意であればエンディングまでは確実。
クリア後に解放されるHardモードは格闘ゲームが得意でも投げ出す可能性がある。
本作独特の武器装備システムをきちんと活用し、使用キャラクターのレベルをしっかり上げて挑んでほしい。
装備とレベル次第ではHardモードもオートでクリア可能。ただし一部のクエストは手動じゃないと難しいかも?
[実績・トロフィー難易度]
コンプリートするためにはHardモードの終盤で交換可能になる『シュヴァリエソード・マグナ』が必要。
RPGモードにもオンラインのマッチングを利用した機能があり、トロフィーコンプリートには必須。
パートナー側の操作設定を「2P操作」でプレイするトロフィーがあるが、コントローラー1個で達成できる。
(プレイヤー側を「オート操作」、パートナー側を「2P操作」にした状態でクエストをクリアすればOK)
[良いところ]
・格闘ゲームの1人用モードとしては充実している部類で、格闘ゲームがニガテな人でも楽しめる仕上がり。
・定評のあるアークシステムワークスのアニメライクなグラフィック。見てるだけでも楽しい。
・良い意味でアークシステムワークスらしくない、クセの少ないゲームシステム。
・本作オリジナルのストーリーをフルボイスで堪能できる。原作でおなじみの楽曲も多数収録。
・シェロカルテのお店でお金で買える武器のなかにはHardモードの最後まで使えるものが隠されている(後述)
[悪いところ]
・ベースとなるシステムが格闘ゲームなので、ザコ敵との戦いにおいて左右の振り向きがストレスになる。
・思ったところに移動しにくいマップ画面。『アマルティア島』に向かう際に毎回イラつく。
・一部の決定操作が別のボタンに割り振られてるのは余計な親切で、かえって操作ミスを起こしやすい。
・キャラクター追加DLCを購入しないと開始できないクエストがあり、購入していなくても表示されてしまう。
・HardモードのCPUは常時スーパーアーマーのゴリ押しがひどい。超必殺技すらスーパーアーマーで受け止める。
[どちらとも言えない]
・一般的な家庭用ゲーム機のRPGではなく『ソシャゲのRPG』の仕組みを取り入れたRPGモードであること。
・オート操作は非常に便利だが、棒立ちで敵の攻撃を喰らい続けるなど賢いとは言えない動きが多い。
・一部のボスバトルではMMORPGのような『予兆ありの即死範囲攻撃』を使ってくる。
・キャラクターを最終上限のレベル100まで上げる必要はないが、上げようと思うとかなりの作業になる。
・一部の便利なサポートアクションを手に入れるためには別途『バブ・イールの塔』を攻略する必要がある。
[オススメ度]
現在の販売価格からすれば、この完成度のゲームが手に入るのは異常と言っていい。絶対に失敗しない買い物。
「グラブル」に興味があり、原作とは異なるジャンルのゲームを求めているならひとつの解決案となるはず。
原作を知っている前提で話が進んでいく点も踏まえると、単体のRPGとしてのオススメ度はほどほど。
原作の知識ゼロで挑もうと考えている場合は、ゲーム内に収録されているライブラリーなどをよく読み込もう。
[関連記事]
・「グランブルーファンタジー ヴァーサス」プレイ開始(ファーストインプレッション)
[攻略補足情報]
本作の武器装備システムは、スキルの倍増効果の組み合わせでHPや攻撃力が10万を超える状態にできる。
たまたま手に入れた武器を組み合わせるよりも、同じ武器を複数同時に装備するほうがスキルの効果を得やすい。
よろず屋シェロで販売している光属性のSSR武器は非常に優秀なので、お金に余裕があればぜひ買っておきたい。
『フロッティ』はHPと攻撃力の増強が、『ゴトルベルケーン』は獲得経験値の倍増が望める。
どちらもフル強化(上限解放3回+スキル)したものを10本装備することで用途に特化した状態にできる。
Hardモードをオートで進める場合、バザラガをメインにパートナーを組み合わせるのが定石。
RPGモードはプレイヤー側のキャラが倒れた時点で敗北なので、HPが多いキャラをプレイヤー側に選びたい。
パートナーはオート操作でも頻繁に攻撃してくれるパーシヴァルやゾーイ(DLC)などが個人的にはオススメ。
逆にジータ(DLC)など、当て方によっては途中でやめてしまうタイプの奥義を使うキャラはオススメできない。
サポートアクションは『ファランクスⅡ』と『リジェネレーションⅡ』の組み合わせがオススメ。
『ヒールオール』は一回の回復量は多めだが、継続回復による総回復量で『リジェネレーションⅡ』に劣る。
| 固定リンク
「ゲーム レビュー&コラム」カテゴリの記事
- 「エルデンリング」1周目で使った武器と祈祷(2024.12.11)
- 「エルデンリング」王都ローデイル内 南エリアの構造(2024.11.28)
- 「エルデンリング」の難易度は情報の有無で変化する(2024.11.11)
- 近況:"褪せ人"になる(2024.10.14)
- ゲームレビュー 「Pentiment」(2024.10.07)
コメント