近況:"褪せ人"になる
ごめん、エオルゼアには行けません。いま、リムグレイブにいます。
1週間ほど前に「エルデンリング」を始めました。2年前に発売された、言わずと知れた大人気話題作です。
誰にも告げずプレイしていたことを今日この記事で発表したのにはちょっとだけワケがありまして。
ゲーム全体の評価もさることながら、難易度の高さでもよく知られている本作。
始めたはいいものの性に合わず挫折してしまった…なんてことになったら目も当てられないわけで。
最低でも『忌み鬼、マルギット』を、できれば『ストームヴィル城』を突破してから言いたかったんですよ。
思いのほか『ストームヴィル城』の構造が複雑で、探索に時間がかかってしまいまして。
『接ぎ木のゴドリック』戦直前まで進めてはあるものの、この数日は城内の探索を続けていました。
つまり『マルギット』は既に突破しているんです。そして、本作に結構ハマっている自覚があります。
どこかで詰まることがあっても遊び続けるだろうと思えたので、このタイミングで記事にしようと判断しました。
いや、ハマったのはプレイ開始する前かもしれません。1~2週間ずっと関連動画ばかり見ていましたし。
最大のきっかけはRTA in Japanでこれまで2度披露されたRTAのアーカイブ。いまでも繰り返し見ています。
過去に「コードヴェイン」をクリアしているとはいえ、ソウルズライクが好きという自覚はありません。
好き好んでプレイするジャンルではない。特にフロムソフトウェアの本家シリーズには手を出す日が来ることは
ないだろうと思っていましたし。フロムのタイトルに触れるのはそれこそ…四半世紀ぶり?
「エルデンリング」の風景に惹かれ、自分の足で歩いてみたくなったというのもありますが。
一番の影響はやはり、RTA走者のみなさんが楽しそうにプレイしている様子を見たことですね。
といっても、自分はRTAをやる気はないです。あくまで自分の速度で、"狭間の地"を慎重に観光していくつもり。
プレイヤーごとにさまざまなプレイスタイルを開拓できる自由度がある「エルデンリング」。
1周目をどんなスタイルで進めたか、どの武器をメインに攻略したかはプレイヤー間で話題になりがちです。
自分はこういうタイプのゲームでは炎系の攻撃主体で戦うキャラを操作するのが好みなので、炎の祈祷が使える
預言者を選択、基本的には遠距離から攻撃しつつも近接戦闘もできるよう育成することにしました。
今回も(?)キャラクターエディットに3時間ほどかかり、『漂着墓地』を脱出したのは3日目だったと思います。
預言者の初期武器『ショートスピア』にはちょっと困惑しました。狙った場所に全然当たらない。
戦技の『貫通突き』は初心者救済的に強く、好みに合致すればすごく使いやすい武器なのかもしれません。
その後、予定どおりケネス・ハイトのイベントを進めて『黄銅の短刀』に乗り換えるも、やはり困惑。
預言者向きのステータス補正がついているものの、ザコ敵との戦闘でもリーチの短さに悩むことが多くあります。
今後いろいろ使っていって、本当に自分に合う武器が見つかればいいかなと…ビルド転向もあるかもしれません。
購入前から動画をいくつも見ていたため、外に出てからの感想はだいたい「ここ見たことある!」でした。
テレビやSNSで紹介されていた観光地に行ったときみたいな。同じものが目の前にあることへの感激。
本作は発売から2年間、大勢のプレイヤーの調査と体験によって攻略情報が出尽くしているタイトルです。
いわば研究者がたくさんいる学問にあと乗りしている状態なので、いっそ徹底的にそれらを利用することに。
ラスボスまでの道程も既に何度も見てしまっているし(笑)そうならざるをえないとも言えますが。
余談を挿みますが、Xbox360時代に周囲から遅れて「TES4: Oblivion」を始めたときの状況に近いかも。
プレイ感覚もソウルズライクというよりTESシリーズに近い感じがします。
そう感じる理由はおそらく「今日はこの洞窟を探索しよう」と、オープンワールド内にある無数のダンジョンを
自分なりに順番と目標を決めて攻略できる感覚、難易度、キャラクタービルドなどが似てるからではないかと。
チュートリアル以外で初めて倒したボスは『リムグレイブ坑道』の『石堀りトロル』。
遺灰のクラゲちゃんに手伝ってもらってヘイトを分散しつつ、毒で削ってもらう安全策を取りました。
まだ操作も不慣れなので…LRボタンで攻撃するシステムにいまだ慣れず、誤爆してしまうこともしばしば。
これはあんまりよくないことなのかもしれませんが、ケイリッドの『不落の大橋』まで足を延ばしてあります。
いわゆる放置稼ぎができるロケーションで、ここで体力と信仰を20まで上げてしまいました。
さらに『赤獅子城』まで強引に押しかけ、『炎撃』と『灼けた砥石刃』をゲットして帰還。着々と炎固め。
決して得意なジャンルではないので、火力を安定させてからリムグレイブ各地の攻略に戻りました。
現時点で攻略済みのスポットは以下のとおりです(攻略順)
・『リムグレイブ坑道』
・『曇り川の洞窟』
・『嵐の麓の地下墓』
・『曇り川の地下墓』
・『呼び水の村』
・『海岸の洞窟』
・『林脇の洞窟』
・『死に触れた地下墓』
・『高路下の洞窟』
『高路下の洞窟』のボスに『黄銅の短刀』の致命でものすごいダメージが出たもんでビックリしました。
体力ゲージの6割くらいだったでしょうか。最初のダウン時に腹に入れたらそのまま討伐。
『忌み鬼、マルギット』は2度目の挑戦で討伐完了。といっても1度目は開幕早々の落下死だったのですが。
こちらもクラゲちゃんと魔術師ロジェールの協力あり。拘束具はフラグを立ててあったものの使いませんでした。
「コードヴェイン」同様、ソロで挑まなくて済むのが「エルデンリング」のすごく良いところですね。
さて、当面の目標は『接ぎ木のゴドリック』討伐です。本稿執筆時点ではまだ霧の先に踏み込んでもいません。
自分的には『ゴドリック』を倒せたら「エルデンリング」クリアしたも同然なんで(笑)
クリア同然というか周囲への言い訳にできる。あとはもう胸を撫で下ろしてプレイできるってもんですよ。
本当のクリアまでとなるといつ報告できるかわからないので、とりあえず『ゴドリック』討伐は追記で報告予定。
「エルデンリング」を始める少し前に「Satisfactory」のフェーズ3が完了。メチャクチャ時間かかりました…。
週2時間程度のプレイでは全然進まないし、一段落ついたことでしばらくお休みになってしまうと思います。
ただ、「エルデンリング」と違って"ながら"でプレイできる利点がありますから。確実に触るでしょう。
[追記]
追記が月末になってしまいましたが、去る16日の晩、日付が変わったころに『ゴドリック』討伐完了しました。
「エルデンリング」の主要なボス戦は、フラグをきちんと立てていくと協力NPCの召喚が可能になります。
自分はできるだけこれを利用するようにしていて、『ゴドリック』戦でも当然利用したのですが。
協力NPCのネフェリ・ルーがあまりにも強く、クラゲちゃんとの3人パーティーで無難に倒せてしまいまして…。
もうちょっと苦戦するかと思ってたんですけどね。でもまあ、ひとつの目標を果たすことができました。
この追記を書いてるころは既に『湖のリエーニエ』全土を制覇し、『デクタスの大昇降機』に到達しています。
そのへんの話は11月の早い時期に、忘れないうちに記事にしようと思っています。
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