2024年 春アニメ寸感
■お気に入り作品(暫定)
※該当作品なし
■新作ピックアップ
「夜のクラゲは泳げない」
「変人のサラダボウル」
「となりの妖怪さん」
「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」
■続編ピックアップ
「時光代理人Ⅱ -LINK CLICK-」
「ゆるキャン△ SEASON3」
「魔法科高校の劣等生」3期
「デート・ア・ライブⅤ」
■前期からの継続作品
「月が導く異世界道中 第二幕」2クール後半(13話~)
「うる星やつら」分割4クール後半(36話~)
「ダンジョン飯」2クール後半(14話~)
□話題の新作
「ブルーアーカイブ The Animation」
「ガールズバンドクライ」
「終末トレインどこへいく?」
◇その他備考
・TBSが平日である木曜の深夜に2時間ものアニメ地獄を編成(再放送の「五等分の花嫁∬」含む)。
・「僕のヒーローアカデミア」は7期に突入。最初の4話、つまり1か月分を過去のシリーズの振り返りに費やす。
※あくまでリストアップであり、順番が順位付けになっているわけではありません。
今後アニメの感想や評価はできるだけSNSのほうに投降しようと思い、少しずつX(旧Twitter)へと書いてたら
こちらで言いたいことがあんまりなくなってしまって(笑)何を書こうかとだいぶ悩んでおります。
今期の新作からは特にお気に入りが見つかりませんでした。「おもしろいものがない」というわけではなく。
「これが好き!」って確信をもてる作品がいまのところなく、紹介するにいたりませんでした。
続編モノも含めていいなら「時光代理人Ⅱ」。1期のあの衝撃的な結末から2年も待たされたんだよ我々は。
そして待望の2期1話からもう驚きの連続。期待をまったく裏切りません。今期の最重視作品と言えるでしょう。
新作からまず挙げた「夜のクラゲは泳げない」は動画工房の新作。
みずから夢を捨てた少女たちが集まって、覆面アーティストとしてふたたび活動し始める現代的な物語です。
これを言うと他の作品への当てつけになってしまうのですが、バンド形式の音楽活動って現代に即していないと
以前から思っていて。ヒット作品のクローン、あるいはバンド全盛期の古い感性に縛られているというか。
いま若い世代の音楽活動を描くのであればネット配信主体で描くのが適切であろう感じていたのです。
そこにスパッと収まったのが本作で。ハロウィンの夜に始まって口紅を使うところとか、話の組み立ても上手い。
「変人のサラダボウル」は原作・シリーズ構成・脚本を「僕は友達が少ない」の平坂読が兼任。
異世界のポータルから現世へ逃げ込んできた姫様と女騎士のコメディで、浅い時間帯ではできなさそうなネタが
ふんだんに盛り込まれていて、肩の凝る作品の合間に見るにはちょうどいい感じの作品です。
「となりの妖怪さん」はいろんな意味でとにかく異質。深夜枠全体で見ても、テレ朝ANi枠で見ても。
人間と妖怪が当たり前のように共存する田舎町で、それぞれの視点から自分の身体や生活に起きた変化に対して
向き合っていこうとする様子が描かれています。遠いようで視聴者に近いところにあるテーマと言えるかも。
一見ハートフル、だけどふとした瞬間に漂う不穏さ。この違和感を一度味わってほしいです。
「ゼロの使い魔」の同窓会とも言うべき「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」。
J.C.STAFF制作、岩崎良明監督、メインの男女を日野聡と釘宮理恵が演じるってだけでもかなりのものですけど
キャスト一覧を見るとどう考えても意識的にそろえたとしか思えない声優陣がならんでるんですよね…。
懐かしさという意味では「デート・ア・ライブⅤ」の声優陣もだいぶ。でもこちらは意外にも2年ぶりの続編。
2年ぶり程度では"久し振り"と言えないぐらい、今期は長いブランクを挿んだ続編が複数あります。
最長は18年ぶりの再アニメ化となる「バーテンダー 神のグラス」。なぜいまこれなのかはわかりませんが…。
次いで15年ぶりのリブート作品である「狼と香辛料」、テレビシリーズとしては10年ぶりの「黒執事」。
「活劇」以来7年ぶりとなる「刀剣乱舞 廻」もあります。困るのは以前の内容を思い出せないことでして。
※それぞれ正式タイトルは以下のとおり
「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」
「黒執事 -寄宿学校編-」
「刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-」
ただ、これらは前後のつながりが薄いほうなのでなんとかなるでしょう。2年ぶりくらいが一番微妙です。
「ゆるキャン△」は2期までのC-Stationから制作がエイトビットに移り、雰囲気がちょっと変わりました。
慣れもありますが、自分は以前のほうが好きだったなぁ…でも大垣は前髪長いほうがかわいいなぁ。
今期一番話題になっているのはおそらく「ブルーアーカイブ」です。やっぱり原作から注目してる人が多いので
それだけ反応も多く見かけるわけです。個人的な感想を言えばまあ…フツーかなぁ?という印象。
原作未プレイだと知ってるキャラが出てくる喜びとかもないので。「借金返済の話なのかぁ」みたいな感想。
「ガールズバンドクライ」は早くもネットミームと化しつつあるのがすごい。ロックな作品ではあります。
水島努監督の新作「終末トレインどこへいく?」はなんか…番宣を見て思い描いていたのと全然違っていたのが
まず驚きだったのですが、世界設定と移動手段の都合で話を作るのが大変そうな気がします。
運送業者のトラックにヴィルベルヴィントらしき砲塔が載っていたのは水島監督の趣味なんですかね…?
今後お気に入りとなる作品が見つかれば追記するつもりですが、今期はいつも以上に本数を減らすつもりなので
大器晩成型の作品の良さを見落とす可能性がありそうです。仕方ないと思いつつも苦しい(悔しい?)ところ。
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