« 2025年 冬アニメ 完走した感想 | トップページ | 「SnowRunner」 アラスカ編終了 »

2025年4月14日 (月)

2025年 春アニメ注目作品

■お気に入り作品(暫定)
「ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる」
「ある魔女が死ぬまで」※2話以降、評価が上がっていくタイプかも?

■新作ピックアップ
「ユア・フォルマ」
「忍者と殺し屋のふたりぐらし」
「アポカリプスホテル」
「TO BE HERO X」

■続編ピックアップ
「小市民シリーズ」分割2クール後半(11話~)
「阿波連さんははかれない season2」2期
「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 SeasonⅡ」2期(2024年夏 → 2025年春)

■前期からの継続作品
「Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。」2クール後半(12話~)
「薬屋のひとりごと」2期 2クール後半(37話~)
「魔神創造伝ワタル」(13話~)

□話題の新作
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」
「ウマ娘 シンデレラグレイ」
「LAZARUS(ラザロ)」
「真・侍伝 YAIBA」


◇その他備考
・テレビ朝日が『イマニメーション』と題したアニメ新枠を、フジテレビが金曜に『ノイタミナ』新枠を設置。
・民放各社がアニメ放送に積極性を見せ始めたのに対し、TOKYO MXは再放送が多い印象がある。
・「GQuuuuuuX」の放送枠が直前のバラエティ番組と一体化しており、単体で録画予約できないことが話題に。
・アニメの公式サイトが縦1枚の、スマホで見る前提のデザインに変わりつつある。
 画面に一度に表示できる情報量がPCとくらべて少なく、なのに読み込む量は多い。ちょっと不便に感じる。


民放がアニメに本気を見せ始めたと感じる今期。ちゃんとお金をかけて良いものを作ろうとしている印象あり。

新作のなかからまず話題にしたいと思ったのもテレ朝で放送がはじまった「ユア・フォルマ」
よく『not for me』という表現が使われますが、本作はあきらかに『for you』として作られているなぁと。
原作2巻の内容からいきなり始まる、結構突き放した作りではあるんですけど、"わかっている人"ならそれでも
すんなり見れてしまうというか。わかる言語で話してくれてる感じがして。これは見ようと思いました。

「シンデレラグレイ」は「原作とくらべて迫力に欠ける」なんて声も見かけましたが…贅沢な話だと思います。
制作は安心のCygamesPicturesで、今期ほかに「アポカリプスホテル」のほうも担当。どちらも優良品質。


2006年から19年間フジテレビの日曜朝の看板作品を務めてきた「ONE PIECE」が突如、深夜枠へと異動となり
その代わりに始まったリ・ハオリン監督の「TO BE HERO X」。やはり違和感はあります。
日曜の朝らしくない、どちらかといえば深夜向きで、しかもコア層であれば納得して楽しめる感じの作風で。
これまで「ONE PIECE」を楽しみにしていた方々からの不満や非難がSNS上にあふれていました。

メチャクチャお金かかってる感じはするし、ものすごい話題作になる可能性も秘めている作品だとは思います。
ただ、人物名が原語そのままなので耳で聞き取りづらいなど、ライト層の壁になってる部分もあるのでは。
どうせローカライズするのであればもっと日本人に馴染みやすい変更を加えてもよかったのかもしれません。


今期最大の話題作は間違いなく「GQuuuuuuX」ですが、少々問題がありまして…。
先行上映された「Beginning」にサプライズ要素の多くをネタバレされた状態で見ることになってしまったため
本来サプライズで加点されるべきところが加点されず、評価に少なからず影響してしまうところがあります。
映画館で見た人たちの異様な興奮とくらべるとどうしたって温度差がある。仕方ないことと思ってください。


「忍者と殺し屋のふたりぐらし」はシャフトと宮本監督による新作。
2000年代のシャフト作品、特に「まどマギ」が社会現象的人気を獲得する以前のシャフト作品ってこんな雰囲気
だったなぁと思い起こさせるような、ちょっと懐かしさの漂う殺伐コメディ。

今期個人的に一番うれしいのは「キミ戦Ⅱ」の放送再開かもしれません。待ちに待ったという感じ。
既に2度は見たはずの第1話もニコニコしながら画面を見つめていました。初回放送分とは微妙な変化もあり。



サイエンスSARUによる「攻殻機動隊」の新アニメの制作が発表され、次の草薙素子は誰が演じるのか?という
話題が早くも出てきています。順当に考えれば坂本真綾が最有力候補なのかもしれません。

原作コミックのイメージに近い素子を描くつもりがあるなら、声も大幅に変更していい気がするんですよね。
希望を言わせてもらえば、自分を含むアニメオタクや声優オタクがすぐ思いつくような声優だけはやめてほしい。
できるだけ色のついていない、軽く批判が集まるくらい既存の素子のイメージと違うタイプの声がほしいです。

…などと書こうと思った理由は、Xのタイムライン上でちらっと見えた予想に不満を覚えたからです。


[追記]
既に収録が完了している可能性もあり、不謹慎なことを書いてしまったかも…と、掲載後に気付きました。
でも、既存のイメージから変えるつもりがあるなら大胆な変更が必要であると本心から思っています。

|

« 2025年 冬アニメ 完走した感想 | トップページ | 「SnowRunner」 アラスカ編終了 »

アニメ レビュー&コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2025年 冬アニメ 完走した感想 | トップページ | 「SnowRunner」 アラスカ編終了 »